4年振りの棒ノ嶺へ東京側から
- GPS
- 04:19
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 828m
- 下り
- 953m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:17
・スマホ(Android)は昨夜の充電をミスってスタートから50%、途中で持っていた充電器をつなぎましたが、こちらはメモリ効果でほとんど役を成さず、下山後の連絡が出来ないと困るので途中で電源を落としました。ヤマレコは予備で動かしているiPhoneと常時確認用のAppleWatchで問題無く確認出来ましたが、「いまココ」が連携できずに家族には心配をかけました。
・棒ノ折山山頂はメジャーな埼玉側から登った方で10〜20名程度だったと思います。
・長久保山ではトレランのお二人が風のように通り過ぎて行きました。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路) 軍畑(JR青梅線各駅停車)=青梅(JR中央線快速)=中野==都内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況は概ね問題無し> 清東橋(せいとうばし)BSから登山口までは舗装された道路を登って行きます 30分程わさび田を横目に見ながら・・・数々の滝を観賞しながら進みます。橋が整備されているので不安はありません。1か所だけ渡渉がありましたが、トレランシューズでも難なく渡れました。 沢を離れて斜面を九十九折れに登って行くのは奥多摩らしい登りです。 途中間違えやすい踏み跡なのか、追加の案内が出ていましたので問題無いと思います。 黒山に至る途中に木の階段が整備されているのですが登ったと思うと再度階段が繰り返され心折れそうになります。 成木尾根は広くてどこでも歩けるので迷いやすいということだと思いますが、何か所か岩だらけの細尾根っぽいところもあるので(危険とは思いませんが)注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具上
日よけ帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
飲料(1.5リットル)
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
時計
タオル
ストック
スマホ
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
ココヘリ
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感想
自家用車でアクセスすれば、より早い時間に登山開始できるのだが、三連休の週末ということもあり、帰りの渋滞を嫌って電車でアクセスできる山を物色。コロナ禍で歩いていた都県境の一部である小沢峠〜棒ノ嶺を歩いてみることにした。バスの本数は少なく、往路はバス利用としたが、復路は長時間バスを待つことになるので、待ち時間が2時間以上の場合は最寄り駅まで(どちらも約1時間)下ることとした。どちらも1時間の歩道歩きならと、更に軟弱思考で棒ノ嶺から下ってくるルートを選択し、小沢峠から軍畑駅までを徒歩としたが、正解だった。何故なら、川井駅から清東橋BSまでバスで登って行く道は車のすれ違いも困難な道であったが、小沢峠から軍畑駅までの下り(途中上りもあったが)は、ほぼ歩道がある道幅だったので安全に降りてこられました。
東京の東部からJR青梅線・川井駅までは始発電車で向かっても9:31発にしか間に合わないので、逆算して(始発の5時半ではなく)7時過ぎの最寄り駅出発と特別な早起きをすることも無く、ホリデー快速を青梅で各駅停車に乗り換えて予定通り9:25に川井駅に到着。国道から少し上がったところにある駅前にはバス停が無く、国道迄降りて右方向(奥多摩方向)に100m程進んだところに「川井駅」のバス停があった(途中信号を渡った)。
バスは予定通り9:31に到着。私を含めて10人程の乗客を乗せて出発(Suica利用可)。先ほど渡った信号を曲がって登って行く、途中10以上のバス停があったが、一人も降りることなく終点の清東橋バス停に予定通り16分程で到着。
トイレと身支度をして舗装された道路を登って行く、同タイミングで先程のバスが下って行った。
途中、スマホで地図を確認していたら想定外の三角点マーク。中茶屋キャンプ場の専用駐車場にちょいとお邪魔して確認させていただくと、三角点の標示杭はあるが三角点を見つけられず。写真を撮るだけで帰ってきました。帰って国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」を見てみると平成21年に写真に納まっていましたが、地表面よりもやや窪んだところにあるため、15年以上の年月で薄い土の下に埋まってしまったものかと思います。
そんな寄り道をしながらも10分程で、棒ノ折山と案内する指導標に従い舗装路を外れる。幅広では無いが水流に勢いがある沢筋を登って行く、直ぐにワサビ田が現れ山腹とフェンスの間を進んで行く、間も無くワサビ田は終わり、沢を渉りながら進むが比較的新しい橋が整備されているため足取りも順調に進む。小振りだが数々の白い滝を観賞できる良いルートだ。※1か所渡渉がありましたがトレランシューズでも問題無く渡れました。
小滝あり庭園あり、苔の鑑賞ありと飽きない登りでしたが、直ぐ後ろから登って来る方が、私が立ち止まって写真を撮る度に「だるまさんがころんだ」状態で近づいてくる・・・適当なところで写真撮影中の振りをして抜いていただきましたが、あっという間に見えなくなりました。私のペースに合わせてプレッシャーを与えないように調整していただいていたようです。山頂に到着したらその方を囲んで会話が弾んでいました。「様々な方向からこの山頂を目指していて、今日はどこから」みたいな話しが聞こえてきましたので、相当慣れている方のようです。 ※小滝、庭園、苔は写真をご覧ください。
小さな祠「山の神」で完全に沢を離れると見上げる様な傾斜の登りです。残された距離や標高的には見える範囲の登りでは済む訳が無く、このような傾斜が続くのかと思うと奥多摩の山らしさを感じるとともに、心が折れかけながらも気合が入りました。
未だ新しい木の階段が整備されていて、丁度良い段差になっているので助かりましたが、見える範囲の階段を登りきると、同じくらいの段数がある階段が出現する繰り返しで無限地獄に陥ったようでした。
棒ノ折山山頂は4年振りでしたが、4年前は1月5日に埼玉県側から登頂し、霜柱が解けて山頂一帯泥濘帯になっていたのを思い出しました。今回は、その場所にはこれも新しい木道や木のデッキが整備されていました。
三角点の無い山頂に興味は無いとは言いませんが、人も多く埼玉県側から続々と登って来る方がいたので、早々に退散しました。
ここからは成木尾根を小沢峠、そして成木へと向かいます。次の目標は権次入峠を過ぎて三角点のある黒山。権次入峠には小沢峠を示す案内と「この先道迷い注意」と書かれていました。確かに、踏み跡の複数付いた広い尾根や巻き道なのか作業道なのか分からない道筋が出現しますが、明瞭な踏み跡は従うとして、真ん中真っすぐで大きく外れることはありませんでした。
黒山山頂では三等三角点「古里」を(山頂感にとぼしい)長久保山では保護石に護られた青梅市の二級基準点を目にしました。
長久保山でさっそうと抜いていったトレランの二人連れに刺激されたのか自然と足早になり、上成木BSへの到着は計画の1:50前、バス待ちは2時間以上が確定しましたので、予定通りバスを待たずに軍畑駅まで1時間程度歩いてゴールとしました。
今回は、小滝などの周囲だけを見て、山頂などから景色を見ることのない気持ちに余裕が無い山行となりました。軍畑駅に到着して約5分後には青梅行上り列車に乗車出来ましたので、効率的ではありましたが・・・
コメントありがとうございます。
三角点・・・つぶさに調べて計画立てるようになりました。そのせいで時々VRにも立ち入ります。
ロングウオークかと言われると、事の前は14〜15Kmの標高差1000超でもヘッチャラでしたが、今回程度でも途中でヒーヒー言ってます。
登山(トレッキング?)には復活しましたが、年齢もあって馬力が落ちて来たようです。
また、お誘いください。
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