木曽御嶽山(王滝口-頂上-黒沢口)
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- GPS
- 23:25
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,679m
コースタイム
【10月2日(土)】
田ノ原<王滝口登山口七合目>(標高2180m/10:40/登山開始)-
八合目(11:29)-九合目(12:15)-王滝頂上(12:33)-八丁ダルミ(12:39)-
御嶽山剣ヶ峰頂上(標高3067m/13:11)-一ノ池のド真ん中(13:27)-
一ノ池外輪山北端(13:39)-サイノ河原(14:14)-白竜小屋(14:38)-
三ノ池上部(14:52)-五の池小屋(飛騨頂上)(標高2811m/15:05)
【10月3日(日)】
五の池小屋(飛騨頂上)(標高2811m/6:07/下山開始)-三ノ池(6:28)-
女人堂(7:51)-行場山荘(8:50)-日野小屋(8:58)-
黒沢口六合目中ノ湯(9:20)-鹿ノ瀬(10:05/全行程終了)
天候 | 【10月2日(土)】晴れ 【10月3日(日)】晴れ、早朝は濃霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【★往路★】 々皹濟(東京)-木曽福島(JR中央本線/3060円/鉄道の日記念キップ1綴) ¬攸省‥膠-田ノ原(王滝口)(おんたけ交通バス/1500円) 高円寺(東京)4:27-5:13高尾5:14-5:51大月5:54-6:43甲府6:46- 8:13塩尻8:16-8:58木曽福島(JR)。木曽福島9:10-10:25田ノ原(バス)。 【★復路★】 ーノ瀬-木曽福島駅(おんたけ交通バス/1500円) ¬攸省‥-塩尻(JR中央本線/運賃740円/特定特急券自由席630円) 1尻-荻窪(東京)(JR中央本線/3060円/鉄道の日記念キップ1綴) げ窪から地下鉄丸ノ内線190円区間 鹿ノ瀬11:20-12:15木曽福島(バス)。木曽福島12:25-12:52塩尻12:58- 13:54小淵沢14:07-16:34高尾16:37-17:10荻窪(東京)(JR)。荻窪から 地下鉄丸ノ内線190円区間。 おんたけ交通バス時刻表(旧:名鉄グループ) http://www.rosenzu.com/ontake/ 【●山小屋情報●】 五の池小屋(1泊2食8500円/1泊夕食7000円/北アルプス式小屋) http://www.asahi-net.or.jp/~hv4n-ickw/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に見て危険ヶ所はありませんが、白竜小屋から三ノ池へ行く道(三ノ池上部歩道)の入口は崩れていて20mくらい上を巻きますが、私は今回、間違えて迂回路(巻道)を無視してガレ場を横断してしまいました。ここの部分は霧が濃い時は解かりにくいので十分に注意して下さい。他には一ノ池外輪山北端の童子乃塔から二ノ池新館方面に下りる道も急峻の岩場ですので十分に注意して下さい。さらに他には黒沢口七合目行場山荘から六合目中ノ湯までは登山者が極端に少なく、鬱蒼とした樹林帯のショボ山ですし、ツキノワグマの生息地でもありますので、鈴やラジオは必ず鳴らして下さい。ところどころに熊の糞があります。 |
写真
感想
【★感想と解説★】
今回は今年3回目の木曽御嶽山の登山で、木曽御嶽山には毎年3〜4回は登っております。この時期の木曽御嶽山の見所は紅葉です。今年は北アルプス全体(木曽御嶽山〜白馬三山)でも今夏の猛暑の影響で例年よりも紅葉が二週間ほど遅くなっているとの事でした。したがって木曽御嶽山の紅葉も六部染めほどで、いつもならこの時期には真っ赤な筈ですが、今回は少し物足りないような感じでした。
まず始めに王滝口七合目の田ノ原から王滝頂上へ登りましたが、この付近の紅葉はまだまだでしたがススキの穂は鮮やかでした。王滝頂上から御嶽山頂上までは昼間にもかかわらず冷風が吹き、まさに初冬の雰囲気を醸し出しておりました。頂上付近の僧房系の小屋は全て戸締りをして閉鎖して哀愁の美、もしくは夏山の黄昏時を漂わせておりました。そして御嶽山頂上は登山者でごったがえしておりました。頂上からは三十六童子(一ノ池外輪山)を通る筈でしたが、登り返しが面倒臭いので一ノ池のド真ん中を横断して二ノ池脇を経由してサイノ河原へ行きました。サイノ河原は紅葉の度合いが他よりも良く七分半染め程で、ほぼ満足できる紅葉度でした。ここから白竜小屋を経由して三ノ池上部歩道を通って五の池小屋へ行きました。
五の池小屋は1998年までこの場所にあった御嶽小屋の新築小屋で、1999年に台風で御嶽小屋の屋根が飛ばされて崩壊してしまいましたので、西暦2000年に急遽、小坂町(現:下呂市)が建て直して『五の池小屋』と命名したものです。私は今年でこの小屋への宿泊は2002年より9回目で、御嶽小屋時代は6回目で計15回目の宿泊です。ちなみにこの小屋は御嶽山で唯一の北アルプス式の小屋ですので、宿泊者は先着順に2階ベッドに案内されます。今回は1つの布団に2人で50人収容可能の小屋が80人と満杯でした。そしてここの夕食は頂上の5小屋の精進料理とは違い北アルプスの普通の小屋でだしている料理とほぼ同じです。そのかわり1泊夕食で7000円ですので北アルプスの中では一番安いです。ちなみに今回は一つの布団で2人で、右隣はイビキがうるさい35歳くらいの男性で、どうしょうもないのでジャンパーを着て毛布を持って食堂の居間で人が寝ていないわずかな隙間を探して、そこで寝ました。ファーストクラスではありませんがビジネスクラスくらいの気分でほぼ快適に朝までぐっすりでした。
早朝はガスガスの天気で今年最後の御嶽山の御来光は見れませんでした。そして霧の中を黒沢口八合目女人堂まで下り、女人堂から七合目行場山荘を経由して六合目中ノ湯へ下りました。行場山荘から中ノ湯まではツキノワグマの生息地帯なので久々に鈴を付けました。そしてこの時期は中ノ湯からのバスがありませんので、鹿ノ瀬(ロープウエイの下界の駅)まで歩いて鹿ノ瀬から木曽福島行のバスに乗りました。今回は今年最後の良き登山になりました。機会があれば木曽福島からのバスは今年の11月3日まで運行されてますので日帰登山も検討しております。
もう、3000m級は紅葉ですね。すっかり秋色に染まって見えます。お元気で登山継続されているようで何よりです。
北アルプスを楽しむのは今の時期だけです
来月も終わりになると登れる山はショボ山だけに
なってしまいますので今のうちに楽しみます
頂上からは三十六童子(一ノ池外輪山)を通るを先日歩いた時は久しぶりでしたので、目まぐるしく変わる景色に夢中となっていました。
そういえば飛騨側を覗いた時、かなり下の方に大きな人工物が見えましたが地図を見ても何もあるようでは無いのです。
山男さんはご存知ですか?
三十六童子(一ノ池外輪山)は天気が良いと飛騨側の景色
が最高ですので私も好きです
>かなり下の方に大きな人工物が見えましたが地図を見
ても何もあるようでは無いのです。山男さんはご存知
ですか?
濁河温泉のホテル御岳です
一ノ池外輪山から見える大きな人口物はホテル御岳に間
違いないと思います
同じ日に泊まってましたー。わたしも寝袋で居間に移動しようか小一時間(いや、もっとながいこと)悩んでました笑
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