鷲羽岳、水晶岳、高天原を経て雲ノ平、黒部源流、三俣蓮華岳、双六岳豪雨に見舞われながらの山旅

2024年09月19日(木) ~ 2024年09月23日(月)

• GPS: 33:53
• 距離: 57.6km
• 登り: 3,946m
• 下り: 4,294m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:49

5:07 スタート地点
5:08 5:14 新穂高温泉無料駐車場
5:21 新穂高温泉バス停
6:32 6:35 中崎橋
6:45 笠新道登山口
7:07 7:08 わさび平小屋
7:26 7:27 小池新道入口
8:20 8:21 秩父沢出合
8:34 チボ岩
9:01 9:04 イタドリが原
9:28 9:38 シシウドヶ原
10:22 10:33 鏡池
10:34 鏡平山荘
11:25 11:36 弓折乗越
11:54 花見平
12:08 12:09 くろゆりベンチ
12:40 双六池
12:49 12:57 双六小屋
13:15 双六岳巻道分岐
15:05 15:15 三俣峠
15:56 三俣山荘

2日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 1:54
• 合計: 9:38

6:20 宿泊地
7:48 鷲羽岳
8:19 8:20 ワリモ岳
8:34 8:43 ワリモ北分岐
9:21 9:22 水晶小屋
9:57 10:23 水晶岳
10:50 10:56 水晶小屋
11:19 11:29 ワリモ北分岐
11:35 11:37 岩苔乗越
11:41 11:42 岩苔小谷水場
13:09 13:12 水晶池分岐
13:15 13:21 水晶池
13:23 13:25 水晶池分岐
14:00 高天原峠・岩苔乗越分岐
14:05 高天原展望台
14:11 高天原山荘
14:46 15:33 高天原温泉
15:58 高天原山荘

3日目

• 山行: 1:11
• 休憩: 0:18
• 合計: 1:29

7:00 高天原山荘
7:37 7:40 高天原温泉
8:04 8:06 高天原山荘
8:13 8:26 高天原展望台
8:29 高天原山荘

4日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 0:53
• 合計: 8:47

6:14 高天原山荘
6:14 6:15 高天原展望台
7:01 7:07 高天原峠
8:25 8:33 コロナ観測所
9:08 9:18 雲ノ平山荘
9:37 9:39 スイス庭園
10:10 10:19 祖父岳分岐
11:25 11:38 黒部川水源地標
12:50 12:51 三俣峠
13:02 13:03 三俣蓮華岳
13:26 丸山
13:49 中道分岐
14:12 14:13 双六岳
14:45 双六岳中道分岐
14:47 14:48 双六岳巻道分岐
15:01 双六小屋
15:01 宿泊地

5日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:29

5:56 宿泊地
6:38 6:39 くろゆりベンチ
6:53 花見平
7:03 7:16 弓折乗越
7:45 鏡平山荘
7:58 鏡池
8:30 8:42 シシウドヶ原
8:58 イタドリが原
9:24 チボ岩
9:33 9:35 秩父沢出合
10:04 10:05 小池新道入口
10:21 10:25 わさび平小屋
10:39 笠新道登山口
10:48 中崎橋
11:01 お助け風穴
11:13 11:17 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:23 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:25 ゴール地点

憧れの北アルプス最奥部を訪ねることができました。5日間の工程なのでどこかで雨は覚悟していましたが土砂降りの中、季節がよかったので、低体温症も免れ、何とか宿にたどり着くことができました。いろいろ反省点の多い山行でした。
やはり山は天気のいい日に限るねえ！

天候

雨→くもり→雨→雨→はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高ロープウェイ下の駐車場に停めました。
帰り（9/23）は満車になっていました。

コース状況／危険箇所等

増水時、登山道は川になりました。
源流碑の渡渉ポイントでは増水のため腰まで水に浸かりました。

その他周辺情報

ひがくの湯900円でした。

写真

9/19 5:31

車から出発するときはあまり強く雨は降っていませんでしたがセンターまで来ると雨脚が強くなり、合羽上下の完全装備に切替えて出発。

9/19 7:00

1時間半程でわさび平小屋到着。トマト、美味しそうでしたが、先を急ぎます。

9/19 8:20

秩父沢通過。眺望は臨めません。

9/19 8:20

徐々に傾斜がきつくなってきます。

9/19 8:33

天気が良ければテンション上がるのになぁ！

9/19 8:33

チボ岩通過まで2時間経過。

9/19 8:52

少し雨脚が弱くなりました。視界も効いてきました。

9/19 9:21

相変わらずシンドい登りが続きます。

9/19 10:22

鏡平到着。この先は槍が見えるはずですが‥

9/19 11:37

弓折岳分岐まで3時間。

9/19 11:48

更に傾斜がきつくなります。

9/19 12:47

双六小屋到着。本当はここに宿泊したかったけど予約一杯だったのよねー！

9/19 13:09

すごろく岳方面に向かいます。ここも眺望なし。

9/19 14:58

巻道を選択したら会えました！雷鳥。

9/19 15:00

雨模様の天気だから会えたかな？
三俣小屋には16:00到着しました。
疲れたー。
三俣小屋は水が少ないのでテン場の水を汲んで受付でした。

9/20 6:14

2日目は晴れました。槍が見えました。
やはりテンションUPします。

9/20 6:22

北アルプス最奥部に向けて出発。

9/20 7:30

槍の隣には富士山も頭を出す眺めの中鷲羽到着デス。

9/20 9:25

ワリモ北分岐でザックをデポして進みます。眼下には黒部湖が見えて来ました。

9/20 9:55

遂にやってきました。北アルプスのど真ん中。2986m水晶岳到着。

9/20 10:01

時間があれば赤牛まで足を伸ばしたいところですが、今回は引返して高天原まで下ります。

9/20 10:51

水晶小屋まで帰ってきました。

9/20 14:04

水晶から岩苔乗越をへて高天原まで800m降下。夏山JOYの世界。次は花の時期に来たいもの。

9/20 15:32

高天原小屋で受付を済ませ、早速お目当ての温泉。
「シミるー！」汗ダクのウェアを川で洗い、サッパリ！

9/21 10:44

3日目は「何もしない日」としました。
朝風呂に行き、昼食は米を炊き（メスティン炊飯初めて）、銀座DELHIのカシミールカリー（激辛カリー）を頂く事としました。下界で食べるカシミールとはまた一味違う趣でした。ジャガイモやアチャールは相棒持参です。
ビールとワインで乾杯！でした。←こういうことをするから荷物が重い！

9/21 18:04

さすがランプの宿。風情があります。
ところがこの頃、下界(能登半島あたり）ではとんでもない雨になっていた事を2人は知らず、飲んだくれてました。
電波の入らない宿の黒板には明日の天気は「雨のちくもり」とだけ記されていました。入山前の予報は今日が一番天気が悪くなり翌日は回復してくる予報だったので能天気に過ごしていました。

9/22 9:38

4日目。雨は午前中ぐらいに上がるものと「タカ」をくくり出発。ところが雨はひどくなる一方で登山道はみるみるうちに川になっていきました。
雲ノ平に着くと木道が浮き上がり舟になっています。せっかくのスイス庭園もただ通過しただけどなりました。トホホ！

9/22 11:36

源流碑まで来ました。
黒部源流は大増水しており、渡渉地点は備え付けのロープが無いと渡れない状態でした。腰まで水につかり、なんとか渡渉できました。もう少し水嵩が多ければ祖父岳経由で山行する羽目になるところでした。
ここからの下りも川となった道をくるぶしまで水につかりながらの降下になりました。

9/22 13:04

雨の中の歩行は思いのほかスピードが上がらず、時間が経過しています。何とか元気を出して三俣蓮華岳にたどり着きました。
予定では鏡平までとしていましたが、双六小屋までのルートに予定変更が可能か？聞いてみることにしました。予約時は満室でしたがさてさていかに？

9/22 14:10

双六岳到着です。停まると「冷え」が来るので、写真を撮って早々に下山。
ワサビ平小屋から上が通行止めとなったらしく、双六小屋にも空きがあったようで、何とか予定の変更ができました。
最悪鏡平まで行くとなれば12時間工程となるところでした。
宿に入り、衣類を乾燥したりしていると雨は止んで、小屋からの展望が開けてきました。高天原小屋の黒板「雨のちくもり」は正しかった？

9/23 6:14

5日目　昨晩から急速に天気は回復し、夜は星が見えるほどになりました。放射冷却で水たまりには薄氷が張り、木道は霜が降りるほどです。しかし、槍はくっきりと顔を出してくれています。

双六岳の向こうには鷲羽岳が顔を出しています。

やはり眺望が効くとテンション↑です。西穂に上がるロープウェイの先には乗鞍岳が横たわります。

9/23 7:44

鏡平小屋到着。

9/23 7:49

鏡池で逆さ槍を撮影。

9/23 7:49

まあまあの写真になりました。

9/23 8:35

秩父沢からワサビ平方面。まだまだ1000m近く降下します。

9/23 11:25

今日の工程は5時間半でした。お疲れ様！
色々反省点は付きませんが、無事下山できました。
付き合ってくれた「相棒」にも感謝！

撮影機器：

2201116SR Xiaomi

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール

感想

saito036

楽しみにしていた雲ノ平周辺の散策が出来ず、残念な参考となりました。
いつの日かまた、雲ノ平を訪れてみたいと思います。