記録ID: 777221
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積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
初冬の光岳(池口登山口からのピストン)
2015年12月08日(火) ~
2015年12月09日(水)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 35:07
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:47
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:18
距離 13.4km
登り 1,749m
下り 543m
天候 | 8日&9日:晴れ・無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅(相模原市)〜松川IC(中央)〜153号線〜251号線〜474号線〜152号線〜池口登山口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・池口登山口〜ジャンクション 池口岳までのこのコースは、所々に倒木や藪の障害物はあるが、テープリボンも多くあり、トレースもあり、ルートに迷うことは無かった。ジャンクションまでの最後の登りの部分の急登はきつい。 ・ジャンクション〜光岳手前 ジャンクションから先は、テープリボンも極端に少なくなり、倒木、藪漕ぎ等で、ルートは判りにくい箇所が多くなる。基本は常に尾根筋を見極めながら、尾根筋を歩くという事を心がけながら、何となく木々の間が開けているので、倒木、藪漕の障害物は遮っていても、ここがルートかなという感触でルートを探しながら見極めながら。所々に狭い稜線があり、狭い稜線に木の根っこが蔓延っているので、スリップに慎重に。 ・光岳手前〜光岳 テープリボンは少ないのでここも基本は常に尾根筋を見極めながら、常に尾根筋にルートを取る事を心がける。急登ではあるが、危険な箇所という程の所は無い。アイゼン着用。 ・池口岳展望 頂上での展望は望めない。但し、頂上のチョット下に開けて展望がきくところあり。 ・光岳展望 頂上での展望は、360°開けていない。聖岳方面、富士山の展望は開けている。 |
その他周辺情報 | <池口登山口情報> 登山口に4,5台くらい駐車できるスペースあり。 トイレあり。 |
写真
感想
樹林帯の多い山奥深い光岳に行くなら、夏の季節はつまらないので、雪のある季節に楽しみたいと思っていたが、ハードなラッセルが無いくらいと思っていたが、そこそこトレースの無い雪上を軽いラッセルをしながらの誰にも会わず、雪山登山を楽しむ事が出来、予定通りだった。(2年前の12月中旬、近くにある恵那山に登った時、ハードな一人ラッセルで苦労した覚えがあり、これは避けたかったので、登るには今週までかなと計画)。18kgの冬山装備で登ったが、このコースは体力は相当必要なコースな上、重装備で池口岳手前の急登を含め、アップダウンのルートは、本当に苦しかった。光岳の小屋まで行く予定だったが、予定より大幅に時間を要し、光岳手前の最下部でテント泊し、荷物をデポして翌日に光岳に登るのが楽と判断し、テント泊(朝の気温−5°C)決定。日の出を見たかったので早朝4時に出発。光岳への取り付き初めのルートは判りにくく、真っ暗な中でヘッドランプを灯してもテープリボンは探せず、スマホのGPSを頼りに、基本尾根筋を歩く事を心がけながら、登る。冬山でのスマホのGPSは本当に頼りになる。光岳は、聖岳、赤石、塩見岳等と同じイメージでいたので、これらとは違う山容で、チョットがっかりはしたが、ハードな登山を(2日間で21時間半の行動)冬山装備で達成し、もうすぐ63歳になるが、まだまだ根性、体力はあるなと満足感、達成感を味わえた。
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masacsさん、はじめまして。
私も、masacsさんの2日前に
光岳を目指したのですが、
ラッセルがきつく、
池口岳の日帰りに変更しました。
(記事あり)
光小屋で泊ることしか考えていなかったので、
その日中に小屋に行けないと分かった時点で
光岳をあきらめてしまいました。
masacsさんのように
光岳の手前でテント泊して
軽い荷物で光岳に登ることに変更した点は、
とても参考になりました。
テント泊セットを持って
行ったにもかかわらず
ここまで頭が回りませんでした。
近いうちに光岳での山スキーに
再チャレンジしようと思います。
とてもよい記事、ありがとうございました。
shibayan88さん、はじめまして!
私も、1日目の計画は小屋までの予定でしたが、池口岳手前のジャンクションまで結構ヘトヘトになり、ジャンクションから先はトレースも無く、ラッセルも辛そうだし、明るいうちに小屋到着は絶体無理だろうと判断できたので、引き返そうかと思ったのですが、冬山では、テントがあればいつでもどこでも寝れるというつもりでいるので、この案が浮かび、強行しましたが、本当にきつい山行でした。何とか日の出前に光岳に到着したいと思い、ルートが分かりずらいこのコースで、早朝の暗いうちからの出発は少々不安がありましたが、無事に登頂・下山できて達成感ありました。是非再チャレンジ、頑張って下さい。
光岳に行かれたんですね
違うルートで、残雪時期ですが、冬季開放小屋泊まりでしたが、80リットルのザック一杯の荷物で、バテバテの印象しか無いです…
ハイドレーションが欲しいと切に願った山行きでした
天気も良くて、眺望も良かったみたいですね
kuriboさん、光岳は奥が深くきついというイメージがあったので、ついつい足が遠くなっていましたが、夏はつまらなそうなので、積雪が膝上までのハードなラッセルにならないくらいの冬の雪山を楽しめればと思って、この時期を狙っていましたが、予想通り、ハードなラッセルには成らず助かりました。それでも、この山はハードな山でした。-5°Cでしたが天気も良く風も無く気象条件としては良く、ハードなコースを良く頑張ったと自分を褒めつつ下山し、いい達成感を味わう事が出来ました。
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