充実の奥穂高
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- GPS
- 30:55
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 2,368m
コースタイム
2日目 5:25穂高岳山荘-5:40涸沢岳6:30-6:40穂高岳山荘6:50-8:08涸沢小屋-8:20涸沢ヒュッテ-9:35屏風の頭9:45-12:00新村橋-13:35河童橋
天候 | 晴れのち曇り(2日とも) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(盛夏の時期よりも始発が遅めです。) 上高地着6:20頃でした。 駐車場は1日500円、バス2000円です。2人以上ならタクシーがお得。 (ただの駐車場に止められるらしいです。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
9月に入ったので山小屋も空いているだろうとタカをくくっていたら、 布団1枚で2人の混雑具合でした。 帰りに、沢渡大橋バス停横の「梓湖畔の湯」に入りました。洗い場が小さめ でしたが、なかなか良い温泉でした。700円。駐車場利用者とJAF会員は 500円とのことです。(私は会員証を忘れました。) |
写真
感想
9月に入ると、バスの始発が遅くなり、少し遅めの上高地出発になりました。
バスはそれほど混んでいませんでした。河童橋を渡り、すぐのところに岳沢
への分かれ道があります。判りにくい訳ではありませんが見逃す方もおられ
る様なので注意が必要です。岳沢のコースは少し歩くとすぐに眺望が開けて
きます。景色は抜群なのですが、しんどい道です。特に岳沢小屋を超えて
からの重太郎新道は泣きたくなるほどの激登りでした。先日登った燕の合戦
尾根(北アルプス3大急登の一つ)などと比べても、はるかに厳しい道です。
下りに使う場合には細心の注意が必要でしょう。
天気に恵まれたので景色のよさに慰められながら、やっとこさで紀美子平
に到着。荷物をデポして前穂までは岩場の多い道を伝い往復1時間ほどです。
前穂からの眺めは槍穂はもちろん、南アルプスや後ろ立山まで良好です。
今回は富士山まで見えました。
吊尾根への道も岩場・鎖場などが多いですが、コースをはずさない
ように気をつけてに登ればそれほど難しい道では無いと思います。
奥穂への道の途中、ガスが上がって来たので急いで登ろうと思った
のですが重太郎新道で疲れた足が言うことを聞いてくれませんでした。
結局、奥穂の頂上ではガス、所々展望可、という感じでした。
奥穂からの下る途中の穂高岳山荘手前は名物の梯子。いつものように
渋滞していました。
穂高岳山荘に泊まりましたが、9月に入ったので空いているだろうと
たかをくくっていたら、予想に反して大混雑。2人で布団1枚。寝苦し
い夜でした。
翌日はご来光を小屋の前で眺め、その後すぐに涸沢岳に登りました。
穂高岳山荘から15〜20で登れますが、槍や北穂、奥穂の眺めが
良好です。朝日が登るにつれ刻々と変わる眺めが素晴らしく、1時間
ぐらいまったりしてしまいました。本当は早めの出発を予定していた
のですが、小屋を出発したのは、7時前。ザイテンを下り涸沢ヒュッテ
からパノラマ新道を通って帰りましたが、このコースは、山の斜面に
上手に(というか無理やりというか)作ったという感じの道です。
所々へつった場所やガレたいやらしいところがあります。
途中、屏風の頭への分岐があり、荷物をデポして1時間弱で往復出来
ます。ここからの槍や穂高の眺めは非常に雄大で圧巻です。大のお勧め。
このコースは横尾谷から下るのコースに比べて1時間ちょっと余分に時
間がかかりますが、天気の良い日なら大いに寄り道をする価値があり
ます。一転して屏風の頭からの下りは、ちょっと眺めが悪く退屈な道
です。非常に暑くもありました。奥又白谷で冷たい水を補給。
(飲んで良かったのかな?) 少し生き返って、新村橋から徳沢経由の
長い道を最後のひと頑張り。
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