記録ID: 7582337
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雪山ハイキング
比良山系
吹雪の稜線/コヤマノ岳~武奈ヶ岳~釣瓶岳~地蔵峠
2024年12月08日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
天候 | 小雨~晴れ~雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
比良駅~イン谷口:第一タクシー(登山バスは運休) 畑~JR近江高島駅:高島市コミュニティーバス 近江高島駅からJRを乗り継いで帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
青ガレ~金糞峠間、標高750m付近、右岸に崩落地あり。 |
写真
朝7:57、JR比良駅前から比良山系を望む。小雨降りしきる中、山は深いガスに包まれていた。タクシーでイン谷口まで行くと、パトカーの警察官に呼び止められる。登山届は出したか、どこへ行くのか、ツェルトなどビバークできる装備はあるか、と聞かれ、「ない」と答えると、「すぐ引き返しましょう」と強い口調で言われた。最近、比良では遭難が相次いでいるらしい。その上、山は雪の予報。悪天候の中、無謀な登山者を戒めるためらしい。返答に困った私は、「このルート、もう100回くらい歩いてるんですよ」と笑顔で言うと、「気をつけてくださいよ・・」と言って、しぶしぶ通してくれた。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
毛糸手袋
予備手袋
防寒着
レインウェア
傘
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
比良の登山バスが運行休止となり、イン谷口まではタクシーで向かう。登山口で、パトカーの警察官に呼び止められた。最近、遭難事故が相次いでいるらしい。小雨降るこんな悪天候の日、山は雪になるのは明らかなのに、それでも登る無謀な登山者を戒めるためらしい。返答に困った私は、「このルート、もう100回ぐらい歩いているんですよ」と笑って答えると、ようやくしぶしぶ通してくれた。
数えたことはないが、100回は言い過ぎたかな・・と、帰ってから過去の写真のデータを数えたら、260回歩いていた。バリエーションも含めて、比良山系の登山道をほぼ歩きつくしたのが10年前。そこから、今のこのルートが、私のお気に入りの定番ルートになり、定着していった。
雨も雪もガスも、少々の悪天候は、逆にわくわくしてしまう。悪い癖だ。もう歳で、足を痛めてから、積雪期の稜線踏破は止めてしまったが、比良が深い雪に埋もれるまで、後何回、このルートを歩けるだろうか。
比良もすっかり冬景色の寒々しい景色になりましたね。
見るからに寒そうです。
写真を拝見していますと行く先が不安になるような薄暗い風景ですね。
畏れ多くもarajinさんに引き返しましょうって言ってこられたところ笑ってしまいました。
今年こそはarainさんのルートを忠実に辿ってみようと思っていたらもう冠雪してしまったので無理になりました。
深い雪に埋もれるまではいまの時期となってはその時々で突然ドカ雪になることもあるでしょうね。
この週末はさらなる寒波が来るようなので、春まで待ちます。(笑)
おっしゃる通り、こんな悪天候では、行く先が不安になりますよね。ほんの数人の登山者も、ほとんど、武奈ヶ岳のピークを踏んだら、そそくさと北比良峠~ダケ道や坊村方面へ下山していかれたようです。だから、北稜から北の稜線は、私だけの独り占めです(笑)。やはり、北稜から北へ行くのは勇気がいりますね。私は、四季を通じて200回以上歩いてきたので(数えてみて、自分でもびっくりしましたが)、釣瓶岳まで登れば、後はなだらかな稜線を下るだけだ・・という安心感を知っていますから、先へ進むことができます。普通の人は、悪天候で、鉛色の空を見れば、二の足を踏むと思います。
警察官の引き止めには、正直、困りました。実はこの日、登山届を忘れていたので、ちょっと後ろめたい気持ちもありました。なので、「オレは100回歩いてるぞ!」とふっかけて納得してもらったのですが、まさか、実際はそれ以上歩いていたとは、自分でも思いませんでした。
キバラーさんが、このルートを歩かれる時は、やはり青空がいいですね(笑)。釣瓶岳から北のなだらかな稜線から見える、美しい景色を、ぜひ堪能してください。
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