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Yamareco

記録ID: 7419081
全員に公開
ハイキング
関東

奥久慈男体山ー月居山 スズメバチ注意

2024年10月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:33
距離
24.4km
登り
1,277m
下り
1,275m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:28
合計
7:31
距離 24.4km 登り 1,277m 下り 1,275m
5:21
49
6:10
6:11
7
6:48
6:56
24
7:20
7:27
25
7:52
7:53
12
8:05
8:12
32
8:44
17
9:08
9:09
10
9:53
9:54
5
9:59
115
11:54
58
12:52
天候 晴れのち曇り、薄明時はくもり
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
恒例により西金駅駐車場に停めて歩きました。
コース状況/
危険箇所等
(注意)スズメバチの巣があります。
場所は、男体山から歩いた場合、白地に青の「袋田の滝」と書いた標識のある場所と、白木山分岐の間です(10月12のkiiro-inkoさんの記録によると、これはp539と白木山分岐の間とのことです)。

筆者が通過したときは文字通り虫の居所が悪かったようで件の木のまわりを、ぶんぶん飛び回っていました。筆者は事前にkiiro-inkoさんの記録を読んでいて、ある程度心の準備をしながら歩いていましたので、重低音の羽音が聞こえた瞬間「あ、これだ!」と防御しながら通過できました。おかげで、被害は最小に抑えることができましたが、それでもゴム引き軍手の上から指を一箇所「軽く」刺されました(一瞬ちくっと痛みを感じる程度。刺されたというよりは、針をむき出しで飛んでいたスズメバチの針がぶつかったという感じでしょうか)。刺された翌日以降は、蚊に指されたような感じでかゆいです。

ーーー

10月に暖かい日が続いたり、風の強い日があったりした影響か、紅葉前半の主役である木の葉はずいぶんと落ちてしまった模様です。紅葉前半はほぼ絶望的で、1ヵ月後のイロハモミジの真っ赤な登山道に期待しましょう。

気温は大円地越が7時で12度、奥久慈男体山山頂が7時半で15度と、やや暖かめでした。本来この季節は霜が降りれもおかしくはないので一応防寒対策します。真冬ではないので、筆者は雨具と手袋(手袋は夏でも推奨)で代用してます。歩いている最中はむしろ暑いので薄手の長袖(真夏でも、虫対策、薮対策で長袖です)で歩きます。

難度は高くありませんが(でも高尾山や筑波山よりは遥かに難度が高い)、危険度が高い山です。特に頂上稜線は両側が切れ落ちているので転倒すると簡単に死亡または行方不明になります。

大円地山荘裏の木道は踏み抜きのリスクがあるので気をつけて歩きます。
一般コーススタート箇所の木橋は濡れているととてつもなく滑るので、慎重に足をおきます。その後、赤土の露出点、板状の岩、木の根などがかなり滑りやすいので用心します。

案外枝道やバリエーションルートの入り口が散見し、うっかりすると道迷いする危険があります。GPSとヤマレコなどのアプリをうまく使いながら、自分が計画通りに正しい道を歩けているかどうかを確認します。

男体山ー月居山縦走路は崩落が進んでいます。2023年2月の大雪のあとにかなり大きな崩落がありました。直後は通行が極めて困難でしたが、今は補助ロープが張られたり、踏み跡がしっかりしてかなり歩きやすくなりました。維持に携わる方々と、他のハイカーの方々(道は歩いて作られる)に感謝いたします。

