くじゅう【雨ヶ池越〜立中山〜大船山〜諏蛾守越】

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月13日(日)

• GPS: 14:00
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,385m
• 下り: 1,362m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:42

距離 8.7km 登り 556m 下り 336m

9:34 長者原
10:36 指山自然観察路分岐
11:19 11:20 雨ヶ池越
12:40 12:42 坊ガツル
12:49 あせび小屋
13:14 13:19 法華院温泉
13:43 13:50 鉾立峠
14:32 14:33 立中山
14:47 鉾立峠
15:15 法華院温泉
15:16 坊がつる

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:48

距離 10.5km 登り 829m 下り 1,026m

7:26 坊ガツル
7:31 坊がつる避難小屋
8:12 8:18 立中分かれ
9:08 段原
9:14 9:15 大船山避難小屋
9:39 10:27 大船山
10:39 大船山避難小屋
10:43 段原
11:25 立中分かれ
12:08 坊がつる避難小屋
12:10 12:44 坊ガツル
12:51 あせび小屋
12:57 13:42 法華院温泉
14:30 14:31 諏蛾守越分岐
14:37 14:44 諏蛾守越
15:02 採石道路分岐
15:56 指山自然観察路分岐駐車場
16:02 16:03 長者原自然研究路分岐
16:14 長者原

※GPSについて
　今回、10月12日の立中山下山後、法華院温泉から坊がつるのGPSは
　記録していなかったため、飛んでいてありません。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

※駐車場
　長者原駐車場　無料　約450台
　お手洗いあり

コース状況／危険箇所等

※道の状況
　昨今の大雨が続き、くじゅう連山も被害は少なくなく、いたるところで大雨による土砂崩れが発生し、登山道の一部は状況が一変してしまっている。
　きちんと整備し直されているので、歩くこと自体に問題はない。

【長者原〜坊がつる】
　前半は、登山道がかなりの部分流されて消失している箇所が多々あるためか、久しぶりに通った感覚としては、別の山を歩いている感覚になるくらい状況は一変している。久しぶりに入山される方は、以前の感覚で歩くと、かなりの違和感を感じると思う。
【坊がつる〜立中山】
　法華院温泉の横から入る登山口から、大規模な土砂崩れの被害で変わっている。
　このコースも以前の感覚で歩くと、違和感満載の登山道になっている。
　鉾立峠までそもそも谷あいを登るコースだったけれど二度横切る谷の状況は以前とは全く違ってしまっている。相当の土砂が流れ落ちたのがわかる。
【坊がつる〜大船山】
　このコースは以前と比べて大きな変化はないが、やはり大雨の影響か緯線よりも浮石が多く感じられ、足を取られやすいので注意が必要。
　段原までのコースの前半は、一部登山道が網の目のようになっていて、
最終的には一本に集約されるがわかりにくい分岐が多いので注意。
【坊がつる〜すがもり越〜長者原】
　法華院温泉から北千里までは、これも土砂崩れの影響と思われるが、前半、登山コースが一部変わっている。
　後半から北千里からすがもり越はほとんど変化はないが、以前にはなかった斜面の崩落はいたるところで見られる。
　すがもり越から林道まではここも少しルートが変わっている。
　林道は崩落が激しく、大岩なども落ちているが通行に支障はない。
　ただし、さっさと通りに桁方が良いと思われる。
　林道から長者原までは、以前は火山土の斜面歩きで、かなり滑りやすく、歩くのが難しいので嫌煙しがちだったが、最近、きれいに整備され、階段状の箇所が多くなったので、とても歩きやすくなったと感じた。

