鳳凰三山(夜叉神〜地蔵岳往復・南御室テン泊)


- GPS
- 28:28
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,637m
- 下り
- 2,620m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 7:23
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:22
天候 | 晴れ(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日は山の神ゲートから夜叉神ゲートまでの区間において下記の通り休日以外通行止めとなっているようなので注意! 期間 平成27年11月24日〜平成28年3月25日 日時 平日:終日通行止 土日、祝日:規制なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全般的に危険箇所なし。 ・雪は少なく基本夏道。トレースもばっちり。 ・火事場跡くらいから積雪があるためアイゼン必須。 (積雪不足の今年に限っては軽アイゼンのみでも行けそうでしたが心構えとしてはアイゼンを持参した方がいいでしょう) |
写真
感想
今回は約3年ぶりに鳳凰三山へ登ることに。
鳳凰三山は自分にとって特別な故郷の山、そして甲斐駒、八ヶ岳とならぶ心の山でもある。
残念なことにどの山も人気の山で、夏場はいつも人が一杯・・・静かな山歩きを楽しもうとするとどうしても冬山一択となる。
冬山とはいえ、3連休で雪不足・・・もしかすると人が一杯なんじゃないか?と思いながら出かけてみたが、結果的には稜線は無人!
風は強かったけど、贅沢な一人旅を楽しむことができた。
初日は南御室小屋までのアプローチのみなので夜叉神を遅めに出発。
白峰三山の絶景を堪能しつつ故郷独特の冬の青空と森の空気を体全体で感じながらのんびり登る。
南御室小屋でテントを設営してから少し時間があったので砂払岳まで登ってみよう。
稜線の風は強かったが、冬のピンと張り詰めた空気が心地よい。
砂払岳からはタイミング良く赤く染まった富士山を望むことができた。
甲府盆地の家々にも徐々に明りが灯りだす。
故郷に帰ってきた、という実感が沸く。
テントに戻ってからはいつも通り音楽を聴きながら就寝。
気温はわからないが水が瞬く間に凍りつくほど寒い。
湯たんぽを忘れたけどダウンを着込んでシュラフに包まると寝るには十分暖かかった。
翌朝、いよいよ三山縦走。
暗いうちにテン場を出発して稜線で御来光を楽しむ。
稜線からは1・2・3を間近に望むことができるわけだが、ここまで間近に感じられる山は他にないのではないだろうか。
北アルプスの展望台としては蝶ヶ岳、そして南アルプスの展望台としてはこの鳳凰三山が一番だと思う。
どっちも登らないと人生9割損しちゃってるかも。
三連休にも関わらず無人の稜線を一人旅・・・心ゆくまで故郷の山を堪能することができた。
天気が良く絶景日和でしたね。
見晴らしが良く歩きやすそうなので南アルプスデビューはここにしようかな。
冬用フライを持ってないので春以降ですけど。
それにしても雪降らないですねぇ。スキーにこだわらず足で登る山行も計画しなくては。
レッズさん、こんばんは。
あれ?意外とレッズさん、南アルプスは未踏でしたか?
僕も本当なら今の時期はスキー優先なんですが、いかんせん雪がないので・・・せっかくなのでピンチをチャンスに!ってことで鳳凰を歩いてみました。
僕も冬用のフライは持っていませんが、よほどの豪雪地帯でテン泊するのでなければ要らないと思いますよ。
きれいな〜
行きたいな〜
けど金剛山でひっくり返って肋骨折るくらいやから
やっぱ俺なんか滑落必至やろな〜
やめとくわ〜
タクさん、
肋骨ってなんのこっちゃ?と思ったけど、レコ見て理解しました。
アイゼン着けなかったら鳳凰でも同じことになるだろうけど、さすがに着ければ問題ないっすよ。
むしろテントで凍死するリスクの方が高いかと
あの白山テン泊と比べたら寒さレベルが相当ちがうので・・・
ということで、日帰りしますか。
白峰三山のモルゲンと富士山!
