高尾山 名物のとろろそばを食べに行こう
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:30
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
山バッジ、皆さん集めてますか?
私は集めていませんが、kenboさんが最近コレクションに目覚めたようで(今までは標高3000m以上の山しか買ってなかったそうです)、今回は未購入の山バッジを買うため、藤野駅〜陣馬山〜景信山〜高尾山〜高尾駅を歩きました。
このコースは去年も歩きましたが、とてもよく整備された道で歩きやすく、それほどアップダウンもきつくなかった印象。
それでも20km越えのコースなので、鈍った身体のトレーニングにはちょうど良いかも。
藤野駅から陣馬山登山口までは舗装路を30分程度歩きます。
この日はとても寒く、道路脇の民家の畑は霜で真っ白になっていました。
しかし天気は悪くないし風もないので、日の当たる稜線は暖かいかな?
陣馬山登山口からは一ノ尾尾根経由か栃谷経由の2つのルートに分かれます。
去年は一ノ尾尾根経由で陣馬山に登ったので、今回は栃谷経由で。
しばらく舗装路をゆるゆると登っていくと、「陣馬山近道」の看板がありました。
ところが、どうみても矢印が民家の庭に向いています。
「失礼しまーす」と民家に遠慮気味に声をかけて、庭の端からのびる細い道を登り、そこからお墓と畑の間を通って先に進みました。
しばらく登ると道はやっと登山道になり、結構急な登りになります。
最後の階段を登ると景信山への縦走路とぶつかり、右に進むと陣馬山の山頂です。
陣馬山はたくさんの人が休憩しており賑わっていました。
ここで藤野特産のゆずを使った「ゆず坊サイダー」を飲みました。うまし!
無事山バッジを購入できたkenboさんもご満悦。
あまりゆっくりしていると身体が冷えてしまうので、次の目的地景信山へ向かいます。
先はまだまだ長いですしね。
ここからはほぼ平坦な歩きやすい道。
途中いくつか巻道がありますが、トレーニングなので当然巻きません。
堂所山も巻かずに登り、景信山手前の登りもなんとか越え、景信山山頂へ到着。
ここは本当に見晴し最高ですね!
都心方面から、遠く筑波山まで素晴らしい景色が楽しめます。
茶屋で名物なめこ汁を頼み、ちょうど良い時間なのでお昼ご飯にしました。
ところが、それまで日があたって晴れていたのに、太陽がちょうど雲に隠れてしまいました。
冷たい風も吹いてきて寒いので、お昼ご飯をさっさと食べて出発します。
次のポイント小仏峠までも相変わらず歩きやすい道。
小仏峠を越えて一丁平、その先のもみじ台の手前で、去年苦しめられた長い木の階段が現れました。
歩幅の決められている階段の登りの連続はたしかにキツイ。
それでもなんとか弱音を吐かずに登り切りました!
もみじ台は紅葉の名所で、去年はまさに紅葉のピークといった感じで、色鮮やかなもみじが目を楽しませてくれました。
今は枯れてしまっていますが、相変わらず大勢の人が休憩中でした。
もみじ台を過ぎて、最後の階段を登ると高尾山山頂へ到着。
ここで、ちょっと早いですがメッツとビールでお疲れ様会。
山バッジもちゃんと購入して、稲荷山コースで下山しました。
下山後のお楽しみは高橋屋さんの「名物とろろ蕎麦」
あったかいお蕎麦と、さっぱりとしたとろろがうまし!ですね。
帰りはもちろん高尾駅まで歩きました。
今回は縦走だったので、kenboさんも山バッジがたくさん買えてご満悦のようでした。
私もなめこ汁やお蕎麦といった名物が食べられて楽しかったです。
やはりこのコースは歩きやすいですね。
冬の体力維持の定番になりそうです。
山のバッジは集めるとキリがないので、標高3,000m以上の山のみ買っていました。もちろん、ハレアカラ火山も(例外で剱岳、八峰キレット小屋、縄文杉、ダイヤモンドヘッド)。しかし、袋に入れたまま保管していたのでした。
最近になって、kazuruさんが「せっかく買ったのに、袋に入れたままではもったいない」と、袋をビリビリと勝手に破いてテーブルの上に並べ、何やら思案顔。翌日にはコルクボードを買ってきて、張り付けたのでした。
