大杉谷をがっつり歩いて大台ケ原へ

2015年11月21日(土) ~ 2015年11月23日(月)

• GPS: 47:17
• 距離: 36.2km
• 登り: 4,607m
• 下り: 4,616m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:13

距離 8.7km 登り 1,377m 下り 1,174m

12:03 スタート地点
15:34 15:50 大杉谷
16:14 16:15 桃ノ木小屋
16:16 宿泊地

2日目

• 山行: 10:58
• 休憩: 0:34
• 合計: 11:32

距離 19.1km 登り 2,544m 下り 2,682m

6:16 宿泊地
7:03 七ツ釜滝
7:40 庄野ヶ浜
7:45 7:52 光滝
8:35 8:36 堂倉滝
9:57 9:59 堂倉小屋
10:02 10:18 粟谷小屋
10:18 堂倉小屋
12:58 13:02 大台ヶ原山
14:34 14:35 堂倉小屋
15:31 堂倉滝
16:18 16:20 光滝
16:23 16:24 庄野ヶ浜
16:59 七ツ釜滝
17:48 桃ノ木小屋

3日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:58

距離 8.1km 登り 563m 下り 743m

7:22 桃ノ木小屋
11:20 ゴール地点

天候

1日目：晴れ→2日目：曇り→3日目：雨（笑）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：三瀬谷駅→道の駅奥伊勢おおだい→バスで大杉谷登山口
帰り：大杉谷登山口→バスで道の駅奥伊勢おおだい→徒歩で三瀬谷駅

コース状況／危険箇所等

大杉谷は滑落事故が多かったためか、鎖が過剰なほど整備されています。しかし、道が滑りやすく、谷底に落ちたら先ずは助かりません。
大台ケ原への登山道はよく整備されていました。

その他周辺情報

2泊とも大杉谷の桃ノ木山の家でお世話になりました。１泊目はツアー客もいて、かなり混んでいました。逆に２泊目は非常に空いていて、快適に過ごせました。なお、小屋はこの３連休で今シーズン終了です。

