ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7342079
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

4年振りの棒ノ嶺へ東京側から

2024年10月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:19
距離
12.7km
登り
828m
下り
953m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:28
合計
4:17
9:52
5
9:57
5
10:02
20
10:22
10:28
47
11:15
11:21
12
11:33
16
11:49
11:54
10
12:04
5
12:09
12:10
20
12:30
12:31
31
13:02
7
13:09
13:16
32
13:48
13:49
7
13:56
13:57
12
14:09
・清東橋から登ってきたのは、私の後に、単独男性、その後に団体といった形でしたが、単独男性が早いこと! 途中で抜いてもらいましたが、あっという間に見えなくなりました。山頂に到着したら何人かの人に囲まれて声を掛けられていましたので、この山?では有名人なのかもしれません。
・スマホ(Android)は昨夜の充電をミスってスタートから50%、途中で持っていた充電器をつなぎましたが、こちらはメモリ効果でほとんど役を成さず、下山後の連絡が出来ないと困るので途中で電源を落としました。ヤマレコは予備で動かしているiPhoneと常時確認用のAppleWatchで問題無く確認出来ましたが、「いまココ」が連携できずに家族には心配をかけました。
・棒ノ折山山頂はメジャーな埼玉側から登った方で10〜20名程度だったと思います。
・長久保山ではトレランのお二人が風のように通り過ぎて行きました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路) 都内==中野(JRホリデー快速おくたま3号)=青梅(JR青梅線各駅停車)=川井・・・川井駅BS(西東京バス)=清東橋BS
復路) 軍畑(JR青梅線各駅停車)=青梅(JR中央線快速)=中野==都内
コース状況/
危険箇所等
<コース状況は概ね問題無し>
清東橋(せいとうばし)BSから登山口までは舗装された道路を登って行きます
30分程わさび田を横目に見ながら・・・数々の滝を観賞しながら進みます。橋が整備されているので不安はありません。1か所だけ渡渉がありましたが、トレランシューズでも難なく渡れました。
沢を離れて斜面を九十九折れに登って行くのは奥多摩らしい登りです。
途中間違えやすい踏み跡なのか、追加の案内が出ていましたので問題無いと思います。
黒山に至る途中に木の階段が整備されているのですが登ったと思うと再度階段が繰り返され心折れそうになります。
成木尾根は広くてどこでも歩けるので迷いやすいということだと思いますが、何か所か岩だらけの細尾根っぽいところもあるので(危険とは思いませんが)注意が必要です。
川井駅BS
清東橋BS(折返し場)にはトイレと休憩所が一体となった綺麗な建物があります。
この路を暫く登って行きます。
清東橋BS(折返し場)にはトイレと休憩所が一体となった綺麗な建物があります。
この路を暫く登って行きます。
バスは到着した5〜6分後に下って行きました。
バスは到着した5〜6分後に下って行きました。
四等三角点「奥中茶屋」の表示杭。国土地理院の平成21年の写真にはしっかりと(地面より低い)三角点も見えています。その位置関係からすると標示杭の手前(写真では左方)に埋まっているものと思います。
四等三角点「奥中茶屋」の表示杭。国土地理院の平成21年の写真にはしっかりと(地面より低い)三角点も見えています。その位置関係からすると標示杭の手前(写真では左方)に埋まっているものと思います。
舗装路を外れて棒ノ折山へ
1.5Kmとは意外に近いのでは?
舗装路を外れて棒ノ折山へ
1.5Kmとは意外に近いのでは?
橋を渡って山中へ。
ワクワクします。
橋を渡って山中へ。
ワクワクします。
ワサビ田がありました。
しばらく続いています。
ワサビ田がありました。
しばらく続いています。
沢沿いの登山道なので小振りの滝があります。
水量は豊かな綺麗な滝です。
1
沢沿いの登山道なので小振りの滝があります。
水量は豊かな綺麗な滝です。
整備された橋を渡りながら先に進みます
整備された橋を渡りながら先に進みます
緑豊かな広い斜面を流れ落ちる数々の小さな滝がまるで庭園のようです。
1
緑豊かな広い斜面を流れ落ちる数々の小さな滝がまるで庭園のようです。
沢を直登するのでは無いと示す案内
沢を直登するのでは無いと示す案内
滝の鑑賞3連発(1)
1
滝の鑑賞3連発(1)
滝の鑑賞3連発(2)
1
滝の鑑賞3連発(2)
滝の鑑賞3連発(3)
1
滝の鑑賞3連発(3)
倒木も綺麗な緑の苔を纏って・・・「抹茶菓子」のようです。
