2024北海道シリーズ03：後方羊蹄山 ガスと強風の中でお鉢巡り！

2024年09月26日(木) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,619m
• 下り: 1,618m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:29

距離 12.7km 登り 1,619m 下り 1,618m

5:34 半月湖野営場
6:07 6:21 風穴
6:29 比羅夫コース2合目
6:48 6:49 比羅夫コース3合目
7:05 比羅夫コース4合目
7:29 7:37 比羅夫コース5合目
7:57 8:05 比羅夫コース6合目
8:23 8:31 比羅夫コース7合目
8:53 8:59 比羅夫コース8合目
9:09 比羅夫コース9合目
9:28 旧小屋跡分岐
9:35 火口中央道分岐
9:51 京極コース下山口
9:55 羊蹄山京極ピーク
9:58 9:59 羊蹄山三角点ピーク
10:08 羊蹄山
10:10 喜茂別コース下山口
10:20 羊蹄山外輪山石山ノ沢源頭
10:54 10:57 真狩コース下山口
11:11 11:12 旧羊蹄小屋跡
11:17 11:20 旧小屋跡分岐
11:31 11:37 比羅夫コース9合目
11:46 11:50 比羅夫コース8合目
12:05 12:07 比羅夫コース7合目
12:20 比羅夫コース6合目
12:38 比羅夫コース5合目
12:56 13:03 比羅夫コース4合目
13:12 比羅夫コース3合目
13:25 13:26 比羅夫コース2合目
13:31 13:41 風穴
14:03 半月湖野営場
14:03 ゴール地点

天候

頂上付近は谷から吹き上げるガスで真っ白。視界は10〜50mくらいだが明るいので登山道は問題なく見えた。風力は12〜3mくらい？

アクセス

利用交通機関：

自家用車

半月湖の先の野営場駐車場

コース状況／危険箇所等

急登で昨日の幌尻の疲れが残る脚にはキツかった。お鉢めぐりは、富士山のようになだらかではなく、岩場を越えてすすむ道だった。不用意な動作をすれば危険だが、よく考えて次の動作を決めれば問題なく進める。

