住吉川右岸道から六甲最高峰

2024年09月23日(月) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 11.1km
• 登り: 899m
• 下り: 679m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:39

距離 11.1km 登り 899m 下り 679m

7:19 エクセル東バス停
7:25 荒神山
7:39 石切道登山口
7:48 7:49 五助ダム
7:52 五助山への分岐
8:03 住吉川下流側分岐
8:12 8:18 西滝ヶ谷方面分岐
8:33 西おたふく山分岐
8:42 8:43 森林管理道分岐
9:46 9:48 本庄橋跡
9:54 本庄堰堤北側の分岐
10:31 10:37 一軒茶屋
10:44 10:48 六甲山
10:55 10:58 六甲最高峰トイレ
11:06 11:08 後鉢巻山
11:20 11:23 石の宝殿
11:35 11:37 鉢巻山
11:40 六甲山上道路奥池方面分岐
11:59 熊笹峠
12:19 熊笹峠大藪谷貯水池分岐
12:29 12:56 奥山貯水池
12:58 奥池集会所

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:JR住吉駅から　みなと観光バスでエクセル東バス停下車
復路:奥池集会所から阪急バスで　JR芦屋駅

コース状況／危険箇所等

　住吉川右岸道は、「右岸道は危ない」というバリケードのところから入ると、本当に危ないので石畳を過ぎ、最高峰4kmの道標のところ（西滝ガ谷分岐）から谷に降り、大平岩の丸太橋のところから渡渉し右岸道に入りました。
　西おたふく山と本庄橋方面への分岐を過ぎて森林管理道に入ってからは、草が茂り、谷側の切れ落ちた路側が見えにくく、踏み抜き注意です。また、落石を注意すべきトラバースもあり、通るのは、自己責任でお願いします。また、誰も歩かないため、クモの巣だらけで往生しました。
　石の宝殿を降りたところの車道歩きも、歩道等はなく行楽の車がビュンビュン横を通っていくので要注意です。
　その他は特に危険個所はありません。

写真

9/23 7:17

みなと観光くるくるバスのエクセル東バス停
「くるくるバス」は、標高50mの住吉駅から250mの住吉台をつなぐ地域住民の足として発足しましたが、住吉道を歩きたいハイカーにとっても非常に便利な公共交通機関です。
今日も登山口までバスを使い、らくらく登山です。

