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Yamareco

記録ID: 7550207
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

東温アルプス縦走の予定が思わぬ大雪のために連日の撤退。結局、二日をかけて踏めたピークは一つだけでした

2024年11月30日(土) ~ 2024年12月01日(日)
 - 拍手
ちゃむ その他20人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:08
距離
14.8km
登り
1,186m
下り
1,242m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:46
休憩
1:09
合計
4:55
距離 5.6km 登り 670m 下り 668m
7:48
7:54
12
8:06
8:20
32
8:52
8:57
84
10:21
10:58
59
11:57
12:04
29
12:33
唐岬の滝登山口
2日目
山行
5:13
休憩
0:29
合計
5:42
距離 9.2km 登り 516m 下り 574m
8:50
70
井内隧道下2km地点
10:00
87
11:27
11:56
59
12:55
97
14:32
井内隧道下3km地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
1日目:東予港からマイクロバスで唐岬ノ滝入口(石墨山登山口)
2日目:マイクロバスで久万高原側から井内峠登山口(実際は雪のためにトンネルの2kmほど手前まで)
コース状況/
危険箇所等
思った以上の積雪で先行者トレールもなく、特に急斜面の直登ではラッセルが大変だったようです
唐岬ノ滝入口でバスを下車。まずは滝の見物に行きました。片道15分くらい。
2024年11月30日 07:34撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
1
11/30 7:34
唐岬ノ滝入口でバスを下車。まずは滝の見物に行きました。片道15分くらい。
思ったより大きな滝で何段かになって落ちる滝の高さは一番下まで入れると50m以上あるんじゃないかと思いました
2024年11月30日 07:51撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
11/30 7:51
思ったより大きな滝で何段かになって落ちる滝の高さは一番下まで入れると50m以上あるんじゃないかと思いました
一番下まで来て見上げるとなかなかの高さです。もう少し早ければ紅葉が綺麗だったかも。
2024年11月30日 07:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
5
11/30 7:53
一番下まで来て見上げるとなかなかの高さです。もう少し早ければ紅葉が綺麗だったかも。
バスを降りた場所へ戻って、いざ東温アルプス縦走へスタートです。
2024年11月30日 08:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
11/30 8:15
バスを降りた場所へ戻って、いざ東温アルプス縦走へスタートです。
すぐ近くの石墨山登山口から。いきなり急斜面。
2024年11月30日 08:19撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
11/30 8:19
すぐ近くの石墨山登山口から。いきなり急斜面。
思いのほかザラメ状態の雪が深く、つぼ足で20cmくらい潜ります。
2024年11月30日 09:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
11/30 9:15
思いのほかザラメ状態の雪が深く、つぼ足で20cmくらい潜ります。
着雪した樹々。もう冬山ですね。
2024年11月30日 09:18撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
11/30 9:18
着雪した樹々。もう冬山ですね。
肩への登りはかなりの急斜面の直登。トップのガイドさんが一人でラッセルしたから大変だったでしょう。この辺りの積雪は50cmくらい。ストックも場所によっては1mくらい潜りました。
2024年11月30日 09:59撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
11/30 9:59
肩への登りはかなりの急斜面の直登。トップのガイドさんが一人でラッセルしたから大変だったでしょう。この辺りの積雪は50cmくらい。ストックも場所によっては1mくらい潜りました。
石墨山への分岐の肩に到着
2024年11月30日 10:43撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 10:43
石墨山への分岐の肩に到着
視界が開け、これから縦走する稜線が目の前に飛び込んできました。1日目の予定は、手前の法師山から根無山、樽谷山と進み、奥に見える前々司の先の井内峠へ下山すことになっていました。最終的なゴールはずっと奥の皿ヶ嶺です。すっごく遠いです。
2024年11月30日 10:32撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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11/30 10:32
視界が開け、これから縦走する稜線が目の前に飛び込んできました。1日目の予定は、手前の法師山から根無山、樽谷山と進み、奥に見える前々司の先の井内峠へ下山すことになっていました。最終的なゴールはずっと奥の皿ヶ嶺です。すっごく遠いです。
石墨山は手前のピークに隠れていますが、夏道なら30分(往復1時間)くらいだそうです
2024年11月30日 10:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 10:32
石墨山は手前のピークに隠れていますが、夏道なら30分(往復1時間)くらいだそうです
南の方には四国カルストの笠取山、大川嶺のなだらかな山容が見て取れます。陽はさしていませんが、風も弱くて遠見が利きました。
2024年11月30日 10:33撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
4
11/30 10:33
南の方には四国カルストの笠取山、大川嶺のなだらかな山容が見て取れます。陽はさしていませんが、風も弱くて遠見が利きました。
小さいですが霧氷も見れました。
2024年11月30日 10:33撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 10:33
小さいですが霧氷も見れました。
ピラミッドの根無山の先には松山市街とその先に伊予の海が見えました。
雪が多いのでこの先の縦走はエスケープできる場所もないため無理とのガイドの判断で、ここで撤退することになりました。ピストンするならせめて石墨山(四国百名山)には登りたかったのですが、残念。
2024年11月30日 10:33撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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11/30 10:33
ピラミッドの根無山の先には松山市街とその先に伊予の海が見えました。
雪が多いのでこの先の縦走はエスケープできる場所もないため無理とのガイドの判断で、ここで撤退することになりました。ピストンするならせめて石墨山(四国百名山)には登りたかったのですが、残念。
割石峠まで戻ってきました
2024年11月30日 11:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 11:55
割石峠まで戻ってきました
ここには、愛媛県のどこかの高等学校の山小屋がありました。
2024年11月30日 11:55撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 11:55
ここには、愛媛県のどこかの高等学校の山小屋がありました。
昼過ぎに無事登山口まで下山です。いったん下山口側へ向かったバスが戻ってきてくれていました
2024年11月30日 12:33撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 12:33
昼過ぎに無事登山口まで下山です。いったん下山口側へ向かったバスが戻ってきてくれていました
