山中湖〜高尾山へ 東海自然歩道 神奈川〜東京区間
- GPS
- 28:58
- 距離
- 72.6km
- 登り
- 5,541m
- 下り
- 6,434m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:49
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:01
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 9:02
天候 | 28日 晴れ 寒い 29日 晴れ 寒い午後風が出てきた 30日 晴れ 寒さは少し和らいだ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
行きは山伏峠で乗り捨て 帰路は高尾山口駅から電車。 八王子-町田-小田原-熱海で乗り継いでまで静岡 3000円でお釣りが来るぐらい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には今回歩いた道は東海自然歩道と各山々の登山道でよく整備されているのと、全行程のルートが長いので各日の要点だけ。 詳細は各山毎の皆さんの登山記録で引っかかるでしょう。 <山伏峠〜犬越路> 山伏峠からすぐ先大棚の頭を越え分岐から東海自然歩道へ。 明るく綺麗な樹林帯の甲相国境尾根を進む。 小さなアップダウンはあるが総じて歩きやすい登山道で菰釣山へ。 菰釣山から城ヶ尾山、大界木山、畦ヶ丸まで短い距離ながら急なアップダウン。 痩せ尾根や崩落気味のところも通るので少し注意。 西丹沢まで下って舗装路を歩き、用木沢出会いから用木沢沿いを歩いて犬越路へ。 用木沢の下部は何度か小さな渡渉あり。上部はガレていて歩きにくかった。 <犬越路〜石砂山> 犬越路から神の川まで下る道が暗かったこともあるが荒れているところもありガレていて歩きにくかったり踏み跡が分かりにくかったりするところもあった。もしかしたら最近道を付け替えたのかな?と思うところもあり。明るいうちに歩けばそうでもないのかもしれない。 神ノ川林道から風巻尾根は丹沢でも屈指の急登。道はよく整備されているが真っ直ぐな尾根をひたすら直登。風巻の頭からは快適な尾根に変わる。袖平山は好展望。 袖平山から東海自然歩道の最高点を通り焼山まではとても歩きやすい道。 焼山からの激下りは少し注意。 舗装路まで降りたら東海自然歩道の標識を頼りに石砂山へ。石砂山は登山口にヒル避けのスプレーなども設置されていた。 <篠原集落〜高尾山> 石老山の登山口から石老山へ。歩きやすい静かな尾根道であっという間に開けた山頂へ。この山へ登る場合多くの方が歩くであろう顕鏡院からのルートを下る。融合平展望台辺りから巨岩が続くエリアに入るが段差が多かったりするので意外と登り下り共に体力を使うのでは? 石老山の登山口から相模湖MORIMORIまでは舗装路。 嵐山はMORIMORIのすぐ脇から取り付いてそこそこ登った後に結構下る。再び登り返して山頂へ。山頂から北側の登山道はあっという間。再び舗装路歩いてつり橋を渡って千木良。バス停の前から富士見茶屋まで上がったら登山道へ。ここから城山、高尾山までは多くの方も歩いている非常に快適なハイキングコース。城山や高尾山付近は多くの登山道があちこちに伸びているので自分の行きたい道をちゃんと確認するように。 |
その他周辺情報 | 北丹沢、裏丹沢と呼ばれるエリアは下山してもすぐにはコンビニ等が無いので事前にしっかりチェックしておくように。 高尾周辺は昔に比べれば多くの店や施設があるがとにかく人が多い。 温泉は芋洗い状態だった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
シェラフ
ゾウ足
リアクター
|
---|---|
備考 | 水は2L+スボドリ600ml ゼリー日程分 西丹沢、相模湖でスポドリを1本ずつ補給 ロングルートの為、軽量化を考えて 3シーズンの寝袋+リアクター+ゾウ足+コンパクトなインフレータブルマットでダウンを着込めばイケると思ったが-10℃を切ると寒くて快適には寝られなかった 寝袋、マットのどちらかぐらいは冬用にすればよかった 下界の野宿(-2〜3℃)程度ぐらいなら問題なし |
感想
年末年始今年はカレンダーの並びが良いから9連休なんだけど何にも予定たててないのよね。年明けは友人たちと新年会やるけど年末はどうしようか?
雪山に行きたいけどまだ重い荷物が担げるかどうか自信がないので今年やり残してた東海自然歩道の神奈川エリアを一気にやっちゃおうと思い立って姉に連絡したら暇だから登山口まで送ってやるよというので計画が成立。
準備して山に入る事にしました。
暖かく日が長い時期なら一泊、軽装でトレランなら日帰りだ行けそうだけど、この寒い時期だと暗い時間歩かないと2泊3日が妥当かな。4日使えるから途中予定変更もあり。
<Day1>
早朝の山伏峠は寒さが堪えるけど天気は良好。
陽が登って歩いてればばすぐ暖かくなるさ。
前回歩いた大棚の頭まで登って東海自然歩道に合流。
さぁ高尾山に向けて行くぞ!
