肘折温泉の狭い道路を抜け、軽いダートな道を少し進むと肘折登山口の駐車場。1台あった車は、途中ですれ違った昨日から1泊ピストンの健脚な男性の方だった。雨なのにすごい。
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10/11 9:31
肘折温泉の狭い道路を抜け、軽いダートな道を少し進むと肘折登山口の駐車場。1台あった車は、途中ですれ違った昨日から1泊ピストンの健脚な男性の方だった。雨なのにすごい。
登山口入口にあるわかりやすい案内板。露でズボンが濡れないように農作業用の簡易スパッツを付けたが、登山用じゃないので暑くて使えなかった。13度だか蒸している。
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10/11 9:34
登山口入口にあるわかりやすい案内板。露でズボンが濡れないように農作業用の簡易スパッツを付けたが、登山用じゃないので暑くて使えなかった。13度だか蒸している。
晴れ予報が変わり今日は雨マークも現れた。しとしとと降り始めたがブナ林の下では濡れないほど。大森山の南面を巻く途中に「大森山」の標識があった。
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10/11 10:08
晴れ予報が変わり今日は雨マークも現れた。しとしとと降り始めたがブナ林の下では濡れないほど。大森山の南面を巻く途中に「大森山」の標識があった。
大森山の巻きが終わるといよいよ雨が本降りとなり30分ほどレインウエアーを着込んだ。この間に、石ごろで足場の悪いトラバースや草の被った細いトラバースが続いていた。
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10/11 10:33
大森山の巻きが終わるといよいよ雨が本降りとなり30分ほどレインウエアーを着込んだ。この間に、石ごろで足場の悪いトラバースや草の被った細いトラバースが続いていた。
獣匂がしてホーンを鳴らす。今シーズンからは スプレー・ホーン・爆竹は沢でも山でも必需品となり、遅い人のペースに合わせ離れず歩くことになった。Dは獣系に長けているので心強い。
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10/11 11:50
獣匂がしてホーンを鳴らす。今シーズンからは スプレー・ホーン・爆竹は沢でも山でも必需品となり、遅い人のペースに合わせ離れず歩くことになった。Dは獣系に長けているので心強い。
猫又沢渡渉点。崩落した登山道からロープを伝って沢に降りる。2ルートあったがどちらも残置ロープあり。丸太橋が掛かっていたがその先で石を伝って渡渉。
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10/11 11:55
猫又沢渡渉点。崩落した登山道からロープを伝って沢に降りる。2ルートあったがどちらも残置ロープあり。丸太橋が掛かっていたがその先で石を伝って渡渉。
対岸の登山道に「一の地」の標識があった。これは本来 1キロ先で265m上の大蔵村と庄内町(旧立川町)との境界地である975m地点にある物で、大蔵村が設置した道標に間違いない。沢を流れてたどり着いたとは地形状考えられず不可解。その時気づけば元の場所に移動できたのに残念。
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10/11 12:56
対岸の登山道に「一の地」の標識があった。これは本来 1キロ先で265m上の大蔵村と庄内町(旧立川町)との境界地である975m地点にある物で、大蔵村が設置した道標に間違いない。沢を流れてたどり着いたとは地形状考えられず不可解。その時気づけば元の場所に移動できたのに残念。
赤沢川渡渉点では2回渡渉する。通常の水量は少ないが、川幅が狭く増水すると流れも速くなるだろう。
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10/11 13:22
赤沢川渡渉点では2回渡渉する。通常の水量は少ないが、川幅が狭く増水すると流れも速くなるだろう。
渡渉すると、金属板道標がまとまってあった。立川町と大蔵町が設置したものが集まったか? 立川町の道標には「赤沢川」とあっるが、他は「赤砂沢(川)」とあり「赤砂山」についてはどこのピークかわからない。
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10/11 13:27
渡渉すると、金属板道標がまとまってあった。立川町と大蔵町が設置したものが集まったか? 立川町の道標には「赤沢川」とあっるが、他は「赤砂沢(川)」とあり「赤砂山」についてはどこのピークかわからない。
肘折登山口から6.45キロ(ジオグラフィカによると)で磐梯朝日国立公園看板に到着。ここからは国(環境省)が直接管理する地域に入るためか、登山道入り口とあった。
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10/11 15:14
肘折登山口から6.45キロ(ジオグラフィカによると)で磐梯朝日国立公園看板に到着。ここからは国(環境省)が直接管理する地域に入るためか、登山道入り口とあった。
