鉢伏山-三峰山(扉温泉〜チャリ周回)
- GPS
- 08:20
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,779m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
その後扉温泉まで車で移動してスタート。 扉温泉の駐車場は「美ヶ原ロングトレール」用の無料駐車場を利用。 他は温泉施設のものなので使えない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆扉温泉〜鉢伏山 ・最初は沢沿いを歩き、途中で尾根道に入る。尾根との分岐がわかりにくいので注意。(そのまま沢を進まないように) ・山頂台地手前に平成29年の消防ヘリ墜落現場がある。誓いの碑が設置されているので一度お参りすることをお勧めしたい。 ・鉢伏山はだだっ広い高原で高ボッチや美ヶ原、霧ヶ峰と同じ雰囲気。 ◆鉢伏山〜二ツ山 ・今回のルートのハイライト。アップダウンがほぼない草原を気持ちよく歩ける。今回は眺望がなくて残念だったが晴れた日にぜひ。 ◆二ツ山〜三峰山 ・トラバース気味に森を歩く区間なので眺望はあまりない。 ・三峰山は鉢伏山と同様に広い草原のピークで見晴らしがよい(天気がよければ) ◆三峰山〜扉峠 ・下り基調だが多少アップダウンがある。 ・特に危険個所はない ・扉峠にはトイレあり ◆扉峠〜扉温泉 ・廃道となった林道をMTBで走破する。 ・崩落個所は障害物が多数あるのでMTB以外は危険。もちろん歩く分には問題ない。 |
写真
感想
今回は日本三百名山で甲信越百名山のひとつでもある松本の鉢伏山を目指すことに。
学生時代の地元であり、車で簡単に登頂できてしまう山であるにも関わらずこれまで登ったことがなかった。
簡単すぎる山は登山を始めてすぐにやっておかないと経験を積んだ後は登る機会に恵まれなくなる。なぜならもっと登り応えのある山に行きたいと思ってしまうから。
この山も例に漏れずそのパターンで、お茶濁し的に登ることになった。
とはいえ車で登頂しても面白みに欠けるし、ちょうど会社のウォーキングキャンペーンも始まったので歩数も稼ぎたい。
ならばロングトレールを探そう、ということで扉温泉からスタートして、鉢伏山→三峰山→扉峠を経由してチャリで扉温泉に戻る作戦を取った。
前夜のうちにチャリデポを済ませて登山口まで向かい車中泊。
もうこの時期になると涼しいのでどこでも寝られる。
翌朝明るくなってからスタート。
小雨が降っていたが涼しくて丁度いい。沢沿いの登山道はびっくりするほど整備されていて、その割にそれほど登山者が歩いている雰囲気でもなかった。
後からその理由のひとつを知るのだが、このルート沿いに平成29年の消防ヘリ墜落事故現場があった。当時の報道では高ボッチというワードが使われていたのでまさか鉢伏山の途中にあるとは思わなかった。
既に事故の形跡はあまり残っておらず、代わりに誓いの碑という石碑が設置されていた。若い消防士たちが何人も亡くなった凄惨な事故だった。
そこから少し登ると鉢伏山の山頂台地に合流した。
ガスガスでほとんど景色は見えなかったが霧ヶ峰のような素晴らしい草原が続いていることはすぐにわかった。
鉢伏山の質素な山頂標識で写真を撮ったら次の目的地である三峰山を目指す。
ここはいわゆる「美ヶ原高原ロングトレール」と呼ばれていて、見晴らしの良い草原を気持ちよく歩ける道だった。晴れていたら文句なしのトレイルだと思うし、初心者を連れてきて山にハマってもらうにはバッチリのロケーションだと思った。
こんな天気なのにトレランの方と数名すれ違った。確かにここは歩きたくなりますよね…
粛々と歩数を稼ぎながら三峰山まで向かう。
ここもガスガスだったが無人で涼しくて気持ちよかったので少し休憩。
そこから扉峠もあっという間だった。
今回の核心は実はこれから。
扉峠〜扉温泉まで廃道をMTBで走る計画だが、どれだけ崩落しているのか、障害物があるのか未知数だ。
まあ最悪どうしても行けなかったら登り返すしかない。
結果的にはかなりサバイバルだったものの何とか走破することができた。
昔から廃墟っぽいところが好きなので、歴史を感じさせてくれる昔の林道の雰囲気を楽しめたのもよかった。
今回の歩数は4万歩ということでウォーキングキャンペーンにも貢献することができ、眺望はともかくとても充実した山旅となった。
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