多禰寺山（京都・舞鶴） 大浦半島で展望と森林浴を楽しむ‼

2024年10月09日(水) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 7.2km
• 登り: 587m
• 下り: 420m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:57
• 休憩: 0:27
• 合計: 3:24

距離 7.2km 登り 587m 下り 420m

13:14 「赤野」バス停
15:01 15:28 多禰寺山
16:38 「舞鶴自然文化園」バス停

天候

曇り 時々 晴れ（風強し）

アクセス

利用交通機関：

バス

●スタート地点：　「赤野」バス停

●ゴール地点：　　「舞鶴自然文化園」バス停

JR舞鶴線「東舞鶴」駅から、「京都交通バス」の「三浜線」でアプローチしました。
スタート地点へは45系統、ゴール地点からは46系統に乗車。

＜ご参考＞バスマップ＆時刻表（抜粋）
https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/cmsfiles/contents/0000000/127/busmap2024.4.1.pdf
※　バスは運行本数は少ないため、マイカーもしくはタクシー利用が一般的かもしれません。

コース状況／危険箇所等

今回歩いたのは「多禰寺」の参道と「森林公園」の散策道。どちらも歩き易い道が続いていました。道標等もしっかり設置されており、迷う恐れも少ないと思われます。

その他周辺情報

●多禰寺（たねじ）　　
https://yakushi49.jp/30taneji/


●大浦森林公園　
https://travel.ava-intel.com/jp/kansai/kyoto/maizuru/spot/7278745/


●舞鶴自然文化園
https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000008943.html


●舞鶴クレインブリッジ　
https://www.uminokyoto.jp/spot/detail.php?sid=989


●舞鶴引揚記念館　
https://m-hikiage-museum.jp/about-us.html

写真

10/9 12:41

JR「東舞鶴」駅。
北口のバスターミナルへやって来ました。

10/9 12:47

京都交通バスの「三浜線」に乗車し、スタート地点へ...
（ICカード使用不可。両替機有り。）

10/9 13:02

バスは舞鶴湾の湾岸を進んで「大浦半島」へ...
途中、車窓から「舞鶴クレインブリッジ」越しに「多禰寺山」を望みます。

10/9 13:15

「赤野」バス停で下車。
バス道から左へ分れる舗装道へ...

10/9 13:19

間もなく「多祢寺参詣古道」の道標が...

10/9 13:38

広幅のなだらかな道が続くも、徐々に傾斜が強まり...

10/9 13:51

標識の有る分岐から、右方の「寺」方面へ進むと...

10/9 13:53

長い石段の先に建物が見えてきます

10/9 13:55

上りきると、釣り鐘が掛かる山門が...
此処が「多禰寺」の入口のようです。

10/9 13:56

真っ直ぐ進んで、道路を横断すると...

10/9 13:57

庭園のような境内となり...

10/9 13:58

石段の先には...

10/9 14:01

柱や彫刻等、歴史有る部材があしらわれた本堂が...
山中のお寺とは思えない立派な姿でした。

10/9 14:05

境内を通り過ぎると、車道が左右に延びています。
「地蔵めぐり」の案内にしたがって左方へ進むと...

10/9 14:12

「多祢山頂上へ」と記された道標が...
此処から山径へ入って行きます。

10/9 14:19

雑木林の歩き易い径を上り...

10/9 14:23

「立江地蔵」の前を通過...
大人の背丈ほどの彫刻です。

10/9 14:27

分岐点を数回通過しますが、道標完備なので安心。
なお、道標に記された「多祢山」は、「多禰寺山」の地元表記のようですね...

10/9 14:54

最後の斜面を上り詰めると、東屋が見えて来ました

10/9 14:55

「見晴らしの森」と記された此処は...

10/9 14:55

立派な広葉樹が立ち並ぶ雰囲気の良いところ

10/9 14:57

森を抜けると大きく開けており...

