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Yamareco

記録ID: 7552796
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

平家山〜国見岳を目指すもラッセルでまさかの途中の敗退〜

2024年12月01日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.7km
登り
576m
下り
576m

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
0:42
合計
5:06
6:50
0
スタート地点
6:50
177
9:47
10:29
87
11:56
0
11:56
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
人吉と美里を繋ぐ国道455号線は、車一台しか通れない箇所が多く、注意が必要です
国道455号線から平家山登山口に至る林道は、倒木や落石が激しく、車を降りて路肩に退ける必要がありました
コース状況/
危険箇所等
林道から登山道に入って1回目から2回目の渡渉付近までは、登山道が細くスリップ注意
標高1,200m付近より上は積雪が深くなり、所により膝までのラッセル
その他周辺情報 道の駅 子守唄の里 五木は、道路向かいに五木温泉 夢唄があって、21時まで営業しているのでお勧めです
私は足湯しか使いませんでしたが、道の駅 美里 佐俣の湯も同じ営業時間です
様々な障害がありましたが、何とか日の出前に出発できました
2024年12月01日 06:51撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 6:51
様々な障害がありましたが、何とか日の出前に出発できました
しかし、すでに林道で積雪が見られ、先が思いやられます
2024年12月01日 07:05撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 7:05
しかし、すでに林道で積雪が見られ、先が思いやられます
二つ目の渡渉
靴を濡らさぬよう慎重に
2024年12月01日 07:13撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 7:13
二つ目の渡渉
靴を濡らさぬよう慎重に
黙々と植林帯の急斜面を登ると、前方が明るくなり
2024年12月01日 07:32撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 7:32
黙々と植林帯の急斜面を登ると、前方が明るくなり
雪に覆われた伐採地に出ます
2024年12月01日 08:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 8:00
雪に覆われた伐採地に出ます
膝まで達するラッセルをしていると、朝陽が雪面を輝かせました
2024年12月01日 08:09撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 8:09
膝まで達するラッセルをしていると、朝陽が雪面を輝かせました
キツネかタヌキの足跡
ラッセル不要で羨ましい。。。
2024年12月01日 08:36撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/1 8:36
キツネかタヌキの足跡
ラッセル不要で羨ましい。。。
それでも空は抜けるように蒼く、ラッセルの労苦が吹き飛びます
2024年12月01日 09:35撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/1 9:35
それでも空は抜けるように蒼く、ラッセルの労苦が吹き飛びます
頂上近くではシュカブラが見られたことに少し驚きが
でも、前日はエビの尻尾があったから当然か
2024年12月01日 09:46撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/1 9:46
頂上近くではシュカブラが見られたことに少し驚きが
でも、前日はエビの尻尾があったから当然か
同行していただいた方とラッセルを交代しながら山頂に到着
2024年12月01日 10:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:00
同行していただいた方とラッセルを交代しながら山頂に到着
平家山の山頂は、樹林に囲まれて展望はありません
2024年12月01日 10:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/1 10:01
平家山の山頂は、樹林に囲まれて展望はありません
青空にブナの枝が模様を描きます
2024年12月01日 10:09撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
12/1 10:09
青空にブナの枝が模様を描きます
来た道を少し戻ったところから、北方向以外の展望が楽しめます
左が登るはずだった国見岳、右は五勇山、烏帽子岳方面です
2024年12月01日 10:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
12/1 10:17
来た道を少し戻ったところから、北方向以外の展望が楽しめます
左が登るはずだった国見岳、右は五勇山、烏帽子岳方面です
国見岳アップ
なかなか来れないよなぁ
2024年12月01日 10:35撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:35
国見岳アップ
なかなか来れないよなぁ
開けた雪の尾根はとても快適です
ラッセル済みですしね
2024年12月01日 10:40撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:40
開けた雪の尾根はとても快適です
ラッセル済みですしね
この辺りの立ち枯れの多さは、何の影響なのでしょうか?
2024年12月01日 10:43撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:43
この辺りの立ち枯れの多さは、何の影響なのでしょうか?
深いラッセル跡
と言っても泳ぐようなラッセルではないですが
2024年12月01日 10:46撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:46
深いラッセル跡
と言っても泳ぐようなラッセルではないですが
平家山に続く雪の尾根が、青空に映えます
2024年12月01日 10:52撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 10:52
平家山に続く雪の尾根が、青空に映えます
振り返る平家山も見納め
こんな好天なのに、飛行機の時間の都合で戻らないといけないなんて
2024年12月01日 11:07撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:07
振り返る平家山も見納め
こんな好天なのに、飛行機の時間の都合で戻らないといけないなんて
ふと気付けば、切り株に乗っかった雪の三角帽子が、何かのオブジェのように並んでいます
2024年12月01日 11:14撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:14
ふと気付けば、切り株に乗っかった雪の三角帽子が、何かのオブジェのように並んでいます
行きの渡渉は靴を濡らさないようにしましたが、帰りはどうでも良くなりました
2024年12月01日 11:42撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:42
行きの渡渉は靴を濡らさないようにしましたが、帰りはどうでも良くなりました
まだ雪の残る林道を辿り
2024年12月01日 11:44撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:44
まだ雪の残る林道を辿り
駐車場まで戻りました
早めに戻ったおかげで、飛行機には余裕で間に合いそうです
2024年12月01日 11:57撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:57
駐車場まで戻りました
早めに戻ったおかげで、飛行機には余裕で間に合いそうです
何と駐車場からも、白い平家山が望めました
2024年12月01日 11:58撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
12/1 11:58
何と駐車場からも、白い平家山が望めました

