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Yamareco

記録ID: 74607
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

北アルプスの大パノラマ(岩小屋沢岳ー鳴沢岳ー赤沢岳ーズバリ岳ー針の木岳)縦走

2010年08月26日(木) ~ 2010年08月27日(金)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
20.5km
登り
2,253m
下り
2,231m

コースタイム

8月26日
扇沢トロリーバス駅前5:10→5:30柏原新道登山口→6:11八ッ見ベンチ→6:34ケルン→6:44鉄砲坂→7:09一枚岩→7:50石畳→7:57水平道→8:02水平崎→8:05大廻り→8:09右ベンチ→8:59種池山荘9:43→12:18岩小屋沢岳山頂→13:05新越山荘

8月27日
新越山荘5:19→6:01鳴沢岳山頂6:12→7:02赤沢岳山頂→9:09ズバリ岳山頂→10:11針の木岳山頂→11:00針の木小屋11:33→12:07二二00m岩→12:20雪渓上部→12:28ノド→13:04標識→13:22大沢小屋→14:19針の木岳登山道入り口→14:21扇沢トロリーバス駅
天候 26日 晴れのち曇り
27日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
さわやか信州号 東京ー白馬ルート・扇沢下車
http://www.sunshinetour.co.jp/alps/tokyo-hakuba/index.html
http://www.sunshinetour.co.jp/alps/tokyo-hakuba/schedule.html
コース状況/
危険箇所等
・柏原新道の登山口は、扇沢から15分おりた扇沢橋を渡った左側。
・柏原新道はアップダウンはありません。標識も多く良く整備され、非常に歩き易い
 登山道です。
・登山ポストは気が付きませんでした。
・駐車場は登山口に8台。道路を挟んで反対側に10台。扇沢橋の手前に40台。大町方面の
 ロックシェードの180m先に道路を挟んで左右に5台と15台駐車スペースがあるそうです。
・柏原新道にトイレはありません。15分戻った扇沢駅になります。
・種池山荘から針の木小屋までの稜線の道はアップダウンがきつく、一部危険な個所
 もあります。
・針の木岳登山道入り口に登山ポスト有り。
・トイレは扇沢駅にあります。
・針の木登山道入り口から針の木雪渓までの間は狭い登山道で、多少のアップダウン
 がある。
・この時期でも今年は雪が多かったのか針の木雪渓のノドの部分は歩ける。
・大沢小屋と針の木小屋には針の木雪渓を上り下りする登山者に軽アイゼンを貸し
 てくれます。
・扇沢駅にはコインロッカーがあります。
 車だと必要ありませんが、バスで来た人は、 登山中に使わなくても下山してから
 使う物を200円で置いておけます。
 例えば着替えだとか、靴を履きかえるとか色々と使い勝手は良いと思います。
 私も利用させてもらいました。
・扇沢駅周辺には風呂はありません。車で来た人は大町の温泉街になります。

