三俣蓮華岳・黒部五郎岳・鷲羽岳


- GPS
- 25:08
- 距離
- 49.7km
- 登り
- 3,836m
- 下り
- 3,816m
コースタイム
- 山行
- 1:01
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:05
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 12:56
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:37
天候 | 三連休ともに快晴。とても天気に恵まれた。 ただ初日わさび平小屋に着いてから2~3時間?そこそこ雨が降った。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
平湯温泉ー新穂高温泉(濃飛バス)910円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道 難所もない ひたすら歩行距離が長い |
その他周辺情報 | わさび平小屋、三俣山荘ともにテント一張り2000円 トイレは道中どの山小屋も協力金200円 三俣山荘はテント代にトイレ代も含まれていた |
写真
感想
秋の三連休は北アルプスの奥地へ。北アルプスは大学時代の前穂北尾根登攀以来5年ぶりらしく、かなり久しぶりだった。
人はそれなりにいたが、想定していたよりも少なく、登山道も多いため時間やルートによっては周囲に誰もおらず、深山の中の静寂を独り占めできる時間もあった。
1日目、とにかく新穂高温泉までのアクセスが遠い。5時の始発で出てバスを乗り継ぎ、登山口に着いたのは12時半ごろで1日目はわさび平小屋までで行程を終わらざるを得なかった。鏡平小屋にテン場があればそこまで頑張っていたかもしれない。
2日目、わさび平小屋から一気に高度を上げていく。雨と朝露で濡れたテントが重く、三俣蓮華岳を迎えた時点でだいぶ体力を消耗してしまった。そこから黒部五郎岳まで行くがかなり遠い。しかも黒部五郎小屋まで500m落として、そこからまた山頂まで500m登る。キッツい。この日だけで獲得標高は2500mくらいだったと思う。三俣山荘に着いたのは陽が落ちかかった17時過ぎだった。速攻でテント立てて食べて寝る。
3日目、3時過ぎ真っ暗なうちから他のテントもゴソゴソとかなりの数が動き出す。満点の星空の下、鷲羽岳に向かって歩き出す。星空が消え始めると次第に東の空が赤く色づき始める。前日は槍ヶ岳の稜線から出てきたご来光だったが、この日は地平線の雲海からグッと巨大な太陽が顔を出した。朝日に色づく水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳は見事だった。この時鷲羽から水晶岳まで行ってしまおうかと思ったが、時間的な制約と翌日仕事であることを考慮して断念した。今思えばいい判断だった。多分バス電車に間に合わず帰ってこられなかった可能性が高い。
ここから新穂高温泉まで下山を開始するが、これまた当たり前だが遠い遠い。右くるぶしが痛み始めるなど若干のトラブルもあったがなんとか無事に下山する。そこから家に帰るまでもバスやあずさの乗り継ぎ、予約で四苦八苦。あずさの指定席も売り切れで座席未指定券を買ってなんとか日付を跨ぐ前に帰り着けた。
さすが北アルプスの奥地、秘境の深山だった。これほどまでにも360度名だたる山々が間近に並び立つのを見るのは初めてだった。残してきた水晶岳や遠くに圧倒的な存在感を示していた薬師岳、雲の平、赤牛岳、烏帽子岳、野口五郎岳などまだまだ行きたい山々が多くある魅力的な山域だった。またいつか訪れたい。
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