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Yamareco

記録ID: 75046
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

焼石岳

2010年08月21日(土) ~ 2010年08月22日(日)
 - 拍手
katoken その他2人
GPS
32:00
距離
18.3km
登り
1,217m
下り
1,205m

コースタイム

8月21日;藤島体育館駐車場8:10-つぶ沼駐車場11:08着11:30発ー650m12:08〜15-金山沢12:41〜13:06-石沼13:37〜50-中沼コース分岐14:36〜55-銀明水避難小屋15:09-就寝20:00
8月22日;起床5:00-小屋6:37-1370m7:13-焼石岳山頂7:53〜8:03-焼石神社8:25-姥石平・夏油分岐8:58-小屋9:50〜10:28-石沼11:16-金山沢11:52〜12:00-水場(620m)12:15-つぶ沼駐車場12:42着ー藤島体育館駐車場16:25
天候 下界;晴れ 山頂付近;霧
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
つぶ沼駐車場は広く、水洗トイレ。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし。地形図にはつぶ沼から入って2か所の分岐した登山道が書いてあるが2か所とも右側のコースは廃道になっている。石沼付近崖崩れや亀裂があり誘導テープに従ってゆく。秋田県側の入浴は国道397号線から入ったジュネス温泉ホテルプラン(300円)。
つぶ沼駐車場
2010年08月21日 11:13撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 11:13
つぶ沼駐車場
2010年08月21日 11:33撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 11:33
630m付近で休憩。ブナ林が素晴らしい。
2010年08月21日 12:13撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 12:13
630m付近で休憩。ブナ林が素晴らしい。
石沼
2010年08月21日 13:49撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 13:49
石沼
石沼
2010年08月21日 13:58撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 13:58
石沼
中沼分岐で休憩
2010年08月21日 14:43撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 14:43
中沼分岐で休憩
所々に木歩道がある。
2010年08月21日 15:00撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 15:00
所々に木歩道がある。
銀明水
2010年08月21日 15:12撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 15:12
銀明水
銀明水避難小屋、清潔で過ごしやすい。水洗トイレ。
2010年08月21日 15:21撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 15:21
銀明水避難小屋、清潔で過ごしやすい。水洗トイレ。
夕食;キャベツとソーセージの煮物、キュウリ、ミカン、ワカメの酢物、トマト、梨、そしてインスタントラーメン。
2010年08月21日 17:03撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/21 17:03
夕食;キャベツとソーセージの煮物、キュウリ、ミカン、ワカメの酢物、トマト、梨、そしてインスタントラーメン。
銀明水の湧水。冷たく美味しい。
2010年08月22日 06:31撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 6:31
銀明水の湧水。冷たく美味しい。
2010年08月22日 06:35撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 6:35
小屋の上部の湿地。
2010年08月22日 06:44撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 6:44
小屋の上部の湿地。
2010年08月22日 06:45撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 6:45
2010年08月22日 07:07撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:07
湿地から上部は石の道が山頂まで続く。
2010年08月22日 07:14撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:14
湿地から上部は石の道が山頂まで続く。
夏油温泉の分岐
2010年08月22日 07:31撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:31
夏油温泉の分岐
2010年08月22日 07:34撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:34
エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆);「山の季節に別れを告げる花」と山人からはそんなニックネームで呼ばれているらしい。山形県を南限としている。(「月山・花賛歌」より)
2010年08月22日 07:40撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:40
エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆);「山の季節に別れを告げる花」と山人からはそんなニックネームで呼ばれているらしい。山形県を南限としている。(「月山・花賛歌」より)
ウメバチソウ
2010年08月22日 07:46撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:46
ウメバチソウ
ハクサンイチゲ
2010年08月22日 07:46撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:46
ハクサンイチゲ
焼石岳山頂
2010年08月22日 07:52撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:52
焼石岳山頂
焼石岳山頂
2010年08月22日 07:55撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:55
焼石岳山頂
焼石岳山頂風景
2010年08月22日 07:58撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 7:58
焼石岳山頂風景
焼石神社
2010年08月22日 08:25撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 8:25
焼石神社
タチギボーシ
2010年08月22日 08:28撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 8:28
タチギボーシ
タチギボウシ
2010年08月22日 08:28撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 8:28
タチギボウシ
姥石平の夏油温泉への分岐
2010年08月22日 08:46撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 8:46
姥石平の夏油温泉への分岐
姥石平の木歩道
2010年08月22日 09:05撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 9:05
姥石平の木歩道
中沼コースとつぶ沼コースの分岐
2010年08月22日 10:42撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 10:42
中沼コースとつぶ沼コースの分岐
2010年08月22日 10:42撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 10:42
石沼休憩地の崩壊
2010年08月22日 11:19撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 11:19
石沼休憩地の崩壊
金山沢
2010年08月22日 11:58撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 11:58
金山沢
620m付近の水場。冷たく美味しい。
2010年08月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 12:12
620m付近の水場。冷たく美味しい。
2010年08月22日 12:24撮影 by  Canon PowerShot A570 IS, Canon
8/22 12:24
撮影機器:

