記録ID: 74466
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南ア周回縦走【伝付峠→荒川三山→塩見岳→農鳥岳→奈良田】
2010年08月13日(金) ~
2010年08月16日(月)
- GPS
- 82:10
- 距離
- 60.6km
- 登り
- 6,190m
- 下り
- 6,014m
コースタイム
【1日目】
伝付峠登山口手前4:40-9:20伝付峠-10:15二軒小屋-13:55マンノー沢ノ頭-15:50千枚小屋(テン泊)
【2日目】
千枚小屋4:20-6:30悪沢岳-7:20荒川中岳-9:50高山裏避難小屋-13:10小河内岳-14:40烏帽子岳-15:20三伏峠小屋(テン泊)
【3日目】
三伏峠小屋6:10-10:00塩見岳-12:00北荒川岳-13:30新蛇抜山-15:00安倍荒倉岳-15:30熊ノ平小屋(テン泊)
【4日目】
熊ノ平小屋4:30-5:05三国平-7:20農鳥小屋-8:10西農鳥岳-9:00農鳥岳-9:30大門沢下降点-14:30奈良田
伝付峠登山口手前4:40-9:20伝付峠-10:15二軒小屋-13:55マンノー沢ノ頭-15:50千枚小屋(テン泊)
【2日目】
千枚小屋4:20-6:30悪沢岳-7:20荒川中岳-9:50高山裏避難小屋-13:10小河内岳-14:40烏帽子岳-15:20三伏峠小屋(テン泊)
【3日目】
三伏峠小屋6:10-10:00塩見岳-12:00北荒川岳-13:30新蛇抜山-15:00安倍荒倉岳-15:30熊ノ平小屋(テン泊)
【4日目】
熊ノ平小屋4:30-5:05三国平-7:20農鳥小屋-8:10西農鳥岳-9:00農鳥岳-9:30大門沢下降点-14:30奈良田
天候 | 初日と4日目のみ晴れ、強風&雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【伝付峠登山口】 登山口手前で工事のゲートがあり、30分程度余計に歩かねばなりません。 ヘリポートに駐車できます(かなり余裕あり)。砂防ダムの工事現場手前から仮登山道で高巻きがあり、さらに砂防ダムは階段で登り下りがあります。 【伝付峠登山口→伝付峠】 桟道のいくつかは壊れていたり、傾いていて信頼できないものがたくさんあります。また、滑りやすいので細心の注意が必要です。沢の水量にもよりますが渡渉しなくてはならないことも。今回はジャンプしてクリア。峠手前に水場があります。 【伝付峠→二軒小屋】 歩きやすいハイキングコースのような道 【二軒小屋→千枚小屋】 まず吊橋を渡ってから、こわ〜い梯子、そして急登が続きます。千枚小屋に着くまで誰にも会いませんでした。 【千枚小屋→悪沢岳】 小屋周辺にはマルバダケブキをはじめ、花がたくさん。千枚岳と丸山の間に岩場で注意を要するところがあります。 【悪沢岳→高山裏避難小屋】 前岳から高山裏へ歩き出すところが一部崩落しています。今回のようにガスが出ていると、歩き出す方向がわかりませんでした。崩落斜面を左に見下ろしながら歩き出します。そして長い下りです。 【高山裏避難小屋→三伏峠小屋】 小河内岳手前までは鬱蒼とした樹林帯の中をアップダウン。小河内岳の登りは結構手ごたえがあります。 【三伏峠小屋→塩見岳】 塩見新道との分岐までアップダウンの繰り返し。塩見岳の登りは岩場です。落石要注意。 【塩見岳→熊ノ平】 雪投沢源頭へ向かってはガラ場を下ります。北荒川岳では砂地を登りつめます。全般にアップダウンの繰り返しでぬかるみも。北荒川岳以外のピークは通りませんが、登りたい方には、途中の新蛇抜山は左手のマルバダケブキと針葉樹の変わり目の斜面の最高点でケルンがありました。安倍荒倉岳はコース上に標識がついています。 【熊ノ平→農鳥小屋】 スケールの大きなトラバース。すごいです。もちろんアップダウンもありますが、最後には谷に下ってから登るという感じ。斜面を回り込むたびに新たな景色が広がります。 【農鳥小屋→大門沢下降点】 ジグザクに上り詰めると西農鳥岳(最高点)。農鳥岳へは一旦下ってから登り返します。大門沢下降点から南にある広河内岳へピストンする人もいました。(私はここで南嶺縦走をあきらめました) 【大門沢下降点→奈良田】 長〜い下り。吊橋は揺れるので一人ずつ。木製の橋の通過はバランス感覚を試されているよう。大門沢小屋直下で右岸から左岸に渡りますが、まっすぐの踏み跡があり、私も含め誤って下った人がいます。道が荒れているので引き返しましたが…。 詳しくは、HP「山歩きMystyle」 http://www.happyisland-update.com/record2010/0813minami-alps/20100813minimi-alps.htm |
写真
撮影機器:
感想
当初は、伝付峠から荒川三山、塩見岳、間ノ岳、農鳥岳、白峰南嶺を周回縦走し、3泊から4泊くらいで車に戻る予定でした。台風一過の晴れを期待して入山しましたが、予想外の雨&強風に苦戦し、体力も消耗していくうちに、気力まで喪失し、南嶺はあきらめました。ルートファインディングが必要なことや途中での幕営も考えると、仕切りなおしすることが賢明と考えた次第です。
今回の山旅では、百高山を9つゲットする予定でしたが、6つにとどまりました。白峰南嶺の3座については、奈良田から笹山への直登ルートがあることを確認できたので(日帰りピストンの方に聞いたところ、道ははっきりしていて、10時間くらいとのこと)、次回はこのルートと大門沢ルートを組み合わせて周回をしたいと思っています。(伝付峠のルートはあまり行きたくないというのが本音)
まともに景色を眺めることができたのは、やっと最終日になってから。せめてもの救いでした。
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