雨降り後の曇り空から薄日が差し込み、黄色く色づき始めためた風景が目に入る。
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10/11 15:15
雨降り後の曇り空から薄日が差し込み、黄色く色づき始めためた風景が目に入る。
国立公園に踏み込むと足元には木道が現れた。磐梯朝日国立公園は、福島県・山形県・新潟県にまたがる国立公園で1950年(昭和25年)に指定。当然のことながら人の少ない このルートには国の予算は回らず荒廃が著しい箇所が多数。
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10/11 15:15
国立公園に踏み込むと足元には木道が現れた。磐梯朝日国立公園は、福島県・山形県・新潟県にまたがる国立公園で1950年(昭和25年)に指定。当然のことながら人の少ない このルートには国の予算は回らず荒廃が著しい箇所が多数。
小岳湿原入口の木橋の手前に「小岳」の標識があった。小岳は登山道より東側にあるのっぺりした1226ピーク。
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10/11 15:24
小岳湿原入口の木橋の手前に「小岳」の標識があった。小岳は登山道より東側にあるのっぺりした1226ピーク。
湿原は紅葉が進み奇麗で静寂な空間だった。前方には木標が見える。
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10/11 15:25
湿原は紅葉が進み奇麗で静寂な空間だった。前方には木標が見える。
前方の月山方面は曇り空だが、それ以外は青空が見えた。
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10/11 15:26
前方の月山方面は曇り空だが、それ以外は青空が見えた。
木標には「小岳」と「磐梯朝日国立公園」が面を変えて記されていた。
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10/11 15:28
木標には「小岳」と「磐梯朝日国立公園」が面を変えて記されていた。
湿原を出ると東側の視界がパッと開けた。濃い緑を含む まだらな紅葉が見えた。
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10/11 15:38
湿原を出ると東側の視界がパッと開けた。濃い緑を含む まだらな紅葉が見えた。
細尾根のトラバース道を通過。
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10/11 15:38
細尾根のトラバース道を通過。
ザレ場のトラバース道も現れた。
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10/11 15:51
ザレ場のトラバース道も現れた。
登山道付近に見られる紅葉の色付きは時期に 眼下に見える青々した稜線へ降りていくことだろう。秋に見られる小さなウラナミシジミが可愛らしく飛び交っていた。
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10/11 15:58
登山道付近に見られる紅葉の色付きは時期に 眼下に見える青々した稜線へ降りていくことだろう。秋に見られる小さなウラナミシジミが可愛らしく飛び交っていた。
湿地帯を抜ける木道。湿った部分は滑りやすく足を乗せたとたんに滑った。
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10/11 16:07
湿地帯を抜ける木道。湿った部分は滑りやすく足を乗せたとたんに滑った。
登山道から山頂の中間地点に位置する三日月池。月山の眺望がよく木道が7本に分かれていた。今回は月山上部に雲が掛かっていて残念。
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10/11 16:09
登山道から山頂の中間地点に位置する三日月池。月山の眺望がよく木道が7本に分かれていた。今回は月山上部に雲が掛かっていて残念。
念仏ケ原避難小屋に到着。かなり時間がかったが日没には間に合った。小屋は1階と2階があり、非常時に使用させて頂ける物品や備品が揃っていた。
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10/11 16:44
念仏ケ原避難小屋に到着。かなり時間がかったが日没には間に合った。小屋は1階と2階があり、非常時に使用させて頂ける物品や備品が揃っていた。
平日ともあり避難小屋は予想通り私たちだけ。水が取れないことを想定し今夜と明日にかけての水は担いできたが、浄水器があれば水には困らない立地だった。夕飯は牛丼とみそ汁。食後にコーヒーと群馬の高級ハロウィン限定菓子。
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10/11 18:22
平日ともあり避難小屋は予想通り私たちだけ。水が取れないことを想定し今夜と明日にかけての水は担いできたが、浄水器があれば水には困らない立地だった。夕飯は牛丼とみそ汁。食後にコーヒーと群馬の高級ハロウィン限定菓子。