感想

8月21日(土) 8時藤島体育館駐車場に集合。連日、灼熱地獄のような暑さで出発時間が遅いのでは、と思いながら登山口に向かう。
5年前の7月3日に中沼コースから登ったことがあるがつぶ沼駐車場手前から立派なバイパス道路ができていた。その交差点に登山口がある。駐車場は広く、水洗トイレがある。登山口の階段は草が邪魔であまり手入れをしていない登山道かな、とこの先を憂えてブナ林に入ったがとんでもない。ギラつく太陽光線を遮ったブナ林の道は歩きやすく急なアップダウンもなく適当な風があり快適である。標高610m付近から小さい稜線に出る分岐は獣道のような痕跡が残っているが廃道のようだ。この分岐から10m先に湧水があり冷たく美味しい。金山沢は2,3歩で渡渉できる。水も冷たい。顔や手を洗う。907m付近から岳山への分岐はテープで入山禁止になっていた。石沼を見下ろす地点に来たら北に三角錐姿の天竺山(1318m)と北西に東焼石岳(1507m)がみえる。石沼側の急斜面は2年前の地震で崖崩れになっていた。ここから少し下ってから登りはじめた所も崖崩れになっておりテープで誘導している。このあたりから数組の方々とスライドする。歩きやすく日陰のブナ林で結構人気のあるコースのようだ。中沼コースの分岐点には「こちらはつぶ沼コース」と書いた小看板が小枝に吊るしてある。ここから約15分で銀明水に着いた。重い金属の杓子で飲んだこの湧水は汗を引く冷たさで何杯も飲む。ビールを冷やすためMさんがビニール袋に入れたが外気にふれてたちまち曇ってしまった。ここはキャンプサイトであったのだろう。平坦地で小沢も流れている。右手の石の階段を上ると銀明水避難小屋がある。胆沢町管理の立派な小屋である。水洗トイレで整理整頓されて気持ちがいい。登山路の草刈りの方々と同宿する。その方からビールをいただいた。小屋は休息と情報交換の場でもある。最近、Y新聞にその情報交換もせず18時ころからさっさと寝てしまうのが多くなった、と書いてあった。安全確保ため大切なことである。夕食は、キャベツとソーセージの塩味の煮物、ナス焼き、キュウリとワカメとミカンの酢物、キュウリの即漬け、トマト、梨、そしてYさん持参の焼ミョウガ味噌味、最後にインスタントラーメン。Mさんの名料理にはいつも感服し感謝にたえない。20時に就寝。
8月22日(日) 5時起床。曇り空で風がやや強い。シャツやズボン等の干し物は乾いている。朝食は、昨夜の残り物、ミョウガとシシトウの油いため、梨、アルファ米、味噌汁。6時37分、銀明水を1リットル入れて出発。右手の小沢を渡って山腹を登る。ここから低灌木だが掘り込んだ道で展望が開けにくい。昨日と早朝に刈りはらった登山道は歩きやすいが、以後石ころだらけの道と時折木歩道となる。標高差30mほど登ると登山道が崩れて左側が迂廻路になっている。下るとき見えにくく注意しなくてはならない。緩い高原状になると姥石平となり夏油温泉との分岐点、ここから5分で泉水沼に出る。ウメバチソウ、ハクサンフウロ、アキノキリンソウ、オカトラノオ、トウゲブキなどを目にする。ここは東北でも有数の高山植物の宝庫だと聞く。6月の開花期また来たくなった。20分ほど登ると7時53分焼石岳山頂に到着した。ガスで山頂標識しか見えない。だれもいない。風が強く冷涼で気持ちがいい。下界は暑いだろうナー、と思うと簡単に帰りたくない心境になる。時間もあるので焼石神社に下って東側の迂廻路を行くことにした。その十字路分岐までやや急斜面を下ると大きい石だけの道でバランスをとり滑らないよう気をつけなくてはならない。2人とスライドする。分岐からまもなくすると紫色のタチギボウシの群落はみごとである。白い群落はシラネニンジンか。小屋には9時50分に着く。ここでしばらくゆっくりしてコーヒーや草もちを食す。7年前の5月連休に魚沼駒ヶ岳に行った時もコーヒーと草もちを食べたことがありこれが意外と合うのである。10時28分に小屋を出ていく。緩い下り坂は快適である。石沼展望地と金山沢そして620m付近の冷たい水場の3か所で休み駐車場に12時42分着いた。MさんとYさんは私より20分ほど早く着いたという。ここは標高460mだがもう暑くてたまらない。早く風呂に入って冷たいビールにありつきたい。1時間ほどでジュネス温泉・ホテルプランで汗を流す。(入浴料300円)豊作が予想される穂波を見ながら藤島体育館駐車場には16時25分。楽しかったー。自宅ではさっそくビール、酒、焼酎、ワイン。心地よい疲労感でぜんぜん酔っていない。自分では。

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