編笠山、権現岳、旭岳 久々のテント泊でのんびり縦走ピストン
- GPS
- 30:00
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:37
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ 日中は時折りガスがかかる天気 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第1駐車場登山口に登山ポスト 東ギボシの鎖場でハーケンが抜けている部分がありました。 |
その他周辺情報 | 乙女の水の水量は豊富 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
濾過器
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ポール
携帯トイレ
レジャーシート
テント
テントマット
シェラフ
シェラフカバー
枕
ランタン
椅子
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感想
[1日目]
今年初めて自分の都合と天候とがかみ合い、気持ちの良い登山日和の気候となった柊末、これはテント泊だと嬉々として自宅を前夜出発、道の駅こぶちざわで少し仮眠して、比較的テン場までの距離が短いという観音平に5時到着、第一駐車場は既に満車であったため第二駐車場に停め日の出を待っていざ出発。ところが歩き始めると「テン泊装備ってこんなに重かったっけ?」と思うほどザックが肩にずっしりと来る。
前夜準備であれこれ装備を詰めていて、ドライの状態で約10kgだった。今回のテン場は水場も近くにあり水量も豊富との情報を確認していたので、水はわりと少なめにしたつもりだったのだが、今年ずっと日帰りの低山行ばかりで軽量なザックに慣れてしまっていた老体には想像以上に負担となったようだ。
これは体力温存のためペースを落として休み休みでいこうと決め、極力体力消耗を避けながらヒーコラと登った。何度も休み休みで何とかやっと青年小屋に辿り着き、テン泊の申し込みをしていると、眼の端にドリンクが並んでいる光景がチラリと入った。ペットボトル、缶チューハイともに400円!ちょうど登って来た疲労と喉の渇きが炭酸類を求める。テン場代を支払い「あっ、それと缶チューハイ下さい」という言葉が口から出る。表のベンチに座り購入したチューハイを一気飲み!美味い😋
ちょっと落ち着いたところでテン場に入って今夜の寝場所を物色、少し奥ばった場所を確保して設営完了、昼食のアルファ米にポットのお湯を注ぎ、出来上がりを待つ間に乙女の水まで水を汲みに行く。想像以上に冷たい水を手にしてテン場に戻り出来上がったアルファ米根野菜ごはんとゆで卵を食す。そしてSawyerで濾過した冷たい水をひと口、おいしい😋これは名水だ。
あぁ、編笠山に雲がかかって来たなぁ、まぁちょっと一休みするかと、靴を履いたままテントに横たわったのがまずかった。ここまでの疲れと先ほどのアルコールがランチ後のテント内の快適さから微睡を誘い、気がついた時には時計は14:00過ぎていた。慌てて編笠山だけ登りに出かけた。下山後夕暮れ前にペペロンチーノとレトルトハンバーグで夕食を済ませ翌朝に備えて早々に寝支度。夜の冷え込みを予想して寒さに備えたシェラフカバーを掛けた寝袋に潜り込んで眠りについた。
[2日目]
早朝3時、周囲からの話し声とガチャガチャ食器のぶつかる音、そしてシートをばたつかせる音で目が覚めた。温度計を見るとテント内の気温は約9℃。予想通り放射冷却で冷え込んだようだ。まぁ早めに準備するかとモソモソ起きだし昨夜沸かしたポットのお湯をアルフ米"五目ごはん"に注ぎ、出来上がりを待つ間に使った分のお湯を補充するためタントの前室を少し開け、バーナーで湯を沸かす。すると結露を拭き取ったはずの天井からポタポタ水が落ちてくる。よく見るとアウターの裏側がびっしり白い霜で覆われているではないか。
これを暗闇で撤収するのは無理と諦め、下山後の撤収と割り切ってとっとと出発!ギボシ辺りで日の出が迎えられる事を願って歩く。途中西ギボシで振り返ると朝焼けの中で富士山がクッキリ見えた。このペースでは地表からの日の出を見るのは間に合いそうも無いし、もう今回はこれでいいかなと、半ばあきらめて景色を眺めていたところ、あとから登ってこられたお二人のパーティから声をかけられ、帰ろうかと考えていると口に出した。お二人はそのまま先行されていったが、しばらく景色を眺めながら考え「次に今日のようなコンディションで来られる保証はどこにもないぞ」と自分を奮い立たせて再び歩き始めた。幸いなことに先行していただいたお二人にお声がけをいただき、明け方の薄暗闇の中でクサリ場のルートガイドをしていただけたので大変助かった。そのおかげもあって東ギボシ、権現岳と予定通り巡り、今回の最終目的地としていた長い橋後の先の旭岳まで到達することが出来た。各ピークで景色を堪能しながら、途中で帰らなくて本当に良かったと思えた山行だった。
以前赤岳へ登って真っ白だった景色はこんな感じだったのだろうと想像し、気づけば再度の赤岳と未踏の阿弥陀岳へはいつ行こうかと計画を練りながらテント場を撤収、下山の途に就いた。
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