【高尾】日影林道⇒高尾山北尾根⇒高尾山⇒大垂水峠⇒南高尾山稜

2015年12月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.9km
• 登り: 933m
• 下り: 909m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:15

6:15 高尾駅
7:06 7:06 林道日影線起点
7:23 7:23 高尾北尾根撮り付き部分
8:25 8:43 高尾山
9:39 9:43 大垂水峠
10:08 10:08 大洞山
10:18 10:18 コンピラ山
10:41 10:41 中沢峠
10:48 10:51 中沢山
11:05 11:06 見晴台
11:25 11:25 西山峠
11:32 11:32 泰光寺山
11:48 11:48 三沢峠
12:02 12:02 榎窪山
12:25 12:29 草戸山
12:38 12:38 草戸峠
12:46 12:46 梅の木平分岐
12:56 12:56 拓大分岐
12:58 12:58 八方台(大地沢山)
13:20 13:20 初沢東尾根305m峰
13:52 13:52 登山口【城山湖 峰薬師】
14:06 14:06 初沢山
14:30 高尾駅南口

時間はほぼ正確です。参考になれば幸いです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：高尾駅
ゴール　：高尾駅

コース状況／危険箇所等

▼全般通して危険個所は特にありません。高尾北尾根・初沢東尾根はバリルートですので全く道標がありません。あまり道に迷うことはないとは思いますが、それでも事前に下調べはしておいた方がいいと思います。
▼南高尾山稜・東高尾山稜のルートは思った以上に長い。冬至が近い今の時期、時間配分は重要です。エスケープルートを複数確保し、エスケープルート分岐毎に時間と相談し、どちらに行くか意思決定をするのが吉かと思います。

その他周辺情報

▼今回、気が付いたことがあまりなく残念。
▼ここに書くべきことではないが、上から見た拓殖大学の施設は充実しているな、敷地も恐ろしく広いなと感心しました。学生さんにはそれらを有効に活用して何かを掴んで欲しいと感じました。

写真

12/12 6:15

定点観測。いつもの時間に高尾駅着。流石冬至が近いだけあって真っ暗。まだ日が出ていません。

12/12 7:06

旧甲州街道から前回の日影乗鞍ルートと同じく、林道日影線に入ります。

12/12 7:10

前回使った日影沢渡渉地点。前日の雨で増水しています。特別危ないとは思わなかったけど、靴濡らさずには向こうにわたるの無理かもしれません。

12/12 7:14

暫く行くと分岐。右に行きます。

12/12 7:19

また分岐点。いろはの森コース方面へ行きます。

12/12 7:20

ロープが張られていますが、歩行者は問題ないです。

12/12 7:20

原因不明の陥没っていうのも怖いですなあ。

12/12 7:23

高尾山北尾根取付部分。取付マニアにはたまらない部類の取付きですね。上手く表現できないのですが、突然始まる感といえばいいのでしょうか？北高尾山稜駒木野ルート入口に匹敵するくらい良い取付ですね。

12/12 7:38

低山は取付きが全て。最初は急だけど、それが終われば尾根に出て楽になるのさ。ほらこの通り。後はチョイチョイと山頂まで、なんて思ってこの写真を撮っていますが・・・。

12/12 7:41

そんな自惚れ屋にはまあ罰が当たるわけです。尾根でも急な登りは当然な訳で、神様からの鉄槌でしょうね。いい気になるなよって。

12/12 8:00

でも、高尾山北尾根は穏やかです。基本線尾根を外さなければ道に迷うことはありません。

12/12 8:09

高尾山頂も近くなってきました。

12/12 8:10

ここでも野生動物を調査していました。

12/12 8:10

地道な研究に頭が下がります。

12/12 8:12

北尾根の終点部分。高尾山山頂からの登山者が迷い込まない様、テープが張ってあったみたいですが、通行する人がそこそこいるんでしょうかね、切れていました。

12/12 8:12

同地点を山頂側から見た写真

12/12 8:13

少し山頂側に進んでからから見た景色。目印がついていますね。

12/12 8:13

更に少し山頂側に進んでから撮った写真。

12/12 8:14

五号路と合流。ロープが張ってあります。

12/12 8:14

色々な理由で北尾根は敢えて登山道にしていないのでしょう。

12/12 8:15

軽々しく使用すべきルートではないのかもしれません。

12/12 8:19

やまびこ茶屋近くのWC辺りからの眺望。大岳山見えています。一番手前が北高尾山稜、その次が要倉山の山稜でしょうか。

12/12 8:25

高尾山頂より。横浜方面でしょうか？高尾山からでも海がみえるんですね。分かりにくいですが房総半島も写っている筈。

12/12 8:25

東京出身だと高尾山頂って日常過ぎて写真も撮らない。だから高尾山頂っていわれても、中々景色が浮かばない。よって改めて写真に撮ってみた。背景の自販機が高尾山頂らしいんでしょうねえ。

