八ヶ岳(麦草峠〜観音平まで歩く)
- GPS
- 53:15
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,089m
- 下り
- 2,650m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:35
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 10:34
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:12
天候 | 16日 山頂曇り 17日 曇り 18日 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
小淵沢駅9時41分松本行き普通電車→茅野駅 410円 茅野駅AM11:00タクシー乗車 麦草峠AM12:00着 参考9990円 小淵沢駅前駐車場は工事中で500m離れたところに第二駐車場有 17日 観音平→市営駐車場 4520円 (小淵沢タクシー) 小淵沢IC PM8:20→津IC 松阪 AM1:00 諏訪、御在所SAにて休憩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
麦草ヒュッテに登山ポストあり。 赤岳からキレット小屋までは登山者が多い場合は落石があるかもしれません。 ヘルメット用意しました。 |
その他周辺情報 | 温泉施設 道の駅に併設するスパティオで入浴可能 820円 食事 スパティオ内 森樹(和食) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今回の山行は昨年の紅葉シーズンに涸沢に行く予定だったのですがぎっくり腰で前日にドタキャンしたU氏と来年は行くぞーと決意しつつ、自分は一度行った所より、まだ行ってない所の方がいいので勝手に八ヶ岳に決めて、自分も勤め先からリフレッシュ休暇も頂けるので縦走に合わせて取得した。そうなるといつも一緒に山行している嫁さんも誘いたくなるし、いつも一緒に飲んでる時間を持て余しているK氏にも声をかけて4人で行くことになった。このメンバーは登山を志した3年前に一緒に富士山に登ったメンバーで、自分たちの中ではオリジナルと呼んでいる。本来ならもう一人私の息子も含めての5人がオリジナルメンバーだが今回は金銭面の関係で遠慮してもらった。
このコースずばりは昨年ランドネで紹介されていた八ヶ岳縦走おすすめコースをそっくり真似したコースとして計画した。ただ、私たちは三重県からの車の移動というところが違うのかな? 移動に使った車をどこにデポするかが問題で下山側が観音平ということもあって小淵沢駅周辺に駐車して小淵沢駅から茅野駅まで鈍行に乗車し、茅野駅からタクシーで麦草峠まで向かうということにした。 茅野駅からは麦草峠まではシーズン中の休日はバスが往復しているのだが、出発日は金曜日ということもあってタクシーを選択する他なかった。
三重県の自宅をAM4:00に出発し小淵沢駅に到着した時にはAM8:30でほぼ計画どうり。しかし、前日に北杜市観光協会に問い合わせして小淵沢駅前に無料の市営駐車場があると聞いていたのになんとそこが工事中で駐車できなかったのだ。 観光協会も工事中で駐車出来ないということぐらいは把握して情報を出してほしいものだ。ただ、離れたところに第二駐車場があったのでそこに車をデポして小淵沢駅で電車を待つのであった。 山梨に来たので早速ワインをベンチに座りながら飲食、こうして私の酒飲み登山が始まった。
一日目
麦草峠まではタクシーで一時間程度なので駅前でランチとし、そこで地ビール1本とハンバーグライスを飲食した。タクシーに乗りこんで麦草峠まで出発、愛想のいい運転手さんで会話をしながらあっという間の一時間で麦草峠の駐車場に到着した。駐車場でトイレを借用してスタート、天候の方は茅野市の麓は晴れていたがここは峠、雨が降りそうで微妙な天気だった。まずは、森の中を抜けて丸山(2329.9m)、少し下って高見石小屋で休憩、そこからはいつもの登山のような調子で中山(2496m)に到着、下りに弱い友人がマイペースで歩き出してガスの中、中山峠まで来た。 もう少しで今晩の山小屋の黒百合ヒュッテだ。 山小屋にチェックインした後、夕飯までの時間があったので疲れを癒す熱燗をいただいた。つまみには僕の大好物、天狗のビーフジャーキーをわざわざ持参してくれました。このビーフジャーキーはU氏がいつも僕への餌のように山小屋の時は必ず持ってきてくれる。(感謝 恒例になっているので頼り!・・笑)
二日目
7時出発の予定でしたが赤岳頂上山荘への到着が15時になりそうにないので一時間早めてAM6:00出発にした。やはり、天気予報によると残念な天気だったが雨にはなっておらずガスの中歩いた。中山峠に戻らず黒百合ヒュッテ前から天狗の奥庭目指してゴロゴロ転がっている大きな石を登っていった。 頂上は視界が悪く、朝一番で疲れてしまった感じになった。中山峠に戻った方がよかったのかが反省点。そこから東天狗(2646m)に向かい、西天狗には行かないでそのまま根石岳(2603m)、続いて箕冠山(2579m)やに向かいそろそろおなかも空くし、寒いし休憩予定地の山びこ山荘に急いだ。
やまびこ山荘では薪ストーブにあたりながらカレーライス、3人はきのこうどんを食べた。ランタンがかけてあり中には自分の好きなコールマンもあった。(ちなみにコールマンのランタンは未開封のランタンが7個、フィールド用が5個あります。)気分も新たに出発し硫黄岳(2760m)に到着した。ここで一時間早めた分の貯金がなくなってしまった。大だるみを横目に硫黄岳山荘目指して下り、休憩を取った。 硫黄岳山荘は皇室も宿泊されたようでトイレもウオシュレットで泊ってみたい山小屋となった。
横岳(2829m)前後の道のりが岩場でビビッてしまったがなんとか無事に通過することができた。(これにビビッては3日目の赤岳→権現岳はどうなることやら)
PM3:00到着予定の赤岳頂上山荘がまだ頂上に見えており結局PM4:00過ぎの赤岳(2899m)到着となってしまった。到着が遅かったので2回目の夕飯となったが、今日は持参した冷酒をK氏と一緒に乾杯。なんとここでも天狗のビーフジャーキー(辛い方)が・・・ 2日目の分も用意してくれていたのです。感謝・・・・こうなったらU氏はビーフジャーキーにしか見えません。
三日目
今日は天候にも恵まれ富士山を見ながら赤岳頂上山荘をAM6:50出発、計画の権現岳に行くにはキレット小屋に降りていくしかなく、鎖を使った岩場の下りコースで怖いし面白いしスリル満点のキレットだった。キレット小屋が営業しておらず水分補給が絶たれてしまったのですが残りの少ない水で権現小屋を目指した。その前に、地図には長いはしごがあるとのことでこれがどのぐらいなのか見えるまで予想もつかなかったがはしごの真下にきたらもう登るしかないと覚悟を決めて、これを引き返すにも赤岳のキレットが待っているのでそのまま頂上を目指した。登っている時は数える余裕がなかったのですが後で聞いたところ61段あるそうです。4人が無事に登りきりこれで終わったーと思い嬉しさがこみ上げてきました。しかし、K氏にはまだまだきつい下りが続くのでした。
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