ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 747171
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

■時間オーバーだけど快晴リベンジで最高!!【甲斐駒ヶ岳】黒戸尾根〜横手駒ヶ岳神社より(仮)

2015年10月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
17:02
距離
22.2km
登り
2,830m
下り
2,817m

コースタイム

日帰り
山行
13:59
休憩
2:58
合計
16:57
距離 22.2km 登り 2,831m 下り 2,826m
0:52
110
2:42
2:45
83
4:08
4:12
25
4:37
4:49
55
5:44
6:03
2
6:05
6:17
55
7:12
7:25
62
8:27
8:36
75
9:51
10:24
67
11:31
11:48
44
12:32
12:48
49
13:37
14:01
43
14:44
14:54
20
15:14
15:20
70
16:30
79
17:49
ゴール地点
天候 快晴!!!
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
横手駒ヶ岳神社駐車場。(無料)
参拝客の駐車に邪魔にならないように上部の方に止めて欲しいとのこと。
トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト、トイレは神社隣の民家前にあります。
登山口は神社前の舗装路をそのまま登って行き、分岐で左へ行くとあります。

■登山口〜笹平分岐
 
なだらかな登りが始め続く。途中から細い巻き道に。
ロープのサポートあり。
梯子一箇所あり。小さな渡渉もあり。
その後分岐までは急登が続く。

■笹平〜刃渡
 
比較的歩きやすい笹ロードなので問題無し。

■刃渡

鎖を持ち、足場もしっかりと確認しながら歩けば特に問題無し。
左側も木々でわかりにくいが下は切れ落ちているので要注意。

■刃利天狗までは梯子あり。

いったん下り、五合目小屋跡から梯子が連続。

■七丈小屋
 
トイレ200円。水1人100円。

■八合目御来迎場までは登りが続く。

八合目御来迎場は休憩に最適。
その後はまた岩場や鎖場が続く。
三点支持がしっかりしていれば問題無し。

■最後は岩ゴロ道の登り。

ここが長く結構キツかった。
ちらちらと凍結箇所も見かけた。
ハイマツには霜がおりていた。
軽アイゼンは持参したけれども使用する必要はなかった。
けれど、これから気温が下がると注意が必要。


予約できる山小屋
七丈小屋
いろいろあってスタートが遅れてしまいました。
横手の駒ヶ嶽神社上部の登山口。
地味ですw
未知のルートなので気をつけていってきまーす!
2
いろいろあってスタートが遅れてしまいました。
横手の駒ヶ嶽神社上部の登山口。
地味ですw
未知のルートなので気をつけていってきまーす!
やっと笹の平に着きました。
ここからは勝手知ったる道。
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やっと笹の平に着きました。
ここからは勝手知ったる道。
刃渡りに来ました。
まだ暗いです。
凍結などはなし。
旦那さんは安全のため&練習でチェストハーネスを使用。
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刃渡りに来ました。
まだ暗いです。
凍結などはなし。
旦那さんは安全のため&練習でチェストハーネスを使用。
刃渡りを通過後、梯子が出てきます。
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刃渡りを通過後、梯子が出てきます。
そして刀利天狗。
真っ暗なので本当は写真撮りたくないんですがw
少し休憩しました。
1
そして刀利天狗。
真っ暗なので本当は写真撮りたくないんですがw
少し休憩しました。
日が昇ってきました。
もうすぐ五合目小屋跡です。
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日が昇ってきました。
もうすぐ五合目小屋跡です。
小屋跡でも休憩しました。
ここから先は梯子や鎖場が続くので。
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小屋跡でも休憩しました。
ここから先は梯子や鎖場が続くので。
朝日があたってオレンジ色に。
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朝日があたってオレンジ色に。
黄金色に染まってきました。
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黄金色に染まってきました。
五合目屏風岩。
屏風岩の右脇から梯子が始まる。
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屏風岩の右脇から梯子が始まる。
岩場、ロープ付き。
岩場、ロープ付き。
鎖も次から次へと。
1
鎖も次から次へと。
朝ですよ〜。
前回も同じ写真撮ってた。。。
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朝ですよ〜。
前回も同じ写真撮ってた。。。
八ヶ岳!
綺麗に晴れています。
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八ヶ岳!
綺麗に晴れています。
登山道、振り返って。
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登山道、振り返って。
日があたってキレイだー。
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日があたってキレイだー。
橋を渡る。
下が見えるからちょぴり恐々と。。。
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下が見えるからちょぴり恐々と。。。
容赦なく続く梯子。
容赦なく続く梯子。
垂直の梯子。

