会津駒ケ岳 涼を求めて・・・

2010年07月31日(土) [日帰り]

• GPS: 09:48
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,118m
• 下り: 1,112m

コースタイム

7:20駐車場 - 7:30登山道入り口 - 9:20水場入り口 - 11:20駒の小屋 - 12:30会津駒ヶ岳山頂 - 13:40駒の小屋 - 15:15水場 - 17:00登山道入り口
撮影枚数:259枚

天候

ほぼ終日晴れ(山頂で20℃前後)、
下山直後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道を西那須野ICで降り国道400号〜352号で登山道付近の駐車場まで。

コース状況／危険箇所等

登山道も整備され特に危険な場所はありません。
注意するとすれば、登山道の一部に粘土質の土壌や赤土がむき出しになっている場所があり、雨などで濡れるととても滑りやすくなるところです。

そしてこの時期は特にアブが多くいるので刺されないように注意しましょう。
最初に駐車場で見たときは、サイズといい模様といいスズメバチと勘違いし、車から降りるのをためらいました(^^;

駒の小屋で聞いた話では、小屋前によくオコジョが顔を出すそうです。
混雑する時間帯にもひょっこり出てくることもあるそうなので、カメラの準備だけはしておきましょう。

写真

8/2 0:53

本当にこれが最後のロードスターでの山行になりました。
前日に綺麗に洗車しておいて良かった〜

ところで、車の周囲に大型のアブが飛び回っていてスズメバチと見間違えました(-_-;)

8/2 0:38

駐車場から登山道の入口まで歩きます。
遅くなればなるほど遠くに停めなくてはならないので、なるべく早い時間に着きたいところ。

8/2 0:38

そこかしこにソバナが咲いています。

8/2 0:38

ここまで来れば登山道はあと数m

8/2 0:38

ここが登山道の入り口。
たまたまこの日は入山届用紙が尽きてました。
やはり自宅で印刷して持参すべきですね。

8/2 0:40

最初は階段。
けっこう急な上、石や土が乗っていて段が斜めになっています。
帰りは気を付けないと。

8/2 0:40

階段を登り切ると樹林帯です。
気温が2〜3℃下がった気がしますが、けっこう急なのですぐに汗が噴出します。

8/2 0:40

嫁さんを流し撮り(笑)

8/2 0:40

カニコウモリのような花ですが、葉は全く違います。

8/2 0:40

どんどん森の奥に進んでいきます。
湿度も高く、正直、あまり快適な環境とはいえません。

8/2 0:38

木の根元に女子用のバレーボールくらいあるキノコを発見!
傘の表面はポリコーン(知ってる?)のよう。

8/2 0:40

ノリウツギも咲き始めています。

8/2 0:39

登山道のところどころに山頂と国道までの距離が書かれた杭が立ってます。
おかげでペースは守りやすいですね。

8/2 0:40

上を見上げると綺麗な青空。
予報では晴れのち曇りだったので、山頂までこの晴れ間が続けばいいんだけど。

8/2 0:40

トンボがとまってました。
思わず1枚。

8/2 0:40

この辺りはすでにマイヅルソウも実になっています。
秋には真っ赤になるんですよね。

8/2 0:40

この白い花(何だろう?)がたくさん咲いてます。

8/2 0:39

いきなり土の壁が現れました。
何だろう?と、後ろに回ってみてビックリ!
巨木が倒れてました。
いったいどれだけ風が吹いたんだろう?

8/2 0:39

足元を見てもっとビックリ!
なんだ、この巨大なナメクジはっ!

8/2 0:40

8/2 0:39

ギョリンソウに雄しべが出てます。
初めて見ました。

8/2 0:40

少し進むと足元はイチゴだらけ。
きっと能郷苺でしょう。

8/2 0:40

木道が出てきたら駒の小屋まであと少し。
この辺りまで来ると、傾斜はけっこうゆるやかで歩き易くなってきます。

8/2 0:40

見えました、駒の小屋。
まずはあそこまで行きましょう!

8/2 0:40

小屋の下は湿原が広がっています。
こんな風にワタスゲも綺麗な果穂になっています。

8/2 0:39

山の上とは思えないほど広い湿原です。
ワタスゲ以外にも湿原の植物がたくさん茂ってます。

8/2 0:40

駒の小屋まであと少し。
ここまで来ると風が冷たくて心地いい。
この涼しさ。下界では味わえません!

8/2 0:39

ハクサンフウロが少しだけ咲いてました。
(この写真を撮ってる時に小学生の一団に抜かれました)

8/2 0:39

チングルマの果穂が風にそよそよとなびいていました。
よく見ると果穂の色が濃いものと薄いものがあります。
その違いはなぜだろう?