5時前に扇沢のトロリーバス駅に到着。
2010年08月26日 03:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 3:56
5時前に扇沢のトロリーバス駅に到着。
駅から見た信濃大町方面の朝焼け。
2010年08月26日 03:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 3:58
駅から見た信濃大町方面の朝焼け。
駐車場から少し下ったところにあるロックシェッド。
2010年08月26日 04:18撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 4:18
駐車場から少し下ったところにあるロックシェッド。
扇沢橋の手前に40台駐車できる(扇沢方面)
橋を渡った左側に柏原新道の登山口がある。
2010年08月26日 04:27撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 4:27
扇沢橋の手前に40台駐車できる(扇沢方面)
橋を渡った左側に柏原新道の登山口がある。
2010年08月26日 04:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 4:28
扇沢橋から見える鳴沢岳と赤沢岳の稜線。
2010年08月26日 04:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 4:29
扇沢橋から見える鳴沢岳と赤沢岳の稜線。
車で来る登山者のための駐車場案内。
2010年08月26日 04:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 4:30
車で来る登山者のための駐車場案内。
柏原新道の登山口。
爺ヶ岳 4時間30分
種池山荘 3時間30分
2010年08月27日 22:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:03
柏原新道の登山口。
爺ヶ岳 4時間30分
種池山荘 3時間30分
登山口の標高は1,350mらしい。
2010年08月28日 05:48撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:48
登山口の標高は1,350mらしい。
登山道の登り始めはこんな感じ。
2010年08月28日 05:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:49
登山道の登り始めはこんな感じ。
途中、信濃大町方面を眺める。
2010年08月26日 05:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 5:02
途中、信濃大町方面を眺める。
針の木岳とズバリ岳が向こう側に見える。
手前は蓮華岳の手前の尾根。
その尾根と針の木岳の間に針の木雪渓がある。
2010年08月26日 05:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 5:12
針の木岳とズバリ岳が向こう側に見える。
手前は蓮華岳の手前の尾根。
その尾根と針の木岳の間に針の木雪渓がある。
鳴沢岳付近の稜線。
2010年08月26日 05:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 5:52
鳴沢岳付近の稜線。
天気がいいと八ヶ岳が見えるらしい。
この日はそっち方面は曇っていて見えず。
数人の登山者がこのベンチで休憩をしていた。
2010年08月26日 06:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 6:11
天気がいいと八ヶ岳が見えるらしい。
この日はそっち方面は曇っていて見えず。
数人の登山者がこのベンチで休憩をしていた。
ずいぶん上がってきた。
中央に針の木雪渓が見えてきた。
中央の山が針の木岳。
下の建物は扇沢駅。
2010年08月26日 06:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 6:33
ずいぶん上がってきた。
中央に針の木雪渓が見えてきた。
中央の山が針の木岳。
下の建物は扇沢駅。
随所に黄色い板に場所の名前が書いてあり、ちゃんと管理されていることがわかる。
2010年08月26日 06:34撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 6:34
随所に黄色い板に場所の名前が書いてあり、ちゃんと管理されていることがわかる。
種池山荘が山の頂に豆粒のように見えるが、まだまだ着かない。
2010年08月26日 05:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 5:52
種池山荘が山の頂に豆粒のように見えるが、まだまだ着かない。
パイプを半分にカットして、それを雨の排水にしてあり、それが至る所に設置してある。
2010年08月26日 06:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 6:39
パイプを半分にカットして、それを雨の排水にしてあり、それが至る所に設置してある。
岩小屋沢岳が右手に見えてきた。
2010年08月26日 07:01撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 7:01
岩小屋沢岳が右手に見えてきた。
2010年08月28日 05:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:49
雪渓が正面に見える。
左手の山は蓮華岳。
2010年08月26日 07:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:11
雪渓が正面に見える。
左手の山は蓮華岳。
2010年08月26日 07:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 7:50
登山道は登りやすく石畳にしているところもある。
2010年08月28日 05:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:50
登山道は登りやすく石畳にしているところもある。
ガラ場通過の注意事項。
この部分は慎重に歩く。
2010年08月26日 07:24撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:24
