南八ヶ岳王道コース(阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜〜硫黄岳)


- GPS
- 12:50
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
2日目:赤岳展望荘〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜赤岳鉱泉〜北沢〜美濃戸
天候 | 1日目、2日目とも快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にコースは問題なし。 赤岳頂上〜硫黄岳付近の日陰は凍ってました。 9/25にかすめた台風が降らせた雨が、その後吹き込んだ北風で冷えたせいでしょう。 赤岳は夕方、稜線付近風がやや強くなってました。 横岳のカニのヨコバイは大渋滞。15人くらい対向がいました。 以下写真 Nikon D300 SIGMA 10-20mm f/4-5.6G EX DC HSM (stk) |
写真
感想
25日、朝起きると土砂降りが。。メンバから「今日ホントにいくの??」という電話が相次ぐ。うちに前泊している副部長H内氏は、「はれるからOK!」と即答。
東名を走っている最中はひどい雨だったが、中央道へ移ってからは快晴そのもの。途中、御殿場でクマの対処法の話題で盛り上がってI.C.下りそこねたのはご愛嬌という事で(笑)
ちなみに、今回仕事の都合でこれなかったS木宴会班長が、欠席裁判により雨男のレッテル貼られる事になってました(笑)
登山口の美濃戸はかなりの荒れ道であり、F本隊員の車ではいけないので、自分のX-TRAILを往復させて8人運んだ。途中、道を歩いている登山者にはなんとなく迷惑かけた感じ。とはいっても下山時もやりましたがw
山は快晴そのもの。台風一過で最高の天気。だが空気は締まっていて肌にひんやりくる感じ。
当初硫黄岳山荘までいって宿泊する予定だったが、行者小屋についた時点の時間から判断して、きつそうだったので予定変更。赤岳展望荘泊とした。余裕があると判断し阿弥陀岳ピストンを急遽取り入れたが、これがよくなかったか。。赤岳についたのはまたもや山屋失格の17:30! 小屋の人の機嫌はわるかったそうな。。F本隊員わるかったね〜
小屋は予想に反してかなりの混雑。台風のおかげで空いているかな〜という期待もあったが、まったくそんなことはなし。夕飯はバイキング形式だった。山小屋では初めて。たらふく食って布団でくつろいだ。
ここは風呂があることでも有名。K城装備隊長はゴエモン風呂に挑戦。自分は垢がたまりまくってるだろ〜と判断し入らなかった。が、後で聞いたらシャワーもあり流せるので、そんなに気にならないとの事だった。
持って行ったウイスキー250mlくらい飲んだが、夜はいつも通り眠れず。
寝ている途中夜景がきれいかな、と思い外に出た。タバコを吸いに出ている人が何人か。さすがにこの時間は寒い。。夕方の稜線で0度だったので、確実に氷点下にはなっているだろう。何枚か撮ったが三脚なしで岩に置いただけなのでいいのは撮れず。
朝は5時過ぎに準備開始。食事は5時半。5:50の日の出に備えて早く食べる。しかし5:40くらいに窓の外が真っ赤に!(宿の掲示板に)だまされた!という思いでソッコーで外に出るがモルゲンロートの赤みは弱くなりかけていた。不覚。。。
とはいえ朝日を浴びた赤岳はきれいなので横岳方面へダッシュして何枚か撮った。ブロッケン現象も一瞬確認。
6:30前にはパーティー出発。横岳方面へ向かうパーティーは案外少ないようで、空いている稜線は気持ちが良かった。横岳の岩場もメンバは特に問題なく通過。カニのヨコバイ付近はすれ違いが15人ほどいて、岩場のテラスは大渋滞に!(写真参照) これは正直いったもの勝ちといった雰囲気でした。ここらの日陰の岩や鎖は昨日の赤岳頂上付近と同様、凍りついてました。
最後の登り返しを終えた硫黄岳で小休止し一気に赤岳鉱泉へ。鉱泉のウッドデッキが大幅に拡張されて大人数の食事もOKな感じでした。
その後はひらすら北沢を下りたのだが、堰堤広場付近ですれ違った人に「クマがいたので気をつけてください」との忠告。山を登っていったとの事だったが初めての事なので緊張がはしった。とりあえず色々と盛大に音を出して、近づかないよう用心。結果、合わずに済みました。1時頃には美濃戸着。中央道の大渋滞には巻き込まれない時間に帰れました。。(が、避けようと東名迂回したらそっちの大渋滞に巻き込まれここに来てフーファイ失敗。。。すんなりいかんもんだな〜〜)
<全般>
赤岳は先月登っているし八ヶ岳は今年4回目。
でも、今回核心の赤岳〜横岳の鎖場は、今回初体験で、待ちに待ったルートです。
厳しいものを予想していましたが、天気が良かったせいか、
気持ちよく登ることが出来き、あまり怖さは感じませんでした。
<泊まり>
夏山小屋の大部屋泊は始めての経験。
食事はバイキングで沢山喰いまくります。満足。
で。食後は天水五右衛門風呂も堪能。最後の時間帯で入浴。
天水五右衛門風呂は、雨水をためた風呂で、直径2mくらいある鉄釜。
先行の方が2名ほどいましたが自分が入ると直ぐに出て行ったので、ほぼ一人で占有。
遅い時間帯で、雨水を貯めた風呂っていことで覚悟して入ります。
実際、若干白い湯船でしたが、鉄の匂いはするものの何か浮いているとか無く
とにかく疲れた体には癒されます。気持ちよいです。
風呂にはシャワーも付いてるので、最初と最後は洗い流し出来るからサッパリです。
先行の方とも、稜線で風呂に入れるとは思わなかった。
疲れが取れますね〜と盛り上がります。
風呂の後は、寝床に。
封筒型シュラフなので多少はプライベート感はあるものの暑苦しい。
耳栓をして、強引に寝ました。
<御来光とブロッケン現象>
朝食を素早くかき込んで、外にでます。
雲を抜ける感じで、御来光が見えました。今日も良い天気です。
ふと行者小屋方面の雲を見ていると、自分の立っているピークの影がクッキリ。
さらによく見ると、自分の影まで見えます。
手を振ると雲に写った影も手を振りますし、影のまわりに不思議な虹が出来ていました。
不思議な光景でした。
<食事>
朝、夜は山小屋でしたが、昼食は雑誌の記事でスキムミルクが使えることを知って、
コールドミール(+フレーク)でチャレンジ。
日中の暖かい時間であれば、沸かさないで済むので便利だし軽いし良いです。
今回は、その他の食事も可能な限り途中の山小屋で取ったので
結局、燃料は未使用。軽くて楽チンな山行になりました。
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