夜の船の時間(この日で帰るメンバーがいましたので)までには時間が有ったので西条へ戻ってもみじで有名な西山興隆寺へ回りました。ふと振り返ると遠くに白く雪をかぶった高い山が見えました。調べてみると笹ヶ峰の方でした。
2024年11月30日 14:13撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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11/30 14:13
夜の船の時間(この日で帰るメンバーがいましたので)までには時間が有ったので西条へ戻ってもみじで有名な西山興隆寺へ回りました。ふと振り返ると遠くに白く雪をかぶった高い山が見えました。調べてみると笹ヶ峰の方でした。
興隆寺境内の紅葉
2024年11月30日 14:26撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 14:26
興隆寺境内の紅葉
その2
2024年11月30日 14:32撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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11/30 14:32
その2
その3.。まあまあ、楽しめました。
2024年11月30日 14:32撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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11/30 14:32
その3.。まあまあ、楽しめました。
2日目は縦走の後半で中間の井内峠から皿ヶ嶺までが目標。しかし、やはり雪のために登山口のある井内隧道の手前2km位のところまでしかバスが入れず、ここからスタートです。
2024年12月01日 08:48撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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12/1 8:48
2日目は縦走の後半で中間の井内峠から皿ヶ嶺までが目標。しかし、やはり雪のために登山口のある井内隧道の手前2km位のところまでしかバスが入れず、ここからスタートです。
轍の跡もない(途中、倒木もあって何れにしても車で峠までは上がることはできない)林道(県道?)を歩く。
2024年12月01日 09:15撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/1 9:15
轍の跡もない(途中、倒木もあって何れにしても車で峠までは上がることはできない)林道(県道?)を歩く。
40分余りを歩いて登山口のある井内トンネル入り口に到着
2024年12月01日 09:32撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
12/1 9:32
40分余りを歩いて登山口のある井内トンネル入り口に到着
二日目も雪との勝負になりそうです。
2024年12月01日 09:42撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 9:42
二日目も雪との勝負になりそうです。
井内峠の稜線には15分ほどで到着。
2024年12月01日 09:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/1 9:57
井内峠の稜線には15分ほどで到着。
お地蔵さまがひっそりと。
2024年12月01日 10:27撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 10:27
お地蔵さまがひっそりと。
右手の梢の隙間から松山市方面がのぞきます
2024年12月01日 10:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 10:30
右手の梢の隙間から松山市方面がのぞきます
今日は良い天気です。
2024年12月01日 10:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 10:30
今日は良い天気です。
うなめごの登りの途中、左手(東側)に少し雲がかかっていますが真っ白な石鎚山が望めました。手前の山並みが本来縦走してくるはずだった石墨山(右の枝の奥)からの稜線です。
2024年12月01日 11:12撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
12/1 11:12
うなめごの登りの途中、左手(東側)に少し雲がかかっていますが真っ白な石鎚山が望めました。手前の山並みが本来縦走してくるはずだった石墨山(右の枝の奥)からの稜線です。
うなめごの分岐
2024年12月01日 11:22撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/1 11:22
うなめごの分岐
分岐から数分の登りでうなめごの山頂でした。山名板もない山頂で、雪の中から掘り出した三角点で確認しました。
2024年12月01日 11:28撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 11:28
分岐から数分の登りでうなめごの山頂でした。山名板もない山頂で、雪の中から掘り出した三角点で確認しました。
樹木の隙間から東側に石墨山を望みます。左奥に石鎚山も白く光っていました。
2024年12月01日 11:30撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/1 11:30
樹木の隙間から東側に石墨山を望みます。左奥に石鎚山も白く光っていました。
分岐まで戻ると皿ヶ嶺(左奥)までの縦走路が見晴らせます。
2024年12月01日 11:46撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 11:46
分岐まで戻ると皿ヶ嶺(左奥)までの縦走路が見晴らせます。
文字通りお皿を伏せたような皿ヶ嶺(四国百名山)。予定ではあそこまで縦走して上林森林公園へ降りる予定でしたが、日も短い季節ということもあって、ここで撤退の判断になりました。残念でした。
2024年12月01日 11:47撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 11:47
文字通りお皿を伏せたような皿ヶ嶺(四国百名山)。予定ではあそこまで縦走して上林森林公園へ降りる予定でしたが、日も短い季節ということもあって、ここで撤退の判断になりました。残念でした。
戻る途中、左手(北側)に西条市と松山市の間にある高縄山系の明神ヶ森(左)、東三方ヶ森(右)の四国百名山が望めました。
2024年12月01日 12:31撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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12/1 12:31
戻る途中、左手(北側)に西条市と松山市の間にある高縄山系の明神ヶ森(左)、東三方ヶ森(右)の四国百名山が望めました。
下る途中から振り返ったうなめご山頂。今回2日間で唯一のピークでした。
2024年12月01日 12:53撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
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12/1 12:53
下る途中から振り返ったうなめご山頂。今回2日間で唯一のピークでした。
雪が降った後にモミジが散ったということなんでしょうね
2024年12月01日 12:59撮影 by  TG-7, OM Digital Solutions
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12/1 12:59
雪が降った後にモミジが散ったということなんでしょうね
井内トンネル入り口まで戻ってきました。ここからさらに3kmほど歩いて迎えのバスの所に到着。お疲れ様でした。
2024年12月01日 13:11撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
12/1 13:11
井内トンネル入り口まで戻ってきました。ここからさらに3kmほど歩いて迎えのバスの所に到着。お疲れ様でした。
東予港近くの東予温泉で暖まりました。
2024年12月01日 16:37撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
12/1 16:37
東予港近くの東予温泉で暖まりました。
撮影機器:

