早川尾根〜鳳凰山(広河原峠〜夜叉神峠)


- GPS
- 08:38
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,928m
- 下り
- 2,046m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:38
天候 | 晴れ!→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
夜叉神ゲート駐車場(無料/約100台/5時40分頃到着時駐車率は2〜3割程度) ●バス 夜叉神ゲート5:47発〜広河原6:28着(940円) ※広河原までのバスは11月9日(月)をもって終了。 なお、乗合いタクシーは11月3日ですでに終了。北沢峠行きのバスも11月4日で終了してます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 広河原インフォメーションセンターにあり。 ただし広河原インフォメーションセンターはすでに今シーズンは終了していました。 【コース状況】 ●広河原〜広河原峠 広河原インフォメーションセンターからゲートを越えて 北沢峠方面に林道を1.2kmほど進むと広河原峠入口へと至ります。 途中に北岳への吊り橋を左手に、白鳳峠入口を右手に見送ります。 広河原峠入口から西広河原沢に沿って進んでいき、 広河原峠までは高低差およそ750mほどの登りとなります。 沢筋の登山道のため踏み跡が薄く全体的に少し荒れた印象を受けましたが、 ピンクテープ等の目印は適度にあります。 ●広河原峠〜高嶺〜赤抜沢ノ頭 広河原峠から赤薙沢ノ頭へ高低差およそ200mを登ります。 森林限界付近を出たり入ったりしながら標高を上げていきます。 途中、小ピークを一つ越えた先に2013年の台風18号の影響で 登山道が崩落した箇所を通過しますが、 稜線にはロープが張られていて南側に巻道ができていました。 赤薙沢ノ頭からは白鳳峠までは樹林帯の中を高低差100mほど下って、 白鳳峠から高嶺まで高低差およそ330mを登ります。 登山道は標高を上げるに連れて再び森林限界を超え、ハイマツ帯から岩場へと変化します。 岩場は手足を使って登る必要があるところもありました。 高嶺まで登るとオベリスクと鳳凰三山が望めます。 高嶺を過ぎるとハイマツ帯を下り赤抜沢ノ頭の鞍部を過ぎると、 登山道は鳳凰三山らしい白砂と花崗岩の登山道へと徐々に変わっていき、 鞍部からひと登りすると赤抜沢ノ頭に到着です。 地蔵岳の山頂(オベリスク)は早川尾根から通じる主稜線から少し外れたところにあります。 ●赤抜沢ノ頭〜観音岳〜薬師岳 赤抜沢ノ頭から引き続き白砂と花崗岩の稜線を観音岳との 最低鞍部まで高低差130mほどを下ります。 鞍部からはしばらく樹林帯となり再び森林限界を超えます。 小ピークをひとつ越した先の鞍部に鳳凰小屋との分岐があります。 分岐から岩稜帯を登り返すと観音岳に到着。 最低鞍部から観音岳山頂までは高低差およそ220mの登り返しとなります。 観音岳から薬師岳まではほとんどアップダウンのない花崗岩の砂礫地を進みます。 ●薬師岳〜夜叉神峠入口 薬師岳から下り始めるとすぐに薬師小屋へと至り、 小屋を通過すると大きな岩場を登って下ると砂払岳に到着し、 砂払岳の東側の脇から樹林帯に入ります。 樹林帯に入ってからしばらくは緩やかに下り、斜面が急になると南小室小屋はすぐです。 南小室小屋から苺平までは緩やかに登り返します。 苺平から火事場跡、杖立峠まではなだらかな登山道が続きます。 杖立からしばらくは歩き易い道が続きますが、 夜叉神峠の鞍部に近づくにつれてガレ場の急斜面となります。 鞍部から周囲には笹が目立ち始めると、ほどなく夜叉神峠に到着です。 夜叉神峠から夜叉神峠入口までは道幅も広い整備された登山道となります。 |
写真
感想
今週末は天気がいまひとつ。
しかし、土曜日のAMであれば南アルプスは晴れ間が期待できそう。
今シーズンのバスもそろそろ終わりかなと調べると、
乗合タクシーと北沢峠まで行くバスは既に終了していて
広河原までのバスも11月9日(月)で終了とのこと。
2年前の秋に北沢峠から早川尾根を歩きました。
その時は台風の影響で赤薙沢ノ頭の手前の登山道が崩落した直後。
広河原峠から先が通行不可となり、縦走を断念して広河原に下りたことがありました。
そのため、早川尾根の広河原峠〜赤抜沢ノ頭間が未踏のまま残ってしまったので、
今回は早川尾根のこの区間を繋ぐことにします。