10/9 14:57

山頂広場が眼前に広がります

10/9 14:58

立派な石碑

10/9 15:01

ケルンの中にお地蔵さま

10/9 15:00

大きな凹みは「砲台跡」とのこと

10/9 15:01

一等三角点「多祢寺山」
「一等」だと、やっぱり嬉しいですね...

10/9 15:03

珍しい「天測点」。
南山城「鷲峰山」に有るのと同じ大きさ、形のようですね...

10/9 15:07

広い山頂の一角には、北方を望むスポットが...

10/9 15:06

「若狭湾」が広がり、遙か水平線近くには「冠島」を望みます。
京都府の鳥「オオミズナギドリ」の繁殖地として知られる無人島で、島全体が国の天然記念物です。

10/9 15:08

さらなる絶景は南方に広がっています

10/9 15:12

東と西に分れる「舞鶴湾」の全景。
「大浦半島」まで来たからこその景色ですね...

10/9 15:09

「舞鶴クレインブリッジ」越しに望む「東舞鶴」の市街

10/9 15:17

その背後には、「弥仙山」や「君尾山」等、丹波の人気のお山も見えているようです

10/9 15:19

写真中央は、午前中に登った「五老岳」。
山頂に豆粒ほどの「五老スカイタワー」が見えたので、識別出来ました。

10/9 15:27

さて、下山は「舞鶴自然文化園」方面へ...
歩き始めにチラッと、「丹後半島」が覗いていました。

10/9 15:33

「大浦森林公園」の散策道を辿ります

10/9 15:45

気持ち良い広葉樹の森。
つづら折りの道は緩やか...
また道幅も広いので、森林浴のためのような道です。

10/9 16:14

最後までとても心地良い道でした

10/9 16:20

バス道まで降りて来ました。
目指すバス停は右方ですが、左方に展望駐車場があるようなので寄り道してみます。

10/9 16:22

「おおしあま展望の里」入口

10/9 16:23

どうやら、先ほど山頂から見たのと同じかも...

10/9 16:26

やっぱり同じですね...
見下ろす角度は異なるかもしれませんが...
納得して、バス停へ向かいました。

10/9 16:36

バス道を歩いて「三浜峠」を過ぎると、「舞鶴自然文化園」です。
紅葉の見頃にはまだ早く、現在休園中。

10/9 16:37

しかし、この周辺は見事なメタセコイア並木となっており...

10/9 16:40

少し色付きが始まっていました。

10/9 16:38

並木の下の「自然文化園」バス停。
レコは此処で終了。
お付き合いありがとうございました。

10/9 17:11

付録
帰りのバス車窓から見た「舞鶴クレインブリッジ」。
全長735m、水面からの高さは95mの斜張橋で、日本海側では最大級とのこと。

撮影機器：

SC-53C samsung

装備

個人装備

スパッツ グローブ 日よけ帽子 サングラス フェースカバー 防虫剤 熊鈴 雨具 ヘッドランプ 食料 飲料 地図 モバイルバッテリー スマホ

感想

pine-village

　若狭湾に突き出した「大浦半島」。その中央に位置し、一等三角点を有する「多禰寺山」。標高は典型的な低山ですが、地理的には秘境感が強く、何が飛び出すのか？ 『期待』と『不安』をもって訪れてみました。

　「多禰寺」の参道と「森林公園」の散策道は、どちらもハイキングにピッタリの道で、『不安』に関しては全くの取り越し苦労でした。😅　ただ、鹿には数え切れないぐらい出会い、過去最高記録を更新したかも...（鹿だけで良かったぁ〜）

　下りの「森林公園」の散策道は、広葉樹の森の中に延びており、かなり好きなタイプ。傾斜も緩やかで、『森の中を静かに歩いてみたい』との『期待』なら、100%満たしてくれるコースだと思います。

　さらに、山頂からの展望も『期待』どおりですかね。展望の素晴らしさというのは、必ずしも標高の高さに比例するものではないことを、「多禰寺山」が教えてくれたような気がします。