テントの耐久テスト?白馬大池(栂池経由、白馬岳)
- GPS
- 27:51
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,137m
- 下り
- 2,879m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:53
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 11:38
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:36
天候 | 9/17 曇、ロープウェイ山頂駅で雨に合い止むのを待ってから出発。 9/18 朝からインサレーションが無いと寒い気温。曇からガスが晴れない天気に変わり、山頂と山荘も真っ白なガスの中。 下山時は小蓮華山手前から雷雨。 白馬大池では降り止んでいましたが、20時頃に激しい雷雨。その後も小降りになったりはしたもののテントを揺らす激しい豪雨がテントを打ち付けました。 9/19 引き続き雨は降るものの一時的に止んだ瞬間を狙ってテントを撤収。出発しました。 白馬乗鞍を過ぎるあたりまで12,3m程の強風。天狗原辺りから風も納まり、晴れ間に変わりました。 白馬乗鞍手前から森林限界で風も強いので、もうインサレーションが必須です。 長袖1枚では少し寒く感じました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りのバスは17:00を予約していましたが、16:20分のロープウェイに乗りギリギリ間に合ったので、最低でも40分はかかると余裕を持った方が良いです。 この日の最終ロープウェイは16:40分でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■栂池から白馬大池(変化に飛んた道) ゴンドラは栂池高原駅−白樺駅−栂の森駅と2駅あるので途中で降りないように言われます。 (ロッカー有り) 少し歩いてロープウェイに乗り換え栂大門駅−自然園駅へ。 10分弱歩いたビジターセンター前が登山口になります。(救護センター、隣の建物にお土産屋さん有り) 整備された岩と水の道。途中、銀嶺水の水場が有り、天狗原に抜ける手前には多少手を使ったほうが良さそうな急登の岩場があります。 天狗原に抜けると、湿原が拡がる木道歩で、景色が一転します。 ナナカマドの実が彩りを添え、 木道を歩いていくと、雲の平を思い出す、石の上を渡って水場を歩いていく箇所が一部有り、その先から段々と石が大きくなり急登が始ります。 急登を登ると、広々とした大石のガレ場を右方向に登っていきます。 ガレ場が終わり、景色の良い稜線を少し進むと白馬乗越のケルン、背景に船越ノ頭が見えてきます。白馬大池まで岩場の道が続きます。 白馬大池の湖面に写る山荘の赤い屋根は何とも印象的です。 テント泊は平で広く水はけも良いです。水は要煮沸。 -------------------- ■白馬大池から白馬岳(稜線歩き) 白馬大池から船越の頭までは、はじめ砂利道から始り這松の中を歩いて行きます。 船越の頭から朝日素晴らしく見え、白馬大池や小蓮華山など360℃のパノラマが美しいです。 白馬岳への道も危険箇所もなく晴れていれば美しい山々を見ながら稜線歩きが楽しめます。 ■白馬山荘 白馬岳を通過し10分程下った場所に建てられています。レストランで水1L:100円、カーキセットやランチが食べられます。 |
その他周辺情報 | もともと白馬大雪渓ルートは、 クレバスや雪解けによる一部崩落が発生しており、安全なルートが確保できないことから今シーズン通行止めとなっていましたが、 白馬鑓温泉ルートも 9月19日(木曜日)未明から朝にかけての豪雨により、数か所で橋が流失してしまい早期復旧の見込みが立たず、危険な状況となっているため今シーズン通行止め、鑓温泉も早期に営業を終了したそうです。 |
写真
感想
私は普段、モンベルの旧ULモノフレームシェルターを愛用していますが耐水圧は1000mm。新しくリニューアルされた版は耐水圧1500mmに上がったようです。風に強い設計で傘と同等の雨が凌げる耐水圧で、奥穂でも問題なく利用できましたが、流石に今回の雨量での安眠は無理でした。
2日目、白馬からの下山途中も雷雨にやられましたが前日に引き続き白馬大池でテント泊しました。小雨が20時頃には暴風と雷雨に変わり、少し弱くなったと思ったらまだ続くのかと思う暴風雨。雷も小屋泊のお客さんが騒ぐ程に近かったので恐怖でした。
強烈なシャワーを浴びているような雨がテントを打ち付け、2時過ぎには雨がピチャと顔に落ちてきてシュラフカバーにもぐって凌ぎましたが2,3時間事に目が覚め、とうとう朝6時には浸水。風に煽られテント内部に滲み出た雫が霧雨のように落ちてくる。このままここでじっとしていては駄目だと初めてテント内で傘をさしました。
ビバーク可能なシュラフカバーの謳い文句でシームテープがしっかりされているので買ったカバーも12時間を超える頃には中のダウンシュラフが少しウェティになっていました。
栂池高原の予報は良くても白馬大池は特に雨量が多いのかもしれません。
今年は日帰り登山が吉のようで安定しない日が多い年です。
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なんと!骨折
9/18 13時頃、白馬岳から下山途中の三国境手前のなんてことのない、ほぼ平な稜線歩き。丸い5cmほどの石を踏んでしまい転倒。
お尻の下に手が挟まる感じで転んだのですが、運悪くその小石が手首の下の甲側に転がっており、そこに体重が乗ったので、内側に骨が少し出る感じで骨折。
そのまま白馬大池山荘で添え木を当ててもらい応急処置をして頂きました。
その説は大変お世話になりありがとうございました。
翌日の出発前も濡れないようにとビニールを被せて頂き下山しました。
また栂池ビジターセンターでも、蒸していたビニールを取ってもらったりとお心遣いありがとうございました。
帰りの高速バスでも右席を空けてもらうなど、本当に様々な方に親切にして頂き大変ありがとうございました。
下山後、病院に行き整骨して頂きましたが今週末に手術になる予定です。
暫くは山を離れ養生します。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
振り返ると、白馬大池でまったりノンビリするプランで白馬岳登山の前後に1日ずつテント泊しましたが、白馬大池の水は煮沸が必要なので白馬山荘で水を貰って来ようとデポ用のナップサックに3Lの水を汲んで下山しました。これがデポバックでなく四角い登山ザックであれば腰の下に手も回らず、そもそも骨折まではしなかったのではないかと少し後悔しています。
後の祭りですがデポザックについて、今後は少し考えようと思います。
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