白山 砂防新道〜室堂〜御前ヶ峰〜御池廻り〜南竜山荘

2015年09月22日(火) ~ 2015年09月23日(水)

• GPS: 29:29
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,575m
• 下り: 1,592m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:00

距離 6.6km 登り 1,251m 下り 62m

8:02 別当出合
9:01 9:02 中飯場
9:52 別当覗
10:41 11:41 甚之助避難小屋
12:08 12:10 南竜分岐
13:11 13:21 黒ボコ岩
13:33 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
14:02 白山室堂

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 2:35
• 合計: 9:00

距離 10.3km 登り 334m 下り 1,528m

4:31 白山室堂
5:14 6:02 白山
6:42 6:43 翠ヶ池
6:54 お池めぐり分岐
6:57 6:58 山頂池めぐりコース分岐
7:41 8:39 白山室堂
9:05 9:12 トンビ岩
10:05 10:37 南竜山荘
10:49 南竜道・エコーライン分岐
11:03 南竜分岐
11:25 11:33 甚之助避難小屋
12:01 別当覗
12:36 中飯場
13:31 別当出合

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

市ノ瀬駐車場は7時過ぎで未だ少し余裕があった。
前日は満車だったのか路肩に数十台の車が停めてあった。
市ノ瀬〜別当出合間はシャトルバス（30分間隔）。

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道。トンビコースの下山時は急坂が連続するので注意。

その他周辺情報

白山温泉、白峰温泉。

写真

9/22 8:04

8：04　別当出合を出発。この時は快晴。

9/22 8:56

8：56　中飯場に到着。
相棒はここでサングラスを紛失？

9/22 9:17

尾根に出る。標高1500m、中央に大長山、赤兎山は左

9/22 9:46

別当覗きから何を思う？

9/22 10:31

室堂が見える。

9/22 10:31

9/22 12:05

南竜道との分岐。明日はこの道を通って下山。

9/22 12:21

右に巻いて行く。この先左からの観光新道と合流。

9/22 12:28

ハクサンフウロ

9/22 12:55

急にガスが出てきた。

9/22 13:16

黒ボコ岩はガスの中、ここで観光新道と合流

9/22 13:23

13：23　ガスを抜けたら弥陀ヶ原が開ける。
この明暗のギャップがたまらない感動を生む。

9/22 13:23

9/22 13:24

待ってろ白山。

9/22 13:26

ナナカマドは一歩手前の紅葉。

9/22 13:29

夏のお花畑の名残。

9/22 13:38

振り返って弥陀ヶ原、左に見える道はエコーライン。

9/22 13:52

室堂に着いた〜

9/22 15:51

山小屋のチェックインを済ませて散策。

9/22 15:51

南東方面

9/22 15:51

南方面

9/22 18:18

雲海と夕焼け

9/23 5:21

4：30に出発。50分かけて御前ヶ峰の山頂に。

9/23 5:21

9/23 5:21

御来光

9/23 5:24

左から大汝峰と剣ヶ峰

9/23 5:52

9/23 5：21 秋分の日、真東からの日の出
北アルプスの後方に雲があるので見にくい。

9/23 5:53

乗鞍岳の方角から日の出、右は御嶽山、左は穂高連峰

9/23 5:54

御前ヶ峰から室堂平を俯瞰、左は別山。

9/23 6:00

9/23 6:07

御前ヶ峰登頂記念。

9/23 6:11

左が大汝峰、右は剣ヶ峰

9/23 6:11

9/23 6:12

御前ヶ峰の影帽子

9/23 6:13

御池廻りへ

9/23 6:14

室堂と別山

9/23 6:18

岩ヒバリが数羽いた。中央に一羽が映っている。

9/23 6:32

紺屋ヶ池。
油ヶ池は隠れていたのか見逃した。

9/23 6:38

翠ヶ池は神秘的。

9/23 6:46

振り返って御前ヶ峰。この稜線を歩いてきた。

9/23 6:51