写真

9/26 5:30

半月湖野営場駐車場尾
駐車場に接してテント場がある。建物はトイレ。トイレの右側には水道が整備されており、安心して水が利用できる。

9/26 5:34

テント場の様子。

9/26 5:34

登山口には、登山ポストがあり、ドアを開けると用紙、投入口がある。

9/26 5:37

登山口の表示。

9/26 5:40

傾斜がゆるい、なだらかな道が1合目まで続く。

9/26 6:09

1合目から、支尾根に乗るが、木々や草で見通しは良くない。

9/26 6:11

また、急登が始まり、前日に続く山歩きのためかちょっときつかったが、いつも通り息が上がったり、汗が出ないように、なるべくゆっくり登った。

9/26 6:15

すぐに”風穴”に到達。岩の隙間から風が出ていると思い、ちかずいて顔を寄せてみたが風は確認できなかった。

9/26 6:19

写真でみるよりも急登の印象だ。

9/26 6:29

2合目通過。

9/26 6:31

大雪山(朝日岳)では紅葉が見頃らしいが、ここの登山道は紅葉があまり見られない。

9/26 6:39

時々、景色が開ける。これはお隣のニセコアンヌプリかな。

9/26 6:48

3合目。

9/26 6:56

やや、左右の見通しが良くなった。

9/26 7:04

4合目。

9/26 7:28

5合目。

9/26 7:28

登山道は歩きやすいのだが、ちょっと傾斜が急で楽じゃない。

9/26 7:57

6合目。

9/26 7:57

時々、岩を越える。

9/26 8:26

7合目。

9/26 8:29

ササが目立つようになってきた。

9/26 8:32

白い木はダケカンバかな。

9/26 8:52

8合目。

9/26 8:54

やや大きめの岩を乗り越えて進む。

9/26 9:07

9/26 9:08

9合目。避難小屋の分岐になっているようだ。

9/26 9:08

左方向を選び、山頂を目指す。

9/26 9:13

イワギキョウ。

9/26 9:16

この辺りからガスが濃くなってきた。

9/26 9:16

きれいな紅葉。

9/26 9:17

霧の中の、赤い実と草紅葉。

9/26 9:29

旧避難小屋分岐は直進。

9/26 9:44

少しして、山頂の稜線(大釜巡り)にでる。お鉢にはいくつか峰があると思うが、標識で示している山頂というのは、後方羊蹄山の峰のことだろう。

9/26 9:48

ガスが濃くなった。風も強く耐風姿勢をとるほどではないが、風圧を感じる風で風速は10m超あったのではないだろうか。撤退を決めた方も数名いた。

9/26 9:49

晴れていれば潜ってみたくなる岩の隙間があったが、ここは潜るところではない？（笑）

9/26 9:57

京極下山分岐

9/26 9:57

どう進むか一瞬ドキッとするが、よく見ればはっきりとした印がある。ここは岩の左側を進んだ。

9/26 9:59

文字が消えてしまった山頂標識だが、これはたぶん、三角点のあるピーク＝真狩岳。

9/26 9:59

進行方向右側が大釜。ちょっと怖い感じがしていたが、晴れていればまた違った感じだったのかも。

9/26 10:06

羊蹄山山頂標識

9/26 10:07

火口中央道分岐から約半周したところに、後方羊蹄山山頂がある。

9/26 10:09

後方羊蹄山頂を越えるとすぐに喜茂別下山の分岐がある。

9/26 10:10

進行方向に現れる岩。岩の左基部に○印が見える。

9/26 10:13

お鉢巡りは頂上稜線上の岩のすぐ左下を歩くことが多かったと思う。

9/26 10:13

大釜 (父釜)の方向を覗いてみたが、ガスで全然見えなくて残念！

9/26 10:13

ここも左側を行く。

9/26 10:13

前の岩を乗り越えて振り返ったところ。右のくぼみ辺りを歩いてきた。

9/26 10:14

ちょっと進むと、ややワイルドな登り。

9/26 10:15

何故、押し合いへし合いしているの？ と聞きたいような群生😃

9/26 10:16

ガスの中、2羽の鳥の姿が見える。

9/26 10:36

更に20分ほど進むと、今度はピークを乗り越えて進む場所になる。

9/26 10:41

ポツンと咲いている花(イワギキョウ)。

9/26 10:42

タカネヒゲカズラ(シダの仲間)？

9/26 10:42

こちらは枝の先に穂が着いていた。

9/26 10:44

このケルンを直進。

9/26 10:47

先に進むとまたケルン。

9/26 10:50

登山道の両脇に灌木が出てきた。

9/26 10:51

赤い実。

9/26 10:53

真狩下山の分岐。計画ではここから降りる予定だったが、地図を見てもうすこしお鉢巡りを続けたいので直進することにした。

9/26 11:04

更に進んで大釜の斜面を写した。なだらかな斜面のように見える。実際もそうらしいが、ガスがあるとその先は崖かもしれないと思ってしまう。

9/26 11:05

斜面で紅葉する色づいた植物の群生。

9/26 11:11

旧羊蹄小屋の後。コンクリートの基部だけが残っていた。

9/26 11:17

下山の合流地点付近の、横から見た傾斜具合がわかる写真。

9/26 11:21

下山の9合目あたりの北側斜面で、ガスが薄くなりきれいな紅葉を見ることが出来た！

9/26 11:22

赤・オレンジ・黄・緑の色合いがとってもきれい。（真下方向）

9/26 11:23

横に見ると紅葉の広がり具合がよく分かる。（右側）

9/26 11:23

左側（登山道の方向）の紅葉の先に、ニセコの町がみえる。

9/26 11:30

右手を見ると倶知安の町が広がっていた。

9/26 11:31

9合目に戻った。

9/26 11:43

8合目。

9/26 11:49

天候が回復？というか高度が下がってガスが消えた。

9/26 12:05

7合目。

9/26 12:20

岩に6合目と書いてあるのに気付いた。

9/26 12:23

ニセコアンヌプリ全景。

9/26 12:35

5合目。

9/26 12:55

4合目。別の方の記録を見たら、今年の初め頃は古いプレートだった。その後、1合目から9合目までの同一デザインの木製のプレートが賭けられたようだ。この写真では上側のプレート。

9/26 13:07

エゾノコンギク？

9/26 13:21

紫色が薄くなってしまっているようだが、エゾアジサイ。

9/26 13:21

この白い実はフッキソウというらしい。初めて見た！ような気がする。

9/26 13:39

ようやく1合目。

9/26 13:40

あとは少しなだらかな下りを歩けば、

9/26 14:03

スタートの半月湖野営場に戻った。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ハット サングラス 上下下着 長袖シャツ 長ズボン グローブ 厚手靴下 靴 ロングスパッツ ウィンドブレーカー ダウン上着 レインウェア上下 ザック／ザックカバー 山と高原地図アプリ スマートウォッチ スマホ GPS カメラ 予備電池(GPS・カメラ) モバイルバッテリー コンパス メモ帳・ボールペン ヘッドライト ファーストエイド&処方薬 ビニール袋(小・大) 歯ブラシ 靴紐予備 Tペーパー タオル1枚 ライター・ナイフ 替衣料(グローブ・靴下) レスキューシート 保険証 クマ鈴 笛 熊スプレー 水(1L+0.5L) 朝食 昼食 行動食 非常食

感想

とまと〜き

羽田に戻る27日に、登山・移動・荷物をまとめて宅配便で送る・温泉でさっぱりする等を行うとすると時間的にも精神的にもきびしいと思い直した。そこで、前日の幌尻登山の疲れもあったが、多少体力も残っていたので、1日前倒しで後方羊蹄山登山を実行することにした。
やはり疲れの影響もあったのか、急登でしんどかったが無事、登ることが出来た。頂上は、霧と強風で景色はまったく期待できない状態だったが、岩場のお鉢巡りはけっこう楽しめ、非常に良かった。
翌日は、余裕を持って飛行機の搭乗時間まで過ごせたので、1日前倒しして歩いたのは、本当に良かったな〜と自分の判断に大満足の気持ちだったが、こうした柔軟な対応が出来たのも、予備日というわけでもないが、日程に余裕を持たせたおかげで、余裕を持ったプラン設定が重要だと確認できた。