未踏区間を歩く時に晴れていた方がいい。
帰りのバスの時間を気にする必要もない。
夜叉神スタートは新鮮さにも欠けるなぁ。
ということで広河原から夜叉神に戻るルートとしました。
しかし、始発のバスに乗るために時間を合わせて
家を出発するとkomemameの忘れ物発覚。
始発に乗れなかったら夜叉神→広河原でも仕方ないかぁ。
芦安に到着して警備員さんに尋ねると「今、甲府発のバスが行ったばかり」だと。
急いでバスを追いかけ、追いついたところで運転手さんに「夜叉神で乗ります!」
と声をかけて追い抜かせてもらい、ギリギリでこのバスに乗ることができました。
バスにはボクたちの他には乗客が3名しかおらず、静かな山が楽しめそうだなぁ、
なんて考えているとバスが急停車。前方には脱輪したパトロールカーが見えます。
バスの切符切りのおばちゃんが「救出するのでみんな手伝って!」ってことで、
ジャッキで持ち上げて、せえのーで道路側にみんなで車体を押して無事復旧。
なんてこともありましたが、
晴れ空の下、ステキな早川尾根を楽しむことができ大満足。
予報通り午後に近づくと周りに雲が増え始めます。
鳳凰山エリアに雲がかかるのは周りの山に比べて遅く、
薬師岳を過ぎて樹林帯に入るまで青空を見ることができました。
帰りは朝のバスで一緒だった外国の方が芦安でヒッチハイクしてたので
甲府駅まで乗せることに。
スロバキアからの留学生で、金融数学を学ぶために先週日本に来たばかりとのことですが、
前日は富士山に登ってこの日は北岳。
おまけに雪が積もったら北海道や白馬にも行くと張り切っていました。
「おいおい勉強しなくて大丈夫か?」
というツッコミが喉まで出かけましたが、ここは笑顔で「pretty good」。
好青年でしたが、山狂いはどこの国にでもいるもんだな。
家に帰ってから近所の行きつけの焼き鳥屋さんで締め。
良い1日でした。
去年いったときはあいにくの雨…
この日は午前中まで晴れそうということだったので、
ひさしぶりに鳳凰三山へ。
実は今回、出発時からハプニングでスタート。
家を出て高速に乗る直前に、私がアウター(ハードシェル)を忘れたことに気づく…
家に戻ったりしたらバスに間に合わなくなっちゃうー、どうしよう。
あぁ、猛烈に反省…最近忘れものばっかりだ、私。
もう行くのやめるか、という話にもなったけど、
danyamaがくるまを飛ばしてくれて、なんとか2便目のバスに追いつき、
夜叉神峠でバスに乗り換えることができました。
ほーーっ。
、、としたのもつかの間。
バスに乗っていたら、前方に脱輪したパトロールカーが。
この日バスに乗っていたのは、私たちのほかに3人のみ。
そのみなさんが力を合わせてくるまを持ち上げ、救出しました。
その瞬間、「よかったー!」とみんなで拍手。パチパチ〜。
いいことすると、気持ちがいいですね〜。
(私は応援していただけ、写真を撮ってただけ…)
と、いろいろありながら、登山口に到着。
みんな北岳に行ったのでしょうか?
私たちが歩く方面には誰もいません。
ひっそりとした早川尾根、もくもくと上がりました。
こちらあんまり人が入っていないのか、ちょっと荒れ気味。
ここの登りけっこう疲れたなぁ。
稜線に乗ってから先は、
北岳に間ノ岳、甲斐駒ケ岳の姿を振り返り振り返り眺めつつ、
そして、鳳凰三山の異次元な雰囲気をたっぷり堪能。
青い空と白砂、奇岩の連続…何度来ても、不思議な空間、大好きです。
予報どおり午後下山時になってガスってきました。
太陽が出ていないと寒い季節になりました。
そろそろほんとうに冬支度をしっかりしなくては。
アウター忘れてる場合じゃないです!
前回はアイゼン忘れたし!!
気をつけます!
おしまい
小太郎山もそうでしたが、晴天時は素敵な景色が楽しめるルートですね
本当
広河原行き乗り合いタクシーも山交バスも今シーズン終了ですか
今シーズン数えたら7回も利用させて貰ってました
これからの時期はウェアーも装備も忘れ物したら致命的ですね!(笑)
最後の〆の焼き鳥に釘付けです
sanpoさん
私、ここくるといつも天気が微妙で…笑
でも、今回いい天気に恵まれほんとよかった〜
イメージ変わりました。
広河原行き7回ってすごいですね!、、って、アレですね!?
私たちは今シーズンはこちらのバスにお世話になったのは
今回含め2回だけでした〜
忘れもの、これからの時期はぜったいダメダメ〜ですね
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