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Yamareco

記録ID: 7972022
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

上越国境・三国山で平日のんびりと雪山訓練

2025年04月04日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
16拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
5.2km
登り
632m
下り
623m
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5 km
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
1:05
合計
5:40
距離 5.2km 登り 632m 下り 623m
9:02
2
スタート地点
9:04
9:06
151
11:37
11:41
25
12:06
12:53
59
13:52
14:03
5
14:33
14:34
7
14:42
ゴール地点
適宜でウエアリング変更や足回り変更などの休憩をとっています。
360°展望のワラジカケマツノ頭の風下側斜面で昼食休憩。
天候 登山口は晴れ 稜線上は新潟側からの寒風・雪が時折
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道17号 新三国トンネル手前の三国峠上州口駐車場を利用
※国交省の高崎河川国道事務所のライブカメラ映像で道路や駐車場の除雪状況、駐車状況などを随時確認できます
コース状況/
危険箇所等
3月下旬の一気の温暖化で雪は大幅に減ったものの数日前からの寒の戻りで、上部は若干の積雪、下部も気温低下で腐った雪が少し締まった状況に戻ってくれていたおかげで終始アイゼンが効いて歩きやすい状態でした(午後の三国峠からの下り時は緩んだ雪に時折の踏み抜きはありましたが)。
ここ数日は誰も入っていなかったようで終始トレースは消失、踏まれた痕跡(雪の汚れや凸凹具合)らしきものを参考に歩きました。稜線上とワラジカケマツノ頭から三国山をトラバースする箇所はトレース跡も消失で新雪歩きに近い気持ち良さを味わえました。
登山開始からトンネル脇の下山完了まで終始アイゼン装着、登り上げた1530m平坦部でアイゼン+わかん装着、三国峠への下り途中でわかんを外してアイゼンのみに変更で行動しました。
三国峠経由の下山ルートは南面のため、下山ルートのすぐ脇に大規模な底雪崩が出来ていて、そのデブリが峠から少し先の谷底部分以降を埋め尽くしています。また電線側斜面も一部分で小規模なデブリが下山ルート上に流れ込んでいました。気温が高い日は峠ルート下山は注意が必要な状態です(登ってきたルートは安全でした)。
その他周辺情報 まんてん星の湯(猿ヶ京の日帰り温泉施設) https://www.mantenboshinoyu.com/
名前の通り、露天風呂エリア(ジャグジー風のもの含めて3つの露天が並ぶ)が広くて夜なら満天の星を見ながらの入浴が気持ち良さそうなところです。内風呂もあつ湯、ぬる湯、サウナ、水風呂が揃っていてゆっくり温泉を堪能できます。サウナ温度は低めというのもあり、水風呂が超冷たで1分も入ってられませんでした。
国道17号沿いのコンクリート壁の切れ目から入ります
2025年04月04日 09:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/4 9:07
国道17号沿いのコンクリート壁の切れ目から入ります
すぐアイゼンつけます
2025年04月04日 09:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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すぐアイゼンつけます
2025年04月04日 09:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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なんとなくの踏み後痕跡を辿って樹林帯をまっすぐに急登
2025年04月04日 09:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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なんとなくの踏み後痕跡を辿って樹林帯をまっすぐに急登
講師kazさん、いつもの爽やか笑顔
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講師kazさん、いつもの爽やか笑顔
わかん歩行のレクチャー中
2025年04月04日 10:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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わかん歩行のレクチャー中
1500mを越えて稜線平坦部でわかんを追加装着
2025年04月04日 10:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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1500mを越えて稜線平坦部でわかんを追加装着
適度に締まった雪面でわかんが効きます
2025年04月04日 10:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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適度に締まった雪面でわかんが効きます
2025年04月04日 11:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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三国山への最後の斜面を登ります
2025年04月04日 11:09撮影 by  iPhone 15, Apple
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三国山への最後の斜面を登ります
さあ、もう少しで頂上平坦部、上がればバッチリ展望の雪稜が待ってます
2025年04月04日 11:10撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/4 11:10
さあ、もう少しで頂上平坦部、上がればバッチリ展望の雪稜が待ってます
進行方向(新潟県側)は雪雲がかかっていますが、下の展望がありました。平坦な雪稜が山頂へと続きます
2025年04月04日 11:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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進行方向(新潟県側)は雪雲がかかっていますが、下の展望がありました。平坦な雪稜が山頂へと続きます
2025年04月04日 11:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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とりあえず三国山頂
2025年04月04日 11:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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とりあえず三国山頂
三国山山頂
誰もいないので3人で自撮りをする
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三国山山頂
誰もいないので3人で自撮りをする
青空と少しの霧氷と
2025年04月04日 11:47撮影 by  iPhone 15, Apple
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青空と少しの霧氷と
三国山頂から先の展望地・ワラジカケマツノ頭へ
2025年04月04日 12:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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三国山頂から先の展望地・ワラジカケマツノ頭へ
ワラジカケマツノ頭への最後の登りを頑張る女子2名
2025年04月04日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/4 12:05
ワラジカケマツノ頭への最後の登りを頑張る女子2名
さあもう少しだ
2025年04月04日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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さあもう少しだ
踏み後が消えて新雪真っ白のワラジカケマツノ頭は360°の展望地
2025年04月04日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/4 12:05
踏み後が消えて新雪真っ白のワラジカケマツノ頭は360°の展望地
眼下に苗場プリンスホテルも
2025年04月04日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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眼下に苗場プリンスホテルも
踏み後の消失した樹林帯の片斜面をトラバース
2025年04月04日 13:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/4 13:08
踏み後の消失した樹林帯の片斜面をトラバース
三国山からの下り斜面
イエ〜イ
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三国山からの下り斜面
イエ〜イ
ピッケルとストックでガンガン下ります
2025年04月04日 13:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/4 13:39
ピッケルとストックでガンガン下ります
上部の大規模な底雪崩が谷に流れ込んで大きなデブリを形成してました。雪崩の威力凄まじい
2025年04月04日 14:13撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/4 14:13
上部の大規模な底雪崩が谷に流れ込んで大きなデブリを形成してました。雪崩の威力凄まじい
上越橋が見えてきましたよ
左下にはデブリがあります
2025年04月04日 14:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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4/4 14:25
上越橋が見えてきましたよ
左下にはデブリがあります
ここでアイゼン外します
2025年04月04日 14:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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ここでアイゼン外します