血の池、
うーん、血の色はしてないが分からんでもない。

9/23 6:57

千蛇ヶ池の万年雪。巾10m以上はあっただろうか。
泰澄大師が千匹の悪蛇を封じ込めた池。

9/23 6:57

チングルマも終わり

9/23 7:28

左端は荒島岳がうっすらと、その右が経ヶ岳（室堂平の西端辺りから）

9/23 7:32

室堂のセンターに到着、中央は別山。
ここで朝食をとる。

9/23 8:57

トンビ岩コースを下山する。
ナナカマドが真っ赤に紅葉

9/23 8:57

ここのは最盛期。登山道の両脇に散在している。

9/23 9:06

別山を背景にトンビ岩。

9/23 9:09

白山を振り返る。

9/23 9:09

トンビ岩よりも別山が気になる。初心者には無理かな。

9/23 9:10

眼下に見える南竜山荘に下山する。

9/23 9:23

イワギキョウ

9/23 10:04

10:35 南竜山荘を出発。甚の助小屋へ向かう。

9/23 10:49

？

9/23 11:03

11：03 砂防新道に合流

9/23 13:30

13：30 別当出合に着いた〜。お疲れ様。
バスはちょうど出たところ。

感想

ナオジロー

今回の山行は中学からの友人haluさんと2人で登ることになった。本当は6人のはずが……。haluさんは若い頃にはテント担いで縦走をやっていたベテラン。

北陸道から中部縦貫道へ、勝山を通り越してしまい、大野からR157に入る。弁当を買わなければならないのだが、話し込んで勝山の街並みはすぐに通過、どこかにコンビニぐらいあるでしょと楽観視していたら全く無し。

市ノ瀬に7時過ぎに着く。駐車場はまだ奥の芝地の所が開いていた。白山温泉の玄関先で、弁当は無いがおにぎり作りましょうかと言われた。しかしバスの出発が迫っていたので断り、仕方なくカップラーメンを買う。相棒は小さいおにぎりを持っている。シャトルバスはすし詰めの状態だった。

別当出合は快晴！ここでも弁当は売ってない。トイレ、水場あり。8：04スタート。
中飯場に9：56到着、小休止。ここもトイレと水場あり。
甚の助小屋に10：52到着。ここもトイレ、水あり。大勢の人が休憩中。少し屎尿の臭いが気になったけれど、カップラーメンとバナナとhaluさんから貰ったゼリーの補助食で昼食。11：40出発。

谷を隔てた左前方には観光新道が見える。黒ボコの手前辺りから急激にガスが立ち込めてくる。天候を心配しながら数分登ると、ガスを抜けて弥陀ヶ原の絶景が飛び込んできた。ガスとのギャップで思わず感激！13：23
夏ならお花畑の所、ナナカマドは真っ赤ではなく少し早い。

弥陀ヶ原の草原を満喫しながら13：55室堂に到着。センターでチェックイン、夕食は回転制みたいで17：40。朝食はおにぎりに変更。一番奥の棟で小屋内はなかなかきれい。一畳強のスペースに毛布が三枚用意してある。乾燥室にはヒーターが入るとのこと。

食堂に入り生ビールで乾杯！夕暮までの間、散策に出る。日没が近いのに頂上を目指す人がかなりいる。今思うと日の入りを見る目的だったのかも知れない。

夕食はハンバーグと焼き魚から選べる。私はハンバーグ定食と生ビール。ご飯と味噌汁はおかわり自由。満腹になり小屋で休んでいると夕焼けが始まっていた。見事な日の入りの雲海が楽しめた。8時前に就寝。

快眠とはいかないけど4時前に起床。4:40に御前ヶ峰山頂へ向けて出発。山頂には百人以上の人出、座る場所を探すのに苦労する。
秋分の日の真東からの御来光。ちょうど乗鞍岳辺りからの日の出となる。北アルプスの峰々が頭だけ覗いている状態。地平線を雲が隠していてその上からお日さまが出てくる。

御来光も早々に、白山奥宮にお参りして御池巡りへ向かう。もう少し滞在したら雲海が見られたかも知れない。これも後から思ったこと。

朝日が当たりかけた室堂と別山が何ともきれい。朝日が射す火山の岩肌と神秘的な池を巡り、山頂を大回りで巻く室堂平の道を歩いてセンターへ帰る。ここで遅い朝食をとる。

トンビ岩まではなだらかに下る道で歩きやすい。トンビ岩からは別山が常に目に入る。油坂の登山道までがくっきり見える。
トンビ岩からはかなりの急坂となる。膝をやられないかと気になる長い岩場の急坂。ここを登る人は少ないようで数人しかすれ違わなかった。我々はこんなとこよう登らんとヘロヘロになりながら南竜山荘まで下山。

南竜ヶ馬場は谷間の落ちついた雰囲気のところ。山小屋とテント場、ケビンがある。もう一度訪れてみたいもの。
小一時間の休憩の後、砂防新道合流点まで緩い登りのトラバース道。更にまだまだ続く長い下山道をひたすら歩き13:30に、着いた〜別当出合へ。