ガラ場通過の注意事項。
この部分は慎重に歩く。
反対側の道はこの登山道では一番細い道かもしれない。
2010年08月27日 22:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:03
反対側の道はこの登山道では一番細い道かもしれない。
ガラ場を反対側から見る。
2010年08月26日 07:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:29
ガラ場を反対側から見る。
随所にサイン
2010年08月26日 07:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:31
随所にサイン
2010年08月26日 07:44撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:44
鉄砲坂とい名の坂。
2010年08月27日 22:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:04
鉄砲坂とい名の坂。
水平道。
ほとんど水平な道。
2010年08月28日 05:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:50
水平道。
ほとんど水平な道。
柏原新道は現オーナーの柏原正泰さんが昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて自らツルハシやスッコプで独力で開けた登山道だそうです。
2010年08月28日 05:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:50
柏原新道は現オーナーの柏原正泰さんが昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて自らツルハシやスッコプで独力で開けた登山道だそうです。
水平岬。
ここは水平に巻いているようだ。
2010年08月28日 05:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:51
水平岬。
ここは水平に巻いているようだ。
また、石畳の道です。
ほんと、歩きやすい。
2010年08月28日 05:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:51
また、石畳の道です。
ほんと、歩きやすい。
2010年08月26日 07:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:12
アザミ
2010年08月26日 08:14撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 8:14
アザミ
ミヤマキンポウゲ   
2010年08月26日 08:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/26 8:29
ミヤマキンポウゲ   
オヤマリンドウ
2010年08月26日 08:44撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 8:44
オヤマリンドウ
ハクサンボウフウとハクサンフウロ
2010年08月26日 08:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 8:54
ハクサンボウフウとハクサンフウロ
いきなり種池山荘が見えた。
でも尾根はガスってる。
2010年08月26日 07:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 7:56
いきなり種池山荘が見えた。
でも尾根はガスってる。
山荘到着!
ここで軽く朝食を摂る。
2010年08月28日 05:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:52
山荘到着!
ここで軽く朝食を摂る。
時間が十分にあったので爺ヶ岳に登ろうと思ったが、ガスで見えないので止めて新越山荘へ。
2010年08月28日 05:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:52
時間が十分にあったので爺ヶ岳に登ろうと思ったが、ガスで見えないので止めて新越山荘へ。
種池山荘の横にある種池。
2010年08月26日 09:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 9:43
種池山荘の横にある種池。
2010年08月26日 09:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 9:51
アップダウンはありますが比較的歩きやすい登山道。
2010年08月27日 22:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:05
アップダウンはありますが比較的歩きやすい登山道。
岩小屋沢岳までいくつもの小さなピークを越えていく。
2010年08月27日 22:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:05
岩小屋沢岳までいくつもの小さなピークを越えていく。
ハクサンフウロ
2010年08月26日 10:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/26 10:43
ハクサンフウロ
窪んだところに雪解け水が貯まってできた池。
2010年08月28日 05:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:52
窪んだところに雪解け水が貯まってできた池。
2010年08月26日 11:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 11:01
ミヤマトリカブト
2010年08月26日 10:06撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/26 10:06
ミヤマトリカブト
カンチコウゾリナ
2010年08月26日 10:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 10:08
カンチコウゾリナ
ガスってて景色はほとんど見えない。
2010年08月28日 05:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:53
