愛宕山(愛宕山鉄道再訪)
- GPS
- 14:53
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 962m
- 下り
- 965m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 7:38
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
保津峡駅〜二条駅 JR |
写真
感想
半年ぶりに職場のみなさんと愛宕山を再訪。
今回も愛宕山鉄道跡を訪ねる登山。天気予報が二転三転しハラハラしたがなんとか天気に恵まれた。
二条駅集合でバスに揺られること40分ほどで清滝バス停へ。
最後に通り抜ける細いトンネルももとは愛宕山鉄道のものだ。
さっそく準備をして歩き始める。今はなき清滝駅の横を通り過ぎ軌道に入っていく。
最初の辺りだけ倒木が多い。
今回はちょっとした地図読み講座も織り込みながら登っていく。
鉄道の軌道の方向をコンパスで確認し、清滝駅からの延長で地図に落としこむと地図には出ていない概ねの鉄道跡の位置を確認できる。
時折横切る尾根をぶちぬく形でトンネルが掘られていることも容易に想像がつく。
トンネルは全部で6つあり、3個めと5個目が土砂で埋まっていて通れない。
3個目は前回は左手から結構急斜を登って巻いたが、今回は右から簡単に巻けるルート発見する。
こっちのほうが踏み跡も明瞭でラクチン。
前回は気付かなかったが、4つ目のトンネルの先で軌道が2つに分かれすれ違いが可能な箇所になっている。
5つ目のトンネルの巻きは前回同様右手から急な踏跡を使う。
一旦登山道を横切って、再び軌道に復帰。
ちょうどこの5つ目の尾根のところで軌道の方向も大きく変わる。
あとは、斜度を増しながら終点駅にむかって登って行くのみ。
最近は大分涼しくなってきたと思っていたが、体を動かすとなかなか暑い。
汗だくになりながら、終点駅の廃墟へ到着。
前回は無かった京都愛宕研究会の説明看板が立っている。
今回は2階に上がってさらに屋上も見学する。少し微妙なハシゴを使って屋上へ。
京都市街や亀岡市街を見渡すことができる。僅かではあるが色づいている葉っぱも見受けられる。もう秋だ。
雨漏りしているところのコンクリートの石灰が溶けて鍾乳石みたいになっているのも面白かった。
続いて、少し登ってホテル跡へ。
ここにも4月には無かった看板が立っている。
それにしても相変わらず大きく、そしてところどころ当時のモダンな雰囲気を彷彿させるよい遺構だ。
風呂があったであろうところにはメーカー名?入りのタイルなんぞもあった。
ひとしきり堪能し、遊園跡や前回同様なんの遺構(テント村?)もまとめて見て表参道へ復帰。
相変わらず立派な登山道だ。
ほどなく花売り場と黒門を通り過ぎ、最後は階段を登って神社へ。
とりあえず腹ごしらえということで、しばし休憩。
チーズ入りカレーやキムチ鍋なんぞが登場、ビールも呑んだりしながら楽しいお昼時。
若干量を見誤ったかお腹がいっぱいになりすぎて眠くなってしまった。
盛大なお昼パーティを終え、神社をお参りして下山開始。
前回は水尾分かれから水尾方面に下りて保津峡駅へ回りこんだが、今回は経験者の提案により南尾根(ツツジ尾根?)を使って保津峡駅を目指す。
山と高原の地図や地形図(一部記載)には出ていないルートだが、地図を見る限りなるほど降りるには持って来いという地形だ。
踏跡もしっかりしており、よく使われている印象だ。
荒神峠にも研究会の看板。我々が下山に使っている道と十字に交差する形で、清滝〜水尾間の道が走っているそうだ。
時折、現在地確認をしながらプチ地図読み講座をする。
毎度思うことだが、プレートコンパスは良く出来た道具だ。
そんなこんなで最後は保津峡を片目に急な斜面を下りおりてJR保津峡駅へ辿り着いた。
今回で愛宕鉄道跡は2回目だが相変わらず楽しめるルートだ。季節を変えてまた来てみたい。
その後は京都へ戻り三条商店街の海鮮屋台あみたつで慰労会。楽しい夜となった。
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