落ちると一瞬にして姿見えなくなるな、これ。
4
落ちると一瞬にして姿見えなくなるな、これ。
んー♪
いい眺めだー♪
4
んー♪
いい眺めだー♪
前回の黒戸はガスガスだったので、何も見えなかった。
今日は全部見える!
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前回の黒戸はガスガスだったので、何も見えなかった。
今日は全部見える!
どんどん行こう!
七丈小屋着きました〜。
4
七丈小屋着きました〜。
お水出てます。
かなり美味しかったです!
100円です。
お水出てます。
かなり美味しかったです!
100円です。
トイレはこの先です。
お借りしました。(200円)
小屋の人に声を掛けたけど誰も出て来なくて、仕方なくお水の料金箱にお金入れました。すみません。
紙あり。紙は流さず箱へ。
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トイレはこの先です。
お借りしました。(200円)
小屋の人に声を掛けたけど誰も出て来なくて、仕方なくお水の料金箱にお金入れました。すみません。
紙あり。紙は流さず箱へ。
第二小屋。
いい感じです。
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第二小屋。
いい感じです。
さてさて、先へ行きましょう。
さてさて、先へ行きましょう。
鳳凰とその端に富士山が・・・。
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鳳凰とその端に富士山が・・・。
地味に疲れる登りです。
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地味に疲れる登りです。
苔にまみれて、、、暖かそう。
苔にまみれて、、、暖かそう。
八ヶ岳。
裾野の雲海はもう消えてます。
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八ヶ岳。
裾野の雲海はもう消えてます。
歩いてきた黒戸山。
カラマツの黄色がかわいい。
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歩いてきた黒戸山。
カラマツの黄色がかわいい。
北アルプスですねー。
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北アルプスですねー。
なんだか心臓バクバク。
3
なんだか心臓バクバク。
やっと八合目〜。
3
やっと八合目〜。
まだまだ遠い。
ちょっと気が休まる道。
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ちょっと気が休まる道。
そしてまた始まる鎖道。
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そしてまた始まる鎖道。
今回は空は青いからね!!
それだけで元気になる。
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今回は空は青いからね!!
それだけで元気になる。
足が吊りそうになったりww
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足が吊りそうになったりww
あそこに足おいて手おいて・・・。
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あそこに足おいて手おいて・・・。
振り返る。
後ろは鳳凰。
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振り返る。
後ろは鳳凰。
オベリスクのバックに富士山。
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オベリスクのバックに富士山。
おおー、2本の剣。
前回はガスっていたのでハッキリ見えなかった。
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おおー、2本の剣。
前回はガスっていたのでハッキリ見えなかった。
どうやってあそこに剣を固定したんだろう。。。
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どうやってあそこに剣を固定したんだろう。。。
八ツに雲が。。。
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八ツに雲が。。。
紅葉をバックに!
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紅葉をバックに!
黒戸山キレイだぁ。
6
黒戸山キレイだぁ。
鎖も岩場も終わった。。。
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鎖も岩場も終わった。。。
まるでイルカのよう。
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まるでイルカのよう。
何度も振り返ってしまう。
1
何度も振り返ってしまう。
ここからの登りがきつかった。。。
足が上がらなくなってきた。
脹脛が重い。。。
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ここからの登りがきつかった。。。
足が上がらなくなってきた。
脹脛が重い。。。
ファイトー!
御嶽山。
山頂はもう見えてる。。。
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山頂はもう見えてる。。。
鳳凰の裾野がすごいな。。。
2
鳳凰の裾野がすごいな。。。
迫力あります。
お社通過〜。
北沢峠からのルートと合流。
ああ、帰りはこっちから帰りたい。
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北沢峠からのルートと合流。
ああ、帰りはこっちから帰りたい。
白砂と岩、いいですね。
南アな感じ出てます。
3
白砂と岩、いいですね。
南アな感じ出てます。
甲斐駒ヶ岳、登頂!!!
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甲斐駒ヶ岳、登頂!!!
快晴リベンジ♪
三角点タッチ。
前回、北沢峠ルートでの登頂時のポーズを再び。
青い空に「やったぜー!」
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前回、北沢峠ルートでの登頂時のポーズを再び。
青い空に「やったぜー!」
山頂からの眺め