ガスってて景色はほとんど見えない。
ハクサンボウフウ
2010年08月26日 10:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 10:42
ハクサンボウフウ
ミヤマリンドウ
2010年08月26日 10:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
8/26 10:49
ミヤマリンドウ
チングルマの綿毛
2010年08月26日 10:50撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 10:50
チングルマの綿毛
ガスが晴れれば剣岳や立山がきれいに見えるのだろう。
2010年08月26日 11:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 11:52
ガスが晴れれば剣岳や立山がきれいに見えるのだろう。
岩小屋沢岳山頂。
2010年08月26日 12:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 12:21
岩小屋沢岳山頂。
新越山荘までの登山道は歩きやすい整備された道です。
2010年08月27日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:06
新越山荘までの登山道は歩きやすい整備された道です。
新越山荘は岩小屋沢岳と鳴沢岳の鞍部にある。
2010年08月27日 22:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:06
新越山荘は岩小屋沢岳と鳴沢岳の鞍部にある。
親切なサイン
「新越山荘⇒10分」
2010年08月26日 11:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 11:54
親切なサイン
「新越山荘⇒10分」
今晩お世話になる新越山荘。
水は貴重。節約して使っている。
2010年08月26日 12:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/26 12:04
今晩お世話になる新越山荘。
水は貴重。節約して使っている。
2010年08月26日 13:05撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/26 13:05
信濃大町方面の朝焼け。
今日は天気が良さそうだ!」
2010年08月27日 04:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/27 4:43
信濃大町方面の朝焼け。
今日は天気が良さそうだ!」
山荘から少し歩いたところから見た蓮華岳(左)と針の木岳(右)のモルゲンロート。
鞍部が針の木峠だが、槍ヶ岳の穂先が見えます。
2010年08月27日 04:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/27 4:22
山荘から少し歩いたところから見た蓮華岳(左)と針の木岳(右)のモルゲンロート。
鞍部が針の木峠だが、槍ヶ岳の穂先が見えます。
遠く雲海の先から朝日が昇ってきた。
2010年08月27日 04:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/27 4:23
遠く雲海の先から朝日が昇ってきた。
蓮華岳
2010年08月27日 04:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 4:23
蓮華岳
2010年08月27日 05:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/27 5:27
ミヤマキンポウゲ
2010年08月27日 04:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 4:26
ミヤマキンポウゲ
山荘から少し歩けば剱岳が見えた。
剱岳と立山は針の木岳を下りるまでずっと見えていた。
2010年08月27日 04:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/27 4:45
山荘から少し歩けば剱岳が見えた。
剱岳と立山は針の木岳を下りるまでずっと見えていた。
幻想的だ・・・・
雲海は幾つかの条件が重なった時にできるのだそうだ。(詳しくはググってくれ)
そして、雲海の下は霧になってるという。
2010年08月27日 04:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 4:55
幻想的だ・・・・
雲海は幾つかの条件が重なった時にできるのだそうだ。(詳しくはググってくれ)
そして、雲海の下は霧になってるという。
左からの裾野は爺ヶ岳の白沢天狗尾根か南尾根とみられる。
2010年08月27日 04:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 4:55
左からの裾野は爺ヶ岳の白沢天狗尾根か南尾根とみられる。
右からの裾野は蓮華岳の東尾根。
ってことは、その奥に広がっている雲海は大町や安曇野の空にあり、それらは霧に包まれてるということになる。
2010年08月27日 04:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 4:55
右からの裾野は蓮華岳の東尾根。
ってことは、その奥に広がっている雲海は大町や安曇野の空にあり、それらは霧に包まれてるということになる。
鳴沢岳頂上。
2010年08月27日 05:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:01
鳴沢岳頂上。
手前は爺ヶ岳。向こう側の山は鹿島槍ヶ岳。左側に半島のように飛び出た山が牛首山(牛首尾根)
2010年08月27日 05:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:03
手前は爺ヶ岳。向こう側の山は鹿島槍ヶ岳。左側に半島のように飛び出た山が牛首山(牛首尾根)
朝日を浴びて眩しい。
2010年08月28日 05:54撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:54
朝日を浴びて眩しい。
なだらかな左側の山が蓮華岳。
その右側が針の木岳とズバリ岳。
その間に針の木雪渓の上部が見える。
2010年08月27日 05:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:03