12/12 8:31

山頂広場の南西よりの風景。今後挑戦するだろう丹沢の山々が写っています。そして今日これから行く南高尾山稜も写っています。短期・長期の目標が一緒に写った貴重な写真。しかし蛭が岳のラスボス感、半端じゃないです。

12/12 8:31

親切にプロが山座同定してくれています。有難いことです。

12/12 8:43

いよいよ大垂水峠に向かいます。高尾山から引き返す人が多いんでしょうね。そして道を間違える人も少なくないと。

12/12 8:47

大垂水方面へ。ここから先、道標の写真を撮りに行ったのですか？というくらい、道標の写真が多く出てきます。高尾山〜南高尾山稜はそれだけ整備された登山道ということなのでしょう。

12/12 8:53

富士山、見えるんでしょうね。この日この時間は雲に隠れて見えませんでした。

12/12 9:03

高尾山頂下で分岐した3つの道が再度集合し、

12/12 9:04

また分岐していきます。勿論大垂水峠方面へ行きます。

12/12 9:20

八王子大月線　高尾分岐　No8鉄塔　小仏BS近くの変電所まで伸びています。

12/12 9:20

お約束の下からのアングル。きれいな幾何学模様。この規則正しさが、構造としての正しさ、強度の根拠を証明しているのでしょうね。数学者は本当に素晴らしい。

12/12 9:21

大平林道に合流。その後のルートは、今回は林道経由大垂水方面を選択【※】

12/12 9:21

【※】学習の歩道が一部通行止めだったからです。

12/12 9:28

四分岐点。ここからは学習の歩道【大垂水峠】を選択。

12/12 9:30

山はつくづく信仰と切り離せないのだなと思います。観音様か何かでしょう。そっとしておくべき存在だと思います。

12/12 9:37

車の音も大きくなってきました。国道20号線が下に見えてきました。大垂水峠も近いです。

12/12 9:39

学習の歩道もここで終わり。

12/12 9:39

小さな沢を渡ります。流石大垂水峠。名前の通り、水が滴り落ちています。

12/12 9:40

大垂水BS。20年以上前、学生の時、何をトチ狂ったのか深夜に大垂水峠を徒歩で越えたことがあります。それ以来の訪問です。

12/12 9:41

国道20号線を陸橋大垂水峠橋で渡ります。

12/12 9:42

逆光で上手く撮れていませんが、大垂水峠陸橋の全景。

12/12 9:43

陸橋を渡り、いよいよ南高尾山稜に入りました。

12/12 9:46

この時点で最終目的地は決まっていませんが、山道で8Kくらいは歩かないといけない。4時間で歩き切れるか？そんな計算をしながら写真を撮っています。

12/12 9:50

南高尾山稜も、道標がいたるところにある整備された登山道です。取り合えず大洞山を次の目的地に頑張ります。

12/12 9:53

この辺の写真、なんで撮ったか覚えていないです。多分、上り坂にゲンナリしながら撮っているんだと推測します。��

12/12 9:58

この辺の写真、なんで撮ったか覚えていないです。多分、上り坂にゲンナリしながら撮っているんだと推測します。��

12/12 10:01

高尾山を撮った記憶があるのですが、どうもうまく撮れていませんね。

12/12 10:05

赤馬分岐。あこうまと読むみたいです。

12/12 10:05

赤馬方面への標識もかつてはあったみたいですが、今は外されていました。いつか挑戦したいバリルートです。

12/12 10:08

大洞山到着。なんか投げやりな撮影していますよね。15時くらいに最終目的地に着けるか少々不安になっていたからだと思います。

12/12 10:18

すぐに金毘羅山に到着。手作りのプレートいいですね。

12/12 10:18

こういうボランティアって本当に頭が下がる思いです。

12/12 10:19

金毘羅山頂より。これは間違いなく高尾山。どうも出来が良くない。

12/12 10:26

中沢峠手前の地点。南高尾山稜で一番きつい所かもしれません。トラロープがあるので大変助かりますが・・・。直前にここを巻く巻き道もあります。出会ったランナーは巻き道を選択。多分それが正解。