写真

11/21 7:52

名古屋駅近くのホテルで前泊し、翌朝、特急南紀に乗って三重県大台町の三瀬谷駅へ

11/21 10:24

三瀬谷駅から歩いて10分ぐらいで、道の駅奥伊勢おおだいがあります。ここで登山バスに乗ります

11/21 11:28

バスに乗って1時間ぐらいで、登山センターに着きます。ここでトイレ休憩

11/21 12:04

そして30分で、大杉渓谷登山口に着きました。ここから登山開始です

11/21 12:12

宮川第三発電所の脇を通っていきます

11/21 12:14

気を引き締めて行かなければ

11/21 12:17

入口からいきなり驚かされる

11/21 12:17

下は美しい渓谷ですが、滑落しないように

11/21 12:17

鎖はしっかりと付いていますが…

11/21 12:20

日差しを浴びる渓谷

11/21 12:29

よくまあ岩を切り開いてこんな道を作ったものだ

11/21 12:38

吊り橋、これから飽きるほど出現してきます

11/21 12:50

翡翠色、エメラルド色の水ですね

11/21 12:57

苔むした登山道です

11/21 13:09

河原に人が沢山いました

11/21 13:15

水面の美しさに引き込まれそう、ヤバい

11/21 13:27

吊り橋の連続

11/21 13:37

なんて綺麗なグリーン色

11/21 13:50

小さな滝がありました

11/21 13:52

お、これが千尋滝ですね。すごい高い所から水が落ちている

11/21 14:26

緑が深い奥伊勢

11/21 14:32

けっこうアップダウンがあります

11/21 14:48

大きい岩がゴロゴロ

11/21 14:49

岩と水の色とのコントラスト

11/21 14:51

これがクグリと呼ばれるところ

11/21 14:52

水もしたたる。夏場は蛭が出そうでこわい

11/21 14:54

大きな河原に出ました

11/21 14:57

あれがニコニコ滝ですね！

11/21 14:57

何度見ても綺麗な水の色

11/21 15:00

ここら辺はかなり深い谷です

11/21 15:00

ニコニコ滝をもう一度撮影

11/21 15:00

水面がきらきら光る

11/21 15:02

かなり狭い所を川は流れていく

11/21 15:05

シャワーのように水が頭上に落ちてくる小さな滝

11/21 15:06

下の河原には人がいますね

11/21 15:06

途中にあった木の扉

11/21 15:07

高低差がかなりあるのだけれど

11/21 15:08

こうやって撮影しても十分に伝わらないのが残念

11/21 15:17

これは何滝だったかな

11/21 15:29

吊り橋は揺れて怖い

11/21 15:31

すごい岩場です

11/21 15:37

多雨で削れてこんな風になったのでしょう

11/21 15:58

大杉谷の真ん中に来た感じです

11/21 15:58

はい、気を付けます！

11/21 16:05

このようにしっかりと整備されています

11/21 16:14

この吊り橋を越えると、今日の宿泊先の桃ノ木山の家です

11/21 16:14

山小屋付近もこのように素晴らしい渓谷です

11/21 16:15

お世話になります！

11/21 16:25

部屋はこんな感じです。割と快適でした

11/22 5:35

夕飯の写真は撮り忘れましたが、カツ付きのカレーで、お代わりOK、これは翌日の朝食です

11/22 6:17

本日は行程が長いため、なるべく早く出発

11/22 6:21

暗い吊り橋

11/22 6:37

この風景にも見慣れてきました。でも油断は禁物

11/22 6:48

お、これが七ツ釜滝ですね。なんて優雅なんでしょう

11/22 7:12

やはり大杉谷特有の水の色

11/22 7:16

吸い込まれたら終わりですよ

11/22 7:21

崩落箇所に近づいている

11/22 7:29

ここが崩落箇所。一軒家の大きさ以上の岩が崩れ落ちている。ここを復旧させるために10年ぐらいかかったとのこと

11/22 7:33

岩の上を越えてどんどん進む

11/22 7:34

見上げると、大きな山が一つ崩れた感じですね

11/22 7:48

これは光滝ですね

11/22 8:01

吊り橋の脇に見えるのが、隠滝

11/22 8:12

これは与八郎滝、滝壺がなく、なめらか

11/22 8:19

いや、素晴らしい絶景

11/22 8:20

濡れている岩もあります。滑ったら大変

11/22 8:21

これもあまり高さが伝わらなく残念

11/22 8:28

慎重に行きましょう

11/22 8:28

これが撮影できる精一杯のところ

11/22 8:31

まだまだ日出ヶ岳は遠い

11/22 8:31

吊り橋は何回渡ったことか

11/22 8:31

これが上流部のダムと事務所。人気がなし

11/22 8:37

なんでこんな色になるのだろう

11/22 8:39

お、最後の滝である堂倉滝に到着。ここまでは人が結構いました。

11/22 8:56

ここから渓谷を離れ、急登が続きます

11/22 9:16

こんな鉄パイプの橋も

11/22 9:56

急登を越えると、いったん林道にでます

11/22 10:01

ここを左に入ると日出ヶ岳ですが、ちょっと寄り道

11/22 10:02