※登山ポスト
　長者原登山口にある。

写真

10/12 8:56

朝のタデ原湿原

10/12 9:35

木道を進み登山口へ

10/12 9:41

長者原登山口

10/12 9:47

栗がたくさん
まだ実の入っているものも…

10/12 9:47

10/12 9:52

秋が遅く、むしろまだ緑がきれい

10/12 10:29

でも、どんぐりもたくさん

10/12 10:34

指山分岐

10/12 10:35

マムシグサ

10/12 10:39

谷を横切る。
谷の雰囲気は一変

10/12 11:03

アキノキリンソウ

10/12 11:09

少しだけ紅葉

10/12 11:10

雨ヶ池はようやく秋の気配
奥は三俣山

10/12 11:11

ヤマラッキョウ

10/12 11:12

ミヤマキリシマ
狂い咲き

10/12 11:12

リンドウ

10/12 11:15

雨ヶ池の奥は蜂のため一部立入禁止

10/12 11:26

坊がつるが見えた
久しぶり

10/12 11:38

平治岳（手前）と大船山（奥）

10/12 11:40

木道も通行禁止

10/12 12:00

坊がつるに到着

10/12 12:02

10/12 12:03

いつもの渡渉点、変わらないことが嬉しい

10/12 12:38

10/12 12:53

法華院温泉
今回はお湯をいただく

10/12 13:20

立中山分岐

10/12 13:28

一つ目の谷を横切る、ここも一変。

10/12 13:33

二つ目の谷を横切る、ここも一変。

10/12 13:38

ミヤマキリシマ

10/12 13:43

鉾立峠、山は白口岳

10/12 14:04

竹田方面

10/12 14:05

なんとボケまで

10/12 14:05

今は秋ですよ〜

10/12 14:05

ミヤマキリシマ、なぜか満開

10/12 14:11

立中山山頂

10/12 14:12

白口岳と中岳

10/12 14:12

三俣山

10/12 14:34

リンドウ

10/12 14:36

立中山のミヤマキリシマの火事の残骸かな

10/12 14:39

ヤマハハコ

10/12 14:48

スヌーピーとかプードルとか
見る人によって違う岩

10/12 15:07

鉾立峠まであと800m

10/12 15:08

虫こぶ

10/12 16:06

法華院温泉でのんびりお食事

10/12 19:00

坊がつるのテント村
遠く法華院温泉の光も見える

10/12 19:02

半月がきれい

10/12 19:13

坊がつるのテント村

10/13 5:46

朝の坊がつる
放射冷却で氷点下まで下がり、
テントはバリバリに凍結

10/13 6:25

モルゲンロート

10/13 6:25

モルゲンロート

10/13 6:33

三俣山と宿

10/13 7:03

ナギナタコウジュ（霜）

10/13 7:04

ススキ（霜）

10/13 7:04

アザミ（霜）

10/13 7:29

坊がつるからの大船山登山口

10/13 8:13

日が差してきた

10/13 8:14

このあたりは変わらない

10/13 8:14

立中山分岐

10/13 8:28

たまにきれいな紅葉

10/13 8:30

中央は中岳

10/13 9:04

竹田方面
今日は雲海

10/13 9:05

段原より大船山

10/13 9:13

避難小屋

10/13 9:41

くじゅう連山全部見える（黒嶽、平治除く）

10/13 10:18

大船山の御池

10/13 10:23

今日の山頂は最高

10/13 10:43

段原

10/13 11:01

ヒヨドリグサ

10/13 11:24

立中山分岐
次回は歩いてみるのもいいな

10/13 11:25

通り抜ける風が気持ちよい

10/13 11:25

一点の紅

10/13 11:26

ここだけ秋の様相

10/13 12:10

下山したらテントが乾いていて嬉しい

10/13 12:48

三俣山

10/13 12:55

法華院山荘

10/13 13:04

久しぶりにカレーをいただきました

10/13 13:52

北千里への登山道
部分的に道が変わっている

10/13 13:57

ここは旧登山道、通行できなくなっている

10/13 14:04

坊がつるの見納め

10/13 14:21

通称ゴリラ岩
これも変わらない
私には5〜6匹見える

10/13 14:23

崩落の斜面、痛々しい

10/13 14:25

北千里ヶ浜
心なしかススキが増えたような

10/13 14:28

すがもり峠へ
写真の鞍部

10/13 14:30

久住分かれ方面

10/13 14:38

すがもり越
正面は三俣山

10/13 14:47

すがもり越えからの下山堂
旧登山道は通行止め

10/13 15:00

ひたすら真下に下るルートになっている

10/13 15:01

ススキが秋を感じさせてくれる

10/13 15:07

三俣山

10/13 15:09

崩落の岩

10/13 15:13

崩落の岩

10/13 15:14

林道歩き

10/13 15:19

ここからまた登山道へ

10/13 15:21

部分的に木道ができている

10/13 15:22

たで原湿原
あそこまで下る

10/13 15:24

ドウダンツツジの蕾？
ミヤマキリシマといい、
季節が狂っている

10/13 15:24

晴れているのもあって
比較的歩きやすい

10/13 15:39

この階段もありがたい

10/13 15:44

再び林道出合

10/13 15:56

ゲート
ここも大雨の傷跡
土砂だらけ

10/13 15:57

指山への分岐

10/13 16:05

タデ原湿原への自然観察路

10/13 16:13

くじゅう登山f口

10/13 16:19

無事下山

撮影機器：

SO-51D Sony

感想

yurinee

十年来の以前の職場の同僚に、水曜日の夜にLINEをいただき、
『坊がつるに居ないかな〜』と声かけられて、
予定もなかったし、顔見たさもあって二つ返事。
久しぶりに坊がつるのテント泊をしたくて、木曜にバタバタと、
少々大掛かりなテント泊での山歩き準備。
以前より、年齢のせいもあるかもだけど、体のきつさを感じる瞬間があって、少しだけ軽量化(といっても、まあいつも通りの重さになっちゃいましたが)。
それでもほんの少し軽いだけで、歩くのがとても快適(私なりの軽量化を、今後も考えてみたいと思った瞬間)。

山歩き自体は本当に楽しかった。
秋だというのに、まだ青々とした緑が残っていたり、
はたまた狂い咲きのミヤマキリシマやクサボケが咲いていたり、
いつも通りの秋のようにリンドウやヤマラッキョウが咲いていたり。
今年の夏の暑さと最近の冷え込みなどで、植物たちもさすがに迷っている感
満載。

今年は色づかず結構な数の木が落葉してしまっていて少々寂しい場所もあり。

昼間はまだ暑いけれど風は爽やかで秋の雰囲気。
お天気が良すぎて夜は放射冷却。
早朝撤収予定のテントは花々とともにガチガチに凍って、朝だけで言えば晩秋らしい感じも。
おかげでとても寒かった。
『ゆるゆる登山』と聞いていたけれど、蓋を開ければそこそこがっつり山歩き。
久しぶりのくじゅうをゆっくり堪能できました。