12/12 10:31

中沢峠直前のちょっとしたマイナーピークに気を惹かれて寄り道しました。

12/12 10:31

ここからも高尾山は良く見えます。

12/12 10:35

直前のマイナーピークに寄り道したら必ず来た道を、元のルートに引き返してください。さもないと道に迷います。これは悪い例。この標識を見た場合は道を間違っています。写っている奥の尾根は南高尾山稜ではありません。ただ新バリルートという意味で有望ではないか？次回の課題です。

12/12 10:41

中沢峠を通過します。

12/12 10:44

八王子大月線と交差します。

12/12 10:44

八王子大月線はJRの持ち物だったのね。すると高尾分岐も当然JRの物で、小仏BS近くの変電所もJRの施設なんだな。

12/12 10:45

お約束アングル2　やはり美しい幾何学模様が浮かび上がります。美しさが正しさを証明する自然科学の支配する世界を垣間見た気がします。

12/12 10:48

一回引き返す感じで中澤山へ登りました。観音様が鎮座しています。

12/12 10:51

中澤山からの風景。やはり蛭が岳が存在感が一番ある。

12/12 10:53

中澤山から下りて梅の木平・三沢峠方面へ進みます。

12/12 11:06

見晴台着。

12/12 11:06

ここでもリュック掛けが。金毘羅山と同じ人か組織の作品でしょう。

12/12 11:05

ここからの風景は素晴らしい。相模川の河岸段丘と奥の丹沢の山々。これで富士山が見えたらなあと思って出発しかかったんですが・・・。

12/12 11:06

もう一度振り返ったら、見えました、富士山。かなり限定的ですが、それでも見れると見れないでは大違い。良かった、良かった。

12/12 11:08

この辺は、登山道はピークを巻いてしまっています。時間がないので今回はとても挑戦できないのが残念だと思いながら写真を撮っています。実際入沢山とかあるみたいなので。次の課題です。

12/12 11:20

同左。

12/12 11:25

西山峠着

12/12 11:30

泰光寺山山頂手前の巻き道分岐。マイナーピークマニアには巻き道の選択肢はない。

12/12 11:32

泰光寺山山頂着

12/12 11:32

全体的に寂しい印象の山頂でした。

12/12 11:33

泰光寺山山頂からの下りは結構急でした。

12/12 11:48

三沢峠着。この地点が最終ゴールをどこに持ってくるかの本日最大の意思決定すべき分岐点。

12/12 11:52

なんか魔がさしたのか峰の薬師への道を一端選択

12/12 11:59

少し進んでから思いなおし草戸山方面へ軌道修正。

12/12 11:59

城山湖が見えてきました。

12/12 12:01

一度血迷った判断をした為、やり過ごしてしまった榎窪山へ一端逆戻りします。

12/12 12:02

榎窪山の山頂です。ご年配の方と少しだけ立ち話をしました。

12/12 12:03

榎窪山頂からも高尾山が良く見えます。

12/12 12:11

城山湖が人口の湖と一目でわかる写真です。帰ってから調べてみたら揚水発電所の上池みたいですね。人工的な放水もできず、自然増水時にこぼれる感じで境川に余剰の水が落ちるので境川の水源でもないとか。

12/12 12:11

左の写真はふれあい休憩所から撮りました。

12/12 12:25

草戸山山頂着

12/12 12:25

山頂には展望台もあります。

12/12 12:27

草戸山山頂＝松見平休憩所でもあるみたいで少々ややこしい。

12/12 12:28

草戸峠方面へ向かいます。

12/12 12:29

間違いやすいんでしょうね。しつこいくらい道標が出てきます。でも、本当に有難いことです。

12/12 12:38

草戸峠に着きました。

12/12 12:38

ここも多分岐点なので、進行方向には気を付ける必要があります。

12/12 12:46

梅の木平への分岐点です。気を付けていないと見落としそう。時間と相談し、梅の木平方面へは行かず、四つ辻方面へ行くことにしました。この辺りから拓殖大学敷地境界である鉄条網が敷設されていますね。今後これが旅の友となります。

12/12 12:55

拓大分岐到着。また意思決定をしなければならない。四つ辻に行くか、バリルート初沢東尾根【拓殖大西尾根ルート】に行くか？初志貫徹で拓殖大西尾根ルートを選択。まだ時間はある。