やはり鳳凰山、素晴らしい眺望ですね!
去年の初夏、息子と二人占めした早朝の鳳凰山縦走は一生の思い出です。
しかし、雪をまとった白峰三山はまた格別ですね!
nao_somaさん、こんばんは。
そうでしたね、初夏に雲海の鳳凰を歩かれていましたね!
あのレコ見たときも久し振りに鳳凰へ行きたい!と思いを強くしたものです。
一人で歩いても感動するのに、親子であの景色を眺められたら最高でしょうね。
僕もそのうち子供を連れ出して感動を共有できたらいいなぁと思っています。
それより、この雪でテレマークデビューがなかなか厳しいですね。
そっちのレコも楽しみにしていますよ
北アは蝶ヶ岳、南はここ鳳凰三山ですか。
自分はまだその片方しか見てないので、
正直今回の写真見てもあまりピンときません・・・
それが損しちゃってるって事なんでしょうね。
一度自らの両の目で見た景色ならば・・・
きっと同じ感動を共有する事が出来るんだと思います。
甲斐駒から鳳凰越しの富士も見てみたいですが、
こちらもいつか必ず 訪れてみますね
それとは別に、
> 甲府盆地の家々にも徐々に明りが灯りだす
この言葉を思い浮かべながら瞼を閉じると
自分にでもその時の景色が目に浮かんできます。
故郷・・・ いい響きですね。
棟さん・・・
去年の暮れの蝶ヶ岳断念の時に「ぜひ鳳凰へ!」って言ったの覚えてる?
同じ写真でも生で眺めた景色を写真で見るのと、ただ写真で見るのとでは感じ方が全然違うよね。
悪いことは言わないので、絶対鳳凰は登ってほしい。
もちろん甲斐駒もだけど・・・蝶ヶ岳好きな棟さんならまずは鳳凰!そう思う。
故郷って、ほんといいもんだよ。
その土地の良さやありがたみってのは離れてみないとわからなかったりするし、山ってのはその象徴的なものだと思う。
住んでないけど山梨を第二の故郷にしてもらってもいいよ
のんびりテント泊、Sanchanらしい山行ですね。
先日は甲斐駒・仙丈から鳳凰三山を見てましたが、そちらから見ると北岳のモルゲンが見られるんですね。北ア展望の蝶ヶ岳、南ア展望の鳳凰三山、次のテント泊候補に入れておこうかな。
しかし、長野甲府エリアは天気がいいですね。こちらは焼岳でしたが、稜線にでたとたん冬山の洗礼を受けました^−^;
souさん、こんばんは。
今回のテン泊の最大の目的は北岳のモルゲンでした。
夕日を眺めるなら西側、朝日を眺めるなら東側がいいですね。
モルゲン向けという意味でも蝶ヶ岳と鳳凰は良く似てる。
鳳凰は稜線でテント張れないのが残念だけど、燕と蝶ヶ岳をいっぺんに楽しめるようなお得感もあるので、ぜひ来年の冬は足を運んでみてください。
これから焼岳レコ、拝見しにいきます。
焼岳に向かう道中、車の中でsouさんと二人でsanchanは鳳凰三山やってるわって予想してたんやわね。
ビンゴ♪
安房峠越えると空が違うね。
あと、いくら暖冬とはいえ、夜は寒いんやろな〜。
やっぱ、冬山テン泊はレコで楽しませてもらいます。
yamachan、焼岳お疲れ様でした。
今回のような青空山行も、yamachanの焼岳のようなラッセル山行もどっちも楽しみたい今日この頃です(笑)
鳳凰当てられちゃいましたか・・・なんでわかったんだろ(笑)
山梨の冬って朝晩はめちゃ寒いんですよ。
放射冷却ってやつです。
日中は日が出るのでマシなんですけどね。
食わず嫌いは駄目です。
冬山テン泊も1回やってみませんか?