なだらかな左側の山が蓮華岳。
その右側が針の木岳とズバリ岳。
その間に針の木雪渓の上部が見える。
これから縦走する手前が赤沢岳、向こう側がズバリ岳。
どの方向見ても景色は素晴らしい。
2010年08月27日 05:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:03
これから縦走する手前が赤沢岳、向こう側がズバリ岳。
どの方向見ても景色は素晴らしい。
手前が鳴沢岳。中間が岩小屋岳。向こう側が爺ヶ岳。
2010年08月27日 05:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:10
手前が鳴沢岳。中間が岩小屋岳。向こう側が爺ヶ岳。
左は立山。
真ん中は剱御前(つるぎごぜん)
右が剱岳。
恐らくこの真下辺りに関電トンネルが通っている。
2010年08月27日 05:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 5:13
左は立山。
真ん中は剱御前(つるぎごぜん)
右が剱岳。
恐らくこの真下辺りに関電トンネルが通っている。
針の木岳方面はまるでゴジラの背中です。
これからアップダウンを繰り返して、暫く北アルプスの景色を堪能できるかと思うとワクワクしてくる。
2010年08月27日 05:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
8/27 5:15
針の木岳方面はまるでゴジラの背中です。
これからアップダウンを繰り返して、暫く北アルプスの景色を堪能できるかと思うとワクワクしてくる。
拡大すると赤沢岳への登山道が見えます。
2010年08月27日 22:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:08
拡大すると赤沢岳への登山道が見えます。
赤沢岳山頂。
どこを向いても、どこを歩いても360°の大パノラマに感激!!
2010年08月27日 22:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:08
赤沢岳山頂。
どこを向いても、どこを歩いても360°の大パノラマに感激!!
赤沢岳の向こう側を覗き込めば、今まで全く見ることのできなかった黒部湖を見ることができる。
湖面はまだ朝日が当たっておらず、黒っぽく見える。
2010年08月27日 06:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:02
赤沢岳の向こう側を覗き込めば、今まで全く見ることのできなかった黒部湖を見ることができる。
湖面はまだ朝日が当たっておらず、黒っぽく見える。
槍ヶ岳の穂先を探すが、ズバリ岳に隠れてるのか見えない。
2010年08月27日 06:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:02
槍ヶ岳の穂先を探すが、ズバリ岳に隠れてるのか見えない。
赤沢岳山頂の三角点。
2010年08月27日 06:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:02
赤沢岳山頂の三角点。
じわじわ雲海が攻め寄せてきてるような気がするけど・・・・
2010年08月27日 06:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:03
じわじわ雲海が攻め寄せてきてるような気がするけど・・・・
赤沢岳を少し下ったところは滑落事故が多いらしい。
注意を促す看板が。
2010年08月27日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:15
赤沢岳を少し下ったところは滑落事故が多いらしい。
注意を促す看板が。
足場の悪い岩と土の混ざった登山道は滑りやすい。
2010年08月27日 06:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:15
足場の悪い岩と土の混ざった登山道は滑りやすい。
落ちたら黒部湖まで落ちてしまうのではないかと思われる角度と高さがあります。
2010年08月27日 22:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:08
落ちたら黒部湖まで落ちてしまうのではないかと思われる角度と高さがあります。
この危険区間は上下に看板が・・・
慎重に通過しました。
2010年08月27日 06:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:22
この危険区間は上下に看板が・・・
慎重に通過しました。
いつの間にか、黒部湖の色がコバルトブルーになっています。
2010年08月27日 06:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:45
いつの間にか、黒部湖の色がコバルトブルーになっています。
登山道はこんな感じ。
両脇はハイマツ。
2010年08月28日 05:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/28 5:55
登山道はこんな感じ。
両脇はハイマツ。
ズバリ岳方向。
2010年08月27日 06:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:45
ズバリ岳方向。
アップダウンが厳しそうです。
2010年08月27日 06:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 6:57
アップダウンが厳しそうです。
赤沢岳方面に目を向けたら長野県側から雲海が雲となって稜線を超えて富山県側に乗り越えようとしてるのが見えた。
2010年08月27日 07:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 7:04
赤沢岳方面に目を向けたら長野県側から雲海が雲となって稜線を超えて富山県側に乗り越えようとしてるのが見えた。
振り返った道。崩落したのか幅40冂の細いところを歩きます。
右側はほとんど垂直な崖になってます。
右側が長野県側。左が富山県側。
2010年08月27日 07:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 7:12
振り返った道。崩落したのか幅40冂の細いところを歩きます。
右側はほとんど垂直な崖になってます。
右側が長野県側。左が富山県側。
上からのぞみこむとこんな感じです。針の木雪渓方面へ切れ込んだ崖になっています。
「ここも落ちたら命は無いぞ」と自分に言い聞かせながら通過する。
2010年08月27日 22:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:09
上からのぞみこむとこんな感じです。針の木雪渓方面へ切れ込んだ崖になっています。
「ここも落ちたら命は無いぞ」と自分に言い聞かせながら通過する。
先ほどの稜線に目を向ければ、立山方面からの風に煽られて雲は稜線を越えられない。
2010年08月27日 07:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 7:31
先ほどの稜線に目を向ければ、立山方面からの風に煽られて雲は稜線を越えられない。
眼下には針の木雪渓。
画像では判別できませんが、雪渓を登る登山者が2名見えました。
2010年08月27日 07:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 7:32
眼下には針の木雪渓。
画像では判別できませんが、雪渓を登る登山者が2名見えました。
雲は完全に押し戻されました。
2010年08月27日 22:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:09
雲は完全に押し戻されました。
ズバリ岳山頂。
この山に登るのが一番キツかった。
2010年08月27日 08:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 8:10
ズバリ岳山頂。
この山に登るのが一番キツかった。
登山道はザレところもありますが歩き易いです。
2010年08月27日 08:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 8:17
登山道はザレところもありますが歩き易いです。
見よ!
眼下の黒部湖は完璧なコバルトブルーだ。
2010年08月27日 08:24撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 8:24
見よ!
眼下の黒部湖は完璧なコバルトブルーだ。
最後のピーク針の木岳。
雲一つない紺碧の空とマッチしてます。
2010年08月27日 22:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:10
最後のピーク針の木岳。
雲一つない紺碧の空とマッチしてます。
こちらは振り返ったズバリ岳。
2010年08月27日 22:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:10
こちらは振り返ったズバリ岳。
針の木岳からの立山方面。
2010年08月27日 08:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 8:55
針の木岳からの立山方面。
針の木岳山頂。
雲のために針の木岳から高瀬ダム湖、燕岳、槍ヶ岳方面は見えなかった。
2010年08月27日 09:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 9:11
針の木岳山頂。
雲のために針の木岳から高瀬ダム湖、燕岳、槍ヶ岳方面は見えなかった。
針の木岳の三角点。
2010年08月27日 09:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 9:12
針の木岳の三角点。
雲は完璧に幻想的。
2010年08月27日 22:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:10
雲は完璧に幻想的。
この針の木岳を下ったら、この眺めともお別れです。
2010年08月27日 09:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 9:15
この針の木岳を下ったら、この眺めともお別れです。
針の木岳を少し降りた所から頂上を見上げる。
2010年08月27日 09:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 9:33
針の木岳を少し降りた所から頂上を見上げる。
少し上のピークから、針の木峠にある針の木小屋を見下ろす。   
2010年08月27日 09:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 9:57
少し上のピークから、針の木峠にある針の木小屋を見下ろす。   
針の木峠から蓮華岳を望む。
2010年08月27日 22:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:10
針の木峠から蓮華岳を望む。
ここのチャーハン(若布スープ付)は旨い!
って、いうか山小屋でチャーハンって、珍しくないですか?
可愛い女性がちゃんと本格的に鍋を振って作ってくれました。値段は1000円だったか?・・・
里ではちょい高めですが、このシチュエーション
ですから。
2010年08月27日 11:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
8/27 11:32
ここのチャーハン(若布スープ付)は旨い!
って、いうか山小屋でチャーハンって、珍しくないですか?
可愛い女性がちゃんと本格的に鍋を振って作ってくれました。値段は1000円だったか?・・・
里ではちょい高めですが、このシチュエーション
ですから。
さぁ、あと3時間で下りるぞー
2010年08月27日 22:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:10
さぁ、あと3時間で下りるぞー
ガスってますが相当の下りです。
これを登るのは大変だわー
反対から登ってよかったー
2010年08月27日 10:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 10:51
ガスってますが相当の下りです。
これを登るのは大変だわー
反対から登ってよかったー
一気に標高を下げていきます。
登って来る人に何人もすれ違いますが、どの人も
大変そうに登ってきます。
「頑張って下さい!」と、心の中でエール!
2010年08月27日 10:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 10:51
一気に標高を下げていきます。
登って来る人に何人もすれ違いますが、どの人も
大変そうに登ってきます。
「頑張って下さい!」と、心の中でエール!
標高2200mでしょうか?
だとすればあと800mは下ることになります。
2010年08月27日 11:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 11:07
標高2200mでしょうか?
だとすればあと800mは下ることになります。
いよいよ針の木雪渓の上部が見えてきました。
2010年08月27日 11:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 11:11
いよいよ針の木雪渓の上部が見えてきました。
小さ目の軽アイゼンを持っているのですが、今回6本爪で大型のしっかりした軽アイゼンを新調した。
ここで装着します。
2010年08月27日 11:20撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 11:20
小さ目の軽アイゼンを持っているのですが、今回6本爪で大型のしっかりした軽アイゼンを新調した。
ここで装着します。
涼しくてホッとします。
2010年08月27日 11:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 11:23
涼しくてホッとします。
細くなったところがノド。
この時期ここを歩けるのは、いかに今年は雪が多く降ったかが伺える。
2010年08月27日 22:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:11
細くなったところがノド。
この時期ここを歩けるのは、いかに今年は雪が多く降ったかが伺える。
下から見るとこんな感じ。
右下の黒いところは、雪渓が陥没して落ち込んでます。
2010年08月27日 11:35撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 11:35
下から見るとこんな感じ。
右下の黒いところは、雪渓が陥没して落ち込んでます。
さらに下りた雪渓の下部は縦に右側半分は崩落してます。
2010年08月27日 22:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:11
さらに下りた雪渓の下部は縦に右側半分は崩落してます。
残りの半分も半月状に30mほど大きく割れているので、暫くしたらこの部分の雪渓も後退するでしょう。
2010年08月27日 22:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 22:11
残りの半分も半月状に30mほど大きく割れているので、暫くしたらこの部分の雪渓も後退するでしょう。
雪渓の下から見るとこんな感じ。
一気に下りてきたので、このあたりまでくると踏ん張りが利かなくなってきた。
スプーンカットに歩調を合わせて下るが、歩幅が合わず、途中何度もつまづいたり、滑ったりして転びそうになるが、転倒は何とか踏みとどまる。
2010年08月27日 21:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 21:17
雪渓の下から見るとこんな感じ。
一気に下りてきたので、このあたりまでくると踏ん張りが利かなくなってきた。
スプーンカットに歩調を合わせて下るが、歩幅が合わず、途中何度もつまづいたり、滑ったりして転びそうになるが、転倒は何とか踏みとどまる。
雪渓と大沢小屋の間にある標識。
このあたりから沢よりどんどん標高が上がって、沢がずっと下に見えるようになる。
2010年08月27日 12:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 12:04
雪渓と大沢小屋の間にある標識。
このあたりから沢よりどんどん標高が上がって、沢がずっと下に見えるようになる。
大沢小屋。
ここまで来るまでに、細かいアップダウンがあって、それすらも疲れた身体にはきつかった。
2010年08月27日 21:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 21:16
大沢小屋。
ここまで来るまでに、細かいアップダウンがあって、それすらも疲れた身体にはきつかった。
少しでも楽しようと思い、ここの大沢小屋の人に扇沢までの沢づたいの道を聞いたが、「藪漕ぎする」と言われ、「道に迷いやすい」と言われ、「最近熊が出没する」と言われ、要は脅かされて断念した。
通常の登山道を扇沢まで3km。「早い人で45分、普通の人で1時間」と言われたが、早めに歩いたので57分で歩けた。「良かった!」どうやらギリギリ普通の人だったようだ。
2010年08月27日 12:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 12:22
少しでも楽しようと思い、ここの大沢小屋の人に扇沢までの沢づたいの道を聞いたが、「藪漕ぎする」と言われ、「道に迷いやすい」と言われ、「最近熊が出没する」と言われ、要は脅かされて断念した。
通常の登山道を扇沢まで3km。「早い人で45分、普通の人で1時間」と言われたが、早めに歩いたので57分で歩けた。「良かった!」どうやらギリギリ普通の人だったようだ。
百瀬慎一郎のレリーフ。
今は無い大町の対山館という旅館の館主で、大沢小屋と針の木小屋の創設者。
日本で初めて大町に登山案内人組合を創り、山岳ガイドを育成することに努めたり、短歌を生涯していて数多く優れた歌を残した。
2010年08月27日 21:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 21:16
百瀬慎一郎のレリーフ。
今は無い大町の対山館という旅館の館主で、大沢小屋と針の木小屋の創設者。
日本で初めて大町に登山案内人組合を創り、山岳ガイドを育成することに努めたり、短歌を生涯していて数多く優れた歌を残した。
針の木岳への本格的な登山道の入り口。
ここから、アスファルトの道路に出たり入ったりして扇沢に下りる。
2010年08月27日 13:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 13:00
針の木岳への本格的な登山道の入り口。
ここから、アスファルトの道路に出たり入ったりして扇沢に下りる。
ふぅ〜
扇沢の針の木岳登山道入り口に到着!
登山ポストもここにはあります。
2010年08月27日 13:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 13:19
ふぅ〜
扇沢の針の木岳登山道入り口に到着!
登山ポストもここにはあります。
トロリーバスが扇沢駅に何台か連なって入ってきました。
駅の上部に戻り、コーナーでバスをパチリ。

おつかれさまでしたー
2010年08月27日 13:18撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
8/27 13:18
トロリーバスが扇沢駅に何台か連なって入ってきました。
駅の上部に戻り、コーナーでバスをパチリ。

おつかれさまでしたー

感想

アクセスは最近ご贔屓にしている「さわやか信州号」を往復で使用。
出発点が東京なので、移動している間、車の運転をしていなくて良いのは本当に
有りがたい。
朝イチから歩き出せるのも本当に有りがたい。


今回の山行は以前山で知り合った方から針の木雪渓と針の木岳からの立山の景色と、
蓮華岳の「こまくさ」をご推奨して下さった。
もっと早くここに訪れたかったが、どうしても都合がつかず8月の後半のこの時期に
なってしまった。
もうコマクサは終わりだろうと判断し、扇沢を起点として北アルプスを縦走しなが
ら一周して扇沢に戻ってくるコースに変更した。
事実、同じ小屋に泊まった方に蓮華岳のコマクサの様子を聞いてみたら、「少しは
あるが、殆ど終わりだ」と聞いたので、それはそれで正解であったと確信した。


山行に費やせる日数はこの縦走路を一周するのにギリギリの二日間なので、山小屋
は、ほぼ中間点の新越山荘に決めた。


当初の回り方は、扇沢から針の木雪渓を通り、針の木岳、ズバリ岳、赤沢岳を経由
して新越山荘に泊り、岩小屋沢岳、種池山荘から柏原新道を経て扇沢に戻って来る
コースの予定だった。
しかし、これだと扇沢から新越山荘迄で地図のコースタイムで10時間15分になって
しまう。
休憩を含めると12時間以上掛かってしまうだろうから、逆回りのコースで柏原新道
を通り岩小屋沢岳経由で新越山荘へ歩けば6時間20分と余裕のスケジュールになる筈
だ。
そして、二日目の新越山荘から針の木峠を経て扇沢に下るルートは8時間15分なの
で、そっちも天候次第だがギリギリでなんとかなりそうだ。
とは言え「さわやか信州号」の扇沢での受付時間が15時30分なので予断を許さない
のだが、結果から言ってしまえば、扇沢には受付時間の1時間以上前に着いて、
ほぼタイムスケジュール通りに歩けた。

断っておくが、私は歩くのが本当に遅い。
体力的な事が一番なのだが、休むのを口実に景色を楽しみ、写真を撮りながらまた
休む。
そんな感じの登山だから地図のタイムスケジュールに通りに歩くってことは想像以
上に早く歩いたってことに他ならない。


色々と調べてみるとこのコースは相当景観の素晴らしいコースのようで、更に期待
に胸が膨らんだ。
特に二日目の新越山荘から針の木岳にかけての縦走は天候にも恵まれ、景色の素晴
らしさは言葉では言い表せないほどの絶景だった。
常に剱岳、立山、が少しずつ角度を変えながら見えた。
鳴沢岳に立った途端、眼下にはいきなり黒部湖が現れた。
当初、湖面には朝日が当たっていなかったので黒っぽい色に見えた。
それが日が当たるにつれて、湖面はみるみるとコバルトブルーに変化してきた。
黒部湖は満々と水を湛え、時折観光船がゆっくりと行き交っていくのを、はるか山
の上から見下ろしながら歩いた。
長野県側にあった雲海がそのまま稜線めがけて押し寄せてきたが、立山方面からの
風に煽られてその雲が稜線を超えることはなかった。
新越山荘を出発してしばらくのこと、針の木峠越しに槍ヶ岳の穂先が見えた。
しかし、それは山に隠れたのか、雲で遮られてしまったのか、それ以降は槍ヶ岳の
姿を見ることはなかった。

この種池山荘から針の木小屋までの縦走路はこんなに景色が良くて、雪渓を歩いた
り、岩場があったりして変化に富んだコースなのに、平日だったこともあるだろう
が、人気がないのか、認知度が低いのか、ほとんど登山者に会うことはなかった。
(針の木岳登山道は別ですよ)
この素晴らしい大自然を独り占めしたいと思う反面、今後もっとたくさんの人たち
に歩いて頂いて、この美しい絶景を共有して欲しいと思ったのも事実です。

実は、今年のゴールデンウィークの直後。
富山県側のたてやまから扇沢まで色々な乗り物を乗り継いで黒部立山アルペンルー
トを通ってきたことがあった。
その時は天候が悪く、ほとんど景観を見ることができなかった。
でも、こうやって縁あって北アルプスの大パノラマを富山県側からではなく、長野
県側からだが絶景を目の当たりに見ることができて喜びもひとしおであった。


今回、登りの登山道に使った柏原新道はアップは有ってもダウンはない。
道は一定の登りのリズムで歩けた。
しかも、殆ど完璧に整備されたコースなので本当に歩き易かった。
なかなかこういうコースにはお目にかかれないかもしれない。
実はこの柏原新道は種池山荘の現オーナーの柏原正泰さんが昭和30年代後半から
昭和41年頃にかけてツルハシやスッコプで自力で作った登山道だそうだ。
それ以前は扇沢から種池山荘へ直登するという北アルプスでも名立たる急登だった
そうな。
現在でも種池山荘のスタッフが整備に当たっているそうだから、歩きやすいのも
うなずける。
そういった方々の努力で我々は安全にかつ快適に登山ができるということに感謝し
たい。
今後、ここを通り五竜岳や唐松岳方面への縦走も良いかもしれない。



もし、ここの縦走路を一周する方がおられるなら、是非とも柏原新道からの反時計
廻りで、歩かれることをお奨めしたい。



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