穂高3000m峰全制覇!(前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳)


- GPS
- 22:35
- 距離
- 41.8km
- 登り
- 4,123m
- 下り
- 4,122m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:07
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:30
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:49
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れ間はわずかで終始曇りから小雨の天候でしたが、3日目朝方および夜が豪雨、さらに4日目朝方はテントの暴風雨テストかと思わされるような台風並みの暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(あかんだな駐車場→上高地BT片道1,500円、往復2,800円、所要時間25分程度) |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの方が一泊もしくは二泊で回るコースを三泊と刻むことで体力低下のお年頃をカバーすべく計画では午前中にその日の行動を完了できるようにしましたが、それでも単純に岳沢小屋までの岳沢登山道すら「あ〜、刻んでよかった〜」と思いましたし、重太郎新道はご存じの通りの厳しさでありましたし、今回エスケープして通っていませんが涸沢岳から北穂高岳へのルートは当日通った方の話では1,2ヶ所ではありますが難易度が数段上で、特に今回の雨で濡れた条件ではエスケープした私の判断を「正解!」と言っていただきましたので、それを信じたいと思います(笑) |
その他周辺情報 | 登山後の最初のご飯は多くのYouTuberが懇意にしている小梨平食堂をと思っていましたが、現在河童橋から明神までの左岸が通行止めとなっていて、河童橋を渡ったところで小梨平側へ向かって果たして食堂が営業しているのかどうかが分からず結局BT前の上高地食堂でざるそば1,080円(税込)をいただきました。 あとあかんだな駐車場に着いてすぐそばにある平湯の森で登山後入浴をさせてもらいました。500円の頃から利用していますが今なら800円か900円かなと想像して施設に入りましたが結果今でも700円でした。ロッカーの100円が戻ってこないので実質800円かもしれませんが、入浴料以外の金目のモノを持ち込まなければいいだけの話なので、地元の方や知った方にはやさしい金額設定なのだろうと思いましたね! |
写真
ここでも真っ白ですが何か?
この日は早出した登山者がおふたりここザイテングラートでおそらく雨に濡れた岩で滑ったと思われる滑落事故が発生しています。救助の警察隊が忙しく走り回っていましたし、しばらくしてヘリもやってきていました。
涸沢までは下りだったとは言え北穂への登り返しは体力的にもコース的にもきつくて写真を撮る気力が出ずにあっという間に登頂したようになっていますが、実際には3時間ほどかかっています(笑)
結局穂高まわりの3,000m峰4座を今回取りました。如何せんそこからの景色は全て真っ白でしたが何か?
しかしゴロッと見えてる具はジャガイモかと思いきや全部ホタテだったんですよ!
ちなみに昨夜もアルファ米にアマノフーズの野菜カレーだったのでカレーづくし三食目です(笑)
下山も徳沢まではレインを着て歩きました。
装備
個人装備 |
ヘッドライト(1)
UQスマホ(1)
モバイルバッテリー(2)
シングルバーナー(1)
山フライパン深型(1)
コーヒーセット(1)
非常食兼行動食(5)
食料(7)
手袋(1)
タオル(1)
手ぬぐい(1)
テーピング(1)
絆創膏(4)
トイレットペーパー少々(1)
ビニル袋(3)
水分1100ml
サングラス
シェルター
シュラフ
サーマレスト
防寒具
着替一式
バーボン180ml
ワイン300ml
ビール350ml×1
男梅サワー350ml×1
コンパクトテーブル
トレッキングポール2本
サンダル
|
---|
感想
年に1,2回のアルプス登山。
ここ数年は人の多さに辟易しないで済む南アルプスを中心に登ってきたのもあり一番の有名処である北アルプスの穂高まわりを一切登っていなかったので、半年前から長期休暇を計画してやってきました。
ただし若い方や健脚な方であれば一泊か二泊で回るであろうこのコースをとにかく刻むことで体力低下のお年頃をカバーしようとの作戦です。
結論から言うと本当に刻んでおいてよかったという気持ちで、初日のたかが3時間の岳沢登山道ですら小屋に到着したときにはすでにヘロヘロでしたので、1日で穂高岳山荘まで行ける人との体力差を実感させられました。
また3日目の穂高岳山荘→北穂高岳は当初の計画では涸沢岳から尾根ルートで直で向かうことにしていましたが、朝方に結構な雨が降ったので自分のレベルでは危険すぎると判断しいったん涸沢まで降りてから再度北穂高岳に登り返しました。
体力的には厳しい方向を選択しましたが無事に帰ってくることができたのでよい判断だったんだと自分に言い聞かせています(笑)
最終日の朝方4時過ぎくらいから雷雨となりましたがこれがまた凄くて、台風の中テント泊したときを上回る暴風雨となる時間帯もあって一瞬「ヤバいかもっ!」って思いました。
6時過ぎくらいに雨風が緩くなってきて外に出てみたらまわりはドームテントだけになっていて、いくつかあったはずの流行りのワンポールテントはなくなっていましたのであの雨の中決死の撤収を余儀なくされたことがうかがえました。
滅多にないとは言え、数泊テント泊をすればちょっとした雨や風に当たるのは確率的には多くなりますので、テントをいくつか持てる方は別として軽量かつ堅牢という相反する性能をバランスさせる必要性を考えさせられる出来事でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する