感想

今回もPツアーを利用して四国西部の東温アルプスという初めて名前を聞く縦走コースに挑戦してみた。ツアーとしては前後半の2回に分けたものであったが参加者の多くは西条のホテルに泊まって連続参加する人がほとんどだった。
2日間ともに天気はそれほど悪くは無かったのだが、思った以上の雪の多さと人のあまり入らないルートということもありトレースのない急斜面の登りに手を焼き、2日間ともに前半で早々と撤退するという結果になった。
結果的に2日間歩いて登れたピークが一つだけで目指した2座の四国百名山には一つも登れなかったというのは残念ではあったが、縦走に入ってしまうと途中、エスケープできる場所も殆どないということ、雪のために通常の1.5から2倍の時間を要することを考えるとガイドさんの判断もやむを得なかったと思われる。
ともあれ、12月早々に冬山らしい山を今季初めて歩けたことを良しとするしかないかと思う。幸い天気は悪くなかったので、本来歩く予定だった東温アルプス全体の山並みも見渡せたし、遠く雪をかぶった石鎚山系も少しではあるけど望むことができたのは幸いだった。機会と体力が有ればもう一度挑戦してみてもよいと思った。

【2024年の山行 40回目】
 今回の歩行距離:14.8km  2024年の累積距離:550.2km
 今回の累積標高:1,186m  2024年の累積標高:49,924m

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