西穂高岳(西穂宴会部)
- GPS
- 21:05
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 847m
- 下り
- 850m
コースタイム
14:35新穂高第2ロープウェイしらかば平駅 - 14:55新穂高ロープウェイ西穂高口駅発 - 15:45西穂山荘着
2日目
往路◎05:55西穂山荘発 - 06:50独標着(11峰)/7:00発 - 07:25ピラミッドピーク(8峰) - 07:45チャンピオンピーク - 08:05西穂高岳山頂着
復路◎08:25西穂高岳山頂発 - 09:05ピラミッドピーク - 09:30独標 - 10:10西穂山荘
天候 | 8/28(土)晴れ、午後から曇り 8/29(日)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェイは第1ロープウェイと第2ロープウェイがあり、 新穂高温泉の駐車場からは第1と第2を乗り継ぐ必要がある。 第2ロープウェイだけを利用することもでき、その場合は鍋平高原駐車場を利用する。 ロープウェイの駅まで徒歩15分ほどの登山者用駐車場は1日300円。 より近い一般駐車場は1日500円。 鍋平高原駐車場は降雪時には閉鎖されるとのことなので、 11月中旬以降は事前に確認したほうがベター。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況は写真や感想をご参照ください。 西穂高ロープウェイの西穂高口駅と、駅から2〜3分のところに登山ポストあり。 西穂山荘の西穂ラーメンはとんこつとしょうゆがあり、いずれも800円。 カレーライスも800円。 ビール(スーパードリャ〜)は500ml700円、350ml500円。めちゃ冷えてます! 今回利用した「野の花山荘」の入浴料は800円でした。 |
写真
感想
みなさま、こんにちは。
怒濤の3週連続山行。
こんなに遊んで大丈夫か?と、自問するも、
だって楽しいんだもん♥、と自答。
今回も先週同様、サイコーの天気に恵まれ、
サイコーの山行となりました。
西穂高岳は2度目のトライ。
一度目は昨年の秋。
そのときは、朝からロープウェイが大名行列、もとい大行列で、
結局乗車まで2時間以上かかり西穂高岳登頂を断念。
今回はそのリベンジもかねて、念のため前泊することに。
初日は西穂山荘でテン泊するだけなので、
やや遅め、土曜日の10時前に名古屋を出発。
途中、東海北陸道の高鷲IC辺りで渋滞に巻き込まれるも、
ほぼ予定通り14時過ぎに新穂高ロープウェイの鍋平高原駐車場に到着。
登山者用駐車場は1日300円、一般駐車場は1日500円。
チト悩むが、登山者用駐車場に駐車することに。
2日間でしめて600円。
先週の3000円から比べると安過ぎ!
駐車場で登山靴に履き替え、準備します。
おッ! KKちゃん、靴ピカピカだがね〜。
(槍ヶ岳の山行記録も見てちょ)
今回は、ロープウェイが混んでおらず、
並ぶことなくすぐ乗車できました。
西穂高口駅から西穂山荘までは、
昨年も歩いているので、余裕のよっちゃんイカ。
と思いきや、暑さと荷物の重さで、いつもどおりバテる。
ホント軟弱な脚力でありんす、トホホ。
山荘に着いたのが15時45分。
想定通りテン場はいっぱいでしたが、
(ひょっとしたら山小屋泊になるかも、と思ってた)
ヘリポートにテントを張ってよいとのこと、ラッキー!
ただし、翌朝7時に完全撤収という条件付き、ガ〜ンorz。
まさに天国から地獄(大げさなんですよ、何事も)。
そりゃそうだよね、こんな遅い時間に来てるんだから。
西穂高岳から帰ってきてテントを撤収という当初の目論見が外れ、
そして途方に暮れるボクはテントをひとりで張るのでした。
相方はすでに出来あがっていたお姉様方と盛り上がっております…。
さて、今回、新しいテントがデビュー(写真撮るの忘れた…)。
HILLEBERGのナロ2パーソンの赤い方♥
すばらしくナイスチョイスな瞬間〜、チョーかっちょエエです(自画自賛)。
ただちょっと重くて、めっちゃ高くて、自立しないんですな。これが。
(KKの靴といいテントといい、今月はお金使いすぎ。・・・反省)
はじめての設営でしたが、ひとりで張れました。
さてさて、ヘリポート泊となったわけですが、
結果、これが大正解!!
最初に来ていたお姉様方が中心となり、
ヘリポートテン場はすごくアットホームな雰囲気。
テントを張ってからみなさまとビールで乾杯!