倒木も綺麗な緑の苔を纏って・・・「抹茶菓子」のようです。
小さな祠「山の神」がありました。
ここから沢を離れて九十九折れの斜面を登ります。
小さな祠「山の神」がありました。
ここから沢を離れて九十九折れの斜面を登ります。
まだ新しい木の階段が整備されています。
ストック要らずの丁度良い段差ですが・・・
どこまで続くの〜
まだ新しい木の階段が整備されています。
ストック要らずの丁度良い段差ですが・・・
どこまで続くの〜
「マムシに注意」・・・少し緊張しますね。
「マムシに注意」・・・少し緊張しますね。
山頂まで0.6Km
心折れる斜面です
山頂まで0.6Km
心折れる斜面です
同じ0.6Kmを示すもう一つの指導標
こんなに近くにあるのは、ここが注意ポイントだから?
同じ0.6Kmを示すもう一つの指導標
こんなに近くにあるのは、ここが注意ポイントだから?
上方を見ると踏み跡とは思えない木の根の連続ですが、「棒ノ折山」と手書きの案内があります。
上方を見ると踏み跡とは思えない木の根の連続ですが、「棒ノ折山」と手書きの案内があります。
左方を見ると明瞭な踏み跡があります。
九十九折れの延長線でこの踏み跡を辿ってはいけないということなのでしょう。
赤いロープで通せんぼしています。
左方を見ると明瞭な踏み跡があります。
九十九折れの延長線でこの踏み跡を辿ってはいけないということなのでしょう。
赤いロープで通せんぼしています。
ここも「関東ふれあいの道」なんですね。
山中に「百軒茶屋」と手書きの案内が多いのもうなずける。
ここも「関東ふれあいの道」なんですね。
山中に「百軒茶屋」と手書きの案内が多いのもうなずける。
頑張って登ったつもりだが、0.1Kmしか進んでいない。
頑張って登ったつもりだが、0.1Kmしか進んでいない。
気持ちの良い登山道に変わりました。
1
気持ちの良い登山道に変わりました。
正面に大きな岩。
赤布に従い左から回り込みます。
正面に大きな岩。
赤布に従い左から回り込みます。
残り0.2Kmとありますが、この時点で標高差100m強。
残り0.2Kmとありますが、この時点で標高差100m強。
まだまだ登ります
まだまだ登ります
4年振りに棒ノ嶺山頂に到着。
4年前の正月に霜柱が解けて泥濘化していた山頂広場には木道が整備されていました。
1
4年振りに棒ノ嶺山頂に到着。
4年前の正月に霜柱が解けて泥濘化していた山頂広場には木道が整備されていました。
棒ノ嶺から都県境となる成木尾根まで下って行く
1
棒ノ嶺から都県境となる成木尾根まで下って行く
ゴンジリ(権次入)峠に到着。
次は黒山に向かいます。
ゴンジリ(権次入)峠に到着。
次は黒山に向かいます。
小沢峠(こさわとうげ)方面に下って行きます。
小沢峠(こさわとうげ)方面に下って行きます。
黒山への最後の一登りは「巨人の石段」です。
1
黒山への最後の一登りは「巨人の石段」です。
黒山山頂到着
山頂中心には指導標と三角点
山頂中心には指導標と三角点
三等三角点「古里」
三等三角点「古里」
馬乗馬場の案内
ヤマレコの接近案内はもう少し先で流れたが、それらしきものは発見できず・・・
馬乗馬場の案内
ヤマレコの接近案内はもう少し先で流れたが、それらしきものは発見できず・・・
ここで林道と交差して真っすぐに進みます。
ここで林道と交差して真っすぐに進みます。
小沢峠方面へ
ゴンジリ峠に「この先道迷い注意」と書かれていましたが、天気が良く明るい時間帯では踏み跡明瞭です。
1
ゴンジリ峠に「この先道迷い注意」と書かれていましたが、天気が良く明るい時間帯では踏み跡明瞭です。
歴史的な街道を感じる様子
2
歴史的な街道を感じる様子
木漏れ日が心地良い
木漏れ日が心地良い
長久保山(山頂?)
長久保山(山頂?)
青梅市の二級基準点
青梅市の二級基準点
小沢峠で林道と合流し成木へ向かいます
小沢峠で林道と合流し成木へ向かいます
小沢峠(小沢トンネル)開通記念碑
小沢峠(小沢トンネル)開通記念碑
埼玉県道53号から小沢トンネルに入り、都県境を越え、東京都道53号へと変わるが、それを示す表示は無い?
先程下ってきた「小沢峠」の下にこのトンネルが通っている。
埼玉県道53号から小沢トンネルに入り、都県境を越え、東京都道53号へと変わるが、それを示す表示は無い?
先程下ってきた「小沢峠」の下にこのトンネルが通っている。
軍畑駅手前の踏切。
3年振りにお世話になります。
軍畑駅手前の踏切。
3年振りにお世話になります。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具上 日よけ帽子 トレランシューズ ザック 行動食 飲料(1.5リットル) ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 時計 タオル ストック スマホ アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ) 筆記用具 ファーストエイドキット ツェルト カメラ ココヘリ

