北アルプス最深部 読売新道から裏銀座
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- GPS
- 21:25
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 3,376m
- 下り
- 3,736m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 6:04
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:44
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:07
天候 | 1日目 最高の天気☀️ 2日目 午前中は南の空に雲がありましたが、気持ちの良い秋の空でした。 お昼頃からガスが出て来て、方向によって視界が遮られることもありました。 15時頃に少し雨がぱらつきました。 夕焼けは少しの間望めました。 3日目 予想よりだいぶましになりました。 7時くらいまでは、曇りがちながら全周の視界があったのですが、徐々にガスが出て来ました。 雨は降らなかったのでよしとします。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○黒部湖~平の渡し 途中、ちょっと長めの木製階段がありますが、それ以外はいたって歩きやすいです。 ○平の渡し(針ノ木谷)~奥黒部ヒュッテ 黒部川沿いの景色の良いトレイルです。 細かな登り下りが多くあり、そこに長い木製の階段が幾つも付けられています。 階段は濡れていると滑るので注意です。 ○奥黒部ヒュッテ~赤牛岳 読売新道の核心部。 全体を8等分して札が設置されています。 4/8付近までは松の木の根っこが複雑に絡み合った樹林帯をです。 登りもキツイですが、下りはスリップと足の引っかけに注意です。 4/8から頂上までは、立山連峰、薬師岳、裏銀座、後立山の眺望が出て来て、快適に歩けます。 ○赤牛岳~水晶岳 いくつも小ピークを登り降りしつつ進みます。 岩稜帯と歩きやすいお散歩道の繰り返しです。 しかし、景色が良いので全く気になりません。 水晶岳は、ピークが2つあり北峰はルートから数十メートルのピストンです。 東西南北どこを見ても、北アルプスの山々が見渡せる最も景色の良い区間です。 ○水晶岳~竹村新道分岐(真砂岳) 北方に槍ヶ岳を臨みながら歩けます。 東沢乗越までグッと降り、真砂岳まで登り返しとなります。 岩場の連続なので、意外とペースが上がりません。 ○真砂岳~烏帽子小屋 ザ裏銀座って感じの快適な尾根歩きが楽しめます。 ○烏帽子小屋~高瀬ダム ぶなたて尾根は登りも下りも無茶苦茶大変です。 個人的には、赤牛-奥黒部間の読売新道より大変(急登)だと思っています。 全体を12等分して札が設置されています。 ⚠️注意⚠️ 高瀬ダムに流れ込む濁沢の橋はしょっちゅう流されて無くなります。 今回も濁沢は、川の中の岩を伝っての渡渉でした。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘で温泉♨️に入れます。 680円 📶docomoの電波📶 ○黒部ダム~平の渡し ダムから離れるに従って弱くなります。 基本的にダムサイトが見渡せるのが条件です。 渡しの辺りで1本立ちます。 ○針ノ木谷~読売新道2/8辺り 電波なし ○読売新道2/8~赤牛岳~水晶岳 3本から4本立っています ○水晶岳~烏帽子小屋(裏銀座) 烏帽子小屋付近を除きほぼ拾えます 烏帽子小屋のテン場は電波なしですが、2分先の丘に上がれば拾えます ○ぶなだて尾根~高瀬ダム 電波なし |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
9月26日(木)
扇谷駅からはweb切符を利用。
今回は平日なのに結構な人出です。web切符はチケット窓口の渋滞知らずで最高です。
黒部ダムから平の渡しまでは勝手知ったる道。
快調に2時間で中丿沢に到着。12時の渡しまで時間があるので、ちょっとテンカラを振ると黒部岩魚が元気に飛び出してくれました。
渡船で渡った先の針ノ木谷の入口から奥黒部方面へ。ここが、意外と大変な道で木でできた階段を上下するアスレチックコース。
奥黒部では、夕食までテンカラ竿を東沢で振ってみました。
魚は沢山いました。中には鯉?ってくらいのふっとい岩魚も泳いでいました。こいつは釣れませんでした。
今日の奥黒部ヒュッテのお客さんは9人。
晩御飯は豚汁でした。
先日の右ふくらはぎの肉離れがまだ疼いて歩きにくいのですが、夜はお風呂にゆっくり入れたので疲れもとれ、赤牛岳への登りの準備は(多分)万端です!
9月27日(金)
足の調子は多少マシですが、全力が出せないので5時には出発しました。
赤牛への登りは噂に違わず急登。
ザックには水3Lも加わり辛く長い登りでした。
でも、稜線に出て北アルプスの山々の景色が目に飛び込んで来た時には、来て良かった!って心から思いました。
赤牛岳山頂では、このために持って来たレッドブル(赤牛)と記念撮影。
水晶小屋に着いた後は、赤線つなぎのため荷物を置いてワリモ岳分岐まで行ってこようと思っていたのですが、雨がぱらついて来たので小屋でまったりしました。
雨はすぐ止んで夕方までたまにお日様が顔を出していました。
9月28日(土)
天気は予想よりずっといい。
槍の穂先も良く見えました。
5時ちょっと前に小屋を出発。
この先営業小屋はないので、奥黒部からたっぷり水を担ぎ上げました。
野口五郎小屋と烏帽子小屋では、小屋仕舞いをされていました。
快調に歩き予定よりだいぶ早く高瀬ダムに到着。
この先どうするか悩んだけど、バスの時間まで4時間あるし七倉山荘まで歩くことにしました。小1時間で七倉山荘に到着。
お昼ご飯を頂き、着替えがザックに入っているので温泉に入ってさっぱり♨️
今回の山行も素晴らしいですね
岩魚の顔が黒いのにビックリです‼️
渡しの船頭さんをやっている平の小屋のおじさんが、ダムから上がって来たやつは白っぽくて、居つくと体が黒くなっていくと言っていました。
今年のヌクイ谷は絶好調だそうです。
あれから無事に赤牛ピストン→竹村新道で高瀬ダムへ抜けることができました。
予想に反して天気が好転、最高でしたね👍
帰りの新穂高への交通手段、色々とお気遣いいただきありがとうございました🙏
また山でお会いしましょう!
一期一会、出会うという事には何か意味があるんだと思います。
また、よろしくお願いします🙇
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