西穂宴会部結成の瞬間であります。
そこから怒濤の宴会モードに突入。
呑めや食えやで、気付くとすでに20時30分。
「ヤベェ!」ということで、すぐさま宴会を終了しテントへGO。
周りにおられた方々、うるさくて本当にすみませんでした。
さて、翌朝は4時頃に起床。
夜露に濡れる〜♪テントを撤収し、
いつもどおり豚汁&アルファ米(今回は五目ごはん)の朝食を済ませ、
6時前に西穂高岳を目指し出発!
ヤマケイアルペンガイドによると、
技術力はレベル4(だったと思う)。
往復5時間程度とのこと。
先週、槍に行ってから、ヘンに自信をつけた相方KKは、
「レベル4の山なら行ける自信があるもん」と、余裕をぶっこいてます。
しか〜し、その自信はものの見事に挫かれるのであります。
丸山までは登りに辟易するも、まあ大丈夫。
独標も途中に岩場があるものの、まだ余裕がありました。
独標までKKが船頭、もとい先導。
しか〜し、独標北側の岩場を降りる段になって、
「ここからは、アンタが先に行って」って、オイ!
さっきまでの自信はコンドルのように飛び去っていきました、イェサーッホ〜。
「ワシかて、恐いねんから…」と言いかけたが、
ヤバイ、目がマジです! 恐いです!
コクン、コクンと素直にうなずくボクちゃん。
11峰の独標から主峰の西穂高岳まで、9つのピークをやり過ごします。
高度感のある切り立った場所や両手両足を使う岩場が連続します。
高所恐怖症のふたりにとって、ややキツいルートです。
一番恐かったのは、9峰とピラミッドピーク(8峰)との間にある岩場。
ここにちょっとしたトラバース(というのか?)があります。
距離にしてほんの2〜3mですが、めちゃ恐かったです。
(でも、帰りはそんなに恐くなくなっていました。慣れるもんです)
登ったり降りたりを繰り返し、2時間少々で北穂高岳山頂に到着〜!
頂上では、先に到着していた西穂宴会部のみなさまおよび
後から到着した西穂宴会部のみなさまと、喜びを分かち合いました。
みんな、よく頑張ったね(三歩調で、ひとつよろしく!)。
30分弱休憩して、西穂山荘へ戻ることに。
アップダウンはあるものの、基本的には下りなのでラクであります。
「下りは恐いだろうな〜」と思われた場所も、
高さにも慣れたせいかあまり怖さを感じませんでした。
山頂から独標まで約一時間。
ここまで来ればもう安心、と思いきや、
その先の長〜いザレ場がことのほかキツかったです。
足首をひねったり滑って転ばないように、脚全体に力が入ります。
そんなこんなで10時過ぎに山荘へ無事帰還。
往復4時間少々でした(帰りは自分たちなりに早く歩いたつもりです)。
山荘でカレーとラーメンを食べ、
西穂宴会部の方々とアドレスを交換。
11時頃にロープウェイ駅へ向け出発し、
約1時間で西穂高口駅に到着。
実際のところ、この山荘〜西穂高口駅間が一番しんどかったかも。
濡れたままのテントが入っているので、
荷物の重量は前日とほぼ変わらず(もしかして重かったかも?)。
特に最後ふたつの登り坂では、気持ちが折れそうでした。
やっぱりどんなときも、登りはツライです。
駅ではファンタグレープで乾杯。
うま過ぎるもん! 鎌倉さんもイカンわ〜(ローカルネタです…)
帰りのロープウェイは少々混んでいて、
1本目は乗れず、2本目のロープウェイに乗りました。
下山後、温泉はどこにしようかと思案しましたが、
人が少なそうな野の花山荘へ行きました。
これがまた大正解で、男女湯とも貸切湯状態。
露天風呂からは錫杖岳が見えます。
泉質はよく分かりません。
西穂宴会部のある方によると、
ホテル穂高の泉質がいいとのことでした。
今度行ってみます。
この野の花山荘は今年5月にリノベーションされたお宿で、
新穂高温泉の槍見館さんが運営しているそうです。
というわけで、
今回も素晴らしい天候と
素晴らしいテン場、
素晴らしい方々のおかげで
サイコーの山行となりました!
今回お会いしたみなさま、そして西穂宴会部のみなさま、
本当にありがとうございました。
また、どこかの山でお会いしましょう。
感謝、多謝。
※今回の装備(1泊2日:テント泊)
♂約15kg、♀約8kg(?)
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