夏だ!ビールだ!ビアマウントだっ!! 陣馬山〜高尾山〜Mt.Beer!!! [陣馬高原下BS-新道-陣馬山-景信山-城山-高尾山]
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 926m
- 下り
- 788m
コースタイム
↓ (西東京バス\540) 0h36
09:10 陣馬高原下バス停
09:20
↓ 0h22
09:42 新道分岐
↓ 1h00
10:42 陣馬山
11:20
↓ 0h30
11:50 明王峠
↓ 0h20
12:10 室所山 *トラバース
↓ 0h50
13:00 景信山
13:20
↓ 0h20
13:30 小仏峠
↓ 0h20
14:00 城山
14:20
↓ 0h50
15:10 高尾山 大見晴台
15:30
↓ 0h10
15:40 高尾山薬王院 本社(権現堂)
↓ 0h05
15:45 高尾山薬王院 本堂
↓ 0h15
16:00 高尾山ビアマウント(ケーブルカーたかおさん駅)
天候 | 晴れ→うす曇り→晴れ。すさまじい猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路;高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト;なし。 ●トイレ;陣馬高原下BS、陣馬山、明王峠、景信山、城山、高尾山 ●危険個所;特になし。 ●茶屋;陣馬山の清水茶屋、城山の2軒の茶屋、高尾山の茶屋は営業していましたが、その他はお休み。 |
写真
感想
陣馬山〜高尾山。お目当ては高尾山ビアマウント登頂!!
=〆はビールで。=
東京はもはや亜熱帯かと思われる程の今夏。そんななか無謀にも高尾山に行ってきました。
なぜこのくそ暑いなか高尾山かといいますと、高校時代の先輩がやはり山に登るのですが、東京に上京するのにあわせてどこか登りたいというので、「じゃあ東京を代表する山といったら高尾山しかないでしょっ」となり、高尾山になったのでした。
で先輩に提案した計画は
々眸山登山。〆は高尾山のいまや夏の風物詩となった高尾山ビアマウントでビール。
⊃愬六海ら高尾山縦走。〆は高尾山のいまや夏の風物・・・以下同。
「他の〆はないんかいっ!」とつっこみされそうですが、今回の山行目的は高尾山ビアマウントの登頂ですので、「文句あっかっ!」でございます。
で北アルプスの槍や常念にも登った事のある先輩。当然△鯀択です。
=あ、あづい=
で陣馬から高尾山の縦走。6月に続き、3回目の陣馬高尾。
とくに危険箇所もなく歩きやすい道なのですが、問題はこの暑さ。高尾山あたりだと平地とさほど気温はかわりませんので、熱中症の危険性も考え考慮し水を3リットル持っていく事に。コッヘルとかバーナーとかいろいろ持っていったら、日帰りなのにザックは10kgに。どうも荷物を減らすのが苦手なんですよね。でもまぁトレーニングにはなりますが。
で先輩と待ち合わせ、高尾駅からバスで陣馬高原下バス停へ。いよいよ登山開始です。
陣馬高原下バス停からはしばらく車道を行きますが、新道分岐で車道から左に分岐する登山道に入ります。この登山道は距離は短いものの山頂までなにげに急な登りが続きますので、きついのが嫌な方は車道をそのまま和田峠までいき、そこから陣馬山に向かった方がいいかと思います。
とまじめにレポしたところで、しかし暑かったです。陣馬山までの登りは。
森の中なので日差しはないのですが、ムシムシして立っているだけで汗が吹き出してきます。サウナ状態です。
昭文社の山と高原地図の注釈には、この山域の登山適期は晩秋〜早春となっていますが納得です。真夏は来ちゃダメです。身体に悪いです。ココ。
登山道に息絶えたでっかい元蛙がいましたが、そりゃ蛙もくだばります。この暑さじゃ。
=山頂でビール!?=
新道分岐から森の中を歩き続けること1時間。陣馬山山頂に到達です。山頂にはお馴染みの白馬像がドーンと立っており、数人の方がおもいおもいに過ごされていました。山頂にはいくつか茶屋があるのですが、清水茶屋さんが営業しているだけでした。高尾山から縦走してきた男性の方が、「冷えたビールありますか?」とビールを注文。
「び、ビ、ビール??うーー飲みたい。。。」
「冷えた??うんな冷えたっていったって、どーせ水で冷やしたくらいでしょ。そんな生ぬるいビールなんて。。。」