初めまして。
10日、日帰りで観音岳歩きました。
どうしても白峰三山のモルゲンロートが見たく、去年の大晦日に薬師岳小屋に泊まったものの、雪で願いかなわず、今年こそと思ったものの小屋が営業している年末年始は風邪をひいてしまい、ついぞ見れず仕舞いでした。
日帰りピストンではこんなモルゲン、見ることできないので羨ましい限りです。
テント持っていないので来年の年末年始こそは薬師岳小屋に泊まってモルゲンロート見てみたいものです。
素晴らしい写真のUPありがとうございます。
tomhigさん、はじめまして。
tomhigさんのレコも拝見させていただきましたが、南御室小屋〜苺平の間でお会いしているみたいですね。
そして私が知る中で最も南アルプスがお好きな方のようです(笑)
長期山行のチャンスである年末年始に風邪をひかれてしまったとは残念ですね。
その分、この連休は静かな鳳凰を堪能できたのでよかったのでは?と思ったりもします。
僕も日帰りが多いんですが、やっぱり山の醍醐味は朝晩の景色だと思っているので、今後も時間の許す限りテン泊を楽しみたいと思います。
tomhigさんもぜひテン泊デビュー、検討してみてください
Sanchan33さん、こんばんわ。
日曜の夕方。雲ひとつない富士山と、少し雲が掛かった南アルプスの夕空を、
山にいる人を羨みながら静岡側から眺めていました
夜叉神までは、土日祝は行けるんですね。
足の確保をしないといけませんが、雪の時期の鳳凰。
いいですね
fujimonさん、おはようございます。
今ほど雲取レコ拝見してきたところです。
雲取も例に漏れずすっかり夏山の様相ですね・・・
まだ行ったことがないので鳳凰と同じくぜひ雪の季節にテン泊で!と思っています。
確かに公共交通機関だと鳳凰とか甲斐駒とか行きづらいですよね〜
他の山も基本的に同じかもしれません・・・でもうまいこと使えば縦走とかしやすいのがいいですね。
僕は専らマイカーですが、たまに組み合わせてみようかなー。
富士山を間近に見ながら稜線歩きはいいですね。
毎回ですけど標高の高いところのアーベンやモルゲンっていいですね。僕はあまり他の方のレコ見ないのと泊まりはないんでそう思います。富士山の写真なんて今だからなのかお正月って感じですね。
touryouさんじゃないですが南アルプスはおろか八ヶ岳や中央アルプスも未踏な僕にはまったく土地勘ないですが写真を見ると行ってみたいという気持ちにはなりますね。まだまだ先の話ですけど・・
koueiさん、乗鞍お疲れ様でした。
GPSの必要性を痛感されたようで何よりです。
今回の鳳凰のようにほぼ夏道でマーキングもしっかり残っている状態なら地図だけでも行けますが、トレースなしのホワイトアウトとかだとGPSは必須ですね。
あまり南アルプスは山スキーヤーとしては遠い存在ですが、スキーにこだわらずぜひ登ってみてください。
色んな面で北陸の山とは異なるので新鮮に感じられると思いますよ。
Sanchanさん、こんばんはです。
私、夜叉神からの鳳凰がこの上なく大好きで大好きで、6回歩いてます。
火事場跡がお気に入り、すごく共感です
実は1/11(月)に、鳳凰行こうと思っていたんですよ。
でも風が強そうだったので、奥秩父に変更しました。
変更せずに、鳳凰に行っていれば妙なポーズで自撮りをしていればきっとそれは私だったかと思います(笑)
山梨の山を歩くことが多いですが、甲斐駒、鳳凰は別格で大好きです。
なんだか大好きという言葉が随所に出てきて、気持ちの悪いコメントですが、夜叉神からの鳳凰レコ、スバラでした。
お疲れ様でした。
ガーネットさん、こんばんは。
おお、ガーネットさんも夜叉神派でしたか!