このペースだと明日もかなりかかるだろうと、明日は2時から歩くことにして就寝。23時、小屋外は満点の星空だった。
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10/11 23:22
このペースだと明日もかなりかかるだろうと、明日は2時から歩くことにして就寝。23時、小屋外は満点の星空だった。
3時には出ようと2時前に起きた。ラーメンを食べて夜露で濡れないようにカッパの下を履いて外に出る。小屋内は12.5度、外は6.5度で暖かかった。
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10/12 2:25
3時には出ようと2時前に起きた。ラーメンを食べて夜露で濡れないようにカッパの下を履いて外に出る。小屋内は12.5度、外は6.5度で暖かかった。
小屋の先で湿原に出ると気温は下がり1.7度。木道には霜がはり滑るどころか足を乗せてはいけない部分となっていた。星が低い位置から見えて、まるで星の中を歩いているように湿原を進んだ。
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10/12 3:36
小屋の先で湿原に出ると気温は下がり1.7度。木道には霜がはり滑るどころか足を乗せてはいけない部分となっていた。星が低い位置から見えて、まるで星の中を歩いているように湿原を進んだ。
後方には すぐわかる北斗七星。
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10/12 3:46
後方には すぐわかる北斗七星。
オレンジに輝くペテルギウスにオリオン座。その左上にはふたご座が確認できた。
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10/12 3:46
オレンジに輝くペテルギウスにオリオン座。その左上にはふたご座が確認できた。
乗ることのできない木道に時間がかかり念仏が原湿原終了点へ。ここから清川橋までは荒れた登山道の下りとなる。気温は4.3度に上がった。
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10/12 4:09
乗ることのできない木道に時間がかかり念仏が原湿原終了点へ。ここから清川橋までは荒れた登山道の下りとなる。気温は4.3度に上がった。
悪路の登山道を激下りした先の渡渉地点。岩を伝って渡れるが、水量豊富で水取りしやすく帰りに2リットル調達した地点。地図には沢の記載なし。
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10/12 4:30
悪路の登山道を激下りした先の渡渉地点。岩を伝って渡れるが、水量豊富で水取りしやすく帰りに2リットル調達した地点。地図には沢の記載なし。
渡渉後も悪路が続き清川橋に至る。
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10/12 4:42
渡渉後も悪路が続き清川橋に至る。
清川橋を渡ってしばらく進むと一般的な登山道となった。辺りが白け後方から朝日が差し込む。苔むしった木道は苔の部分を歩くと滑らなかった。
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10/12 5:54
清川橋を渡ってしばらく進むと一般的な登山道となった。辺りが白け後方から朝日が差し込む。苔むしった木道は苔の部分を歩くと滑らなかった。
すると 突然樹林から飛び出し、日に照らされたなだらかな高台が目の前に広がった。
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10/12 6:13
すると 突然樹林から飛び出し、日に照らされたなだらかな高台が目の前に広がった。
緩やかな斜面の紅葉地帯を進んでいくと、休憩するのに丁度よい大きな岩のある湿地帯に着いた。
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10/12 6:25
緩やかな斜面の紅葉地帯を進んでいくと、休憩するのに丁度よい大きな岩のある湿地帯に着いた。
この大岩の上で大休憩。カッパの下も脱ぎパンを食べる。気温15度だが日差しが加わると風もなく暑いくらい。
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10/12 6:28
この大岩の上で大休憩。カッパの下も脱ぎパンを食べる。気温15度だが日差しが加わると風もなく暑いくらい。
葉山の上に昇った朝日。柔らかな陽の光が気持ちいい。
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10/12 6:30
葉山の上に昇った朝日。柔らかな陽の光が気持ちいい。
ここから千本桜手前の前方の肩への登りになる。
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10/12 7:30
ここから千本桜手前の前方の肩への登りになる。
ここからは急登には見えない。
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10/12 7:33
ここからは急登には見えない。