「でもな、陣馬山だったら電気通ってるかもな。だったら冷蔵庫あるかもな。そしたら冷えたビールもある?」
「いやいや今日の最終目的はビアマウントの登頂だし、ここではまだ登れない」
と沸き上がる衝動を数秒間で抑えこみ無事に勝利っ!まあ、衝動を欲望で制しただけなんですが。
山頂では早めの昼飯です。なぜかといいますと、ビアマウントは16時からなので、それを見越しての早めの昼飯です。
今日はビアマウントの登頂がすべてなのです。
昼飯は当初はバーナーでお湯でも沸かしてアルファ米でも食べようかと思っていましたが、この暑さではバーナーをつける気にもならず、先輩からおにぎりを分けてもらい、それで済ませました。ダメな後輩。。。
=Mt.Beerへと続く稜線=
昼飯を済ませ、高尾山方面へ出発。尾根づたいに稜線を下ります。稜線なので風も通り少し涼しくなりました。明王峠を通り、室所山をトラバースし(この室所山は急登&急な下りで、山頂の展望も登った割に合わないので今回はパス)、景信山へ。
景信山は展望が開け関東平野が一望できます。茶屋がありベンチがたくさん並んでいますが、茶屋はお休み。ただベンチは常時開放されているため、みなさんお弁当をひろげて昼ご飯を食べていらっしゃいました。
景信山で展望を楽しんだあと、小仏峠を過ぎ城山へ。城山までくると奥高尾といった感じで高尾山まであと少しです。高尾山から城山まで足をのばす観光客もいるので、城山の茶屋は営業してました。城山も好展望の山。関東平野が一望できます。
城山から高尾山までは、非常に整備された歩きやすい道です。高尾山は明治の森国定公園に指定されていますので、非常に植生が豊かです。またいくつもの自然研究路が通っていますので、気分にあわせてルーティングできます。
で今回は高尾山の周回ルートの5号路を右方向へ。
しかしこれが失敗でした。右方向の5号路は高尾山の山頂へと続く尾根の南面を通っているため、うだるような暑さなんです。暑い時期に登る方は、左側へと伸びる北面の5号路をオススメします。
=高尾山はあくまでおまけ=
うだるような暑さの中、高尾山山頂へ。高尾山山頂は山というよりはもはや観光スポットで非常に賑やかでした。
山頂からは1号路へ。高尾山薬王院を経てケーブルカー乗り場へと続く1号路を下ります。何度か高尾山にきてますが初の1号路です。登山メインですとどうしても1号路以外の道を選んでしまいます。
薬王院は古刹だけあって趣があります。近頃はパワースポットとして雑誌に取り上げられてようで、ますます人気が高まっているみたいです。
がしかし、今回の目的はしつこいですがビアマウント登頂です。
高尾山ビアマウントはおそらく日本で一番込み合うビアガーデンでしょう。休日は2時間3時間待ちがざらのちょー人気スポット。今回は平日とはいえ夏休み期間でもあるので、下手をすると入場制限で入れないかもしれませんので、16時からの開店に間に合うように最後の追い込みで道を急ぎます。
観光客をごぼう抜きにする登山客はかなり異様。。。しか〜し、そんな事を気にしてたらビアマウントのピークは踏めません!!
で16時ピッタリにケーブルカー山腹駅横のビアマウントに。しかし我々が目にした物は・・・。長蛇の列。
「ビアマウントのピークを踏むために15キロも歩いてきたんですっ!譲って下さいっ!!」と叫びたくなる衝動を抑え、最後尾の札を持つ係員の方にどのくらい待つか聞いた所、「この分だと15分か20分くらいだと思いますよ。入場制限は今の段階では大丈夫です」とのお言葉。登頂制限はないようで、ありがたやありがたや。これで無事ピークを踏めます。
=ついにMt.Beerの頂へ。=
で結局、30分程入場を待ち場内へ。ついに登頂成功です。展望最高、眼下には関東平野が一望です。眺めのいい展望室の席が運よく空いていたのでラッキーでした。
ここで高尾山ビアマウントのシステムについてご説明します。
2時間制のバイキングで飲み放題食べ放題になっており、料金は男性3300円、女性3000円と良心価格です。すいている日は超過料金を払えば延長できます。
飲み物は生ビールが6種類、ワイン赤白、数種類の焼酎、サワー、ソフトドリンクとより取り見取りで、食べ物も種類が豊富で新しいメニューもどんどん追加してくれるので、食べ飽きる事がありません。つまり3000円ちょいで腹一杯飲み食いできる訳です。日が暮れれば、眼下には関東平野の夜景。人気なのも頷けます。