仙丈ヶ岳。
まだ雪ないですね。
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山頂からの眺め
仙丈ヶ岳。
まだ雪ないですね。
山頂からの眺め
北岳と間ノ岳。
冠雪してますね〜。
北岳、かっこいい!!
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山頂からの眺め
北岳と間ノ岳。
冠雪してますね〜。
北岳、かっこいい!!
山頂からの眺め
鳳凰三山と富士山。
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山頂からの眺め
鳳凰三山と富士山。
山頂からの眺め➃
御嶽山と中央アルプス。
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山頂からの眺め➃
御嶽山と中央アルプス。
山頂からの眺め➄ 
鋸山方面。
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山頂からの眺め➄ 
鋸山方面。
山頂からの眺め➅
八ヶ岳方面。
八ツはもう雲の中?
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山頂からの眺め➅
八ヶ岳方面。
八ツはもう雲の中?
急いで味噌ラーメン!!
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急いで味噌ラーメン!!
山頂からの眺め➆
元サイズ推奨。
1
山頂からの眺め➆
元サイズ推奨。
山頂からの眺め
元サイズ推奨。
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山頂からの眺め
元サイズ推奨。
そろそろ下山します。
あまり時間に余裕がない。
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そろそろ下山します。
あまり時間に余裕がない。
摩利支天と鳳凰。
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摩利支天と鳳凰。
鳳凰の裾野がキレイだったのです。
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鳳凰の裾野がキレイだったのです。
何度も撮ってしまう。
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何度も撮ってしまう。
日向山のお隣の山も紅葉が綺麗でした。
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日向山のお隣の山も紅葉が綺麗でした。
黒戸山もキレイでした。
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黒戸山もキレイでした。
八合目。
こちらの剣は一本。
こちらの剣は一本。
七丈小屋。
帰りますよ〜。
七丈小屋。
帰りますよ〜。
ちらっと見えた紅葉。
キレイ。
ちらっと見えた紅葉。
キレイ。
慌てず安全に。
五合目で休憩。
疲れました。
3
五合目で休憩。
疲れました。
カラマツの黄色に癒される。
3
カラマツの黄色に癒される。
ここから登り返し。。。
1
ここから登り返し。。。
刀利天狗まで戻りました。
ここでも休憩。
1
刀利天狗まで戻りました。
ここでも休憩。
最後の梯子地帯。
最後の梯子地帯。
フラフラしてきていたので、慎重に。
3
フラフラしてきていたので、慎重に。
刃渡りの右の谷底は紅葉が綺麗でした。。。
あまり覗くと危険。
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刃渡りの右の谷底は紅葉が綺麗でした。。。
あまり覗くと危険。
刃渡り、実は右側(鳳凰側)が切れ落ちてて危険なのです。
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刃渡り、実は右側(鳳凰側)が切れ落ちてて危険なのです。
夕日があたってキレイ。
4
夕日があたってキレイ。
しばし、うっとり。
1
しばし、うっとり。
ここで鳳凰も見納め。
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ここで鳳凰も見納め。
苔の道へ。
熊鈴鳴らし始めます。
苔の道へ。
熊鈴鳴らし始めます。
やがて熊笹が混じり。。。
やがて熊笹が混じり。。。
熊笹だらけの道に。
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熊笹だらけの道に。
登りでは真っ暗でわからなかったけど、色づいてたんだなぁ。
登りでは真っ暗でわからなかったけど、色づいてたんだなぁ。
登りではこんなに葉っぱ落ちてなかったはず。
落ちたばかりみたい。
登山道が見えなくなるほど。
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登りではこんなに葉っぱ落ちてなかったはず。
落ちたばかりみたい。
登山道が見えなくなるほど。
ちょっとボケちゃってますが、こんな風に紅葉してたんだな〜と思いながら下ってます。
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ちょっとボケちゃってますが、こんな風に紅葉してたんだな〜と思いながら下ってます。
横手駒ヶ岳神社方面に下ります。
横手駒ヶ岳神社方面に下ります。
こちらのルート使う人はあまりいないので、ちょいと寂しい。
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こちらのルート使う人はあまりいないので、ちょいと寂しい。
細い道なので、注意。
細い道なので、注意。
暗くなってくる。。。
あそこだけ明るい。
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暗くなってくる。。。
あそこだけ明るい。
日没間に合わないな〜。。。
日没間に合わないな〜。。。
見晴らし台から。
もう日は暮れてます。
ここだけ明るい感じ。
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見晴らし台から。
もう日は暮れてます。
ここだけ明るい感じ。
日没に間に合わず、暗い道をヘッデンで下ってきました。
なんでこんなに時間がかかったのか、、、反省です。
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日没に間に合わず、暗い道をヘッデンで下ってきました。
なんでこんなに時間がかかったのか、、、反省です。