9/23 7:23

木陰の道を五助堰堤に向かいます。
朝の散歩の方々がいっぱいです。

9/23 7:25

ヒヨドリソウ
アサギマダラの食草です。

9/23 7:26

キンミズヒキの実
いわゆる「ひっつき虫」
気づいたらズボンの裾にくっついているヤツです。漢方では下痢止めや口内炎に効くとされているそうです。

9/23 7:27

イタドリの実
風で飛ばされる翼のようなかたちです。

9/23 7:33

ヤブマメ
茎の一部から地中に枝が伸び、土の中で果実を稔らせるピーナッツみたいなやつです。

9/23 7:35

チカラシバ
太陽を浴びるとピンクに光輝く雑草です。

9/23 7:43

白のゲンノショウコ

9/23 7:45

五助堰堤
昨日の雨で、水量が多いです。

9/23 7:49

ミズタマソウ
露が光る果実の姿を水玉にたとえたもので、情緒ある名前だと思います。

9/23 7:52

池にカルガモが浮かんでいます。

9/23 7:56

ヤマジノホトトギス
紅い点々模様が強烈な株です。

9/23 7:57

上に比べると少し白くておとなしい感じです。
実は、今日は「ヤマジノホトトギス」がみたいなと思い山に来ました。

9/23 7:58

わんさか咲いています。
大満足です。

9/23 8:01

住吉道の石畳
昔からの古道の名残です。

9/23 8:14

大平岩のところで住吉川を渡渉し、右岸道に入ります。

9/23 8:42

クサアジサイ
アジサイ科クサアジサイ属の多年草。半日陰のやや湿った場所を好み、林内の樹下に育つことが多いそうです。

9/23 8:42

森林管理道分岐
ここから、西おたふく方面と本庄橋跡方面への森林管理道に分岐します。
本庄橋跡方面に向かいます。

9/23 8:43

分岐を過ぎると、夏草だらけで足元が見えません。

9/23 8:54

ジョロウグモです。
誰も歩かないのか、クモの巣だらけです。

9/23 9:03

梯子を登ります。

9/23 9:26

マムシです。
本当にびっくりしました。

9/23 9:30

夏草で見えませんが、右は崖です。
踏み抜き危険です。
足元の見えない夏の山道は危険がいっぱいです。

9/23 9:37

胸まである熊笹の中を行きます。

9/23 9:40

住吉道に本庄橋のすぐ手前で合流しました。
ああああ〜〜〜　大変だった。

9/23 9:44

本庄橋跡で茶休憩です。

9/23 9:47

アカネでしょうか？
黄緑色の花です。

9/23 9:51

フサフジウツギ

9/23 9:52

ピンクの鮮やかなイタドリです。

9/23 9:54

イヌタデ
タデ科 イヌタデ属の一年草です。今日はタデ科の植物もいっぱい見ます。

9/23 9:54

住吉川を渡渉し、七曲を登ります。

9/23 10:01

またまた、登場　ヤマジノホトトギス

9/23 10:01

不思議な形です。

9/23 10:14

アップで。

9/23 10:31

一軒茶屋に到着しました。
少し、小雨が降ってきました。

9/23 10:32

アザミ
花弁が渦を巻いています。

9/23 10:34

キツネノボタンの花の跡と実です。
横にキツネノボタンが咲いていました。

9/23 10:38

センニンソウの実
実りの秋なので、今日は花だけでなく実にも着目しています。

9/23 10:42

六甲最高峰です。
私たちが山頂にいた時間は、天気が悪く、青空を見ることができませんでした。残念

9/23 10:43

ススキのなびく様子が秋を感じさせます。

9/23 10:51

山頂トイレに降りると、青空が広がりました。
山の天気はすぐ変わります。

9/23 10:52

うすいピンクのゲンノショウコ

9/23 10:55

赤のゲンノショウコ

9/23 10:53

ツリガネニンジン

9/23 11:02

ママコノシリヌグイ
僕にもミズタマソウのような綺麗な名前をつけてほしいよ！

9/23 11:07

後鉢巻山
西宮市の最高峰ですが、何もありません。

9/23 11:14

関西は一般に赤のゲンノショウコが多いと言われますが、今日はどちらかというと白をよく見ました。

9/23 11:19

石の宝殿のヒガンバナ

9/23 11:21

六甲山神社にお参り
西宮の廣田神社の末社です。

9/23 11:23

アキチョウジ
シソ科ヤマハッカ属の多年草です。

9/23 11:24

ウドの実でしょうか？

9/23 11:25

メナモミ
ひっつき虫です。

9/23 11:30

コベニスジヒメシャク

9/23 11:38

石の宝殿からしばらく車道を歩きますが、
この急カーブの看板のところの赤白に塗られている壁を越えて登山道に入ります。

9/23 11:49

もう紅葉がはじまっています。

9/23 11:57

のんびりと奥池に降りてゆきます。

9/23 11:57

熊笹峠です。
不思議に誰一人ハイカーに出会いません。

9/23 12:34

奥池と青い空
奥池園地で昼食です。

9/23 12:53

奥池園地も紅葉がはじまっていました。
気温も少し肌寒いくらいです。

9/23 12:56

奥池集会所のシュウメイギク
帰りも阪急バスでらくらくです。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

マルヒコ

　今日は、天気がよく、気温も涼しそうだったので、久しぶりに六甲最高峰に登りました。ヤマレコの楽ルートで、山行計画を作成する際に、何も考えず、住吉川右岸道、森林管理道で本庄橋跡から七曲で最高峰に登るルートを選択しましたが、住吉川右岸道の上部（森林管理道）は、クモの巣がいっぱい、草ぼうぼう、横は崖、まむしも出現ということで、連れから、なんでこんなルートを選んだんだとさんざんに言われました。（皆さんも自己責任でお願いします。私はもう、使いません。）
　それはさておき、今日は、綺麗な、ヤマジノホトトギスを見ることができました。実りの秋にふさわしく、色んな野草が個性的な実をつけているのも、とても面白かったです。気温は肌寒いくらいで、紅葉も始まっており、山はすっかり「秋」でした。
　秋のスタート、よい山行ができました。