東南に雲海越しの蔵王連峰が見えた。
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10/12 7:35
東南に雲海越しの蔵王連峰が見えた。
急登手前の立派なダケカンバ地帯。遠目にも目立っていた。
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10/12 7:39
急登手前の立派なダケカンバ地帯。遠目にも目立っていた。
ここから始まる急登には数ヶ所にロープが設置され助かる。
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10/12 7:43
ここから始まる急登には数ヶ所にロープが設置され助かる。
一気に高度が上がり、見通しのいい場所から後方を振り返る。
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10/12 7:56
一気に高度が上がり、見通しのいい場所から後方を振り返る。
激下りした清川を跨いだ後ろに広がる念仏ケ原湿原。その奥には小岳と葉山。
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10/12 8:00
激下りした清川を跨いだ後ろに広がる念仏ケ原湿原。その奥には小岳と葉山。
急登を終え、前方には たおやかな稜線を臨む草原を歩く。足元には草紅葉を過ぎ、黄金色の枯れ草が一面に広がった。
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10/12 8:17
急登を終え、前方には たおやかな稜線を臨む草原を歩く。足元には草紅葉を過ぎ、黄金色の枯れ草が一面に広がった。
後方には どっしり佇む葉山を雲海が囲んでいる。
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10/12 8:19
後方には どっしり佇む葉山を雲海が囲んでいる。
この草原の真ん中に「千本桜」の道標があった。名前と風景のギャップに驚く。
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10/12 8:22
この草原の真ん中に「千本桜」の道標があった。名前と風景のギャップに驚く。
葉山をバックに千本桜で。
なかなかいい風景だ。
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10/12 8:22
葉山をバックに千本桜で。
なかなかいい風景だ。
千本桜を先に進むと、左の切れ込んだ谷からは川の音が聞こえ、前方にはなだらかな月山の稜線が見えた。よく見ると頂上小屋が見える。
1
10/12 8:29
千本桜を先に進むと、左の切れ込んだ谷からは川の音が聞こえ、前方にはなだらかな月山の稜線が見えた。よく見ると頂上小屋が見える。
この高原地帯の紅葉は過ぎたようで、赤い葉が散ってしまった後のナナカマドの実がたくさんあった。実には微量な毒性があるため鳥に食べられない。
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10/12 8:56
この高原地帯の紅葉は過ぎたようで、赤い葉が散ってしまった後のナナカマドの実がたくさんあった。実には微量な毒性があるため鳥に食べられない。
後方を振り返ると、大地の裂け目に沢が流れその横には笹を分けた登山道がくっきりと見える。頂上小屋が見えてからだいぶ歩いたのに一向に近づかない。
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10/12 9:17
後方を振り返ると、大地の裂け目に沢が流れその横には笹を分けた登山道がくっきりと見える。頂上小屋が見えてからだいぶ歩いたのに一向に近づかない。
大きな岩がゴロゴロ点在する賽の河原へ。賽の河原と言っても小さな石が無く、ケルンは存在しない。
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10/12 9:42
大きな岩がゴロゴロ点在する賽の河原へ。賽の河原と言っても小さな石が無く、ケルンは存在しない。
賽の河原を登り切ると、岩場を縫う急登に入る。沸き立ち始めた雲海は纏まり 雲になってゆく。
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10/12 9:56
賽の河原を登り切ると、岩場を縫う急登に入る。沸き立ち始めた雲海は纏まり 雲になってゆく。
赤ペンキの矢印が明瞭でルートに戸惑うことなく登って行かれる。
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10/12 9:57
赤ペンキの矢印が明瞭でルートに戸惑うことなく登って行かれる。
後方を振り返るといい眺め。近づいた稜線を見上げると登山者が沢山見えたが、このルートを歩くのは2人だけ。
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10/12 10:02
後方を振り返るといい眺め。近づいた稜線を見上げると登山者が沢山見えたが、このルートを歩くのは2人だけ。
岩場の急登を抜けるとロープで囲われた登山道へ入る。導かれるままに進み分岐の道標へ。
