白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳(花いっぱい&白馬鑓温泉)
- GPS
- 12:39
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,266m
- 下り
- 2,250m
コースタイム
5:23 白馬尻
5:34-37 雪渓に降りる
6:29-32 雪渓終了
7:04 葱平
7:25 避難小屋
8:12-39 村営白馬頂上宿舎
8:52 白馬山荘
9:05-12 白馬岳山頂
9:20-30 白馬山荘
9:38 大雪渓と杓子岳への分岐
10:40-53 杓子岳山頂
11:49-12:16 白馬鑓ヶ岳山頂
12:33-37 唐松岳と白馬鑓温泉分岐
12:59-13:05 大出原
14:05-45 白馬鑓温泉(温泉に入る)
15:47 小日向コル
16:00-04 水場
17:08 大雪渓と白馬鑓温泉の分岐
17:21 猿倉(路肩)
天候 | 晴れ・曇り・ガス・曇り・晴れ・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは猿倉山荘にあります。 白馬大雪渓は安定しておりクレバスはありませんが、時折山肌から小石の落石音がありました。 アイゼン(6本歯)を使用しました。 稜線は危険な所はありませんが、ガスのためルート確認は慎重にする必要がある。 白馬鑓温泉手前では鎖場があり、若干の注意が必要と思われます。 白馬鑓温泉からの下りは雪渓の横断が4カ所あり。 |
写真
感想
白馬三山を日帰りで行って来ました。
猿倉に着いた時は天気が良く、今日は展望が楽しめるかもと思いましたが、大雪渓の上部に着いた時から稜線はガスが発生し、三山の頂上・稜線はガスの中でした。
大雪渓から上は高山植物がいっぱいで、見ごろを迎えた花でお花畑状態でした。
時間的にはなんとか問題ないかと思い、念願でもあった白馬鑓温泉に入る。
男性は露天ぶろで、風呂の端に立つと幕営場から丸見え。女性用の風呂はそんなことはありません。
硫黄臭のいい温泉で、もちろん源泉掛け流し。
温泉から出て下山の準備をしていると、遭対協のレンジャーの若い男性(日焼けした顔は精悍です。)から声を掛けられ、
「今から下山ですか」
「はい。猿倉まで2時間ぐらいでしょうか?」
「2時間では無理です。健脚な人で3時間、一般の人は4時間以上みた方がいいです」
「そんなに掛かるんですか」
「すぐに雪渓の横断が4か所ほどあり、その後山を巻きますが落石や滑落に十分注意してください。」
「はい。ありがとうございます。」
結局、白馬鑓温泉から猿倉まで2時間30分近く掛かりました。
疲れました。
山で会った(話をさせてもらった)人
・伊那から単独で来られた男性(杓子岳山頂にて)
20年以上前、残雪の妙高山の沢沿いの道を迷い岩の下敷きになり意識不明の状態のところを、松代(長野市)から渓流釣りに来た人に見つけられ、新潟県の防災ヘリで救助され、1か月半程度入院をしたとの、貴重な話を伺いました。
・新潟から単独で来られた女性(杓子岳への登りにて)
3週連続で白馬岳に来られているとのこと。
山と山の花に魅了されているとのことで、先週は蕾だった花(名前が?黒っぽい5弁の花)を見に来たとのことでした。健脚です。
・甲府と東京から来られた2人連れの女性(白馬鑓ヶ岳への登り・山頂にて)
2泊3日(幕営?)で同じコースを楽しんでいるとのこと。
1人は以前長野市に住んでいたとのことで、長野市の山やヤマレコなど楽しい話をさせてもらいました。
白馬鑓ヶ岳山頂で写真を撮らせてもらいました。(後から来られた男性に、3人の写真を撮りますと言われ・・)
kusmmkさん、こんにちは。
白馬三山お疲れ様です。
花に温泉に楽しまれたようで何よりです。
同然ですね、伊那の方で残雪の火打の黒沢で滑落負傷され、大きな岩の下敷きで身動き取れない所を、偶然通りかかった松代から渓流釣りに来た人に見つけられて救助された、の、松代の御仁とは私の父です。
天気の良くない平日の火打で、登山者は皆無だったようですので、奇跡の偶然だったようです。
残雪期の黒沢付近はガスが出ると迷いやすくなりますので、特に下りは注意が必要ですね。
鑓温泉からの下り、ボクは4時間少々かかりました。2時間半ほど、すごいです。お疲れ様でした。 。
countryboyさん、ビックリです。
伊那の方の話だと、この奇跡(松代の御人(JRの方)が渓流釣りに来なければ)がなければ確実に亡くなっていたと云って、松代には足を向けて寝れないとのことです。
左足を骨折し、特に顔面の怪我がひどかったとのことでした。
鑓温泉からの下りは、自分が持っている「山と高原地図」(昭和59年7月発行)では2時間との記されておりました。