装備

個人装備
雪山日帰り装備(歩行訓練として アイゼン わかん ストック ピッケル使用)

感想

神田山の会に入った新人がGW残雪山行の前に雪山経験値を上げたいというリクエストを受けて、コンパクトに雪山関連の要素を味わえそうな上越国境にある三国山へ行ってきました(そう言いながらkazもここは初めてなんですけどね)。
サンデー毎日なジジイのわがままで平日山行、道も空いてるし駐車場も余裕、余裕すぎて誰も入っていないし、トレースも消失でしたが、そのおかげで漫然と登るのではなく、地形や踏み後の痕跡を判断しての登りや急な部分での蹴り込みステップつくり、下りやトラバース部分での足の置き方やフラットフッティングなどをアイゼン歩行、わかん装着で実地経験してもらえて良かったです。
ピーカンな青空山行ではなかったけど、時折雪まじりの寒風が吹きつける天候でアイゼンもワカンも気持ちよく効く適度に締まった踏み後のない雪面歩き、雪山ならではの楽しみを感じてもらえたんではないかな。
まずはお疲れ様でした。

雪山に行く会メンバーの増強に少しは貢献できた山行でした(と自画自賛しときます)

三国山自体は駐車場からの標高差もそれほどでなく雪稜と絶景を味わえて、また稜線部分にはテント泊できそうな箇所もいくつかあり(三国山頂近くにイグルー跡もありました)、天気が良ければ楽しい雪山テント宴会山行ができそうなところでした。

今季の雪山はもうないなぁーと思っていた所、ちょうどお休みだったこともあり参加させていただきました。
ワカン装着は 覚えているようで全然ダメでアタフタ〜(^^;
銀世界の中、トレースのない雪面にルートを考えて道をつける!もう最高です☆
時間的に無理のない計画でNICEな山のチョイス、復習も沢山でき とても楽しい一日でした〜♪
ありがとうございました。

今回の訓練山行の生徒です。
予定しているGWの山行に不安があったので、経験豊かなのKazさんに事前訓練とその講師をお願いしました。
登りはじめてそこそこで「先頭、歩いてみる?」と言われ歩いてみたものの、トレースをつくるしんどさを初めて体験しました。
おまけに、雪面のわずかな痕跡を見つけられず、酔っ払いのようにあっちに行ったりこっちに行ったり…。無駄な体力を使ったことから、行先を注意深く観察し、効率的な進路を考えながら歩くことを学びました。
いつまでも先頭の交替をしてくれないkazさんを恨みはしたものの、途中からワカン訓練を十分にしていただき感謝です。だいぶワカンに慣れることができました。
稜線からの景色は素晴らしく、感動しました。白くて、美しく、静かでした。
下山では、ピッケルが埋まってしまい転ぶ自分と、一度もそうならないKazさんとの経験の差を感じました。
今回の山行でたくさんのことを学ぶことができました。
スキルアップできたし自信もついたので、予定しているGWの残雪期山行をいっぱい楽しみたいです。
kaz講師、ありがとうございました!

P.S いつもは優しいKazさんですが、山行中は「訓練だから!」となかなか厳しい一面も…。

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