朝日連峰/泡滝ダム〜大朝日岳〜朝日鉱泉
- GPS
- 51:24
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 3,547m
- 下り
- 3,513m
コースタイム
2日目 5:45以東小屋-8:44狐穴小屋9:16-11:58竜門小屋12:42-14:07西朝日岳-15:50朝日小屋
3日目 6:23朝日小屋-6:37大朝日岳7:00-9:09四合目(水場)9:32-10:38二俣-12:50朝日鉱泉
天候 | 1日目酷暑→あと1時間だったのににわか雨 2日目曇りときどき晴れ 3日目酷暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 左沢16:15→17:00山形17:05→19:40大宮(新幹線10分遅れ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは全線で整備され分かり易く歩きやすいです 水場も各所で出水しており問題ありません。 ただし山頂近くの小屋(以東小屋と朝日小屋)は水場まで遠いです(往復20〜30分) 以東小屋・朝日小屋ともにメールならFOMA使えます メールが使えれば十分かな!? ワンセグは試してません(汗) |
写真
感想
鶴岡駅からバスが出た 登山者は我々を含め4人。初めから暑くていやーな予感・・ エアコンに慣れた体ではバテそうだ。
1日目 9:24バスが着くとすぐに泡滝ダムを出発 単調な平行移動の沢沿いの道を行く 大鳥池の水門を作るための輸送路だった登山道は歩きやすいが暑くてバテバテ ところどころ沢水が流れており持ってきたコップで水を飲みまくる
タキタロウ小屋への急な登り(約200m)ですでにオーバーヒート気味・・ さらに三角峰までの登り(約400m)でツイにエネルギー切れ。
ほとんど動けずお花もきれいだったが全く興味なくなった テントは持ってくるんじゃなかったなー と後悔。
タキタロウ小屋から三角峰まで2時間30分 登りきったものの以東小屋は遥か彼方・・ 三角峰近くの水場付近にテントを張りたくなる。でも厳しく制限されているようでガンバって歩く。
オツボ峰で同行者が遅れ始め10分ほど休憩 ここから40分で以東小屋と励ます
しかし雲行きが怪しくポツポツ雨は5分ほどで土砂降りの雨! カッパを着る暇はなくカサで代用する(支障なし) 涼しくなったためか急に歩きが軽やか。でも1時間かかり以東小屋 ここで雨がやんだ(ホッ!
同行者はバテて水汲みに行く余裕なし 急斜面を下りて水汲みへ
2日目 出発しようとすると靴がない! 間違えて履いて行かれたようだ。とりあえずその靴で行くしかないので出発 恐ろしいほど登山靴がフィットする。
そんなこともあり14人泊まったがいちばん最後の出発 鈍足組はサッサと出発しなきゃならないのに・・ と反省
きょうの工程は大して時間かからないのでのんびりペース 写真を撮りながら行く
そんな余裕を噛ましていたのは初めだけで狐穴小屋を過ぎるとまたしても同行者がペースダウン 竜門小屋ではオレンジ(果物)を差し出し励ます。
それだけでは無理そうで1リットルの水を僕に預けてもらい軽量化をお願いした。その甲斐あってようやくペースが上がって来た
お花もきれいだがそんな場所はハチやトンボが大量にいてまともに休憩できず・・ 特に寒江山と西朝日岳がひどかった。やや下ったお花がない場所で休みゆっくり登る。
最後の難関は中岳 後半に100mの登りはキツイ 16:00近くになってようやく朝日小屋に到着 今日も大繁盛であてがわれた寝床は2階のさらに上の天井が迫った最もひどい場所。暑くてまともに寝られず、ズボンを脱いで寝たらブユに刺されまくり・・ 最悪でした。
3日目 きのう頂いた水4リットルはなく往復30分かけて水を汲みに行く
ゆっくり6時過ぎに朝日小屋を出発 大朝日岳に登ったが感動は薄かった 朝日連峰の魅力は大縦走にありと実感 いち通過点に過ぎない。
そうは言っても天気も良く素晴らしい展望は感動! 昨日踏んだ西朝日岳も遠くに見える!! 山頂は大賑わいなので登山者と話し込んでしまい30分近くもいた。
あとは下るだけ・・ とは言ってもテントなど余計なものが多くさっぱりペースがあがらない。
しかもメチャメチャ暑く水の消費が激しい 汲んだ水3.5リットルは同行者と共同でどんどんなくなっていく 4合目に水場があると期待して汲みに行ったが水が細く汲みにくく泥水しか採れないので諦めた。
さらにドンドン下る そこから下は急激な下りとなり慎重に歩いた(そんなに危険じゃありません) 二俣に着いて沢沿いを歩く 沢が素晴らしくきれいだった。
しかし暑さは半端でなくところどころ出水している沢水を飲みまくって体を冷やす(頭から水もかぶった) 12:50ようやく朝日鉱泉に着いた
朝日鉱泉ではまずはお風呂よりコーラが最優先 美味しい!ゆっくりぬるま湯に浸かり3日間の汗を流した。
今季初の避難小屋連泊で装備が18kgあって行動が大変でした。去年の飯豊と同じと思っていたけど、さして標高が高くない朝日連峰では真夏の行動がこんなに大変だとは思いませんでした。
でも素晴らしいお花が咲き乱れ癒されました。(以東岳周辺〜西朝日岳の間) 大朝日岳で帰ってしまう人も多いようですがぜひ、朝日を味わうためには奥地まで入ってもらいたいです。
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