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10/12 10:14
岩場の急登を抜けるとロープで囲われた登山道へ入る。導かれるままに進み分岐の道標へ。
神社の手前広場から見渡すと、牛首〜姥ヶ岳〜湯殿山への奇麗な稜線が見えた。森林限界の紅葉はつるんとしていて可愛らしい。
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10/12 10:19
神社の手前広場から見渡すと、牛首〜姥ヶ岳〜湯殿山への奇麗な稜線が見えた。森林限界の紅葉はつるんとしていて可愛らしい。
神社から少し戻り山頂へ回り込む。
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10/12 10:23
神社から少し戻り山頂へ回り込む。
八合目への稜線の先には雲海から頭を出した鳥海山。左には鶴岡の町並み。
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10/12 10:32
八合目への稜線の先には雲海から頭を出した鳥海山。左には鶴岡の町並み。
月山山頂は写真待ちの行列ができていた。土・日・月の3連休一番予報がよかったのかもしれない。Dは初めての月山。Pは登山を始めた頃に湯殿山神社から登っている。
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10/12 10:35
月山山頂は写真待ちの行列ができていた。土・日・月の3連休一番予報がよかったのかもしれない。Dは初めての月山。Pは登山を始めた頃に湯殿山神社から登っている。
西方面 なだらかな斜面を谷が深く切り込んでいる。
混雑している山頂部を避け賽の河原で休憩することにし、帰路に向かう。
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10/12 10:36
西方面 なだらかな斜面を谷が深く切り込んでいる。
混雑している山頂部を避け賽の河原で休憩することにし、帰路に向かう。
千本桜の激下り途中で 再び念仏ヶ原を眺めると・・・
白い小さな人工物を発見。地図を広げた位置関係でも避難小屋に間違いなく、行きでは光の加減で目立たず見えなかったようだ。
結構近いなぁと安堵。
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10/12 12:11
千本桜の激下り途中で 再び念仏ヶ原を眺めると・・・
白い小さな人工物を発見。地図を広げた位置関係でも避難小屋に間違いなく、行きでは光の加減で目立たず見えなかったようだ。
結構近いなぁと安堵。
清川橋。橋のたもとの看板には「立谷沢」と記されていた。登山口の案内板にも「立谷沢川」となっていた。でも、橋の名前は清川橋で地図の名称も清川になっている。
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10/12 13:36
清川橋。橋のたもとの看板には「立谷沢」と記されていた。登山口の案内板にも「立谷沢川」となっていた。でも、橋の名前は清川橋で地図の名称も清川になっている。
清川橋からの崩落したロープ付きの登山道を登り、行きに目星をつけていた沢で2Lの水を調達。再び悪路を登ると
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10/12 13:58
清川橋からの崩落したロープ付きの登山道を登り、行きに目星をつけていた沢で2Lの水を調達。再び悪路を登ると
念仏ヶ原湿原へ出た。行きは真っ暗だったので帰りの散策を楽しみにしていた場所。のどかだな。
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10/12 14:21
念仏ヶ原湿原へ出た。行きは真っ暗だったので帰りの散策を楽しみにしていた場所。のどかだな。
行きに乗れなかった木道は日に当たり乾いているため傾斜がついているところも滑らず歩くことができた。前方には避難小屋。
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10/12 14:26
行きに乗れなかった木道は日に当たり乾いているため傾斜がついているところも滑らず歩くことができた。前方には避難小屋。
月山の山頂付近に少し雲が掛かってきている。
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10/12 14:30
月山の山頂付近に少し雲が掛かってきている。
小屋に近づくと木道は荒れ気味だった。
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10/12 14:40
小屋に近づくと木道は荒れ気味だった。
14:44 に小屋に戻ると、他の登山者は到着していなかった。近くの小川で足を洗い、濡れタオルで体を拭く。夕飯は定番の銀座カレー(旨い!)
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10/12 15:53
14:44 に小屋に戻ると、他の登山者は到着していなかった。近くの小川で足を洗い、濡れタオルで体を拭く。夕飯は定番の銀座カレー(旨い!)
