前黒法師岳(登り北東尾根・下り南尾根)宿はヘリポート
- GPS
- 23:26
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 3,640m
- 下り
- 3,627m
コースタイム
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 11:39
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:18
天候 | 21日晴れ、22日晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
21日早朝だったので空いていましたが、22日の帰りには臨時駐車場も満車状態でした。紅葉時期は駐車料金500円(私は早着、遅帰りのため無料でした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前黒法師岳北東尾根(登り) 千頭ダムからの取り付き点、その後の尾根もしっかりしていておりP1343からはほぼ一直線で山頂。危険箇所なし。 前黒法師岳南尾根(下り) 山頂直下の倒木帯通過で方向見失いやすい。P1695、P1390、P1243の分岐注意 特にP1100からは小さな尾根が誘ってくる。今回使用した下降点はこの尾根唯一の等高線がゆるいところだが実際は10mほどの垂直降下であった。 展望はP1390近くの大きなガレ淵が唯一 |
写真
感想
山を始めた頃からの憧れの地でキャンプをする。
が、今回のメインテーマであったが前黒法師岳を越えていくのであれば・・・。
当初はちょっとバリエーション的に考えてたルートを本気で考えて今回の山旅とした。本当は2日目に黒法師岳をヘリポートからピストンしようと欲張ったが、テンション上がらずというか南尾根の下りに気持ちが行っていた。(結果的に正解)
1日目 寸又峡温泉〜ヘリポート
紅葉時期の3連休であったが早朝は人影も無く静寂の中を千頭ダムに向け出発。約10キロの林道歩きは初めてのためと紅葉もあいまって時間もたつのが早く順調に着いた。特にネット上で何度か見た木に石が突き刺さっている木に合えたのはラッキーだった。
北東尾根取り付きは階段からと尾根基部からと2ヶ所あり付根基部から取り付いた。
この尾根は尾根筋がはっきりしているし歩きやい。
前黒からヘリポートですがいきなりテープを追ってしまいちょっと西へ少し下ってしまった。すぐに修正したが現在は地形図にあるルートが登山道としてなっているようだ。
憧れのヘリポートは思っていた以上に広くて展望もよく下はフカフカで最高のテント場でした。水場もマーク健在で水量は細いがマイルドでおいしい!!
夜8:00頃までは鹿笛が沢山聞こえていた。
2日目 ヘリポート〜前黒法師岳〜寸又峡温泉
非常によく寝れて寝坊してしまった。というか前日に黒法師岳のピストンをやめたのでそっちの効果大かも。それでもとりあえず二つ山までは行こうと出発しました。
二つ山までのルートも気持ちよい背の低い笹で歩きやすく、ここから黒法師岳のルートも期待しますが次回のお楽しみだ。P1810には標高点とその横に大きなカエデの木があり、カエデの木に再開を誓いヘリポートに引き返した。
ヘリポートに着いて南赤石林道が気になり黒法師岳方面にちょっと探索、といってもすぐに気合入れなきゃ通過できないところに差し掛かり引き換えしたが、あらためてこの林道の目的はなんだったのか費用対効果がマイナスの現状になんだかな〜と思う。
テントをしまい前黒法師岳に登り休憩がてらルートの再確認と高度セット。
下り出しは山頂から70〜80m下ったところから南に下降、倒木とコケがひどく歩きにくい、第一関門の80mほど下ったところでの細尾根に載れて一安心、ようやくスタートが切れた。
おおむね東よりを歩きP1390まで降りてきた。このあたりはこのルート唯一平坦な所で標高点も有る。またその手前は東側が大きく切れ落ち眺めはよい。
P1243あたりから鹿避け用だった電線が尾根通しに引かれているが、植林帯で薄暗く針金で何度か危ない思いをした。P1100からは激下りの連続と複雑地形でどう見ても地形図以上の勾配のように感じた。
問題の林道への下降は岩場からになりましたが普通に見た場合誰もここから登らないでしょう。以前に聖会のかたがたが登られていますがおそらくここから入られたのでしょう。
前黒法師岳北東尾根は危険箇所も無く周回バリルートになる。ただし登山道なしリボンなしです。
前黒法師岳南尾根は尾根が複雑でさらに危険箇所あり、しかも急登の連続で尾根に興味の無い人には入山を避けたほうがよいと思う。
今回の山旅では誰一人合うことなく静かな山旅であった。
しかし
飛竜橋まで戻ってきたらあたりはもう暗くなっていたが(この暗さがいいのだろう)多くの若者達のペアが行き来して、寸又峡は今や恋人たちの聖地のようである。さらに手作りの店さとうさんの横には新店舗で煎餅屋さんの喫茶店があり少しずつの環境の変化を感じました。
道路状況も30数年前に比べたら(笑)格段に良くなりもはや秘境の雰囲気はなくなってきたが、決してネオンなど点けず上手に発展していってもらいたいものだ。。
山に感謝
コメント
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fujiyoshi さん
今回もすばらしいコースでの山行お疲れ様です。
kさんおすすめの尾根通しの道はすばらしい雰囲気ですので是非次回行くことが有りましたら歩いて見てください。
私が尾根に出たのは94 / 117のもう少しだけ手前ですかね。2重山稜の所はテントを張った後、偵察に歩きました。
南尾根の取り付きにはゲートを越えて中電施設の方面に行けば良かったのですね、どおりで道が解らなかったわけですね!おかげさまですっきりしました。
また次回の山行楽しみにしています。
kumahikoさんこんばんは
南尾根はkumahikoさんのルートを参考に計画していましたが、等高線がかなり密だったのとレポートに2〜3度ずり落ちたとあり聖会さんのルートを取りましたが・・・。
いずれにしても傾斜がきつい尾根ですね。
Kさんの推奨ルートは来年じっくり味わえるよう計画して必ず行きますよ。
こんにちは。
ヘリポート平での一夜はすばらしかったでしょうね。水場の様子を偵察できなかったので、どうなっているかと気になっていたのですが、水が結構出ているのですね、静岡方面は最近雨が多かったのかな?それと、ヘリポート平の車道部分は歩けるか、興味があったのですが、やっぱり無理そうですね。行った人はどうやって行ったのかな?それにしても、バリルートでお疲れ様でした。
こんばんは
ヘリポート平は水場も近くフラットで最高でした。
最近雨が降ったから心配はしていなかったけど上部のほうは細かったかな、下のほうは結構出ていましたよ。車道は四方八方だめですね〜。10年ほど前は何とか(命がけ)行けたようです・・・。
山犬の段からヘリポート平らまで歩けたらいいだろうね〜。ただ人が多いのはちょっとあれですが(笑)
fujiyoshiさん、こんばんは!
早速前黒法師の北東尾根行かれましたね〜
帰りも一般道ではなく南尾根?流石深南部好きのfujiyoshiさん
自分には南尾根無理だと思いますので、一般道を使いたいと思います。
それにしても寸又峡、激混みですね
「手作りの店さとう」さんて美味しいの?今度行ったときに寄ってみようかな
daishohさんこんばんは
北東尾根は旬になりつつありますので乗り遅れないよう行ってみてください
南尾根は進められません
「手作りの店さとう」さんは蕎麦やこんにゃく、山肉・・・山の物おいしいですよ
何より、おかみさんの「いってらしゃい」「おかえりなさい」の一言で足が止まってしまいます。
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