こんなに時間が掛かると分かっていれば温泉はパスしてましたが、結果的には温泉に入れて良かった。
でも、鑓温泉からの下山路は長く、本当に疲れました
また、今回の山行はcountryboyさんの先週の記録を参考にさせてもらいました
kusmmkさん、こんにちは。
すごい偶然ですね。伊那の方は確か税理士か会計士か、そのような方だったと思いますが、現在でも毎年お礼に来られているようです。
私の父はJRで、国鉄時代は山岳部に所属しており、鬼無里から同津岳経由の笹ヶ峰乙女峠までの登山道を切り開いたりもしたようです。
親父は現在も山より渓流釣りで出かける方が多いようですね。
鑓温泉の下りはボクの持っている地図でも2時間と表記されています。オイオイって感じでビックリですね。
あの温泉はとても良いので、紅葉の頃に泊まりで行って、星空や日の出を眺めながらゆっくり温泉につかってみたいです。 。
countryboyさん、よかったら是非とも、お父様に本レポを見せてあげてください。
伊那の方の感謝の気持ちは、ず―っと続きますね。
堂津岳はGWの連休明けに登りました。
その際、いろいろ調べたら国鉄山岳部が堂津岳方面の道を切り開いて、その後もいばらく整備を続けていたが現在整備されていなかった様ですが、地元の方などの有志による整備が続けられているようですね。
それにしても、鑓温泉からの下山所要時間の表記はなんとかしてもらいたいですね
・・・ではないですね!
燕岳日帰り山行の記録の際はコメント有り難うございました。
お花がいっぱいの白馬三山縦走、、、ガスで視界が悪くても気持ちよさそうですね。
9月になったら私も白馬三山縦走を計画しています。残雪の状態などは変わっているでしょうが、参考になりました。
もっとも日帰りではなくて1泊か2泊でののんびり縦走ですが。。。
9月にはどれくらい花が残っているかなぁ??
myokobaさん、コメントありがとうございます。
単独行の気ままな山行だったので参考になるでしょうか・・・
9月であれば、お花は少ないと思いますが大気の状況は安定するでしょうから、天気が良ければ日本海や劒岳などの山々の大展望が楽しめますね
kusmmkさん、こんばんは。
誤字がありましたので訂正いたします。
一つ目のコメント
×同然ですね
○偶然ですね
二つ目のコメント
×同津岳
○堂津岳
失礼いたしました。
堂津岳への登山道は整備するようですね。ボクも6月に中西山へ行った時に整備状況を見ています。あの山域はチシマザサが激しく、以前は幅1メートル以上を刈っても一年で元に戻ったと聞いておりますので、維持が大変そうですね。
あー、思い出したら急にタケノコ汁を食べたくなりました。 。
countryboyさん、おはようございます。
自分の山行記録やコメントは誤字だらけです。
こっそり修正したり、ほったらかしにしています
堂津岳へGW明け行った時には、中西山(結局どこが中西山だったのか分からなかった。三角点のところだったのか?)までチシマザサ(ネマガリタケ)を切り開いた道がありましたが、確かにcountryboyさんのコメントのとおり、堂津岳への道の維持は並大抵ではありませんよね。
ちなみに、こんな状況でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=64335&pid=125330f09ae7b06bfd36f0120c043049
あーっ、サバ缶(水煮)と卵で・・・
kusmmkさん今晩は、
このコースを日帰りで行くとは健脚ですね。
以前このコースを歩こうとして行きましたが、白馬岳山頂でバテて動けなくなり、結局白馬山荘で泊まる事になりました。
花はやはり素晴らしいですね。鑓温泉もかなり気持ち良く入れるのですが、その後の猿倉までの道のりがきつくなりますね。ここを2時間半は凄いと思います。私は3時間半掛かりました。
山での貴重な出会いは、これまた楽しい思い出となるでしょう。
kintakunteさん、いつもコメントありがとうございます。
確かに、このコースの日帰りはちょっとハードでした。
当初の計画では、白馬岳山頂はパスしようと思っていましたが、思いのほか大雪渓を快調に登ることができ、結果的に白馬三山の頂上を踏め、鑓温泉にも浸かっての充実した山行になりました。(眺望はダメでしたが)
14時過ぎに白馬鑓温泉に着き、露天風呂にゆっくり浸かって「さぁあと2時間若で猿倉だぁ」と思ったらレンジャーから「4時間みた方がいい」と言われショックでした。
確かに鑓温泉から猿倉までの道のりは遠く、疲れました
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する