今日は必ず宿泊者がいると思ったが今夜も二人きりだった。
小屋先にある、名物の水洗トイレの写真を撮る。山頂では綺麗な夕焼けが見られたようだ。小屋内は昨日より少し暖かく13.5度。
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10/12 16:50
今日は必ず宿泊者がいると思ったが今夜も二人きりだった。
小屋先にある、名物の水洗トイレの写真を撮る。山頂では綺麗な夕焼けが見られたようだ。小屋内は昨日より少し暖かく13.5度。
3時に起床し、お世話になった避難小屋を出たのは4時半。レインパンツは今回も必須。気温は7.8度で暖かく、朝焼けが奇麗だった。
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10/13 4:54
3時に起床し、お世話になった避難小屋を出たのは4時半。レインパンツは今回も必須。気温は7.8度で暖かく、朝焼けが奇麗だった。
三日月池は、まだ暗がりの中。カメラレンズを通すと明るく映り月山に雲が掛かっているのがわかった。
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10/13 5:13
三日月池は、まだ暗がりの中。カメラレンズを通すと明るく映り月山に雲が掛かっているのがわかった。
日の出が見られるかと思ったら、雲海の上に雲が流れてきてしまい辺りはガスで覆われた。
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10/13 5:29
日の出が見られるかと思ったら、雲海の上に雲が流れてきてしまい辺りはガスで覆われた。
ガスガスでも 2日前に歩いた時よりも紅葉が進み、彩られた登山道が美しい。
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10/13 5:37
ガスガスでも 2日前に歩いた時よりも紅葉が進み、彩られた登山道が美しい。
朝日を浴びて輝く紅葉も奇麗だけど、雲に遮られた微量の光を受け、シックに落ち着いた紅葉色は とても奇麗だった。
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10/13 5:50
朝日を浴びて輝く紅葉も奇麗だけど、雲に遮られた微量の光を受け、シックに落ち着いた紅葉色は とても奇麗だった。
しっとりと美しい。
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10/13 6:01
しっとりと美しい。
標高を下げて行くうちに晴れ間がのぞいた。ずっと無風状態の山行に初めて、ブナ林を涼しい風が吹き抜ける。すると ぽつぽつと身体に何かが当たる。ブナの実だった。風が吹くたびにたくさんの実が落ちていた。
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10/13 8:54
標高を下げて行くうちに晴れ間がのぞいた。ずっと無風状態の山行に初めて、ブナ林を涼しい風が吹き抜ける。すると ぽつぽつと身体に何かが当たる。ブナの実だった。風が吹くたびにたくさんの実が落ちていた。
行きに気づかなかった湯殿山碑を探しながら歩くと、Dが使っているルート上の詳細が入った「山と高原アプリ」では、GPSが一部分かなりずれていた。猫又沢の渡渉点が湯殿山碑になっている。途中、熊の気配もあり注意して下山。
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10/13 9:07
行きに気づかなかった湯殿山碑を探しながら歩くと、Dが使っているルート上の詳細が入った「山と高原アプリ」では、GPSが一部分かなりずれていた。猫又沢の渡渉点が湯殿山碑になっている。途中、熊の気配もあり注意して下山。
登山口に近づくとキノコ狩りの二組の方とすれ違った。
今回も充実した山行になった。
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10/13 10:14
登山口に近づくとキノコ狩りの二組の方とすれ違った。
今回も充実した山行になった。
下山後はカルデラ温泉館で汗を流し、下道で米沢へ。「ぐっと」には2回行ったので、今回はオルガンのステーキ。フィレステーキが100g ¥3900( 値上がりはしょうがない)次回は ぐっとに行き もう少し安い焼肉重にしよう。
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5/4 18:11
下山後はカルデラ温泉館で汗を流し、下道で米沢へ。「ぐっと」には2回行ったので、今回はオルガンのステーキ。フィレステーキが100g ¥3900( 値上がりはしょうがない)次回は ぐっとに行き もう少し安い焼肉重にしよう。
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