装備

個人装備
ヘッドランプ 地図 コンパス 保険証 飲料 手袋 細引き 携帯電話 防寒着 時計・高度計 非常食 折りたたみ座布団 サバイバルシート 帽子・サングラス レインウェア Wストック 軽アイゼン(使用なかった) その他財布など省略
共同装備
ファーストエイドキット 医薬品 カメラ コッヘルセット ボンベ&バーナー ライター アーミーナイフ ウェットティッシュ 携帯簡易トイレ ツェルト ハンディGPS

感想

なぜかまた黒戸尾根登りたくなってしまい。。。
でも今回は横手駒ヶ岳神社からのアプローチにしました。

途中でご飯食べたり、ナビがおバカで竹宇神社の方に連れて行かれたりで30分遅れで横手神社に着いてしまった。
さらに登山口がわからず。。。
行けばわかると思っていた。。。リサーチ不足でした。
真っ暗な中ウロウロと探し回ってもわからず、スマホで数少ない情報を探してやっと登山口発見。
もう予定より1時間以上押してますよ。。。
結局のところ、神社の前の車道をずっと歩いて登っていくと登山口でした。
出発するまでにすでに疲れが。。。(´Д`)

緩やかな登りで始まる横手ルート。
初めての道なので新鮮。
落ち葉でふわふわ。
下山時は足に優しそうだなと思いながら登る。

途中小さな渡渉があったり、梯子があったり。
獣道のような細い道を歩いたり。。。
竹宇ルートとは違って気が抜けません。
しかも最後笹平への登りは結構な急登。
落ち葉などで道が不明瞭なところもありますが、リボンや標識を見つけながら笹平に着きました。

ここからは知っている道。
だけど長かった。
途中で眠くなって、横になったりもしました。
(最近は眠くなったら寝るスタンス)

