伊豆ヶ岳リベンジ 爺婆ハイク


- GPS
- 07:53
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り;西吾野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤土の急傾斜で雨後は滑り易い所あり。 天寺十二丁目石の先はやや細い山道となる。 |
その他周辺情報 | 駅のトイレはすごく綺麗。 子の権現のトイレは婆様は行きたくないと言っていた。 |
写真
感想
2012年に爺婆ハイキングを始めたころ最初に登った伊豆ヶ岳で婆様は疲労困憊してしまったので今度こそはルンルンハイキングにしようと今回のリベンジ計画を立てた。
前回は11月25日の日曜だったのでハイカーも沢山いたが、今日は木曜ということで正丸駅に降りたのは十数名だった。西武秩父線の駅トイレは何処も同じ造りでとても綺麗だ。最近の山ブームで最寄りの駅やバス停までも綺麗なトイレを設置しているが維持するのは大変だろうと感心する。
駅を出て右手に進み、ガード潜って舗装道路を登っていくと程なく安産地蔵尊の社がある。来月には娘に女の子が生まれる予定なので婆様はノンノンしていた。更に進むと馬頭観音の祠があり、ここで「正丸峠」に続く舗装路と左に「名栗げんきプラザ」への道がある。ここからは左の山道を辿るので仕度を整える人も多い。
少し登ると「長岩橋」があり、その先に「実谷のふたまた」があって「長岩峠」を経て「名栗げんきプラザ」へ行く道が右に分かれる。ここを左に進むと一寸した急坂があり、2日前の雨の為か滑り易かった。ロープが所々に垂れ下がっているが、利用できる状態ではない。ここを越えて尾根道を進むと正丸峠と伊豆ヶ岳を結ぶ尾根道に出る。爺婆は牛歩の進みなので、ここまででも幾多のパーティに追い越された。最近は爺ソロと婆ゾロゾロが多いが今日はアラフォーソロも多かった。いずれにしても若い人は早い。
尾根筋に出ると程なく鎖のある岩のコースの男坂と巻道に分かれるが、婆様は女坂を主張したのでやむなく巻道を辿った。雲が多く、湿度が高いので伊豆ヶ岳山頂からの眺望は良くなかったが、他に5人ほどのハイカーが居て早めの昼食をとっていた。我々は一寸休んでから滑りやすい急坂を下って東屋のある「古御岳(こみたけ)」をやり過ごし「高畑山(たかばたけやま)」で定番のカップヌードルを食べた。風もなく、気温も15℃位で熱いカップヌードルが美味しかった。ちなみにここの山頂には「ナローノ高畑山」という標識があり、これはどういう意味だろうかと婆様と不思議がっていたのですが世の中には同じことを考える人がいるもので帰ってきてからネットで調べると解説がありました。(http://loopers.s151.xrea.com/izu3.html)
昼食後は林の中の登降を繰り返して「天目指峠(あまめざしとうげ)」に降り立った。ここで舗装林道を横切り、一登りして、再び登降を繰り返し、愛宕神社の鳥居をくぐると峠から1時間ほどで子の権現に着く。今日の予定はイモリ山を経て、森坂峠から西吾野駅に進む予定だったのだが、舗装道路を下り、最初の道標で勘違いして吾野方向へ下ってしまった。5分ほどで気付いて引き返し、道標にある西吾野方向へ舗装道路を進むと100m余りで「西吾野駅・小床」方向の道標があり、こちらを下る。思ったより整備された道だったが、また間違えて「吉田山・吾野駅」方向へ進んでしまった。こちらも5分ほどで間違いに気づき、戻って更に進むと目指す「天寺十二丁目石」に到達した。ここから「イモリ山」方向はガイドブックの点線表示で、そのとおり一寸狭い山道になる。
時間も15:30で婆様も愚図り出したのでそのまま整備された山道を辿って「小床(こゆか)」に下ることにした。集落に近づいてくると、道沿いに点々と古い墓があり、大昔は集落が上の方まであったのかもしれない。小谷の集落は典型的な過疎化山村で居住者のいない家屋も多かった。過疎の山村は廃屋と草茫々の放棄農地と墓が目につくのが共通していて何となく侘しい。
小床集落からは30分ほどで西吾野駅に4時半に着いたが、谷間の道は後20分ほどで薄暗くなるので結果として「返り討ちにあったリベンジ伊豆ヶ岳」だった。また帰ってから山と高原地図を老眼鏡でよく見ると1/5万の縮尺だが正確に記載されている。勘違いとnexusのGPSの調子が悪かったのとで教訓を残すハイキングになった。
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