その他周辺情報 下山後は118号沿いに西金まで歩きました。お目当ては国道沿いにある吉餅さん(こしあんの黒糖まんじゅうのおいしさは衝撃的)の和菓子と、石井製茶さんのお茶でした。車に戻ってからは恒例により、西金駅近くの細い道を登ったところにあるりんご園小野瀬さんでリンゴを仕入れました。
ガスガスで奥久慈岩稜も男体山も見えないまま登山を開始したが、大円地越あたりから青空が感じられた。お気に入りの頂上稜線の緑のアーケードがすがすがしい。
2024年10月27日 07:01撮影 by  SH-M17, SHARP
1
10/27 7:01
ガスガスで奥久慈岩稜も男体山も見えないまま登山を開始したが、大円地越あたりから青空が感じられた。お気に入りの頂上稜線の緑のアーケードがすがすがしい。
ダイモンジソウ?
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ダイモンジソウ?
ぶなの3兄弟があるコルを過ぎて、いつもの正面岩壁眺望点。ここまでスカッと晴れるとは期待していなかった。うれしい。
2024年10月27日 07:06撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:06
ぶなの3兄弟があるコルを過ぎて、いつもの正面岩壁眺望点。ここまでスカッと晴れるとは期待していなかった。うれしい。
無理やり桜の木の紅葉を撮影した。もう葉がずいぶん散っていた。この時期黄色系の紅葉を結構楽しめるのだが今期は紅葉前半は絶望的。
2024年10月27日 07:14撮影 by  SH-M17, SHARP
10/27 7:14
無理やり桜の木の紅葉を撮影した。もう葉がずいぶん散っていた。この時期黄色系の紅葉を結構楽しめるのだが今期は紅葉前半は絶望的。
頂上稜線から雲海を楽しむ。
2024年10月27日 07:18撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:18
頂上稜線から雲海を楽しむ。
山頂の祠で無事を感謝したのちに。暫く雲海を眺めた。奥久慈岩稜の影が映っている。
2024年10月27日 07:24撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:24
山頂の祠で無事を感謝したのちに。暫く雲海を眺めた。奥久慈岩稜の影が映っている。
滝倉尾根と、滝倉別尾根(筆者勝手に命名)に押し寄せる雲海と、ひょっこりひょうたん島のように頭を出している上下高塚山。
2024年10月27日 07:25撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:25
滝倉尾根と、滝倉別尾根(筆者勝手に命名)に押し寄せる雲海と、ひょっこりひょうたん島のように頭を出している上下高塚山。
長福山のどっしりした山容が雲海のおかげで強調されている。
2024年10月27日 07:25撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:25
長福山のどっしりした山容が雲海のおかげで強調されている。
雲が渦巻いているのが見えて面白い。
2024年10月27日 07:26撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 7:26
雲が渦巻いているのが見えて面白い。
月居山縦走路は地味だが。足裏の感触、地面を踏む音を楽しみつつ、時には木々を見上げてすがすがしさをいただく。今回は鳥のさえずりさえ控えめな、静かな山行であった。
2024年10月27日 08:32撮影 by  SH-M17, SHARP
10/27 8:32
月居山縦走路は地味だが。足裏の感触、地面を踏む音を楽しみつつ、時には木々を見上げてすがすがしさをいただく。今回は鳥のさえずりさえ控えめな、静かな山行であった。
所々現れる小さな眺望点で雲海を楽しんだ。
2024年10月27日 08:43撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 8:43
所々現れる小さな眺望点で雲海を楽しんだ。
こんな感じの明るい登山道を歩くのが好きだ。ここも紅葉の季節には錦になる。
2024年10月27日 09:05撮影 by  SH-M17, SHARP
10/27 9:05
こんな感じの明るい登山道を歩くのが好きだ。ここも紅葉の季節には錦になる。
第二展望台まで来るとかなり雲が引いてくる。右岸の山の上に歩っこ理浮かんでいる雲の塊が面白い。
2024年10月27日 09:09撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 9:09
第二展望台まで来るとかなり雲が引いてくる。右岸の山の上に歩っこ理浮かんでいる雲の塊が面白い。
最後の急登で息を切らす。ここで足がつるかどうかが体力チェックだ。今回はケイレンなしだった。そろそろ下野宮まで行く体力が付いてきただろうか。あの開けたところが見えると元気が湧く。
