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記録ID: 757798
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

安倍峠-八紘嶺-山伏

2015年11月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:34
距離
17.2km
登り
1,651m
下り
1,844m

コースタイム

日帰り
山行
8:58
休憩
1:36
合計
10:34
6:52
7:04
33
7:37
72
8:49
9:02
43
9:45
42
10:27
10:45
26
11:11
89
12:40
13:07
7
13:14
46
14:00
14:10
27
15:09
15:25
59
16:24
ゴール地点
梅ヶ島温泉 0531-0550
車道 0652-0704
安倍峠分岐 0725
富士見台 0737
高度計読み1710m 0757-0807
八紘嶺 0849-0902
五色の頭 0945
大谷嶺 1027-45
雨畑林道分岐1102
新窪乗越 1111
1914標高点南1143-54
山伏 1240-1307
西日影沢分岐1314
見晴台ベンチ1343
蓬峠 1400-10
大岩 1437
登山口 1509-25
大谷崩分岐 1549
赤水 1624-1706
(バス)
梅ヶ島温泉 1718-1815
天候 晴れのち曇り。気温やや低め
過去天気図(気象庁) 2015年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
梅ケ島温泉の駐車場に駐車。
赤水からバスで戻る。定刻17:04、その前は14:40。所要12分290円
コース状況/
危険箇所等
安倍峠への林道は車も人も通行止(登山道はOK)。
その他全般に整備は良いが、新窪乗越〜山伏までは多少踏跡が薄いかも。
山伏〜西日影沢へは急なトラバースがあるので一応要注意。
車道出合から先、紅葉がきれい
車道出合から先、紅葉がきれい
展望も少しきき始める
展望も少しきき始める
大谷嶺方面
唯一咲いていた花だと思います。
唯一咲いていた花だと思います。
安倍東山稜の滝雲風の雲
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安倍東山稜の滝雲風の雲
遠くは大無間か、深南部の山々か?        
遠くは大無間か、深南部の山々か?        
手前大谷嶺で奥が山伏か?
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手前大谷嶺で奥が山伏か?
安倍東山稜の雲。消えていくようだ
安倍東山稜の雲。消えていくようだ
梅ケ島の奥あたりの紅葉
梅ケ島の奥あたりの紅葉
布引山と笊ヶ岳。樹間から無理やり
布引山と笊ヶ岳。樹間から無理やり
八紘嶺からの急な下り
八紘嶺からの急な下り
甲州雨畑方面の紅葉。写真よりずっときれいだった
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甲州雨畑方面の紅葉。写真よりずっときれいだった
手前が青薙あたりで、奥が聖と赤石でしょうか
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手前が青薙あたりで、奥が聖と赤石でしょうか
なかなか険しい道です
なかなか険しい道です
布引山と笊ヶ岳
八紘嶺を振り返る
八紘嶺を振り返る
安倍東山稜の雲は消えました。
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安倍東山稜の雲は消えました。
絶景です
左が山伏、左奥が大無間、右奥が青笹?
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左が山伏、左奥が大無間、右奥が青笹?
大谷崩を上から
布引山と笊ヶ岳。思い入れがあるので何度も撮ってしまう
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布引山と笊ヶ岳。思い入れがあるので何度も撮ってしまう
振り返って大谷崩
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振り返って大谷崩
右側からも攻められている場所もあり
右側からも攻められている場所もあり
右端のは白峰三山か?
右端のは白峰三山か?
山伏だいぶ近づく。何度目かの尾根乗換
山伏だいぶ近づく。何度目かの尾根乗換
山伏から。聖、赤石、荒川、悪沢かな?
山伏から。聖、赤石、荒川、悪沢かな?
さらに引いてみました。
上河内と、塩見、笊と布引が加わったか?
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さらに引いてみました。
上河内と、塩見、笊と布引が加わったか?
布引山と笊ヶ岳。思い入れが...
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布引山と笊ヶ岳。思い入れが...
上河内と聖
奥が、光-聖間山々。手前の盛り上がりは小河内でしょうか?
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奥が、光-聖間山々。手前の盛り上がりは小河内でしょうか?
大谷崩れ。樹間越しのため遠く見える。
大谷崩れ。樹間越しのため遠く見える。
上河内、聖、赤石、右やや奥が青薙?
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上河内、聖、赤石、右やや奥が青薙?
富士山やっと姿を現しかける
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富士山やっと姿を現しかける
姿を現したのを無理やり
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姿を現したのを無理やり
展望は終わり。紅葉を楽しみに下る。
展望は終わり。紅葉を楽しみに下る。
多分一番手前に見えている木に膝をぶつけました。
多分一番手前に見えている木に膝をぶつけました。
西日影沢
日射がなくなったのが残念
日射がなくなったのが残念
砂防ダムは連続しています
砂防ダムは連続しています
赤水滝上のゴルジュ。車道から。
赤水滝上のゴルジュ。車道から。