8/2 0:40

コバイケイソウです。
他の場所で見ると、ぜんぜん綺麗だとも思わない花ですが、山で見るとどうして綺麗に見えるんだろう?

8/2 0:40

小屋下には池塘があります。
やはり山の上ということもあり魚はいませんが、カエルは盛大に鳴いていました。

8/2 0:39

駒の小屋前を過ぎて会津駒ヶ岳の山頂方面へ進みます。
すると足元にはハクサンコザクラが咲いています。
しかし残念ながら盛は過ぎてしまっている模様です。

8/7 2:16

ハクサンコザクラのアップ。
数少ないキレイな花を選んで、90mmマクロを装着してた嫁さんが撮りました。

8/2 0:40

イワイチョウは真っ白な花を咲かせていました。
雨ぬ濡れたらしく、傷んでいない花は極わずか。

8/2 0:39

このコバイケイソウを見てください!
ここまでくると圧巻です!

8/2 0:39

ここを右折すると数分で山頂です。

8/2 0:41

と、思ったらいきなりの急な階段・・・

8/2 0:41

我慢して登り、振り返るとこの景色!
これで天気が晴だったら言うこと無しなんだけど。

8/2 0:54

さて、山頂です。
今回は私だけでファインダーに収まってみました。
(撮影:嫁さん)

8/2 0:44

ひと休みしたら駒の小屋へ戻ります。
その途中、カラマツソウがたくさん生えてる場所を発見しました。
まず、こちらがモミジカラマツ。

8/2 0:41

そしてこちらがミヤマカラマツ。
違いは葉です。
よく見ると全く違いますね。

8/2 0:41

さて。一気に駒の小屋前です。
熊とヤギのぬいぐるみがお出迎えしてくれます。
ちなみに嫁さんは山バッチの他にオコジョのペアキーホルダーもお買い上げしてました。
どうやら手作りという言葉に弱いようです(笑)

8/2 0:41

ひと休みしたら下山です。
オコジョがその辺から顔でも出さないかなぁ。

8/2 0:44

広い湿原にたった2輪だけニッコウキスゲが咲いていました。
このポツンとした感じがいいですよね?!

8/2 0:41

オオヤマサギソウのようです。
緑色していて目立たないんですが、けっこうそちこちに咲いてます。

8/2 0:39

キンコウカです。
綺麗に咲いている花が少ないので、これからの季節の方が楽しめそうです。

8/2 0:41

帰りがけのおまけ。
水場まで降りてみました。
予想よりも急な坂を下ります。
水はとても冷たくてガブ飲みしたくなるほど!
とりあえずペットボトル1本を満たして帰ります。

撮影機器：

NIKON D200 NIKON CORPORATION

NIKON D5000 NIKON CORPORATION

感想

tszk

自宅から会津駒ヶ岳まで道のりで200kmちょっとあるんですが、西那須野インターを降りた後、登山口までの間に信号がほとんどないこともあり、休憩を1回入れて2時間半もかからずに到着するほど(時間的に)近距離でした。
これなら、桧枝岐周辺はもっと頻繁に訪れてもOKかな。。。

そして会津駒ケ岳ですが、登山道に入ってすぐがとても急坂で、前週に至仏山へ行って体が慣れていなかったらかなり厳しかったと思います。
やはり山歩きは継続することが重要なんだな。と、実感しました。

さて、会津駒ヶ岳ですが、最も期待していたハクサンコザクラはかなり微妙でした。
もう少し大きな群落があると良かったんですが、駒の小屋周辺にはそんなところはなく諦めて下山してからネットで調べてみると山頂を通り越して中門岳へと向かう途中にあったそうで(-_-;)
やはり事前調査は重要ですね。。。

しょうがないので、ハクサンコザクラの群落は来年にお預けになってしまいました。

ちなみに今回の写真ですが、いつもいつも70mmマクロ1本に頼り切りだったので、趣向を変えて30mmF1.4で1日通してみました。
私的には"いまひとつ"な写真が多くて、「30mmという画角に慣れていない。」ということが判明しました。

もうちょっといい写真が撮れてると思ったんだけどなぁ。

追記
backpackerさんに水場で遭いました。
初のヤマレコユーザーさんとの接近遭遇です。

コメント

firebolt

アカヤマドリ
tszkさん、こんばんは。

コメを頂いたのと、今週末に会津駒に行くこともあってレポートを拝見しました。
バレーボールくらいのキノコはアカヤマドリ（食）ですね。こいつは間違える事がないので安心して採取できます。

tszk

fireboltさん
これ、食べられるんですか！？
あまりに大きくて、最初はキノコだって頭で認識出来ませんでした
見た目からして繊細な味は期待できないようなイメージですね

紅葉真っ盛りの会津駒ヶ岳、堪能してきて下さいね！