それを眺めながら、「こうやって張るのなら、今まで登った山は買っておけば良かったね」と仰る。うん、確かに。なかなか行かないであろう、甲斐駒ヶ岳、不帰キレット、西穂高岳、針ノ木岳等は、特に後悔したのでした。
ここのところユルユル登山が続いていたので、久しぶりに20km越えをしておきたい。身体が鈍っていることもあるので、楽に歩くことができる奥高尾縦走にしよう。これなら、バッジを手っ取り早く集めることもできる。
懸案事項は、茶屋が営業しているかどうか。年末年始の休業に入っていたらどうしよう?今日までなら営業しているだろう、と勝手に期待していました。
藤野駅に着くと、登山らしき姿をした人は数人のみ。陣馬山までは静かな歩きになりそうです。
陣馬山へは、昨年は一ノ尾根経由だったので、栃谷経由を選択。たくさんの猿に遭遇しながら、車道を登っていきます。この車道歩きが結構長く、登山に来たとは思えなくなってきた頃に、民家の脇から細い道に入り、ようやく唐山道へ。
ここまでほとんど標高を稼いでいないので、そこそこの傾斜を登ることになります。それでも、ここを頑張れば、あとは高尾山口駅まで緩やかな道になるのは経験済み。気楽なまま陣馬山に到着。
まずは茶屋が営業しているかどうか確認。最初に目にした富士見茶屋は閉まっていたのでガッカリしていると、奥にある信玄茶屋と清水茶屋は営業していました。「陣馬山で茶屋が営業していなかったら来た意味がないので、下山して陣馬の湯に寄って帰りましょう」と宣言していたので、ホッとすると同時に、今日は他の茶屋も営業しているだろうと思いました。
前回、私がCoffee紗蔵で「ゆずのすけ」を飲んだからか、似たような名前の「ゆず坊サイダー」を目にしたkazuruさんは、富士山の眺めはそっちのけでゴクゴクと喉を鳴らして飲んでいました。
さて、身体が冷える前に景信山へ。途中にある巻道は全て無視します。熊鈴等を鳴らさず、無言でビュンビュン追い抜いて行くトレランの方が多く、少し怖かったです。
景信山は、ちょうどお昼時でもあったのでとても賑わっていました。餅つきをしているグループがいたり、仕事納めの打ち上げをしているグループがいたり、皆さんが思い思いに楽しんでいる様子でした。昨年と同様に、青木茶屋でなめこ汁を購入し、昼食にしました。
食事後、小仏峠、城山、一丁平、もみじ台と順調に進みます。高尾山に近づくにつれて、登山道はどんどん賑やかになってきます。これに伴って、すれ違いざまに挨拶をしない人の割合が格段に増えてきます。高尾山での「あるある」とも言えますね。
高尾山手前の階段で体力測定。昨年、kazuruさんがキツそうな顔をしていましたが、今回はすんなりと登ることができて及第点。そして、高尾山に到着。何やら人だかりができていて、皆さんが見つめる南の方角にはレスキューヘリがホバリングしていて、救急隊員が降下していました。もみじ台を過ぎたあたりからヘリの音で騒がしいと思っていたけれど、これだったのか。
無事に救助を終えたようで、レスキューヘリが去った後に、少し早いけれどメッツとビールでお疲れさま会にしました。まだ下山を残しているので、この時点での飲酒はNGですが。。。
下山は、トレーニングを兼ねて稲荷山コースを選択。雪に覆われた登りでしか経験したことがなかったので、新鮮でした。
酔いが回ることなく下山し、高橋家に入店。昨年、名物とろろそばが気になりながらも山菜そばを注文しまったので、今回は迷わずとろろそばを注文。とろろが大好きのkazuruさんは、麦とろめしも注文したかったようですが諦め、しかしそれでもとろろを食べることができてご満悦のようでした。
高橋家を後にし、高尾山口駅の近くにある高栄堂で大好きな鮎の塩焼きを食べ、高尾駅まで歩いてゴールとなりました。
今回の山行で、コルクボードにバッジが6個増えました。1つ平均500円なので、結構な出費になりそうですが、少しずつ集めてみようと思います。
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