感想

(前日からの続き)
九州遠征2日目は、昨日の市房山と同じく熊本県と宮崎県の県境に位置する熊本県最高峰の国見岳を狙うことにしました。
前日は標高1,500mを越えてから積雪が深くなったものの、降りる頃にはかなり落ち着いて来たので、ルート途中の平家山までは問題なく行くことができるものと踏んでいました。

ところが、標高900m辺りの登山口付近で、すでに積雪が見られます。
確かに市房山よりは少し北にあるので、少しは積雪が多いかな?位に思っていましたが、登山道を辿るにつれてそれは確信に変わり、ついには深いラッセルへと変わりました。

まさか12月になったばかりの九州で、ラッセルを余儀なくされるとは思いもよらず、最初のピークである平家山にはコースタイムの1.5倍以上の時間を要する有様です。
一部、風の通り道となっているところは雪が飛ばされていますが、概して深い雪に覆われる状態に、国見岳への登頂を断念しました。

空はこれ以上ないほどの快晴だったので、ワカンを持って来なかったことが悔やまれましたが、ピーク近くの展望のある場所に戻り、山また山が連なる平家の落人伝説が残る山深い眺めをゆっくり堪能しました。

(追伸)
車の前に立ち塞がる倒木を退けていたところ、岐阜県から車を走らせて来た方と出会い、2人で楽しく平家山までの道中をご一緒させていただきました。
トータル2ヶ月間も車中泊を繰り返しながら、中国地方から九州まで登山を楽しまれるそうです。
これから先も、安全に登山を続けられることを祈念いたします。

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コメント

dusterさん、こんばんは😃
前日の市房山に続き、やはり私が1988年3月にマウンテンバイクで林道走行した際にピストンでの登頂を目指した国見岳という名前を懐かしく拝見しました。
市房山は雪の記憶はないのですが、国見岳北側の椎矢峠でふくらはぎあたりまで雪に埋もれたので、国見岳ピストンは断念し、ツルツル滑る山道を自転車でこわごわ下りていったのは強く記憶に残っています。
(スピード狂のyukapyさんは、「ウヒョー🎵」といってそうなぐらいの勢いでおりていきました😱)
やはり市房山より雪深いところなのだなと再認識しました。

とはいえ、2日連続で九州の雪山を堪能されて、ご満悦ですね😃
雪のまばゆい白さと抜けるような12月の青空のコントラストが美しいです。
来世は九州の山に住むキツネかタヌキに生まれ変わって、ラッセルなしに登頂を果たすことでしょう😜

ちなみに五木村には当時、道の駅どころか、店もほとんどなかった気がします。
朝、町内放送で「五木の子守唄」が流れていました。
2024/12/3 22:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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