黒戸尾根で甲斐駒ヶ岳

2024年10月05日(土) ~ 2024年10月06日(日)

• GPS: 14:24
• 距離: 19.7km
• 登り: 2,425m
• 下り: 2,435m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:11

6:32 尾白川渓谷駐車場
6:40 竹宇駒ヶ岳神社
8:47 8:53 笹の平分岐
10:30 刃渡り
10:57 11:03 刀利天狗
11:39 五合目小屋跡
11:42 11:48 屏風小屋跡
12:43 七丈小屋

2日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:05

5:55 七丈小屋
6:50 6:51 八合目御来迎場
7:53 駒ヶ岳神社本宮
8:03 8:22 甲斐駒ヶ岳
8:25 駒ヶ岳神社本宮
9:07 9:08 八合目御来迎場
9:53 9:59 七丈小屋
10:46 10:48 屏風小屋跡
10:52 10:58 五合目小屋跡
11:24 11:32 刀利天狗
11:45 刃渡り
12:43 12:45 笹の平分岐
13:54 13:55 竹宇駒ヶ岳神社
14:00 尾白川渓谷駐車場

天候

1日目:朝から雨。風はあまり強くない
2日目:2500m以上の場所は晴れていた。山頂は風が強かった。下山時に雨が少し降ってきたのでレイン装着。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷の駐車場に6時半着。雨だったこともあり10台も停まってなかった。

コース状況／危険箇所等

尾白川渓谷～五合目
基本的に刃渡りまでは樹林帯。急といえば急だが理解の範疇で危険な箇所はない（鳳凰三山のドンドコ沢の方がエグい急登だった）。とにかく長いので若干心が辛かった。1時間半登った後に現れる「一合目」の看板は知ってたけどショックだった。

刃渡り～七丈小屋
今回の山行で1番緊張したところ。他の人も言っているが刃渡りは両側切れ落ちてるとはいえ、前を見て慎重に歩けば高度感も薄く、さほど怖くない。それよりもその後にやってくる梯子の連続と鎖場の方が核心部。梯子は落ちたら終わりのところが殆どなので慎重に進みましょう。

七丈小屋～甲斐駒ヶ岳
梯子と鎖場が多少あります。二本剣の烏帽子岩に至るところまでが特に緊張ゾーンです。

その他周辺情報

帰りは尾白の湯に行きました。
晴れてたら露天風呂から八ヶ岳が見えそうですね。

写真

10/5 6:41

駒ヶ岳神社にお参りをしてから開始です。今回は本当に何度も安全を祈願しました。

10/5 6:43

吊り橋

10/5 8:13

非情な一合目

10/5 10:08

苔！

10/5 10:26

このような石仏が至る所にあります

10/5 10:30

かの有名な「刃渡り」　慎重に歩けばそこまで怖くなかった

10/5 10:53

あ！！！！！ベニテングダケ！！！！！！かわいいね

10/5 10:55

刀利天狗

10/5 11:42

五合目〜

10/5 12:11

この橋、滑る　こわい

10/5 12:16

剣がたくさん

10/5 12:38

七丈小屋にやっと着いた時の安心感

10/5 12:59

七丈第二小屋に宿泊。綺麗で居心地よい

10/5 13:05

こっちは七丈第一小屋。食堂があります

七丈小屋の夕飯　豪華！

まさかの素麺もきた（食べかけ）

10/6 5:38

小屋から鳳凰三山がみえる

10/6 5:43

夜明け

10/6 6:06

八ヶ岳

10/6 6:09

ブロッケン

10/6 6:26

壊れた鳥居

10/6 6:39

鎖場

10/6 7:04

烏帽子岩の二本剣　これがみたかった

10/6 7:31

頂上に近づいたらガスが晴れてきた！

10/6 7:35

本社

10/6 7:39

甲斐駒ヶ岳！！

10/6 7:40

裏は東駒ヶ岳の表示。

10/6 7:42

10/6 7:45

北アルプスがみえる

10/6 7:48

富士山がみえるとは

10/6 7:48

白峰三山

10/6 8:04

白い

10/6 8:20

イワヒバリちゃん

10/6 10:40

急な梯子、下りも怖い

10/6 11:26

あ！！！！昨日のベニテング開いてる！！！！！！！！

10/6 13:52

定員5名の吊り橋　ほっとしました

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone 15 Apple

感想

もりした

北沢峠から仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳をやろうと思い、台風の影響で甲斐駒を諦めてから2年…。
なぜか「黒戸尾根」で甲斐駒ヶ岳に行かなきゃ…と思い、友人を誘い七丈小屋を予約しました。（私に日帰りの選択肢はありません。）

しかし山行の3日前に友人から「今朝足を捻ったので山厳しい」との連絡。流石に無理させてるわけには行かないので今回の山行はキャンセル……としようとしたが、「最近の私は易しい登山をし過ぎではないか？」と思い、友人には悪いと思いつつも一人で黒戸尾根に向かうことになりました。気を引き締めるための登山です。

結論としては「日本三大急登」の名に違わぬ長く厳しい登山道でした。雨だったこともあり、久しぶりに「帰りたい…」という弱音を吐きそうになりましたが、なんとか怪我なく登り切ることができました。
山頂では運良くガスが取れて、八ヶ岳や南アルプス、北アルプス、富士山を見ることができました。
私はあまり達成感を感じる人間ではないのですが、流石に今回は登り切った時に「よかった」と声が出ましたね。

やはり垂直の梯子は怖かったな……。