12/12 12:56

初沢東尾根ルートはバリルートですので、表示もありません。ここから先は、あれほど賑やかだった道標も一切出てこなくなります。

12/12 12:58

八方平着。大地沢四等三角点があります。

12/12 12:58

初沢東尾根はバリルートですが、鉄条網に沿って行けば道に迷うことはありません。もっとも鉄条網がなくても尾根を外さなければ良い簡単な一本道だと思いますが。

12/12 13:01

冬の陽だまりの中、穏やかな道が続きます。でも、冬の太陽の光って、午後になると急に勢いをなくすのね。

12/12 13:08

再び八王子大月線と交差。鉄塔No37です。華奢でかわいい鉄塔も下から撮れば美しい幾何学模様

12/12 13:11

柔らかい冬の陽だまりの中、名もないピークを越します。

12/12 13:17

初沢東尾根は穏やかとは言え、山道です。当然急な登りもあります。ここら辺までには、かなり足が重くなっていますので、このような急な登りはやはりしんどいです。

12/12 13:20

初沢東尾根305m峰に到着。疲れがピークで、撮影が雑ですよね。更に、先の高泰寺台の写真は撮り忘れました。マイナーピークマニア失格ですね。修行が足りません。反省しています。

12/12 13:21

拓殖大学の施設が見えてきました。広くて設備が充実しているなあ。天然芝のサッカー練習場なんて一昔前は考えにくかったと思う。

12/12 13:46

初沢東尾根にお別れを告げる時が迫ってきました。穏やかな尾根線も、そこから下りる時は急ではないかと心配していましたが、階段、虎ロープと色々配慮されているみたいです。

12/12 13:46

同地点、下り視線。これなら安心というのがよくわかると思います。

12/12 13:49

正規ルートではないですが、ここから初沢東尾根から下りることにしました。

12/12 13:49

完全に下山したところ。

12/12 13:50

下山したら公園です。こんな公園の奥に山への取付口があるなんて、これもマニア垂涎の取付口ですね。

12/12 13:52

これが正規の登山口みたいです。ピンボケしているのが残念です。ここも住宅地のど真ん中にいきなり出現する取付口。その唐突感がマニア垂涎の【以下略】

12/12 13:58

しばらく住宅街の中を通った後、本日最後の目標、初沢山へ登ります。高尾駅への近道でも有るみたい。

12/12 13:59

山頂を目指します。

12/12 14:03

手作りの道標、なんかいいですね。

12/12 14:05

初沢山は公園の中の小さな山と思っていましたが、普通に山道ですね。

12/12 14:06

初沢山山頂到着。

12/12 14:06

色々書いてあります。

12/12 14:07

篤志家が所有する土地を市に寄付した結果、自然の形で残せた山みたいです。相続税が払えず物納され、人手に渡り分割され住宅地になって行くため都市部の広い緑地は消えていくのが常なんですが、ここは例外だったみたいです。

12/12 14:19

山頂から下りてきました。いまどき珍しい二宮尊徳の銅像があったので撮影。どこぞやの小学校の校庭にあったものを移設してきたのかしら？

12/12 14:20

最終ゴール、高尾駅が見えました。後少しです。

12/12 14:22

本日最後の階段を下ります。

12/12 14:23

初沢山の高尾駅側の取付口。ここから高尾駅まで、後ほんの少しだけ歩きますが、本日の私の冒険はここまで。本当に疲れました。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

備考

思ったより日に焼けたかもしれません。日焼け止め塗って行けばよかった

感想

A93Ot4MFH

▼高尾山山頂から、丹沢の山々が望ことが出来ました。近いうちに挑戦したい目標を改めて確認出来て良かったと思います。
▼大垂水峠を20年以上振りに再訪。学生時代、夜間に不安だらけで越えた峠の再訪だったのですが、時間が経ち過ぎていたからか、あまり感慨深くなかった。
▼南高尾山稜から東高尾山稜は思ったより長い。舐めていると時間切れというのが一番避けなければならないワーストシナリオでしょうか。いくつもシナリオを用意して時間と相談しながら取捨選択していくのがいいと思いました。
▼いくつか踏み忘れてあマイナーピークがありました。次回の課題として持ち越しです。
▼赤馬ルートに興味があります。近いうちに挑戦してみようかな。