フェアに三嶺名頃ー剣山見ノ越 (イジメられた)
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- GPS
- 09:03
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久々、戦慄した。
ジャックナイフ氏から名頃からの縦走に声をかけて頂いたのは光栄だが・・。
「名頃から登り、三嶺剣。塔ノ丸経由で名頃に降りるか、ダルかったら見ノ越から車道を歩いて戻るかのどちらかだ」とのこと。
どっちもダルいのですが・・。
どの道、バスやらタクシーの選択肢は無いということに変わりはない。
荷が軽けりゃどうと言うことはないが、重荷でコレを歩かされるのはたまらない。
ジャックナイフ氏の事だ「各自24埆杜未魏櫃后廚箸言い出しかねないのも心配事。怯えつつも次の指令を待っていると
「サキが参加となり、デポ車確保できたので見ノ越までとする」とのメールが飛んできた。
やた、助かった。車で名頃まで戻れる。しかも装備の事についても言及してはいない。
今回のメンバーは山の子のジャックナイフ氏にgenちゃん。彼らは沢にクライミングに積雪期のバリエーションと今、四国で最も先鋭的な登山をする少数精鋭のヤマ集団。と、阿波の山の会のサキ。ワタクシ含め計4名。
で、計画書が流れてきた。フムフム、何の変哲もない計画書だ。よく見ると(コースタイムの90%で設定)とある。
うん、やはり変哲があった。
コースタイムの90%で山行を終えると言うことはコースタイムの80%程で歩くか、休憩をほとんど取らず90%程で歩き続けるかのどちらかということになる。コースタイムは11時間チョイ。つまり、許された時間は10時間。
某所で合流し、素朴な疑問をぶつける。
ワタクシ「登山口で仮眠て何処で寝るんですか?でかいテントとか?」
genちゃん「ンな もん無いよー。シュラフマットで青空雑魚寝」
ジャックナイフ「ん?やったことないのかsin?ツェルトでも張るか?」
genちゃん「そだね、ギャハハ」
あるワケないだろ、青空雑魚寝なんか(⌒-⌒; )
なんて人らだ、海賊船に拉致られた町民の気分になった。
サキにそれを伝えてあげると
「なにそれー!テント持ってきたら良かった( ; ; )」
とテント持ってこなかったことを心底悔やんでいた。
ワタクシも同じ気分だったが、悔やんでも仕方ないので寒空の中青空雑魚寝する事を腹を決めた。
が、それは杞憂に終わった。名頃登山口にいい小屋があり、そこで寝ることが出来た。サキは小屋があることを薄々知ってたようだが。何にせよ、イキナリ度肝を抜かれた。
小屋では小粋な酒宴となった。山野井泰史さんや角幡唯介さんら著名人と出会った話を聞けたり凄絶な山行の裏話を聞けたりと時間を忘れて杯を傾けていた。盛り上がったのはいいがそのせいで翌日は20分遅れのスタートとなる。
ペースメーカーのgenちゃんのスピードはあまりに速く、さっそくサキとワタクシはネをあげかける。ザックはほとんど下ろさず、食事は行動食を歩きながら摂る加藤文太郎スタイルについてくのが精一杯だ。一般登山道を縦走する程度なら彼らは毎回そんな感じなんだそう。他にも「今日の俺すげー。行動中にお喋りしてる」とgenちゃんがしきりに言っていた。いつもの山の子さんの山行は喋れる余裕がないんだそう。過激すぎる
結果的に何だかんだで8時間台で縦走を終え、女性含む4人パーティとしては満足行く山行となった。
お二方とも常時ガーミンなどは所持せず、どんな所も持てる技量と知識でルート判断。寝るのは大自然と一緒。驕らず飾らずフェアに山に真摯に向かってらっしゃる。お手本にすべき事はいっぱいあった。
コメント
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現役にして伝説化しつつあるK氏にお供したのですね!
これはもう南東尾根を尻セードで消えるぐらいではsin様の弟子にはなれませぬ il||li_| ̄|○il||liガーン。
牛のような牡鹿にまたがって大木のようなツノを操って、北西尾根のあの白骨樹のテッペンで逆立ちしたら弟子にしていただけますか?
ええ、K氏に鍛えられました(´Д` )
ヤパ三嶺界隈は別格の美しさですね〜。
24日の土曜日にエントツ山さんが三嶺に現れたそうで。
ニアミスでした
普通の道歩いたんすか?
よほど厳しいルートを見つけたのかと期待してましたのに。
そういや日曜は高校生が大会やってませんでした?邪魔だから来てくれるなと頼まれてたんですけど。
やっぱり三嶺いいですね。週末行ってやろう。
普通だけにきつかったワィ。
学生達、見なかったけどなー。
仲間が先週、光石から登り、キレイな写真アップしまくったもんだから。愛媛勢で光石が流行りつつある。愛媛からそっちの登山口に行くことは滅多にないからね
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