粟谷小屋です。静かで泊まっている人が居なそうでした。ここでトイレ休憩と美味しい水を汲みます

11/22 10:27

また登山道に戻ります。苔が付いた倒木

11/22 10:30

冬らしい樹林帯です

11/22 10:44

この看板、また遭遇。はい、気を付けます（笑）

11/22 10:56

木の根の急登が続きます

11/22 11:32

予想以上に急登でした

11/22 11:44

これは立派な樹木

11/22 11:47

シャクナゲ平に到着。シャクナゲが咲くシーズンはいいでしょうね

11/22 11:49

日出ヶ岳山頂へ急ぐ

11/22 12:05

苔むした登山道

11/22 12:05

苔をアップ！

11/22 12:11

急に大台ケ原らしい風景に出くわす

11/22 12:17

この大木は有名なんでしょうか

11/22 12:28

山頂は近い

11/22 12:30

お、山頂展望台が見えてきた

11/22 12:34

展望台に登ると、山座同定できます

11/22 12:34

ちょっと今日は曇りで遠くまでは見えませんが、大台ケ原らしい風景が拡がる

11/22 12:36

軽装のハイカーがいっぱいいます

11/22 12:38

晴れたら眺めがいいですよね

11/22 12:38

なるほど、日本屈指の豪雨の山か。今日は曇りでも運がいい方かな

11/22 12:46

小屋で買った中華ちまきを山頂で食べる

11/22 12:57

これが三角点と山頂標識？日本百名山なのだからもっと目立つ看板を作れないのかな

11/22 13:03

大台ケ原に登頂！これで日本百名山65座目

11/22 13:12

帰りも長いのでゆっくりできません。急いで来た道を引き返す。

11/22 13:17

大台ケ原らしい箇所を過ぎる

11/22 14:19

霧が立ち込めた樹林帯

11/22 14:35

帰りは堂倉避難小屋を経由

11/22 14:36

霧が立ち込めてきた

11/22 15:32

堂倉滝をもう一度見る

11/22 16:05

湿気が多くて写真もピンボケ

11/22 16:20

急いでここら辺は過ぎる

11/22 16:24

やっとこの河原に着く。ここから急速に日没になり、谷底なので辺りは真っ暗になってしまいました。ヘッドランプを頼りに、慎重に登山道を歩いて桃ノ木山の家へ向かいました。川底は真っ暗で水が轟々と流れている。滑落したらジ・エンドなのでかなり緊張した。

11/22 18:24

夕方5時半になって桃ノ木山の家に到着。11時間歩いたのでかなり疲れました。夕飯は連泊客の特別サービスでハンバーグとのこと。この日は直ぐに寝てしまいました

11/23 7:23

翌日、あいにくの雨。12時10分のバスに間に合えばよいので、幾分ゆとりのある行程だったが、雨なので早めに出発

11/23 8:13

滝を撮影、湿気が多くて大汗をかきながら下山

11/23 8:15

今日は登山道が濡れていて滑る滑る。気を付けなければ

11/23 8:25

カメラの内部も湿ってしまった。

11/23 11:23

11時に登山口に戻ってきました。ほっとしました。そして11時半ぐらいにはバスがやってきました

11/23 13:52

道の駅奥伊勢おおだいで伊勢茶ソフトクリームを

11/23 14:11

三瀬谷駅で特急南紀を待つ。ここから名古屋に出て、新幹線で埼玉まで帰ります。疲れたけどかなり充実した山行でした

撮影機器：

DMC-GX1 Panasonic

iPhone 6s Apple

感想

mamamiyan

今回は、大杉谷経由で大台ケ原に行ってきました。

大杉谷は、以前、BS-TBSの日本の名峰絶景探訪で観た時から、ぜひ一度は行ってみたい所の一つでした。全国屈指の名渓で、滝と淵、そして大岩壁が続く絶景であり、素晴らしい場所です。

今回の予定では、大杉谷経由で大台ケ原に出て、ビジターセンターから奈良の上市までバスで行く予定でしたが、奈良県側で国道が土砂崩れになり、あえなくバスが運休となってしまいました。そこで三重県側から大台ケ原を目指し、また戻って来るという計画を立ててみました。そのため山小屋を連泊にし、二日目にかなり長い距離を歩く計画となりました。

大台ケ原に登れたのも嬉しかったですが、それより大杉谷をがっつりと歩き、絶景を堪能できたことが最高の楽しみでした。詳しくは写真にあるとおりで、ここでは省略させていただきます。

これで日本百名山は65座目。大杉谷もセットになった大台ケ原でかなり印象に残った山行となりました。

コメント

nanfutsu

大杉谷、2倍の楽しみですね。
こんにちは。

大杉谷
いいところですよね〜。
奈良へは抜けられなかったのですね。
ピストン大変だったと思います。お疲れ様でした。
でもその分、壮観な大杉谷を2倍楽しめて良かったですね

mamamiyan

Re: 大杉谷、2倍の楽しみですね。
nanfutsuさん、初めまして！コメントありがとうございます。

大杉谷は前評判どおり、とても素晴らしいところでしたよ。

本当は奈良県側に抜けて、大峰山も狙っていたところでしたが、公共交通機関がストップして大峰山は断念。一時は大杉谷行きも諦めかけていました。しかし、今年最後の大杉谷へのチャンスだったので、あえて強行軍のピストン山行を決行したところです。

結果としては３５キロも歩きましたが、大杉谷を存分に楽しむことができて大満足、諦めなくて本当に良かったです。別の季節にも行ってみたくなるおススメの場所ですね。