ドンドコ沢は滝を見ながら歩けるという意味では楽しいんですが、やっぱり森の雰囲気や常に左手に白峰三山を見ながら歩ける点、南御室小屋のテン場の雰囲気、砂払岳に登り詰めた時の富士山の景色など、より魅力が大きいのは夜叉神ルートだと思っています。
火事場跡の開けた雰囲気もいいですよね。
11日、あわや劇的な遭遇となるところでしたね。
残念です。
僕も直前まで風の件で悩んでいたんですが、これを逃すとしばらく鳳凰は行けなくなる(スキー優先になってしまうので)と思い、ダメ元で行ってみました。
テントの中にいても風の音がかなりうるさくて、稜線大丈夫かなーと心配していましたが、思ったより風が強くなくてラッキーでした。
車山、甲斐駒、鳳凰、(八ヶ岳も?)等、ガーネットさんとは山の趣味が合いますね。
今年はぜひHTでご一緒させてください。
さんちゃん、出遅れゴメンなさい
白砂の稜線歩きと雪を纏った白峰三山。
良いですよね〜鳳凰三山
しかもテン泊でモルゲン満喫・・・ううっ直視できねぇ
また地蔵まで行こうかな、日帰りですけどね
言い飽きたけど、ホントに雪が無いです。
3月末に歩いた時より格段に少ないですよ
雪降らないからBCは当面延期ですわ
ロッソさん、こんばんは。
出遅れOK。
もっと出遅れたミラーさんという方が後ろに控えています(笑)
日帰り制限のあるロッソさんには酷なレコになりましたかねぇ・・・
早いところ転職でもして泊まり山行できるようにしましょう。
やっぱりね、ロッソさんも鳳凰好きでしたか。
あの山、ほんと万人ウケする山ですよね。
富士山、南アルプス、八ヶ岳、甲府盆地の眺望良し、歩き応えあり、奇岩・白砂で雰囲気良し。
北陸ではいよいよ本格的な冬がやってまいりました。
ということで、BCレコ上げまくりますよ。
ロッソさんのデビューをお待ちしています
Sanchanさん、こんにちは。
は、はずめますて・・・。
わたすは石川の田舎に住んでいますMillerと申すます。
お邪魔さすていただきます。
故郷山梨、いいですね〜。
「日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、
ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、
成人してふるさとを離れても、
その山の姿は心に残っている」。
・・・。
私のふるさとの山は白山であった」。
深田久弥さんの名文句でありますけれど、Sanchanさんにぴったりな文言ですよね。
故郷のお山に富士山があるってとてもすばらすいです。
わたすのふるさとのお山も白山です。
わたすも石川を離れた時には白山が恋しくなり、原付バイクで帰省する途中に山梨を通り抜けますた。
そすてその時にデッカイ富士山を初めて見ますた。
後にも先にもデッカイ富士山を見たのも山梨に行った?のもこれっきりです。
18時間掛けて石川に戻った時に眺めた白山には泣けますた。
故郷ってやっぱ良いね〜。
どうも、出遅れミラーさん、はじめまして。
田舎っプリでは負けていない山梨出身のSanでございます。
深田さんの名言・・・3年前に鳳凰に登ったときに強烈に意識していました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-245479.html
やっぱり子供の頃から眺めて育った山々は特別ですよね。
町並みは変わっても山並みだけは変わらない、昔の記憶のままに残り続けます。
ずっと山梨に住み続けていたらそれほど意識しなかったかもしれませんが、おかげさまで故郷のありがたみを肌身をもって感じることができます。
あ、誤解のないように言っておきますが、今となっては石川も第2のふるさと。
白山も心の山ですよ。
ってーことで、ミラーさんも山梨の山を登ってみてください。
山梨の山の魅力を知ってほしいというのもありますが、今より白山が好きになれるかも。
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