感想

自家用車でアクセスすれば、より早い時間に登山開始できるのだが、三連休の週末ということもあり、帰りの渋滞を嫌って電車でアクセスできる山を物色。コロナ禍で歩いていた都県境の一部である小沢峠〜棒ノ嶺を歩いてみることにした。バスの本数は少なく、往路はバス利用としたが、復路は長時間バスを待つことになるので、待ち時間が2時間以上の場合は最寄り駅まで(どちらも約1時間)下ることとした。どちらも1時間の歩道歩きならと、更に軟弱思考で棒ノ嶺から下ってくるルートを選択し、小沢峠から軍畑駅までを徒歩としたが、正解だった。何故なら、川井駅から清東橋BSまでバスで登って行く道は車のすれ違いも困難な道であったが、小沢峠から軍畑駅までの下り(途中上りもあったが)は、ほぼ歩道がある道幅だったので安全に降りてこられました。
東京の東部からJR青梅線・川井駅までは始発電車で向かっても9:31発にしか間に合わないので、逆算して(始発の5時半ではなく)7時過ぎの最寄り駅出発と特別な早起きをすることも無く、ホリデー快速を青梅で各駅停車に乗り換えて予定通り9:25に川井駅に到着。国道から少し上がったところにある駅前にはバス停が無く、国道迄降りて右方向(奥多摩方向)に100m程進んだところに「川井駅」のバス停があった(途中信号を渡った)。
バスは予定通り9:31に到着。私を含めて10人程の乗客を乗せて出発(Suica利用可)。先ほど渡った信号を曲がって登って行く、途中10以上のバス停があったが、一人も降りることなく終点の清東橋バス停に予定通り16分程で到着。
トイレと身支度をして舗装された道路を登って行く、同タイミングで先程のバスが下って行った。
途中、スマホで地図を確認していたら想定外の三角点マーク。中茶屋キャンプ場の専用駐車場にちょいとお邪魔して確認させていただくと、三角点の標示杭はあるが三角点を見つけられず。写真を撮るだけで帰ってきました。帰って国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」を見てみると平成21年に写真に納まっていましたが、地表面よりもやや窪んだところにあるため、15年以上の年月で薄い土の下に埋まってしまったものかと思います。
そんな寄り道をしながらも10分程で、棒ノ折山と案内する指導標に従い舗装路を外れる。幅広では無いが水流に勢いがある沢筋を登って行く、直ぐにワサビ田が現れ山腹とフェンスの間を進んで行く、間も無くワサビ田は終わり、沢を渉りながら進むが比較的新しい橋が整備されているため足取りも順調に進む。小振りだが数々の白い滝を観賞できる良いルートだ。※1か所渡渉がありましたがトレランシューズでも問題無く渡れました。
小滝あり庭園あり、苔の鑑賞ありと飽きない登りでしたが、直ぐ後ろから登って来る方が、私が立ち止まって写真を撮る度に「だるまさんがころんだ」状態で近づいてくる・・・適当なところで写真撮影中の振りをして抜いていただきましたが、あっという間に見えなくなりました。私のペースに合わせてプレッシャーを与えないように調整していただいていたようです。山頂に到着したらその方を囲んで会話が弾んでいました。「様々な方向からこの山頂を目指していて、今日はどこから」みたいな話しが聞こえてきましたので、相当慣れている方のようです。 ※小滝、庭園、苔は写真をご覧ください。
小さな祠「山の神」で完全に沢を離れると見上げる様な傾斜の登りです。残された距離や標高的には見える範囲の登りでは済む訳が無く、このような傾斜が続くのかと思うと奥多摩の山らしさを感じるとともに、心が折れかけながらも気合が入りました。
未だ新しい木の階段が整備されていて、丁度良い段差になっているので助かりましたが、見える範囲の階段を登りきると、同じくらいの段数がある階段が出現する繰り返しで無限地獄に陥ったようでした。
棒ノ折山山頂は4年振りでしたが、4年前は1月5日に埼玉県側から登頂し、霜柱が解けて山頂一帯泥濘帯になっていたのを思い出しました。今回は、その場所にはこれも新しい木道や木のデッキが整備されていました。
三角点の無い山頂に興味は無いとは言いませんが、人も多く埼玉県側から続々と登って来る方がいたので、早々に退散しました。
ここからは成木尾根を小沢峠、そして成木へと向かいます。次の目標は権次入峠を過ぎて三角点のある黒山。権次入峠には小沢峠を示す案内と「この先道迷い注意」と書かれていました。確かに、踏み跡の複数付いた広い尾根や巻き道なのか作業道なのか分からない道筋が出現しますが、明瞭な踏み跡は従うとして、真ん中真っすぐで大きく外れることはありませんでした。
黒山山頂では三等三角点「古里」を(山頂感にとぼしい)長久保山では保護石に護られた青梅市の二級基準点を目にしました。
長久保山でさっそうと抜いていったトレランの二人連れに刺激されたのか自然と足早になり、上成木BSへの到着は計画の1:50前、バス待ちは2時間以上が確定しましたので、予定通りバスを待たずに軍畑駅まで1時間程度歩いてゴールとしました。
今回は、小滝などの周囲だけを見て、山頂などから景色を見ることのない気持ちに余裕が無い山行となりました。軍畑駅に到着して約5分後には青梅行上り列車に乗車出来ましたので、効率的ではありましたが・・・

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:19人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
川井駅〜棒ノ折山〜岩茸石山〜惣岳山〜御嶽駅
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら