記録ID: 746519
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ハイキング
中央アルプス
越百山 仙涯嶺 南駒ヶ岳(周回)
2015年10月18日(日) ~
2015年10月19日(月)


- GPS
- 29:55
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 2,333m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:55
距離 7.9km
登り 1,397m
下り 124m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車地に登山ポストはありましたが、トイレはありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
越百山への登山口(福栃橋登山口)と南駒ヶ岳への登山口(今朝沢登山口)は、いずれも駐車地(今朝沢橋)から林道歩行でアプローチします。しっかり標識があります。 【登山口~越百山】 遠見尾根で、よく整備された登山道です。道標も多く、迷うことはないと思いますが、全体に展望のきかない樹林帯の登りです。水場が二か所あり、枯れることはないそうです。 越百小屋からは徐々に樹間が開けてきて、越百山頂は完全に開けています。 【越百山~仙涯嶺~南駒ヶ岳】 仙涯嶺までは気持ちの良い稜線が続きますが、仙涯嶺は高度感もたっぷりな岩場が続きます。慎重に通過してください。一部でちょっとルートが解りにくいですが、よく見れば薄いマーカーがありました。越百小屋の女将さんから「ルートが解らなくて撤退してきたらビール飲ませてあげる」って言われてましたが、”残念ながら”行けちゃいました。仙涯嶺から南駒ヶ岳は100m下げて、200m登ります。 前々日に降った霰が、岩と岩の低いところ(要するに登山道)に溜まり、仙涯嶺から南駒との鞍部への下りは北西斜面なので、解けずに板状に凍結しており、滑るは滑るは。かなり怖かったです。ここで滑落すると、まったく洒落にはなりません。 ここの通過には予想以上に時間もかかり、本日分の体力、緊張感のほとんどを使い果たしてしまいました。 【南駒ヶ岳~登山口】 北沢尾根で、山頂からしばらくはクサリ場もある岩々、尾根芯。その後は痩せた尾根の這松帯。2400mの三角点前ぐらいから樹林帯でした。長い尾根で、自分的には登りで使わなくてよかった。這松帯は枝がルートを覆うような軽い藪漕ぎで、全線でマイナー感があります。下部(登山口近く)では部分的にルートが解りにくいところ(特に上り方向で)がありましたので注意が必要かな。 |
写真
電気は最小限で、ソーラーです。基本ランプで、悪天候が続くと(バッテリーが不足すると)発電機を回すそうです。ランプの下での、親父さんの「山の怖い話」は、今も結構きてます(笑)。
仙涯嶺の下降。高度感はかなりタップリで、なおかつ足元が霰の氷結状態、岩もつるつる。
かなり緊張を強いられました。さすがにスッテンは即、ヤバそうです。この1時間で体力を使い果たしました。
かなり緊張を強いられました。さすがにスッテンは即、ヤバそうです。この1時間で体力を使い果たしました。
撮影機器:
感想
越百小屋に泊ってみたくて、計画しました。
小屋閉め直前で宿泊客も少なかったのですが、非常にアットホームで居心地の良い小屋でした。食事もおいしく、親父さんが豆挽いて淹れてくれるコーヒーもうまかった。「ここで酒飲むために東京から来るんだ」という常連の方の気持ちが解ります。
初めて小屋泊りしたお兄さんが「小屋泊りって快適なんですね(笑)」っていってましたが、そうばっかりではないのですよォ。
行程としては、平日だからなのか二日目は稜線独り占めでまったく気分良かった。
南駒ヶ岳の下りで、二名の登りの登山者さんにお会いしましたが、この方たちが速い速い。結局駐車場に着いたのが同じぐらいでした。ヤレヤレ。
ただ、くどいようですが仙涯嶺の下りだけは、正直怖かった。何の道具もなく、本来は引き返すべきだったかもしれないと反省しております。結果オーライはイカンですね。やはり状況の変化が著しい時期になってきました。情報収集が大事ですね。
pathoさん、はじめまして
2年前に同じようなコースで摺鉢窪避難小屋泊まって空木から降りて周回しました。
その時が初めての中央でしたが、すごく感動でした。最初に見たビビット色の越百小屋、南駒の手前で道を見失い、とんでもないところを這いつくばって、結局山頂踏めずに・・・でも小屋は良かったし空木も良かった
稜線本当に気持ちいですよね!これからも御気をつけて登山楽しんでください!
はじめまして。コメントありがとうございます。
天候にも恵まれて、まさに良いコースでした。
自分は北は駒ヶ岳、空木間は行ったことがあるんですが、ここは初めてでした。
こちらから見る空木岳も格別ですね。
写真でもわかるように摺鉢窪避難小屋って、ナギに吸い込まれるのも時間の問題みたいですね。仙涯嶺、南駒ヶ岳間は確かに、ルート上、マーカーペイントやテープは少なく、ルートが解りにくいところもありました。是非、次回は”山頂”を踏んでください(笑)。お互い、事故なく山を楽しみましょう。
はじめまして。
越百小屋の小屋番さんのお二人の写真を懐かしく見せて頂きました。
pathoさんと同じコースを3年前に歩きました。お二人の写真を撮らせて頂けば良かったという思いがずっと心に残っていたのです。
その時は宿泊者が私達だけ(女性4人)だったのでとてもゆっくりさせていただき、やはりいろいろとお話も聞かせて頂けたのでした。
それから「にわとり小屋」渡っての分岐は分かりにくかったことも思い出しました。
中央アルプスの良さが感じられる良いコースでもう一度歩きたくなりました。
ありがとうございました。
はじめまして。コメントありがとうございます。
自分も宿泊者が3名という(全員男性でしたが)条件で、ワイン頂いちゃったりしてリラックスしまくっていました。ランプの下で聞く「あそこ」は出る、とか稜線と尾根道は夜になると死んじゃった人が歩くとかの話は、ビビリなので外便所に行けなくなりました(笑)。
このコースは、空木も含めて日帰り周回の健脚な方が多いようですが、静かな樹間に佇むこの小屋に泊らないのは楽しみを半分放棄したようなもんだと思っております(健脚な方に怒られそうですね)。是非、自分も再訪しようと思っております。 では。
pathoさん、はじめまして
上の水場でお会いしましたね。小屋のご主人は雨樋を外して冬の準備してましたので
てっきり下山者と思っておりました。
降りてから山頂方面を見上げると暗雲が立ちこめてましたが、二日目もいい天気で南駒まで縦走できて何よりでした。
また何処かでお会いできると幸いです。
こんばんは。
ちょうど、上の水場で水割り用の水を調達しているところを見られてしまいました
下の水場にも寄りましたよ。
下山してから見上げた越百山頂は暗雲に覆われていましたが、
何事もなく良い天気で何よりでした。
素晴らしい山なので、日帰りはもったいないと感じていました。
一泊したかったです
higurasiさん、totokさん
自分も行程中「ここは!」と思ったところの水を持ち帰り、「帰ってからのお楽しみ」にしております(実は下戸なんですが)。
それにしても「越百」ですかァー。さっそく探してみます。
夜半に雲が切れて、久しぶりに”これでもか!”な天の川、落ちてきそうな北斗七星、落ちてきている流れ星なんぞに不覚にも感動してしまいました。
ヱビス確保して待ってたんですけどね~。 下山しちゃったんですね(笑)と、冗談はともかく無事にゴールで良かったです。また花の時期にでも遊びに来てくださいね。
越百小屋 Tama
おはようございます。
コメントありがとうございました。
下山後は忙しくて、山登りどころか、レコのチェックする時間もありませんでした。
小屋では大変お世話になりました。充実した時間を過ごすことができ、大きな思い出になりました。時期を変えて必ずお邪魔致します。エビスを飲みに!!
素敵に写真撮っていただき、ありがとうございました。「tama の山歩き」ってブログやってます。暇な時に覗いてください。
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