徳本峠(島々ルート)

2024年10月13日(日) ~ 2024年10月14日(月)

• GPS: 15:09
• 距離: 28.1km
• 登り: 2,588m
• 下り: 1,811m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:42

4:15 スタート地点
4:17 4:17 安曇支所前バス停
4:20 4:20 島々
4:27 4:32 島々宿登山口
4:37 4:37 第１ゲート
5:06 5:06 奥樽沢渓流入口
5:47 5:47 小嵩沢出合
5:52 小嵩沢渓流入口
6:32 6:33 二俣
6:51 6:51 行き橋
7:09 7:09 戻り橋
8:05 8:05 島々谷川南沢
8:09 8:10 瀬戸下橋
8:18 8:19 瀬戸上橋
9:21 9:48 岩魚留小屋
12:44 12:53 力水
13:59 徳本峠

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:11
• 合計: 5:13

13:59 徳本峠
6:57 6:59 ジャンクションピーク
7:47 7:53 徳本峠
9:19 9:19 徳本口
9:24 9:27 明神館
9:37 9:37 明神橋
10:09 10:09 山のひだや
10:52 10:53 岳沢湿原・岳沢登山口
11:01 11:01 日本山岳会上高地山岳研究所
11:07 11:07 河童橋
11:15 上高地バスターミナル

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

安曇支所に駐車(土日祝だけ可)
帰りはアルピコバス、
上高地バスターミナル→安曇支所　要予約￥2,300

コース状況／危険箇所等

木道や橋は軒並み滑りやすい。
崩落の跡は上を高巻きする。登山者が踏むことで、しっかりとした道が出来るだろうが、鎖等設置されて安心だが、今のところ頼りない道で急斜面をトラバースせざる得ない。
渡渉が多い。水量が多いときは困難になりそう。
上高地周辺は、熊の生息地。ひと気の少ないこのルートは、突然出くわす可能性が高くなる。熊ベル、熊スプレー等必携。見通しの悪い場所や曲り角では、手を叩いたり、大きな声を出したりして通過しよう。
全体的に、初心者を連れて入ると、かなり苦労しそう。同伴者の技量に寄るが、私は連れて来るのをためらってしまう。

写真

安曇支所に駐車させてもらい、登山スタートです。

ゲート前に来ました。
ここから先は、車は進入禁止。
前はとある旅館に泊まれば、ここから車で入って、林道の終点まで送ってもらえたそうですが、今はそれもダメになりました。
恐らく、道の保護のためでしょう。

ゲートは鎖を3周回して閉めます。
ここから、真っ暗な林道をひたすら歩きます。
（´(ェ)｀）熊に会いませんように…

地図を確認。
今日一日長く楽しめそうです。

6時前、やっと明るくなって来ました。

林道のし終点。
崩落前はここまで送ってもらえたようですね。
2時間弱短縮出来るので、残念です。

この橋は何処に通じているのでしょう？
今は通行禁止です。

ここにトイレが有りますが、今は使用禁止です。

ここから本格的に山道です。
滑りやすい岩です。

沢の脇を歩くのは涼しくて気持ちいいです。

こういった、古くて立派な木道に歴史を感じることが出来ます。

橋も立派です。
橋は漏れなく滑りやすいので、特にトレランの方は要注意です。

やや修復した跡が点在します。

そして、崩落の爪痕も点在します。
初心者を連れての山行はお勧めできないルートです。

稜線がチラ見できる様になったが、まだまだとおい。

瀬戸下橋

これは落石？

崩落地

わさび沢

岩魚留橋。
立派な橋です。あと１００年は持ちそう

岩魚留小屋
縁側は日当たり良くて、気持ち良いですね。

ここで早いけど、ランチします。
奇抜なカップヌードルを買ってしまったが、定番のヤツの方が上手いに決まってますね。😁ここ

ここから傾斜がキツくなってゆきます。

チカラ水
チョロチョロで、水を汲むのに苦労しそう。

徳本峠到着。

早速、乾杯！

テン泊の方々は既に準備完了ですね。

ビールが沁みる

夕飯です。

昨晩は泥の様に寝てました😂
朝食です。

朝焼けが出てます。

穂高がキレイです。

時間が無いので、ジャンクションピークだけ登って帰ります。

ジャンクションピークまでは、こんな整備された道です。

南ア方面。キレイな雲海が出てました。

南アの陰に富士山が少しだけ顔をだしてました。

さて、明神に降りよう。

名残惜しい!
後ろ髪メッチャ引かれる😂

明るくなって改めて穂高

デポした荷物を背負って、明神に下ります。

黒沢

上高地らしくなってきました。

臨時で作った橋も頑丈です、

上高地への道に出ました。

分岐です。

明神周辺のカフェでお茶します。

河童橋からの涸沢カール

バスターミナルでソースカツ丼いただきました。

感想

kawatomo767

上高地が開かれた当初は、このルートで皆さん徳本峠を経て上高地に向かっていた、歴史ロマンを感じるコースでした。崩落地を見ると、さらなる災害でどうなるのか心配です。
この長くて不安定なルートを存続させるには、相当な努力が必要で、関係者の皆様には頭が下がります。
脆いものほど尊い物はない。
皆様も一度はこのルートを通ってください。