【VR滑落】前穂高 北尾根↗︎岳沢↘︎🧗
- GPS
- 23:33
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:22
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 5:30
- 合計
- 14:57
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:55
天候 | 晴れ☀️ 気温5℃~-2℃くらい❄️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
翌朝は駐車場満車注意⚠️ |
コース状況/ 危険箇所等 |
◉上高地~涸沢→整備された登山道👌 ◉涸沢~5.6のコル→ガレ場。進むごとに斜度が増して、最後には35°くらい?にはなっているザレて進みにくい。ガッツが必要💪 ◉5峰→若干、雪がついてたりとかで滑りやすい部分はあるものの、ロープなしでも問題なし ◉4峰→まずは正面から見て、右か左に取り付く選択肢があって迷う。先行者は左のルートを行ってたけど、我々は右側の斜面に取り付いた。カムが効かない浮石、北側斜面で日当たりが悪くて、凍結している岩、雪の残りと脆い岩質、落石⚠️今回の核心部。4ピッチほど刻んだ。ビレイヤーの立場もままならないような壁が続いている。 ◉3峰→岩質がしっかりしている。浮石少なめ。ただ、大きい岩があるからスリングが長くないとかけれない。240cmが重宝した。全体3.5ピッチ程度。ハングの岩が若干あるものの、正統派なクライミングルートなので、経験者なら問題なく通過できるはず🧗 ◉2峰→4峰で時間がかかり、2峰は巻くことにした。2峰の巻き要注意⚠️オススメしません⚠️ 10cmくらいのふみ幅のトラバースが続く。スレっスレ。時間にすれば20分程度でも体感は1時間⏰トラバースが終わって、前穂と2峰の間のコルに直登。コルのザレ場が45°近い斜面で細かい浮石だらけ。なんとかザレをトラバースして、前穂足元の安定したところまであと1mで悲劇!丈夫な岩を手がかりにしていたけど、まさかのポッキン🪨!折れた岩は15cmくらいの塊に。 なんとかしがみつつ、2mほど落ちた。ほんの1秒のこと、30秒くらいに感じた。下を見て滑落したらどうなるかを瞬時に悟る。左手でしがみつきつつ、右足の摩擦と隣の仲間に手を出してもらいなんとか静止🤕滑落ギリギリで助かった。さらに、もう1人の仲間のところ自分の手掛けにした岩が飛んでいく。それも命中せずギリセーフ。左手指と右足擦れての負傷で済んだ。 あまりに一瞬、心を落ち着かせて。。。 確保もろもろ整備して、前穂高登頂!🧗達成感より、ひとまず安堵。 ◉前穂高~岳沢小屋→急な岩場の登山道。激下り。逆層スラブで雨の日危険⚠️ ◉岳沢小屋~上高地→特に危険なし。 |
その他周辺情報 | ◉4峰→リード/亀、中間者/hisan、ビレイヤー/りっき ◉3峰→リード/りっき、中間者&ビレイ/亀、最後の人/hisan |
写真
装備
個人装備 |
ダウンジャケット
ミドルレイヤー
シャツ×3
ズボン×1
タオル
靴下×2
防寒手袋
雨具上下
帽子
登山靴
ストック
ザック50L程度
ザックカバー
サングラス
マスク
食事×7
行動食
アミノバイタル
飲料水
料理水
水筒
カトラリー
お皿
コッヘル
ストーブ
燃料
ロールペーパー
オーラルピース×3
ドライシャンプー
ビニール袋
時計
日焼け止め
熊鈴
軽財布
防水スタッフバッグ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
カメラ
三脚
レンズ
レンズクリーナー
ヘッドランプ
替電池
ランタン
アイゼンORチェンスパ
ピッケル
ハーネス
ビレイ器(ビレイ用
懸垂下降用)
HMS型カラビナ(ビレイ用
懸垂下降用)×1
PAS(セルフビレイ用コード)×1
安全環付カラビナ×2(懸垂下降バックアップ構築)
アクセサリーコード6mm×150cm(懸垂下降プルージック)
アクセサリーコード8mm×150cm(懸垂下降用)
テント
テントマット
マット
シュラフ
*下山後着替
|
---|---|
共同装備 |
クイックドロー(4セット)
アルパインクイックドロー60cm(2セット)
アルパインクイックドロー120cm(2セット)
カムデバイス(5種類)
カラビナ(安全環付き・ワイヤーゲート)
クライミングロープ(50m×1本)
アッセンダー
ビレイグローブ
ナイロンスリング(支点構築用)120cm×2
150cm×1
ダイニーマスリング240cm×1
地図
救急セット
|
感想
とにかく、4峰と2峰巻道は浮石多くて危なかった⚠️
涸沢まで遠いな~。。そんな、涸沢でもいいことありました。クライミング仲間🧗が涸沢のテント場で退職の送別会をしてくれた。酒と焼肉セットを担ぎ上げて、乾杯をしてくれた。いい山仲間を持ったなと出会いに感謝🥲
滑落×送別会 イッショウワスレマセン😎
2回目の北アで穂高チャレンジ!
上高地から涸沢までは経験済みの二人が言うほど楽しくなかったわけではないですが気持ちはわかる。流石に人が多くて萎える、、、涸沢着いてからは翌日に備えてなんと焼肉ディナー!ちゃんとお米も炊いてくれて食糧(+Alc)運搬係として凄く癒されました😊酒が止まりません
翌日2時出発で5・6のコルへ向かうが今回の山行で1番キツイというかモチベ上がらんというかなんせしんどかったな。ただ最高のモルゲンを拝めました。ガチカメ勢の二人を眺めながら仮眠。
そして今回の2個ある(はずだった)核心の前穂高北尾根チャレンジ!5峰は普通に行ったが4峰でかなり時間を割いてしまった。心に隙があったな。
3峰はビレイヤー専門の私がほぼオールリードさせていただきました。登攀自体は凄くちょうどいい感じで登りましたがいかんせんアンカー構築下手すぎて時間かかりすぎてダメでした。ちゃんと練習する、身体に叩き込むことを徹底します、、、
この時点で前穂高登頂諦めて2峰を巻きましたが、あれは巻道ではない!前述されてますが見えている95%は浮石です。命からがら登りましたがかなりの経験になりました。結果として前穂高ピーク行けましたが日陰でビレイヤーしていたため風邪症状が(結局みんな風邪気味)🤧時間も遅くなったため岳沢小屋まで降りる体力もなく急遽紀美子平でビバーク。
翌日ガッツリ睡眠とってから上高地まで下山。気力も回復して難なく下山。途中の片足だけの登山靴はなんだったんだろ😨
ジャンダルムはお預けになりましたが、また登る目的ができました!
帰りはハズレの高山ラーメンを食べて帰路に着く。本物の高山ラーメンを食べるためにまた来ます!笑
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