快適な尾根を歩いて菰釣山、登って下って畔ヶ丸。
この辺で山の上に雪雲が流れてきて粉雪が舞ってきました。
畔ヶ丸の避難小屋が綺麗で快適そうだったので思わず今日はここまでにしちゃおうかと思ったけどイヤイヤまだ先は長いぞと先へ進む。
一時的なものかと思ったけどしばらく雪が降り続いたのでちょっとだけ心配になったけど西丹沢ビジターセンターへ下る頃には止みました。
ビジターセンターで飲み物だけ補給して一息ついて先へ進みます。
用木沢沿いの結構ガレて歩きにくい道を進んで明るいうちに犬越路の避難小屋に到着。
今日はここまで。
先行者が一名既にお休みだったけどゴソゴソ夕飯の支度してたら起きて場所開けてくれました。夕飯もキムチ鍋を少しおすそ分けしてもらって暖まりました。野菜とか食えたのはありがたい。
少しおしゃべりして就寝。
結構な距離歩くので荷物を軽くする為に寝袋やマットをコンパクトにして防寒具とかで工夫して寝れば何とかなるだろうと思ってたけど寒くてぐっすりは寝れませんでした。−10℃以下はこの装備じゃ寝れないことは無いけど快適には過ごせないってのが勉強になったかな。
<Day2>
寒くてぐっすり寝れないのと一緒に泊まってた方が早出だったのもあってこの日の朝は早い。
四時には朝食の準備をはじめて朝のコーヒー。
五時前には出発できそうな感じ(夏ならこんなもんか)だったけど寒いのと暗い中沢沿いを下るのは嫌だったので少し出発を遅らせる。
それでも歩き出しはまだ真っ暗。
神ノ川までの下りルートは暗かったのもあってかもしれないけど少し荒れ気味で明るくなるまではゆっくりゆっくり慎重に歩きました。
神の川林道を少し歩いて袖平山へ。
この風巻尾根は丹沢でも屈指の急登で久々の重荷が堪えました。
袖平山からは昨日スタートした富士山の麓、山中湖村までクッキリと。ポカポカして気持ち良かったからお昼寝でもしたくなりましたが底はこらえて先へ進みます。
姫次を通過し東海自然歩道の最高点へ。
このトレイル歩いてない人にはそこまでピンとくるものではないと思うけど長い長いルートを歩いてる身としてはうれしいものです。
その先も快適な登山道を歩いて焼山へ。
焼山からの激下りは思った以上に大変だったけど距離がそれほどないのが救い。
一旦舗装路へ出て石砂山へ。
山頂でトレランの方がこれから高尾まで向かうと言っていたけど大丈夫かいな?
自分は篠原集落まで下った後、石老山に登れば明日がだいぶ楽になるので登ろうかどうか悩んだけど下山が確実に暗くなるだろうと今日はここまでにしました。
一旦相模湖まで舗装路和歩いて適当な場所で就寝。
<Day3>
相模湖駅からタクシーで7〜8キロ離れてる登山口まで向かおうかとしたら…タクシー会社がない。
近くのとこも電話しても出ない。
困ったな。歩けなくもないけど2時間近くロスしちゃう。駅で家族を下ろした方が親切に途中まで送ってくれたのでそこからスタート。
ホント助かりました。ありがとうございます。
舗装路を30分ぐらい歩いて昨日の続き。
登山口までは厚着してたけど、服を脱いで山の中へ。登山道は良く整備されてて歩きやすい。新しい熊の糞があったのが気になるが…
山頂には先行者ががいたけど自分の到着と同時に下山されたので山頂は貸し切り。
この旅してる間山頂はずっと一人だなぁ。
朝飯食ってすぐに下山開始。
登ってくる方と結構すれ違ったから結構人気の山なんだね。下の方は巨岩が続いて飽きない登山道でした。ただ、岩場の下りはは結構足にダメージ来るのよ。下山してからは舗装路歩き。
自分がこのエリアに住んでる頃は相模湖ピクニックランドだったけど今は相模湖MORIMORIなんて名前なんだね。
その脇を通って嵐山に向けて登って行きます。
一旦登ってから結構下って再び登り返す感じで、標高こそそれ程ない低山だけど、結構疲れました。反対側の登山道は一直線に下るのであっという間。
ここからは城山、高尾山と最後のピークに向かいます。
舗装路を繋ぐ吊り橋を渡り、山への取付きへ。
良く整備されたハイキングコースを良いペースで進んで城山へ。
今までのピークと違い多くの人で賑わっていました。予定よりも少し余裕があったのでなめこ汁を頂いて一息。温まるわぁ。
さぁ、高尾山へ。
城山からは一気に人が増えて歩きにくいけど、まぁ想定の範囲。もう疲れてきてペースはのんびりだけど最後のピーク高尾山へ。
大賑わいの山頂に着く頃には雲に隠れてた富士山も顔を出してくれました。
自分が八王子に住んでた大学生の頃は高尾山なんて寂れてしまって山頂貸しきりなんて事もあったのに今じゃ考えられないね。
途中お団子食べたりしながらのんびり下山。
下ったところが東海自然歩道の起点。
誰も見向きもしないけど自分にとってはここがゴール。3日間良く歩きました。
下山後、風呂に入ろうとしたらすごい人...
汗だけは流してのんびりする暇なく出ることにしました。
電車を乗り継いでビールで一人乾杯して帰宅。
今年最後に満足する山行が出来ました。
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