火打山
- GPS
- 07:21
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ねよく整備されている |
写真
感想
月曜休みをもらえたので、行けなかったテント、小屋泊を計画するも
月曜は天気が悪く行けそうなところが無い…
日曜は天気は良いので日帰りだろうな。
名前に惹かれている光岳か、
片割れの登り残しの火打山か、
戸隠セットで、高妻山か。
なかなか決められないと、行く気自体無くなる。準備はしたが家でグダグダしていたら、嫁に出て行けと言われ火打山にした。
グダグダしすぎて出発予定時間に駐車場にたどり着けないので高速で。あー、金の無駄してる…
駐車場は広く、思ってたほど車いなくて何か登れない理由があるのか心配になった。
見上げるとプラネタリウム顔負けの満天の空。
ただ風が強い。山の上の方は寒そう。
3時に着いて、すぐ登るのを我慢して、準備に時間をかける。
明るくなってからでもいいかなぁーと思いながら、気づいたら4時に出てた。
初めはひたすら木道2キロ。
なだらかに見えるが、なかなか登る。
まっすぐなので、登りづらい。
周囲の野生動物に気を付けて、熊スプレー握りしめてひたすらまっすぐ歩く。
木々が風で揺れるので、森がざわざわしている。なので動物なのか風なのかわからず落ち着かない。
黒沢を大きな橋で渡ると本格的な登り。
橋の袂で左足をひねる。昔から癖になっている。だからひねった瞬間体重がかからないように動けて、大事には至らなかった。
十二曲りって名前出たら、条件反射できつい上りになるなって気構える。
にっぽん百名山で、ここの登り出てたなー
◯/12 ってあるので、クリアしていく感じてどんどん登れる。
周り見えないから上りに集中できるし。
ひたすら現れる階段を消化していく。
登り切ると、少し明るくなってきた。
そばの山から近くの山までシルエットが見えた。景色はどうかなあ?
十二曲りを登ったら火打山、妙高山テーブルに乗れたかと安心したが、ここかららに標高を上げる。てか、ここの登りが一番エグい。
丸くなった岩が縦に積み重なって行く手を阻む。悔しいのでモリモリ登る。
ここで踏んだ岩が動いて大コケ。右脛を強打。
こんな序盤でリタイア!?
痛みは続かなったので、行けそうだ。
あー、帰りの風呂は無しだな。
台地に上がると、また木道。好きだねー
それだけ登山者がいるってことなんだろうけど。丸い岩がポコポコしてるところが所々あって、に歩きづらい。木道も霜が降りてて滑るし。
富士見平までのあたりで日の出だと思う。山の陰で日の出見えん。
振り返ると、まじで富士山!
この日本海側ですけど、すげーな富士山。
正面に見える山を左にトラバースしていくと、
朝焼けに燃える3つの峰、麓に小屋が見える。
小さくアップダウンしていく。
山に近づけば近づくほど、足元の霜柱が増える。それほど寒いんだな。テント、小屋泊って地獄だったかも。
アルプス展望台からは、北アルプスがこれまた朝焼けに燃えていた。
山頂からの景色が楽しみ。
小屋の前には大きな池。池の畔がテント場。池を離れるとポコポコ岩場。滑りそうでコケそう。
高層湿原のど真ん中を突っ切る木道
花の時期は楽しいのだろう。今は滑らぬように。
天狗の庭からは、火打山を借景に日本庭園みたいになっている。
手前の池は水鏡。山と青空が映って美しい。
葦?の原っぱの真ん中にある小さな岩。
あれは要石なのだろうか。あれが動くと災が…
天狗の庭を回り込むと山頂までの登りとなる。
見上げてるだけで辛いって
ただ振り返ると妙高山との間の箱庭のような景色や、って妙高山だ!
遠くの山々が見えて、テンション上がる。
今日山登った人たち大当たりだったのでは?
振り返ると日本海と、上越の街が一望。
こんなに海が近かったんだな。
日が出てきて暑くなる。
ライチョウ平で上着を脱いで、最後の上り。
気持ち悪いほどの木道階段を登り切ると山頂。
360°の大展望。名だたる名山ほぼ見えたんじゃないか?
富士山もまだ見えたし。日本海から太平洋まで日本横断の景色が見えた。不思議。
そばには煙を上げる焼岳。あそこまで行こうと考えたなぁー。
山頂は広いのでゆっくりおにぎりタイム。
ここで満を持して、風速計!
木曽駒で暴風に遭ってから、知り合いにそんなのいらないよとバカにされつつ買ったのだ。
すぐ来るアマゾンかと思ってたら、中国から送られてくるらしく、いくつかの山で使うタイミングを逸してしまっていたのだ。
さあ、山頂の風はいかなるものか!
1.6m…今日はほぼ無風ー
次の活躍に期待して、山を降りよう。
先ほ度気持ち悪いほどの木の階段は、麓の景色に落ちていくような場所に早変わり。
登りは霜降りてて滑りやすかったところも、快適快適。たったかたーと。
帰りは上りでは暗くてわからなかった、錦の道を駆け下りてきた。
車に戻って、着替えをすると
行きにコケたところが思いのほかぱっくり割れていた。よくこれで登れたなと。
こりゃ帰らないと駄目だと。
帰ってくるの!?と嫌がる妻に謝って、これまた高速で帰る。
病院で診てもらったら
4針縫う怪我でした。全治2週間。
何か悪い事したんでしょうね。
それにしても、高い山はそろそろ終わりだなぁ。
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