感想

シルバーウィークに休めなかった分、10月は連休が何度もとれた。
念願の笊を軸に考えていたが、2日目に荒天が来るパターンが多く、
有効に活用できなかった。
今回も、当初の週間予報が悪かったこともあり、期待していなかったが
結局、31,1共に好転。
しかし、疲れていたこともおり、この季節に急な山中泊には踏み切れず、
結局31一日は休息日として日帰りの山行に。まず、安倍峠に自転車を
デポしての時計回りを考えたが、安倍峠まで車が入れないことがわかり、
急遽バス利用の反時計回りに変更。
夜明け前に梅ケ島到着。梅ケ島の登山届入れは用紙切れ。3年前の
ほぼ同時期同時刻に登った杉林の中の急登を行く。展望も紅葉もない。
一時間で車道に出会う。ここにも登山届入れがあり、用紙の最後の一枚に記入。
ここからは紅葉がきれいだ。さらに一時間ほど登ると稜線に出て富士見台。
残念だが富士山は見えない。
紅葉はこの辺りでは終盤で、霜が降りている。ロープもあり、
ザレ場の上端を行く場所もあり、なかなか険しい。
八紘嶺が近づくにつれて展望がよくなる。安倍東山稜の南部も見えるが、
甲州側に滝雲が出ていて壮観だった。
出発後3時間で八紘嶺。寒いのにタイムが縮まっていないのが情けない。
木の間越しであるが、笊ヶ岳が良く見える。今年の初夏からはずっと、
この山を中心とした白峰南嶺の中核部を目標とし、しかもかなわなかった。
来年こそはと思う。
大谷嶺へは急下降からはじまる、キレット状になっている場所もある。
甲州側の谷間に陽があたって、樹間越しであるが素晴らしくきれいだ。
鹿の鳴き声が時折聞こえる。大木の茂る鬱蒼とした感じは安倍東山稜の
特に北半分には敵わないが、南ア南部の展望が良い。
山梨県境一周などどいう酔狂なことを考えなければ、安倍東山稜も含め、
おそらく来なかった山域であり、酔狂もまた良いものだと思う。
五色の頭を越えて、立ち枯れの多い所を登っていくと大谷嶺。
ここまで人に会わなかったが、さすがに数組の登山者がいる。
なるほど展望も良いし、南側の大谷崩れは凄まじい。
そして、新窪乗越を過ぎると、また人に会わない。
1914南から先、地形図上からは尾根の乗換えが3つ位あるのが読み取れるが、
実際には乗換は5回位続く。シカのヌタ場もある。山伏は近そうに見えて
なかなかつかない。
山伏でも数組の登山者がある。百畳峠の車道からは30分ほどだ。
ヤナギラン保護のネットがある。ここも南アルプスの展望が良い。
大谷嶺も見えている。他日を期して、大笹峠方面への下り口を確認したが、
転がり落ちるような急傾斜。山頂を後にする頃、富士山も姿を現した。
西日影沢への下り口に、牛首から下るコースは廃道である追記がある。
このコースも急なザレのトラバースが多く、意外に厳しい。
しかし、下るにしたがって紅葉が良くなってくるのが嬉しい。
急いでも結局バスの時間に制約されるので、ゆっくり下ることにする。
蓬峠の先のガレ場の横断もロープがあるが、急傾斜で要注意。
(横断の出だしで膝をぶつけて冷や汗をかいたのは内緒)
ほどなく水場、続いて杉林を抜けると西日影沢に降り立つ。
以降沢沿いに下る。紅葉は多分このあたりが一番良いのだが、
雲が厚くなり、日差しが無くなってしまったのが残念。
廃ワサビ田などを見ながらしばらく下って、モノラックも現れ、
そろそろ車道かと思ったところで、高巻きを強いられて、くさる。
車道の橋に出たところで長めに休む。バス待ち時間を温泉で調整と
考えていたが、一番近い金山温泉を使うにしても、ちと、せわしなさそうなので
温泉は後にして、赤水に下ることにする。途中、巨大な砂防ダムが
連続し、しかもザレの堆積で皆埋まっている。まだ大谷崩れの下流ではないのに、
安倍川水系のすごいところだ。
車道を下って大谷崩分岐に着くと意外にも民家がある。携帯も通じた。
次の橋を渡ったところで右に入れば赤水、左に行けば新田。
赤水に下りて待合所に荷物を置き、滝上のゴルジュを見物して時間をつぶす。
梅ケ島街道のバスは、静岡市内の渋滞で遅れることがあり、17時はとっぷりと
暮れて暗く案じられたが、幸いバスの遅れはわずかで、無事梅ケ島着。

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