2024年10月27日 09:37撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 9:37
最後の急登で息を切らす。ここで足がつるかどうかが体力チェックだ。今回はケイレンなしだった。そろそろ下野宮まで行く体力が付いてきただろうか。あの開けたところが見えると元気が湧く。
月居山頂に登る前に、筆者が勝手に月居山のジャンダルムと呼んでいる小岩塔に立ってきた。雲海は八溝の奥に退きて大子の町に活気が戻る
2024年10月27日 09:40撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 9:40
月居山頂に登る前に、筆者が勝手に月居山のジャンダルムと呼んでいる小岩塔に立ってきた。雲海は八溝の奥に退きて大子の町に活気が戻る
月居山から袋田方面へ下山中、林道が半分崩落している箇所を通過した。夜間車で通ったら墜落だな(通行止めになっているからその心配はないが)。そこが小さい眺望点で中央に生瀬富士、右に立神山。生瀬富士の左に突き上げているピークは大子アルプス第21ピークだろうか?
2024年10月27日 10:20撮影 by  SH-M17, SHARP
10/27 10:20
月居山から袋田方面へ下山中、林道が半分崩落している箇所を通過した。夜間車で通ったら墜落だな(通行止めになっているからその心配はないが)。そこが小さい眺望点で中央に生瀬富士、右に立神山。生瀬富士の左に突き上げているピークは大子アルプス第21ピークだろうか?
シラキ(?)の紅葉。この木は例外的に美しい赤色を見せてくれた。
2024年10月27日 10:29撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 10:29
シラキ(?)の紅葉。この木は例外的に美しい赤色を見せてくれた。
下山してくると、右から月居山、山王山、滝のぞき、立神山、生瀬富士のパノラマに興奮することができる。こんな感じで下山後はぶらぶらと山を眺めて歩く。
2024年10月27日 10:31撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 10:31
下山してくると、右から月居山、山王山、滝のぞき、立神山、生瀬富士のパノラマに興奮することができる。こんな感じで下山後はぶらぶらと山を眺めて歩く。
国道118号に入って、遠くに顔を出す男体山に興奮する。自動車じゃないから眺め放題だ。
2024年10月27日 10:47撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 10:47
国道118号に入って、遠くに顔を出す男体山に興奮する。自動車じゃないから眺め放題だ。
久慈川の渓流と右岸の山のぽこぽこした稜線を眺めると、車が次々と走るアスファルト道でも、穏やかな気持ちになる。
2024年10月27日 11:18撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 11:18
久慈川の渓流と右岸の山のぽこぽこした稜線を眺めると、車が次々と走るアスファルト道でも、穏やかな気持ちになる。
逆に血が逆流するのが、この鷲の巣山もナイフリッジ。これを眺めるのも国道歩きのお楽しみ。
2024年10月27日 11:55撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 11:55
逆に血が逆流するのが、この鷲の巣山もナイフリッジ。これを眺めるのも国道歩きのお楽しみ。
さらに暫く歩き、ファミマ兼直売所前から見る長福山。ここでは長福山が男体山を圧倒している。
2024年10月27日 12:10撮影 by  SH-M17, SHARP
10/27 12:10
さらに暫く歩き、ファミマ兼直売所前から見る長福山。ここでは長福山が男体山を圧倒している。
右岸の山と鉄橋。ここを水郡線が爆走してくれたらうれしいなと思っていたら、図らずも期待にこたえてくれた。写真は撮れなかったが。
2024年10月27日 12:26撮影 by  SH-M17, SHARP
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10/27 12:26
右岸の山と鉄橋。ここを水郡線が爆走してくれたらうれしいなと思っていたら、図らずも期待にこたえてくれた。写真は撮れなかったが。
撮影機器:

装備

備考 ヘッドランプ、スマホGPS、帽子、手袋(ゴム引き軍手、商品名「タフレッド」)、タオル、雨具、防虫ネット、水、行動食

感想

登分歩給完了。

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ハイキング 関東 [日帰り]
奥久慈男体山から袋田の滝 縦走
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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