熊笹天国の長い長い登山道を登りきると、たぶんチラリと鳳凰が見えるはずの場所へ出る。そこから刃渡りまでも緩やかな登りが続く。
疲れた。。。疲れたのでまた休む。
星がきれいに見えるところがあったので寝転ぶ。
「わーっ、流れ星!!!」
山をやっていると流れ星を見る確率本当に高い。

刃渡り。
何度か通ったことがあるので、特に問題なし。
地平線から朝が少しだけ覗いてる。
その後梯子をいくつか通過すると刀利天狗。
ここでも少し休憩。
ここしばらくの不摂生が祟っているのか、なかなか調子が出ない。

少し歩いて下れば五合目小屋跡。
と思っていたけど「少し」ではなく、結構歩かなくてはならなかった。
前回の記憶も不確か。

五合目。
樹林帯から抜け出すともう空には朝が来ていた。
巨大なゴミの袋が3つ。
そこでまた休憩。
この先に待つ梯子の連続に備えて腹ごしらえ。

長い梯子、垂直の梯子など次々とこなして七丈小屋。
誰の姿もなし。
トイレ(200円)をお借りして、お水(100円)もいただきました。

ここから先は眺望も良くなる。
第一、第二とテン場を通過し、景色を眺めながらの登り。
黒戸山を見下ろすと紅葉がキレイ。
でもなぜか2人とも心臓バクバクが始まる。
少し高山病の症状出てるのかな?なんで??
無理しない程度の速さで登る。

八合目。
ここまで来たらあとは、、と思ったけれどまだまだ遠い。
岩と鎖だらけ。
あそこに左足置いて〜ここに右足乗っけて〜、、、
「ぎゃ〜っ!! 足が攣った!!イタイイタイっ!! 」
私は今回2回は足攣ってましたね。
八合目から先は柔軟体操してから臨んだ方がイイですw

大きな岩のてっぺんに2本の剱が立っている。
前回はガスガスでぼんやりとしか見えなかったのだけど、今日はスッキリ晴れて、しかも眼下の紅葉も嬉しい演出。
どうやってここに剱を設置したんだろう〜。。。

奇岩地帯。
鎖も岩場も終わり。
最後の登りがキツかった。。。
足が異様に重くて、なかなかサクサクとは登れなかった。

北沢峠ルートとの合流地点。
帰りは北沢峠から帰りたい。。。(毎回思う)
そして快晴の山頂。
何時間かかったかな、、、後半かなりオーバーしてる気がする。
それでも快晴の山頂はこの上なく気持ちがいいので、すぐ下山するのはもったいない。急いでラーメン作ったり、岩に登って写真撮ったり、短い時間にいろいろと堪能しました。

さて下山。
岩場や梯子はやはり時間が結構かかりました。
途中フラフラしてきたりしたので、ゆっくり慎重にを心がけました。
梯子の下りが、、、私は以前より怖かったかな〜。
七丈小屋でトイレ&水休憩、五合目ではシャリ補給&登山靴を脱いで足ほぐし。
旦那は横になってしばし夢の中。。。

五合目からは登り返し。
私はずっと下りが続くよりも、こうして登り返しがある方が足への負担が減るので好きです。それほどの登りでもないし。
登って歩いて、、、刃利天狗で休憩。
(今思うと休憩多いww)

あとは下るだけ。
最後の梯子地帯を抜け、刃渡りも通過。
深夜真っ暗で周りの様子が見えなかったけれど、紅葉が綺麗でした。
苔生す道に突入し、それから徐々に熊笹ロード。
賑やかに熊鈴慣らしながら下る。

夏に比べるとやはり人は少ない。
前回は何人もの速い人たちに抜かれたので、その人の多さにも驚いたっけ。
2人ぼっちで下っていると、後ろから1人で話ながら下ってくるおじさんが。。。
「お先にどうぞ」と道を譲ると、「さっきの落ち葉のところすごかったねー」と。
ああ、話してたんじゃなくて感動してたのか〜。(ヨカッタ)
うん、黄色い大きな葉が落ちまくってて、それが絨毯みたいですごかったんです。
ブナかな?なんだろう?
落ちたばかりのキレイな葉ばかりでした。

おじさんと別れた後、男2人連れが喋りながら下りてきました。
ちょうど笹平の分岐。
私たちは横手へ下ってましたが、その人たちもそのままついてくる。
「あ、こっち横手へおりますよ」と言うとやっと気付いて「ありがとう!」と竹宇の方へ下っていかれた。何も言わなかったらそのまま横手へ??

横手への道。
もう薄暗くなってきた。
黄色い葉がライトのように明るく、心強い。
日没までには下山したかったのに、無理そうだ。。。
そのために深夜に登ったのに、、、下山時もヘッデンなんて。。。
深夜登り始めるのはなぜかあまり怖くない。
まぁ、動物に遭遇するかもしないと思うと怖いのだけど、それ以外は特にない。
だってある程度歩いていたらやがて朝が来るからだ。
しかも上を向いて歩いていると、空だったり星だったり何かしら見える。
でも下山時に夜が迫ってくるのは全然違う。
なんだか怖い気がする。
ヘッデン下山は初めての経験。
しかもマイナールートなので人が誰ひとりとしていない。
2つの弱々しいライトだけで真っ暗な森を下る。
背後も闇、そして向かう先も闇。
まるで暗い洞窟の中に入っていく感じ。
自然と速度も上がるけど、脚も膝も痛くなってきていてつらい。
登山口はまだか、まだかと痛みに耐えながら下る。
やっとの思いで登山口。
街灯も何もないので、いきなり暗闇の中、登山口到着。
ホッとして暗い舗装路を駐車場まで下る。
神社横の駐車場も真っ暗。
そしてゴール。。。

**************************
今回は反省だらけでした。
まず登山口がわからなかったこと。
これ基本中の基本なことなのに、リサーチ不足でした。
この出発時間のロス(1時間以上)によって下山時間も遅れてしまいました。
また一度登ったことがあるからと時間をあまり気にせず休憩をやたら取り過ぎたこと。
(約3時間も休んでる!)
そして日没までに下山できなかったこと、、、が一番悔しい。

でも秋という季節、さらに快晴の中登れたことは大満足。
人は少ないし、暑くないし、紅葉はキレイだったし、飽きることがなかったです。
達成感は、、、前回の黒戸挑戦時よりずっとずっとありました。

膝が弱い私は今回は下山途中から膝サポーターを使用。
そのおかげか、膝痛はあまりひどい状態にはなりませんでした。
けれど足の親指の爪が。。。
愛用のトランゴさんが只今入院中につき、カラコルム出動させましたがやはり爪がひどいことに。。。爪の周りが腫れた感じでつま先に何かがあたるだけで痛い。。。
これまた、、、爪がどす黒くなりそうです。(´Д`)

横手ルートは新鮮で良かったけど、距離も少し長い分時間がかかっちゃったな。
やっぱり竹宇ルートの方が歩きやすいかもですね。

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コメント

やっぱ黒戸尾根は長いですね😣
お疲れさまです❗
今年黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳に行こうとしてましたが、結局行けず来年になりそうです😣
それにしても夜中の出発凄いですね❗
時間を見てビックリしました💦
自分はまだ北沢峠のルートからしか登ったことないですが、甲斐駒ケ岳の山頂、そして山頂からの景色は大好きです🎵
南アルプスの中でも独特ですよね❗
写真で迫力やキツさが伝わってきました✨
また写真楽しみにしてます🎵
2015/10/21 20:00
osaosaさん。^^
こんばんは。
コメントありがとうございます!

夜中に出発しないと我が家は日没までに絶対帰れないんでw
夏だともう少し余裕があるのですが、もう今の時期だとあっという間に暗くなってしまいますね。
日没後がほんと怖かった。。。
osaosaさんなら10時間切るんじゃないですかね。
来年、ぜひ挑戦してみてください。
2015/10/21 23:38
超・お疲れ様
ミズさん

黒戸尾根、そろそろ行かれるかも・・と読んでおりました。後付けじゃなくですよ?なんせ自称ミズタマラーですから

ここ最近の光岳や五竜etc.でのご健脚ぶりからすると、ちょっと意外なタイムでしたね。やはり本調子ではなかったのでしょう。
お身体のケアをしっかりされて下さい(って釈迦に説法かw)。

にしても、やはり山行は快晴に限りますね。八ヶ岳全山が「一糸まとわぬ姿で」完璧に見えるって、私は殆ど経験ないです。
さて私めも、甲斐駒の黒戸は近々行きたい山(前回撤退のリベンジですが)のリストに入っています。
この前の越後駒の急登歩きで何となく自信がついた気がしていましてね。
ま、行ってみないと分からんですが、初冬とあって前よりは暑さバテがないですからね。

次は横手ルートで?とも考えていましたが、このレコを拝見して…やめました(笑)
ただ、私も深夜スタートになると思いますが、真っ暗な刃渡り…怖すぎ!(笑)
2015/10/22 15:30
tsukadonさん。^^
おはようございます。
コメントありがとうです!!

黒戸そろそろってバレてましたかねw
旦那のご要望が強くてw

以前はタイムを結構気にしてましたけど、最近はあまり気にしなくなってきました。
ただしんどい、ツライだけで山の良さがわからないほどガツガツ登るのもどうかと思って。
事情があってテン泊は今できないけど、もう少し心に余裕のある日帰りがしたい。
じゃぁ、もっと速く歩けるようにならないと〜という課題も生まれるんですがw
それにしても〜、、、今回は休憩が多すぎます。
すぐ疲れちゃうんですよ。
以前に比べて体力が落ちてるのだと思います。

横手ルートは新鮮でいいのですが、単独だともし何かあったとき,
人通りがなくて困るのでやめた方が無難だと思います。
刃渡りは、何もなければそれほど怖くはないですけど、これから凍結なども心配です。
そうそう、凍結のこと書くの忘れていましたが、九合目あたりからチョコチョコと凍結箇所を目にしました。直接足場になるようなものではなかったので問題なかったのですが、これから先はどうなのかはわかりません。ハイマツにも霜ついてました。
一応軽アイゼン持参したんですけどね、使いませんでした。

リベンジは必ず晴れの日にしましょうね。
やっぱり晴れじゃないと!!
2015/10/23 10:17
黒戸尾根 いつかは挑戦かな
こんばんは!
今回は黒戸尾根からの甲斐駒ですか~これまたハードですね
出発時間をみてびっくりです。。。
北沢峠からの登山道とは眺望が全然違うし、登山道もいろいろ変化があって、きつそうですがいつかは挑戦してみたいです。
ヘッデン下山、怖かったでしょう。何度も経験ありますが、やっぱり怖い
私たちはもっと時間かかってしまうから日帰りは無理かな〜
2015/10/22 20:41
nori1496さん。^^
おはようございます。
コメントありがとうございます!

14時には帰りたいから23時には出発したいと旦那は申しておりましたw
スタートで躓いて、こんな結果になってしまいましたけど。。。
累計標高差も今回は2600。。。記録更新ww
梯子や鎖がやたら多い分早月尾根よりつらいかもですw

北沢峠からも以前登りましたけど、眺望はまったく違いますよね。
前回黒戸を登った時はガスガスで何も景色が見えなかったので、今回はそのリベンジでした。
ヘッデン下山だけはしたくなかったのですが、、、反省です。
ゴールに何か明かりがあればまだ目標目指して頑張れるのですが、本当に何もなくて真っ暗で、いつゴールなんだろうって、、、怖かったですよ。

