鍋割山、塔ヶ岳トレッキング
- GPS
- 08:27
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:21
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
11月土曜日の朝7時前でほぼ満車。ただし、駐車場前にもロック板付の駐車スペースが5台分程度新しく増備されており、そちらは空いている状況。 この駐車場は有料だが、付近に自販機、トイレと便利。また、スペースも余裕があり、停めやすい。 ここより上にも民間の駐車スペースが用意されていた(駐車場ありますの旗あり)ので満車の場合はそちらも利用できるように思う。(料金は不明) |
コース状況/ 危険箇所等 |
路面状況: 途中湧水によって濡れている路面あるが全体として良好。木道、階段も状態がよく、歩きやすい。 危険箇所: 危険箇所は特に無く、整備が行き届いている。崖などの危険部もロープや手摺、足場等で保護されている。老朽化した箇所もなく、初心者、子供でも問題ない。 |
その他周辺情報 | 大倉地区は野菜の無人販売所が点在しており、15時段階でも鮮度のよい野菜が入手可能。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
ストック
カメラ
ヘッドランプ
モバイルバッテリー(16000mAh)
|
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共同装備 |
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ファーストエイドキット
常備薬
予備バッテリー(6000mAh)
|
感想
■ルート選定
鍋割山へのトレッキング目的でルートを選定。車でのアクセスを予定していたため、キャパシティが大きくて、最も登山者の多い11月、紅葉の時期でも比較的楽に駐車できる大倉を起点にする。まず西山林道経由で鍋割山に行き、うどんを食べてから鍋割山稜を金冷しまで歩き、時間的に余力があれば塔ノ岳山頂に立ち寄ってから大倉尾根を下る計画。11月に入ると日没が4時台と早いため、日が明るいうちに下山を目論むのならば、7時出発だと時間的にこのくらいが最適な移動量と判断。
■駐車場
朝7時前の到着で有料の大倉駐車場は満車に近い状態であった。ただし大倉駐車場はマイカー用にキャパシティを拡大しており、以前よりは停めやすくなっている。また、大倉駐車場前の道を少し上がると駐車場サービスをしているため、大倉駐車場が満車になってもしばらくは駐車スペースは確保できるのではないかと思う。
■天候
当日は午前中は晴天に恵まれ、トレッキング日和となる。
ただ正午からは雲がかかり始め、曇天に。下山後、帰宅中の夕方には降雨となった。
アジア太平洋地上天気図(ASAS)
7日9時
<http://www.sunny-spot.net/chart/data/ASAS/2015/11/ASAS_201511071146.pdf>
極東 500hpa・700hpa天気図(AXFE578)
7日9時
<http://www.sunny-spot.net/chart/data/AXFE578/2015/11/AXFE578_201511071240.pdf>
7日21時
<http://www.sunny-spot.net/chart/data/AXFE578/2015/11/AXFE578_201511080040.pdf>
週前半の時点での週間予報では曇りときどき晴れ。直前2日前くらいから晴れ優勢に。前日予報では、ウェザーニューズ、秦野で少なくとも9時〜12時台は晴れ、その後曇りの予報であったが、鍋割山では予報より早く雲がかかる結果となった。
鍋割山稜が雲にかかっている時点でも秦野市街は晴れていた。
気温は15度を軸に±5度のレンジ。日照がある間は適温と言ってもよい程度。
鍋割山頂で雲がかかった時に肌寒く感じた。移動中はほぼ気にならない。
風は穏やかであっても5m/s未満。体感温度への影響もほとんどなし。
■紅葉
経路上では後沢乗越から上、800m〜900m付近がもっとも見応えがあった。
1000m以上も紅葉は見られるが、ブナは落葉しておりそれほどではない。
山肌の紅葉は西山林道沿いなどからよく見えた。木によってタイミングが異なるので豪華に楽しめるというものでもないが、秋の紅葉を愛でたという感覚はしっかりと残る。来週末も同様に紅葉は楽しめるのではないかと思う。
■スズメバチ、ヒルなど
服装に黒が多いので多少気になっていたが、全行程通して1匹も目撃せず。
先月の大山でも目撃しなかったので、今年はあまりいないのか、あるいは
遊歩道付近はしっかりメンテナンスされているのかもしれない。
ヒルについても1匹も遭遇せず。
■鍋焼きうどん
紅葉シーズンの土曜日、翌日雨予報、当日晴れ、の条件下で10時20分到着直後は数人待ちくらい。待ち時間15分弱で食べられた。
食事後11時過ぎの段階ではだいぶ人が溜まっていたのでもう少し時間かかったものと想定。(30分くらいか。)
塔ノ岳鍋割山両方攻める場合は先に鍋割山がおそらく正解。
2時間待ちなどのログも散見されるのでうどん有りのプランはリスク考慮したほうが良い。昼時を外した午後の時間帯はどうか気になるところ。
■ルート記録
【全行程】
全行程難しいところはなく、初心者でも十分楽しめる印象。
距離が比較的長いのと、大倉尾根は階段がひたすら続くのが難点。
【大倉〜西山林道〜二俣〜後沢乗越】
西山林道はうんざりするようなルートでもなく、長すぎるということもなく、登り口へのアプローチとしては特に悪くは感じない。表丹沢県民の森からアクセスする人が途中で合流するため、人は多い。
沢筋を歩き渡渉もあるため、トレッキングシューズ以外のシューズの場合は水濡れに注意が必要。西山林道終点から少し歩いたところは遊歩道上を水が流れている。
後沢乗越までの登りは比較的傾斜があるが、それほどきつくはない。
【後沢乗越〜鍋割山】
地味に登りが続くため負荷はかかるが、雰囲気がよく、楽しめる。富士山がところどころ姿を見せる。階段はあまりない。
【鍋割山〜金冷シ】
鍋割山から金冷シに向かう鍋割山稜は比較的人が少ない。小丸尾根から下る人もいるため、小丸までは比較的人がいた印象。金冷シ方向から対向してきた人は20人前後。
【金冷シ〜塔ノ岳】
距離としては短いが、比較的傾斜のキツい階段が続く。
人が多く行列となってしまうため、自分のペースで歩きにくく、また、休憩するためのエスケープゾーンがあまりないため、歩き続けざるを得ない状況になることが多いせいか、息を切らしている人が多数見かけられた。
山頂は広く、多くの人を収容できる。昼時は食事をする人で賑わう。
テーブルはないが、座るのに適した厚手の木の板が多数配置されているため、休憩しやすい。
なお、今回は塔ノ岳山頂におしゃれな街着の若い白人男性が迷い込んでいて周辺で話題騒然となっていた。
【大倉尾根(金冷シ〜大倉)】
個人的な見解としては大倉尾根はできるだけ登りでは利用せず、下りルートで利用するほうが精神的にはよさそう。
大倉尾根では途中ですれちがった青年二人の階段を見上げながらうんざりした顔での挨拶と「マジのぼりたくない」という一言が印象に残った。
■電波
docomoを利用。西山林道は電波が入らないエリアが多いので注意。
上に上がると結構受信する。
■ログツール
Androidで山旅ロガーを利用。GPSトラックをきれいに残してくれる。また、記録終了後に不要なデータを取り除いて整えてくれる。ログデータを各種ソフトと連携してくれたり、データ形式のコンバートなどにも対応する。
事前に地図を眺めておけば、オフラインでも国土地理院地図が読めるため非常に便利。
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