でビアマウント。抑え込んでいた欲望を開放し生、生、生ビール!です。
で料理は、焼きそば、パスタ、チンジャオロース。鶏肉のソテーに酢豚、おいなりさん。から揚げにムール貝のパン粉焼き、エビのから揚げ。そしてまたまたパスタ。杏仁豆腐、サラダ、また焼きそば。で〆はカレー。なんという食べ方。。。
「今日の山行は全然キツクなかったから明日は太ってるだろうなぁ」と思いつつ、正味1時間半で食いまくりました。
今回は混み合っていたので延長はできませんでしたが、以前来た時は、16時に入って21時半の閉店まで飲み食いし、帰りのケーブルカーはさながら酔っ払い電車。見ず知らずの人達なのに酔っ払い同士という親近感からか妙にフレンドリーになり、非常に楽しかった思い出があります。
まあ、今回はビアマウントを出たのが18時過ぎでさすがに時間が早く、酔っ払い電車にはなりませんでしたが、ケーブルカーが動くと歓声がおき、楽しいひと時となりました。
=まとめ=
ヤマレコというかノミレコですね、今回の山行は。今回というかここ最近の単独山行以外のヤマレコは、ノミレコ具合が増しています…。10年前までは「ビールなんてあんな苦くてまずいものを飲むなんて…」と思っていたのに、今となっては…。こんな身体にしたのは、おまえだよ、Tっ!!わかってんのか?
と話は脱線しましたが、Mt.Beer、非常に楽しい山でございます。閉山は10/3との事。お近くの方、もしくは「いつかは高尾山」(んな奴いないか…)とお思いの方、酒飲みもそうじゃない方も、日本人も外国の方も、老若男女問わず(子供料金もありますよ〜)、非常に楽しめる山でございます。
高尾山に飽きた方、いわば裏高尾のMt.Beer。ぜひご賞味を。
毎度、楽しいレポート(感想)ですね 。
Mt.Beerいいですね 。TVでよく見る人気の高尾山(近頃はどちらかというとネガティブな話題の中で出てくることが多かったりしますが・・)ですが、酒飲みの私としてはたまらんです。
それに山では知らない人とも自然に会話できますよね。
ところが近頃、九州の山ですれ違うおばさん軍団とは会話が続かないんですよね〜 。
なぜか・・
「こんにちは〜」
「アニョハセヨ〜」
「えっ、・・・・・」
ってな感じで、続かないんですが、先日の久住山行では地面に書きながらの会話に・・全くわからないのですが、2000という字から山頂までの距離を聞いているのかと思い、「OK、OK」と訳のわからん返事をしてしまいました。
でもお礼に韓国のフルーツキャラメルをもらったので、「カムサハムニダ」と知っている韓国語(2つだけです)を使い切って分かれました。
山での出会いは普段と違って楽しいし、ビールや食事もまた格別ですね 。
Mt.Beer楽しいですよ〜
でもおっしゃる通り、ここ2-3年の高尾山は混雑ぶりが半端なく、トップシーズンの休日はケーブルカーが60分待ちとか、登山道が数珠つなぎ状態とからしく、人ごみが大嫌いな自分は平日にしか行けなくなってしまいました。山自体はいい山なんですけどねぇ。
最近、韓国の方が日本に登山に来られるというのは聞いていましたが、九州ですとほんとに多そうですよね。
単なる観光地ではなく、登山で国際交流ができるというのは、いいですよね〜
山で飲むはなんであんなにうまいんでしょうか。
ここ最近は、をキンキンに冷えた状態で山に持って行けないものか思案中です…
zawadaさんこんにちは。いまごろコメントですみません。
夏の山行記録見返していたら、私の1日あとに、全く同じルートで縦走されていたので。行きのバスまで同じ時間だったようです。只私は帰りはビアマウントではなく沢下りの6号路で歩いて帰ってきました。
結局この日は高尾からの下山はどこの道も失敗に終わったようです。涼しいと思った沢沿いの道も蒸し暑いだけでした。
で、どうせ混むだろうと思ってわたしはビアマウントは回避してしまったのですがこれは失敗…
来年は家内も連れてチャレンジしてみようかと思います。
pastralsnwさん、コメントありがとうございます
Mt.Beerは楽しいですけど、正直あの暑さは身体に悪いですよね〜
でもだからこそは格別なんですけど…。
休日は絶対無理だと思いますけど、平日でしたらいけると思いますよ。2時間の交代制を考慮して、16時前後、18時前後が狙い目かもしれませんよ。
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