私たちは今回休憩時間が長すぎたのでヘッデン下山になりましたけど、同じペースで歩くnoriさんご夫婦なら日帰りは行けるとは思います。
ただ、初めての黒戸は、横手ルートではなくてメジャーな竹宇神社ルートがいいです。
あと季節は日が長い夏が安心ですよ。^^
2015/10/23 10:30
ただ脱帽
いつも拝見してます
18日天候は最高でしたよね。私は北沢峠から仙丈ケ岳に登ってました!快晴の甲斐駒ヶ岳〜八ヶ岳の風景は最高でそこにいたんですね。いや山の反対側で見えないか(*_*)
それにしても早月尾根といい何か目標を見つけてしまいましたね。
2015/10/23 7:41
TAKEOGIさん。^^
おはようございます。
コメントありがとうございます!

TAKEOGIさんはこの日は仙丈ヶ岳でしたか〜。
我々は南アの女王様を見ながらラーメン食べましたよw
八ヶ岳の麓は早朝、雲海が広がっていて、とてもキレイでした。
甲斐駒〜八ヶ岳の間、日向山あたの紅葉もキレイで、この季節に登れてほんとよかったです。

早月尾根はもう当分登らないとは思いますが、黒戸はまた登る気がします。
今度はウルトラライトで軽快に登って下りるのが目標ですw
2015/10/23 10:42
Re: TAKEOGIさん。^^
mizutamariさん
コメントありがとうございます。
私もいつかは黒戸尾根を目指し調査も兼ねて、サントリー工場見学、台ケ原の金精軒と駒ヶ岳神社に視察に行きました。昼間でも暗く夜はチョット。。。って感じですよね。
標高差2000mもですが、私のパートナーが高山病なりやすく拒否られてます。。。mizutamariさんは高山病なんて関係なさそうですが。
そろそろ私もヤマレコに記録を投稿せねばと思いつつ時間がないので。。。
2015/10/23 19:45
Re[2]: TAKEOGIさん。^^
色々と調査されてるんですね〜。
すごい!
私たちも黒戸を初めて登るときは、調査として途中の刀利天狗まで明るいうちに一度登ってみました。夜間の行動となるとどこがどうなっているのか知る必要がありますもんね。
さすがに夜は最初ドキドキしましたけど、何度か経験すると慣れてくるものですね。
高山病になりやすい体質の方には少し標高の高いお山はしんどいですよね。
今回我々も前日ほとんど寝ていないせいか、富士登山のように心臓が珍しくバクバクしましたよ。

ヤマレコの記録、せっかくなので写真だけでもアップするといいかもですね。^^
2015/10/24 22:42
黒戸尾根の山行、お疲れ様でした。
mizutamariさん こんばんは〜
遅いコメントですみません。
黒戸尾根からの山行、お疲れ様でした。
今回はガッツリ行きましたね
それにしてもすごい
良いですね南アルプス。
昨年仙丈ケ岳に行った時、少し雲が掛っていましたが甲斐駒ヶ岳を見た時、来年は甲斐駒だと思いました。実際には北岳の計画を立て新幹線に乗ったまではいいが、都内の電車の人身事故により、接続の電車に間に合わなかったため、急遽、金峰山へ変更したました〜
来年はどこに遠征しようかな
2015/10/24 20:36
tknabesanさん。^^
こんばんはー!
コメントありがとうございます!
遅いコメントでも大歓迎です!!

最近がっつりが多いですねw
今年はあまりお山に数行けなかったので、それを取り戻すかのようにがっつりが多いです。
甲斐駒ヶ岳もいいし、北岳もいい〜!!
私が初めてお山で感動して泣いたのは北岳です。
北岳のお花畑だけは一生忘れることはないと思うほどです。
どちらもいいお山。
遠征先に悩んじゃいますねw
2015/10/24 22:45
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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